
LINE@って一体なに?LINEとの違いや、登録方法~機能のまとめ
「LINE@」という言葉を聞いたことはありますか?国内で約8,000万人が利用している、今やコニュニケーションツールの代表格LINEが提供しているサービスのひとつです。
「LINE@ってなんだろう?」
「LINE@が便利って聞いたけど、どう便利なんだろう?」
この記事では、LINE@について興味のある人や理解を深めたい人向けに、LINE@とは一体なにか?どのような機能があって使い方ができるのか?について、まとめてご紹介しています。
LINE@ってなに?LINEとどう違うの?
まず最初に、LINE@とは?についてですが、カンタンに言うと「ビジネス用のLINE」です。
LINEがなにかというのは今さら説明不要だと思いますが、チャットしたり通話したり、写真送ったり、個人間でのやり取りをするツールですよね。若者メインのサービスになるかと思えば、今やうちの祖母も利用しているくらい、老若男女問わず利用されています。
そのLINEの圧倒的なユーザー数や利用率から、LINEを利用したマーケティングや集客を取り入れたいとするビジネス目的で存在しているのが、この「LINE@」です。
LINE@のメリットは?
1、LINEで情報発信ができる
2、無料で始められる
3、機能が充実してる
ひとつずつ具体的に説明します。
LINEで情報発信ができる
ユーザーに情報発信する方法のひとつとして一般的なのが、「メルマガ」ですよね。メルマガを登録する時は、会員制サイトに登録する時だったり、オンラインショップで買い物する時など、登録先のサービスや商品、お店に興味があって登録しますよね。SNSで言うところのフォロワーみたいなイメージです。
自社に興味を持ってくれてるユーザーに対して、セールの案内、新商品の案内、イベントの案内、急な定休日の案内など、一斉に情報配信できるのはとても大きなメリット。「配信する日付や時間を自由に設定できて、大きな投資が不要」という使い勝手やコスト面もメリットに挙げられます。メルマガの定期購読を通じて、ユーザーとの距離を縮められる効果も期待できます。
その一方で、メルマガの平均開封率は約10%、配信されてから1時間が開封のピークとされていて、開封率は曜日や配信時間、タイトルに大きく影響を受ける傾向があります。
筆者自身、企業でメルマガの内容の企画・執筆から、配信・分析まで担当していたことがあるのでよくわかりますが、有効利用するにはさまざまな知識やテクニックが必要となります。
自分がメルマガを登録してる側でも分かると思いますが、興味があってメルマガ配信を希望したものでも、読むものもあれば読まないものもある。会社のアドレスで登録してるものは休みの日には読まないし、個人アドレスでも迷惑メールボックスに入ってしまえば気付かずに終わるなんてこともザラです。
これがメルマガではなく、LINEで情報発信に変わったらどうでしょうか?
中身をちゃんと読む読まないは別として、まずは気が付きますよね。配信時間や曜日がいつであっても。メルマガと比べたら開封率は圧倒的に高いでしょう。
こう考えた時に、同じように情報発信することに費やす時間、効果がLINEの方が良いのでは?と思うのは自然なことだと思います。また、LINEでの配信はビジネスメールと違って、挨拶文や結びの文がなくて良いので、要点がパッと目につきやすいのもメリットと言えます。
無料で始められる
LINEでは数年前からビジネス用アカウントとして、大企業向けに「LINE公式アカウント」、中小企業向けに「LINE@」を提供していました。
導入コストの高さや、利用できる機能面からさまざま課題を抱えていたようですが、2019年4月からサービスが統合され、月額0円~の利用が可能となっています。
無料プランだと使える機能や月の配信数に制限はありますが、LINEを使った集客や宣伝が自社の商品やサービス、店舗にとって有益なものか、お試しで使えてしまうのは大きなメリットでしょう。しっかり運用すれば、コストを抑えて利益を最大化することに一役買うことは間違いありません。
機能が充実してる
詳細は以下別項目で説明しますが、LINEでクーポンを配信したり、ポイントカード機能やアンケート機能を使うことができます。さらに、例えばクーポンを配信したとして、それがどのくらい開封されて使用されたかを確認できるので、効果測定もしやすい仕様になっています。
人手不足が原因で、施策をやって検証までいけずにやりっぱなしになっていたり、データは蓄積してるけど分析はしてなかったり、大企業でもありがちなことです。これらがパッと見でわかるようになるのはかなり便利。
1~2人でやっている小さな店舗の人とかで、あまり時間が確保できないという人や、とにかくコスト削減をしたい人。クーポンとかポイントカードを作る制作費を抑えるという面でもメリットと言えるでしょう。
「実際利用している企業や店舗は成果を得ているのか?」
LINE@の公式サイトから、導入事例をいくつかご紹介します。
カラオケ店の事例(http://blog-at.line.me/archives/52043722.html)
・課題に感じていたこと
時間帯によって集客の波がある。特に深夜帯の利用率を伸ばしたい。
・LINE@導入のきっかけ
