本記事では、Lステップの「リプライメッセージ」と「プッシュメッセージ」の違いを解説します。
目次
リプライメッセージとプッシュメッセージの違い
両者の大きな違いは、配信数にカウントされるかどうかです。
- リプライメッセージ:配信数に「カウントされない」
- プッシュメッセージ:配信数に「カウントされる」
具体的にどのようなメッセージがリプライ・プッシュに該当するかをみていきましょう。
リプライメッセージに含まれるもの
リプライメッセージは、友だちのアクションに連動して、数秒以内に送られるメッセージを指します。
- 友だち追加時のメッセージ
- ブロック解除時のメッセージ
- 自動応答
など
友だち追加時およびブロック解除時には、テキストやテンプレートを送る他、シナリオ配信も設定できます。
仮に友だち追加時を起点にシナリオを開始した場合、1通目のシナリオはリプライメッセージ扱いとなるため、配信数にカウントされません。
上記の他、例えばリッチメニューやカルーセルのボタンをタップしたら、テキストが送られるようアクション設定をしたとします。
ボタンのタップによって送られたテキストは、リプライメッセージの扱いです。※1・2
※1
送信タイミングで「すぐに送信する」を選んだ場合に限ります。「送信を遅らせる」「時刻を指定する」を選んだ場合は、プッシュメッセージ扱いになります。
※2
パックを作成せず、複数のテキストを送信するよう設定していた場合、1つめの吹き出しはリプライメッセージ、2つめ以降はすべてプッシュメッセージの扱いです。
つまり上図の場合、2通分消費します。
吹き出しを複数に分けて同時に送りたい場合は、テンプレートからパックを作成して送るようにしましょう。
プッシュメッセージに含まれるもの
プッシュメッセージは、アクション設定により自動的に、数秒以内に送られるメッセージ以外、送信系全般が対象です。※自動で数秒以内に送られるメッセージも一部含まれます。
- 個別トーク
- シナリオ配信
- リマインダ配信
- 一斉配信
- テスト送信
- 回答フォームの回答後アクションで設定したメッセージ
- QRコードを読み込んだ際に流れるメッセージ
など
「QRコードを読み込んだ際に流れるメッセージ」にはいくつかパターンがあり、リプライメッセージに該当するものと、プッシュメッセージに該当するものがあります。
- 例えば「友だち追加時」です。QRコードを読み取り、友だち追加をした際に送られるメッセージは、リプライメッセージです。
- ブロック中の友だちがQRコードを読み取り、ブロック解除をした際に送られるメッセージも、リプライメッセージです。
すでに友だちになっているユーザーが、QRコードを読み取るアクションに連動して送られるメッセージは、プッシュメッセージです。
例えばユーザーが来店した際にQRコードを読み取ると、ポイント付与に関するテキストが送られるよう設定している場合、当該テキストはプッシュメッセージ扱いとなります。
リプライ・プッシュメッセージに関するよくある質問
リプライ・プッシュメッセージに関する、よくある質問と回答をまとめます。
個別トークやテスト送信も配信数にカウントされるの?
個別トークやテスト送信も配信数にカウントされます。
LINE公式アカウントでは、チャットの送信およびテスト送信は、配信数にカウントされませんが、Lステップでは配信数にカウントされます。
パックを使う場合のカウントは?
パックでテキストや画像など、複数の吹き出しをまとめて送信する場合、1吹き出しにつき1通のカウントにはなりません。
Lステップでは、5つの吹き出しまでを1通としてカウントします。
※通信状況が悪いと配信タイミングがずれて、5吹き出しでも2通カウントになる場合があります。
LINE公式アカウントでは通常、3つの吹き出しまでを1通とカウントしています。
Lステップから5つの吹き出しで送信した場合、Lステップ側は1通、LINE公式アカウント側では2通のカウントになるの?とご質問をよくいただきます。
結論は、LINE公式アカウント側も1通のカウントになります。
まとめ
今回は、リプライメッセージとプッシュメッセージの違いを解説しました。
メッセージをうまく使い分けて、配信数をコントロールしましょう。
もし設定のサポートや使い方のアドバイスを希望される方は、ご契約者様限定サポートの「スポットコンサル」をご活用ください。
Lステップの認定サポーターが個別にフォローいたします。