本記事では、Lステップのイベント予約機能の概要と使い方を詳しく解説します。
LINEに予約機能を実装したい方は必見です。ぜひ参考にしてみてください。
目次
Lステップのイベント予約とは?
イベント予約は、特定の日に開催するイベント(セミナーやオフ会、レッスンなど)の予約を受け付けるのに適した機能です。Lステップのすべてのプランで利用できます。
イベント予約機能の特長
イベント予約機能でできることを解説します。
予約枠は最大150件作成できる
イベント予約機能では、最大150件の予約枠を作成できます。
イベントの開催頻度が高い事業者でも、イベント予約機能があれば十分対応できるでしょう。
イベントごとに顧客情報を取得できる
イベントごとに取得する顧客情報を自由に設定できます。
名前や住所、連絡先の他、食事会なら苦手な食べ物を確認したり、セミナーなら受講者のレベルを確認したり、イベントの内容に応じた設定が可能です。
なお、取得した情報は自動的にLステップに保管・蓄積されますので、その後の配信にも活用できます。
イベントごとに細かな設定ができる
イベントごとに細かな設定ができるのも、イベント予約機能の特長です。
具体的には、
- 予約(変更・キャンセル含め)を承認制にするか
- 予約変更やキャンセルの期限を設けるか
- リマインドを送るか
- 利用規約文章を表示するか
- アクション設定をするか
リマインドは、3日前だけ送る、3日前と前日に送るなど、タイミングと送信時間を自由に決められます。
なお、メッセージを送ったりタグを付けたりするアクション設定は、以下のタイミングでそれぞれ設定できます。
- 予約成功時
- キャンセル時
- 予約変更時
- 予約承認時(予約を承認制にした場合)
- 予約否認時(予約を承認制にした場合)
イベント予約機能の使い方
Lステップメニュー内の「予約管理」より「イベント予約」をクリックすると表示されます。
イベントの予約枠を登録する
「1. イベント概要」でイベント内容の登録をしていきます。イベント画像はなくても登録が可能です。
「2.予約枠の設定」で予約枠の詳細設定をします。下記は2月15日に定員20名、締め切りは当日12時の設定例です。
下に進むと「予約成功時」「キャンセル時」「予約変更時」に起こるアクションを設定できます。
「承認制あり」に設定すると、「予約承認時」「予約否認時」に起こるアクションも設定可能です。
例えば、予約成功後にお礼のメッセージを送ったり、友だち情報に予約内容を保存したりすることが可能です。
「3.予約画面設定」では、予約枠の表示設定や友だちから取得する項目の設定ができます。
必要な項目が設定できたら「保存」して完成です。
完成した予約ページのURLをリッチメニューに設定して、タップすると予約画面を表示させて、友だちが簡単に予約できるように設定できます。
予約をした時と同じURLをタップすると、「予約履歴」ボタンから、現在の予約状況の確認やキャンセル・変更が可能です。
予約や変更があったときの通知設定をする方法
イベント予約からの予約時や予約変更のリクエスト時など、必要なタイミングで通知を設定することができます。
通知の設定は、管理画面トップ左メニューの「通知機能」から行います。
タイミングの「設定」をクリック。
希望の通知タイミングにチェックを付けて登録します。
【業種別】イベント予約の活用事例
業種別にイベント予約機能の活用事例をご紹介します。
キャンピングカー専門店
キャンピングカー専門店を運営する「株式会社ケイワークス」様は、イベント時の来場予約がなかなか埋まらないことや、メールや電話でのアナログな予約管理の状況に課題をお持ちでした。
そこでイベント予約機能を活用し、各イベントの予約受付や管理が自動でできる仕組みを構築されました。
ユーザーひとりひとりの興味に合った訴求をしてエンゲージを高め、イベントのご案内を配信する導線にした結果、予約数は4倍に増加。
イベントあたりの車の販売台数も12台から22台に増えるなど、大きな成果につながっています。
保育園・幼稚園
千葉県流山市にある認定こども園「たかさごスクールセントラル」様では、新規の入園者数が減っており、保護者の方を招くイベントを企画して開催していましたが、イベントに関する問い合わせや予約対応を主に電話で受けていたため、負担になっていました。
そこでLステップの予約機能をつかって、予約はもちろん、キャンセルも24時間いつでもできるようにしました。またリマインド配信によって、事前案内の手間もなくしています。
Lステップ導入前は、園の営業時間内に連絡をする必要があったため、仕事で多忙な保護者の方にも負担となっていました。
電話連絡が不要になり、時間を気にせずイベントの確認や予約ができるようになったことは、保護者の方からも好評を得ています。実際、早朝や深夜の時間帯にも予約が入っています。
おかげでイベントの予約数が増えて、結果として入園者数も増えました。
女性経営者向けコミュニティ
女性経営者向けコミュニティの「ララ・コンシェルジュ」様は、Lステップ導入前はFacebookに依存してる状態で、イベントの告知リマインドをFacebookで行い、集計はスプレッドシートに手作業で行うような状況で、イベント管理に負担を感じていました。
会員さんとのやりとりや煩雑なイベント管理などを解消すべく、業務効率化を目的にLステップを導入しました。
予約情報はLステップに自動的に保存されるので、以前Facebookを使っていたときに別途でされていた顧客管理は不要になりました。また、リマインド配信も設定して自動化しているため、リマインドを送る手間もなくなっています。
諸々のやりとりや、イベント・セミナー管理の自動化をした結果、80%ほどの業務工数削減に成功しています。
まとめ
今回はLステップのイベント予約機能について解説しました。
設定のサポートや、使い方についてのアドバイスを希望される方は、ご契約者様限定サポートの「スポットコンサル」をご活用ください。