LINEの利用者数の多さ、タイムリーに配信・投稿できること、そして導入コストが安かったため。
・LINE@による施策
リサーチでどのクーポンが欲しいか?お客さんに選んでもらい、票の多かったクーポンを友達登録してる人全員に配布。また、1:1トークでの予約や問い合わせ対応も実施。
・成果
課題だった深夜帯の集客が昨年対比160%。
店頭でのLINE@登録呼びかけにプラス、友達になってくれた人からその友達にシェアしてもらうことで、登録数を伸ばしているようです。LINE@利用前はDMによる情報発信をしていたようですが、DMの準備に時間がかかっていた点も解消されています。「時間的なコストを減らし、集客数・売上げを伸ばす」まさに成功事例ですね。
焼肉チェーンの事例(http://blog-at.line.me/archives/50195481.html)
・課題に感じていたこと
メルマガによる情報発信をしていたが、開封率が低く、そもそもメール自体の利用率が下がっているということから、代替え案を探していた。
・LINE@導入のきっかけ
系列店で試してみて、反響が良かったので安楽亭にも導入した。
・LINE@による施策
リッチメッセージでのクーポン配信。
・成果
メルマガでは反響が0.1%だったのが、LINE@では平均1.6%。同じ内容を配信しているのに、月の全店売上が600万円増加。
大手ならではですが、各店舗にLINEの友達登録を増やす施策を預け、成果が良いところのやり方を横展開して、さらに友達登録を増やすことができたようです。メルマガとの差は歴然ですね。
酒屋さんの事例(http://blog-at.line.me/archives/51764453.html)
・課題に感じていたこと
ポスティングチラシによる情報発信をしていたが、ポスティングすること自体が難しくなっていたり、ポスティングできてもすぐに捨てられてしまう、情報が届きづらい状況を改善したかった。
・LINE@導入のきっかけ
ポスティングチラシの代替えとして導入。
・LINE@による施策
クーポンの配信と、これまで注文の窓口は電話のみだったところに、1:1トークを活用。営業時間外の注文も受け付けられるようにした。
・成果
クーポン利用できる商品の売上げの約半分がLINE@経由。LINEで注文いただいた分を配達前の時間に準備できるようになって時間が効率的に使えるようにもなったそうです。さらに、電話だとコミュニケーションが取りづらいけど、テキストなら写真で伝えやすいということで、外国人の方からの利用も増えたようです。
売上げ増加、時間削減、ユーザビリティの向上と、導入の成果は文句なしではないでしょうか。
この他にもさまざまな業種業態、個人のお店から中小企業、大企業まで、多くの利用者からLINE@は支持を集めています。新たなツールだと操作に慣れることから始めなくてはいけませんが、LINEであれば日常的に利用してるツールなので、パソコンが苦手な人でも「LINEならできるかも」と思える、最初のハードルの低さも魅力だと思います。
LINE@の登録方法について
・パソコンでのログインはこちら:https://admin-official.line.me/
・アプリのインストールは以下から
App Store:https://lin.ee/69juoS7/lapm
Google Play:https://lin.ee/e9KyfGj/lapm
パソコンでのアカウント登録の流れ
1、https://admin-official.line.me/をクリックして、通常のLINEの登録情報を入力
メールアドレスは、LINEのホーム画面左上の設定→アカウントから確認できます。
パスワードがわからない場合は、以下参照ください。
http://manual-at.line.me/archives/1062598960.html#pass_unknown
2、認証コードの入力
パソコンの画面に表示された4桁の数字をスマホのLINEアプリに現れる入力画面に入力します。
スマートフォンでLINEのアプリを開くと、認証コードを入力する画面が自動で表示されます。
3、ログインする
認証が終わると上の画面が表示されるので、ログインします。
普段利用してるLINEアカウントでログインできますが、もしアカウントを分けたいようであれば、新たにメールアドレスとパスワードを登録して、ビジネスアカウントを作成することもできます。
4、アカウント情報を入力
アカウント名、アドレス、業種を入力するのみです。※登録後に変更可能。
5、管理画面(LINEオフィシャルアカウントマネージャー)
管理画面はここからログインができます。
旧LINE@では、LINE@マネージャーと呼ばれていましたが、名称がLINEオフィシャルアカウントマネージャーに変更になりました。
【LINEオフィシャルアカウントマネージャー】⇒ https://manager.line.biz/
右上の設定から、プロフィール画像や背景画像の設定、アカウント情報の編集が可能です。
LINEと言えば、まずは「友だち」ですよね。友だちがいなければ情報発信する相手もいないわけで、いくら素敵な配信内容を準備しても意味がありません。
自分が作成したLINE公式アカウントには、どのように友だちは追加すればよいのか?
