作業の自動化や自社サービスの幅が広がる!
Webhook転送機能
Webhook転送機能とは?
LステップのWebhook転送機能は、LINE公式アカウント上で発生したイベント(友だち追加、メッセージ受信など)をきっかけに、外部のシステムへ情報を自動で送信できる機能です。

LINE公式アカウントにもWebhook機能は備わっていますが、送信先として設定できるURLは1つのみのため、連携できる外部サービスも1つに限定されます。
そこで、LステップのWebhook転送機能を活用すれば、Lステップを通じて複数の外部サービスに同時に転送できます。たとえば「この情報は記録」「このアクションは通知」「この画像は分析」など、LINE上のユーザーアクションを用途別に分配して柔軟に連携可能です。
接続数の制限を気にせず、AIや外部ツールとの連携による業務効率化や新たな仕組みづくりを進めたい方におすすめの機能です。
Webhook転送機能は【有料オプション】で、契約アカウント毎に月額費用:5,500円(税込)必要です。
この機能は高度な設定となります。設定の際は十分にご注意ください。
また、弊社サポートでは記事に関する質問には完全にお答えしきれない可能性があります。ご了承いただきますようお願い申し上げます。
LステップのWebhook転送機能は、LINE公式アカウントからの情報をそのまま複数の外部ツールに転送する機能のため、タグ情報などのLステップ独自のデータを追加・編集して送ることはできません。送信可能な情報は、LINEから通知されるイベント情報のみです。
送信可能な主なイベントは以下のとおりです。
Webhook転送で連携できる おもなイベント例 |
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詳しくは下記ページをご確認ください。 |
3つの特徴
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複数ツールと柔軟に連携可能。
Webhook転送機能を使えば、特定のアクションをきっかけに、Googleスプレッドシートへの自動転記やSlack通知、CRM登録など、複数の外部サービスとシームレスに連携可能。手作業を大幅に削減し、業務の効率化を加速します。
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ノーコードツール(Make・Zapier)などと連携し、拡張性の高い自動化フローを実現
Webhookで外部にデータを送るだけでなく、MakeやZapierなどと組み合わせることで、高度な業務フローの構築が可能です。
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AI連携で、新たなサービスや顧客体験を創出
Webhookを通じて、ChatGPTやGeminiなどのAIとLステップを連携させることで、自動返信・診断・提案といった新しいサービスの形を構築できます。LINEを入口とした「AI連動型サービスの立ち上げ」も可能です。
※Webhook転送はLステップから外部システムへの一方向送信です。外部側での受信設定や処理の構築については、お客様ご自身でのご対応が必要となります。
Webhook転送機能を取り入れるメリット
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導入前
LINEでのユーザーの反応にすぐ気づけない 社内ツールやCRMと連携できず、情報がバラバラでLINE内と他の管理システムがつながっていない ユーザーからの質問に担当者が都度手動で返信。業務時間外や休日の対応が遅れ、対応漏れも発生 -
導入後
LINEでの動き(友だち追加・メッセージ受信など)を即時に外部へ送信。Slack通知やAI返信、業務ツール連携などがすぐに動く! Googleスプレッドシートや社内ツールと自動で連携。社内業務を自動化し、情報が一元化され、確認・共有がスムーズに 外部ツールと連携すれば、記録だけでなく返信も可能に!AIが自動で返信を生成し、LINEで24時間365日即時対応。商品の自動見積・就活支援・カスタマー対応など、新しいAI連動サービスの構築も可能に
Webhook転送機能の活用事例
こちらでご紹介しているのは、実際に同様の運用を行っているお客様の事例です。
恐れ入りますが、具体的な設定方法や外部ツールのご利用につきましては弊社サポート外となります。ご導入の際は、お客様ご自身で十分にテストのうえ実装くださいますようお願いいたします。
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スプレッドシートへの自動転記
ユーザーからのメッセージや行動データを、Googleスプレッドシートに自動で記録・整理 -
AI搭載カスタマーサポート
ユーザーがLINEで質問を送るだけで、AIが瞬時に適切な回答を生成し、全ての履歴をスプレッドシートに自動記録。Webhookを活用してChatGPT(AI対話エンジン)とGoogleスプレッドシートを連携し、スピーディな顧客対応を実現 -
AI就活支援サービス
Lステップからのユーザーメッセージが送られたタイミングで、Webhook経由でChatGPTやGoogleスプレッドシートへ連携し、ES自動作成・添削、AI適性診断、就活相談、メール作成・添削まで高度なサポートが提供 -
AI買取診断
ユーザーがLINEに商品写真を送るだけで、AIが自動で型番を判別し、見積金額を即座に返信。Webhookを活用してGemini(画像認識AI)を連携し、スピーディな査定体験を実現
Webhook転送機能の申し込み方法
- Lステップ管理画面左メニュー「アカウント設定」>「利用プラン」内にあるオプションからWebhook転送機能を選択します。
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表示される専用申請フォームに必要事項を入力し、送信します。
- 申請後、3営業日以内に設定が完了します。
詳しい設定方法については、マニュアルや各種サポートをご用意しておりますので、ご安心ください。
各種サポートはこちらからご覧いただけます。
Q&A
- Q. Webhookはどのタイミングで送信されますか?
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Webhookは、LINE公式アカウント上で「友だち追加」「メッセージ受信」「ボタンタップ」などのイベントが発生したタイミングで、即座に外部の指定URLへ送信されます。そのためリアルタイムな対応が可能です。
- Q. Webhook機能は有料ですか?
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Webhook(ウェブフック)転送機能は【有料オプション】です。
ご利用には、契約アカウントごとに月額5,500円(税込)の料金が発生し、初回は機能を有効化したタイミングで課金が開始されます。 - Q. LステップのWebhook機能は送信のみの一方方向なのに、なぜ自動返信している事例もあるの?
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LステップのWebhook機能は一方向(通知のみ)ですが、外部ツール側で LINE Messaging API(Push API) を使えば、ユーザーへの返信が可能です。
【Webhook機能を活用した自動返信の仕組み例】
LINEの友だちがLINEでメッセージ送信
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LステップのWebhook機能で外部サーバーへ転送
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外部でAI(ChatGPTなど)が返信文を生成
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外部サーバーがLINE Messaging APIを使って自動返信
※恐れ入りますが、具体的な設定方法や外部ツールのご利用につきましては弊社サポート外となります。