管理画面の左下にある「友だち追加」をクリックすると、【URL、QRコード、ボタン】と表示されます。
URLはクリックすると友だち登録できるので、まずは身近な人にSNSやメールでシェアして友だちになってもらう時に利用するのに便利です。
QRコードはタグをコピーしてSNSやサイトに貼り付けることもできれば、ダウンロードして画像としてポスターや看板に設置する利用も効果的。
ボタンはサイト用です。Webサイトやブログに設置して、ワンクリックで友だち登録が可能です。
店頭に設置してる看板やポスターにQRコードと友だち登録促進のメッセージで目立つようにしてるお店や、スタッフの声かけで直接登録促進をしているところが多いようです。あまり控えめな登録推奨よりも、目立つように友だち登録のメリットを訴求した方が行動に移してもらいやすいのかもしれませんね。
友だちが増えてきたら、次は情報発信。
管理画面左上にある「メッセージ配信」をクリックすると、「メッセージ作成」ができます。
上から説明していきますと、まず配信先ですが、「すべての友だち」と「属性で絞り込み」が選択できます。ただし、属性で絞り込みは友だちが100人を超えてから利用できるようになります。【性別・年代・居住地】で属性を分けて、メッセージ配信をすることが可能です。
配信メッセージ数は、プランに応じて月間に配信できるメッセージ数が決まっているので、配信数を調整したい時に便利な機能です。詳しくは以下参照ください。
プランの補足
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フリープランの無料の1,000通は、例えば1,000人に1通のメッセージを送ったら、次の月まで何もメッセージの送信ができなくなります。これは一斉送信だけではなく、個別のやり取りも一緒です。100人と10回やり取りすれば、それだけで1,000通を使ったことになります。
プランを決める時は、友だちの数と、友だちが1人増えた時に何回メッセージのやり取りをするのか?一斉送信をどれぐらいするのか?を考えた上で、プランを決めてください。
プランは自動的に上がるということはありません。
例えば、フリープランで無料の1000通に達したら、メッセージが配信できなくなります。
配信の必要があれば、プランを申し込めばメッセージの送信が可能になります。
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LINE公式アカウントでは、いろいろな形でメッセージを配信することができます。
メッセージ配信の形は、この後に説明していきますが、どのプランでも使える配信は同じです。
プランによって異なるのは、料金と配信数です。
配信日時は「今すぐ」もしくは、日付と時間を指定して、予約配信とすることも可能です。タイムラインに同時投稿するかも選択可能です。
最後に本文の入力ですが、テキストを入力すると自動的に右側のプレビューに反映される仕組みになっています。いちいち表示画面を確認する必要がなくて、かなり使いやすいです。ここでは、テキスト以外、スタンプ・写真・クーポン・リッチメッセージなどの中から、配信内容を選択できるようになっています。配信できるメッセージについては次の項目で説明しますね。
◆配信できるメッセージ一覧
・テキスト
・スタンプ
・写真
・クーポン
・リッチメッセージ
・リッチビデオメッセージ
・動画
・ボイスメッセージ
テキストやスタンプ、写真、動画といったところは説明するまでもないと思いますので、クーポン、リッチメッセージがどのようなものかについてご紹介します。
・クーポン
LINEで配信できて、LINEの画面を見せれば使えるクーポンです。
管理画面の左のメニューにある「クーポン」から、クーポンの作成が可能です。
クーポン名から画像、公開範囲、使用可能回数など、細かく設定することが可能です。LINE配信だとクーポンに気付くのも早いので、タイムセールもやりやすいのが魅力ですね。
・リッチメッセージ
画像にテキストを載せて、簡潔でわかりやすいビジュアルにまとめたメッセージのことです。以下のようなイメージ。※LINE公式サイトより引用
管理画面の左のメニューにある「リッチメッセージ」から作成が可能です。
・リッチビデオメッセージ
動画によるメッセージ配信+動画再生後に外部サイトなどへの誘導が可能です。以下のようなイメージ。
※LINE公式サイトより引用
動画配信のメリットは、言葉だとニュアンスが伝えづらいことだったり、文章でしっかり説明しようとすると長々してしまうコンテンツがサクッと届けられることでしょう。ちょっと疲れてる時なんか特に、「読む」よりも、「聞く」方が楽だったりしますよね。
YouTubeを観る、YouTubeに出ることが生活の一部となっている人が多い昨今、プロが編集していない動画や、一般人が出演してる動画を視聴することも当たり前になっています。ここが良い意味でビデオメッセージのハードルを下げていますし、現代向けのツールと言えるでしょう。
管理画面の左のメニューにある「リッチビデオメッセージ」から作成が可能です。
・推奨フォーマット:MP4、MOV、WMV
・フルサイズ:200MB以下
その他の機能や料金について
・アカウントページ
企業やブランドの情報を掲載できるページです。例えば飲食店だったら、営業時間やアクセスといったお店の基本情報から、写真をアップしたり、予約やクーポンの導線を用意したり、フェイスブックやインスタの自分紹介のページのような、ホームページみたいなものが作成できます。
「気になったお店はとりあえずLINE@登録しておこう」というユーザーだった場合、なにか情報配信をした時に、「ここなんだっけ?」となることもあるでしょう。そんな時にアカウントページがあれば、ふと思い出して行動に繋げやすいですよね。
管理画面の上段メニューから「アカウントページ」の設定が可能です。
・タイムライン
タイムラインは馴染みがある人も多いのではないでしょうか。チャットのすぐ横にある、いわゆるインスタやフェイスブック、ツイッターの投稿と同じで、メッセージとは別に広域に情報発信をするのに適した機能です。
登録してるアカウントが「マイ公式アカウント」としてまとめて表示されるので、そこを見れば、配信してる情報を一覧で表示することが可能です。ユーザーからすれば自分が興味ある企業のサービスや商品、お店の情報を集めることができる【自分専用の情報収集場所】という感じですね。
投稿した情報に対して、以下3つの設定をすることができます。
・いいね/コメントを受け付ける
・いいねのみ受け付ける
・どちらも受け付けない
”いいね”や”コメント”で、ユーザーの関心度合いを測ったり、コミュニケーションを取る場所として活用することもできます。
管理画面の左のメニューにある「タイムライン」から作成が可能です。
・チャット(1:1トーク)
これはまさにLINEそのものですね。友だち登録してくれた人たちと1対1のチャットができる機能です。
管理画面の上段メニュー「チャット」から利用可能です。
問い合わせや注文を受け付けることに使っている人が多いようです。通常のLINEとは違う点が1つあって、それは「友だち全員とチャットできない」という点です。
どういうことかと言うと、「友だち登録をしたユーザーから、トークが届いて初めてチャットが出来るようになる」んです。つまり、友だちが1万人、10万人と増えていっても、ユーザーがトークしてきてくれなければチャットは使えないということです。トークできるようになれば、複数ユーザーとのグループチャットでのやり取りも可能になります。
ちなみに、友だち登録してくれただけの時点では何人登録があるかはわかっても、誰が登録してくれているかも確認することはできません。
余談ですが、以下はLINE社が公表しているLINEのユーザー属性です。
「LINEのやり取りって若い人向けじゃない?」
と思われるかもしれませんが、利用者は40歳以上でほぼ半数の割合を占めています。
LINE@を有効利用してる多くが、「1:1トークで顧客との距離をグッと縮められて、集客・売上げアップに繋がってる」と回答しているのを見ると、この1:1トークの活用が今の時代に合ったやり方であることが伺えます。
問い合わせや注文の窓口として1:1トークを利用したい場合は、「LINEでもやり取りできますよ」と、ユーザーにわかりやすく案内・誘導するのがポイントでしょう。
・自動応答/キーワード応答機能
ユーザーからトークで話しかけられた時に、1:1トークを使わず、メッセージに自動で応答するよう設定することも可能です。
友だちの数が多すぎて、1件1件の対応が難しい場合や、営業時間外に設定すると非常に便利ですね。応答機能を使った事例を見たい方はこちら。
この機能をうまく活用することによって、「時間のコスト削減」が期待できます。
例えば、よくある質問なんかをキーワード応答で設定しておくのは有効です。ログインIDを忘れた方は「あ」、パスワードを忘れた方は「い」と入力してもらうようにして、対処法を自動で応答するようにしておくという使い方ですね。営業時間外にきた問い合わせなどに対する一次対応や、例えば社内研修で〇日まで返信ができませんといった事情の説明にも有効です。
ちなみに、自動応答機能と1:1トークは併用ができません。営業時間中は1:1トーク、営業時間外を自動応答とするような使い分けをしているところが多いようです。
管理画面の左のメニューにある「応答メッセージ」から作成が可能です。
・メッセージ配信可能数/料金、支払い方法
メッセージの配信可能数や月額プランは、管理画面右上の「設定」から、確認・変更が可能です。
支払いは各種クレジットカードが対応しています。
・権限管理
LINE@のアカウントを複数人で管理したい場合に、メンバー追加をすることで管理者を増やすことができます。管理画面右上の「設定」からメンバー追加が可能です。
◆その他の機能 <簡易説明と例だけ。詳細はそれぞれ別ページに飛ばす>
・クーポン/抽選
LINE@で手軽に作成、配信できるクーポンです。割引、キャッシュバック、プレゼントなど、クーポンのタイプを選ぶことから、公開範囲や使用回数など、さまざまな詳細設定をすることが可能です。また、クーポン作成の時に「抽選」を選び、当選した人に向けたサービスとすることもできるようになってます。
詳しくはこちらの記事で詳しく解説しました。
・ショップカード
いわゆるポイントカードです。よくカフェとかに紙のポイントカードがあって、買う度にスタンプ押してもらって、10回買ったら11回目にコーヒー1杯サービスってありますよね。それのLINE版です。LINE@で簡単にショップカードが作れるので、紙ではなくデジタルでポイント管理するというものです。
紙でショップカードを制作する手間も費用もいりませんし、スマホならみんな基本常に持ってるので、カードを忘れてしまったということも防げてとても便利。
詳しくはこちらの記事で詳しく解説しました。
・リッチメニュー
トーク画面を開いた時に、画面下部に表示されるメニューのことで、通常のLINEには無い、LINE@ならではの機能です。メニューの形はさまざまテンプレートがあり、外部サイトへの誘導も可能。イメージは以下参照ください。※LINE公式サイトより引用
詳しくはこちらの記事で詳しく解説しました。
・リサーチ
LINEユーザーからの意見を集める、いわゆるアンケート機能です。メッセージ配信もしくはタイムラインに投稿して、ユーザーに問いかけることができます。カラオケ店のLINE@導入事例を前述しましたが、その事例では、ユーザーに欲しいクーポンはなにか?とリサーチをして、票の多かったクーポンを配信することで好評を得たという活用方法が紹介されていました。
詳しくはこちらの記事で詳しく解説しました。
・分析
分析では、友だち増加の推移やブロックされた数、メッセージ配信・タイムライン投稿の詳細データ、クーポン・ショップカードの利用状況などが確認できます。分析として使えるデータが十分揃いますし、初心者にとってもわかりやすく、無料で使うには文句なしの機能です。
・プレミアムID
アカウント登録すると、「ベーシックID」と呼ばれる、機械的に自動抽出されたIDが付与されます。これを例えば店舗名とか商品の名前とか、もっとわかりやすいものに変えたい!という場合、プレミアムIDを購入することで任意のIDを設定することが可能となります。
変更方法は管理画面の設定から。有料サービスとなっており、初年度は2,592円(税込み)、2年目以降は1,296円。プレミアムIDは購入完了後”変更不可”なので、この点はご注意ください。
・アカウントを削除した場合は?
もしアカウントを削除したいとなった場合は、管理画面の設定の最下部に「アカウントを削除」とありますので、ここから削除可能です。
デバイスごとの機能別比較表
LINE@はパソコンとスマートフォンどちらからでも操作可能です。
ただし、一部パソコンからでなければ設定・作成できない機能がありますので、LINE@をがっつり活用したいと考える人は、パソコンがあった方が良いでしょう。
◆まとめ
LINE@は操作性・コストを考えても、企業に限らず個人で事業をやっている方にとっても非常に使いやすい、導入しやすいツールではないでしょうか。
「良さそうだけど、どのように使えば良いのかわからない...。」
という不安がある方は、LINE社が提供してる活用事例を参考にしたり、あとはLINE@を活用してる企業やお店に登録して、どのように使っているのかをユーザーとして体験することが1番手っ取り早いと思います。
LINE@の活用、始めてみてはいかがでしょうか。