
今回は株式会社クライアンド代表の栗田さんに「不動産賃貸業のLステップ導入事例」をご紹介いただきました。
Lステップ導入前の課題・要望
- 新規事業で人手不足だった
- お客様に自社の強みをわかりやすく訴求したい
- 予約までのコミュニケーションを効率化したい
Lステップ導入後の成果
- 自社の強み訴求から予約までの導線を完全自動化
- リマインド配信も自動化し予約忘れを防止
- 友だちの35%が面談予約につながる
予約を担当者のGoogleカレンダーと自動連携したり、事前にヒアリングフォームを送付して面談をスムーズに進められるようにしたり、業務効率化をしつつ成果につなげた好事例です。
【栗田 博朗】
株式会社クライアンド 代表取締役/Lステップ認定コンサルタント
会社員時代よりLINE公式アカウントの構築や運用の提案に携わり、クライアントの要望に合わせたプロジェクトを通算100件以上手掛ける。独立後は、Lステップを活用したLINE公式アカウントの構築・運用支援を専門に活動。新規導入案件を毎月獲得し、クライアントから高い評価を受けている。
新規事業を立ち上げるにあたりLINEを導入
――さっそくですが、今回ご紹介いただく事例アカウントについて教えてください。

栗田さん
大阪市を拠点に不動産賃貸事業を営む「コミコミ不動産」様です。
――御社が構築に入る前から、コミコミ不動産様はLINE公式アカウントやLステップの運用をされていましたか?

栗田さん
いえ、どちらも導入していませんでした。
――Lステップの導入時期はいつ頃でしょうか。

栗田さん
2024年の1月末です。
――コミコミ不動産様がLステップを導入するきっかけや、御社が構築を担当する経緯をお聞かせいただけますか?

栗田さん
構築のご相談は、スキルマーケットの「ココナラ」経由でいただきました。
新規事業で不動産賃貸業を始めるにあたって、Lステップの構築だけでなくLPや会社ロゴ、イメージキャラクターの制作など、まとめてご依頼いただきました。
――先方はLステップのことをご存知だったんですね。

栗田さん
はい、代表のご友人の不動産会社がLステップを運用していて、似たような仕様にしたいとおっしゃっていました。
――現在も御社で運用支援をされていますか?

栗田さん
いえ、運用支援はしていません。内製化を希望されていましたので、構築後に内製化のサポートをさせていただき、自社で運用されています。
Lステップで効率化し、人手不足をカバーしたい
――コミコミ不動産様が抱えていた課題やご要望をお聞かせください。

栗田さん
ご要望は次の2つです。
- お客様に自社の強みをわかりやすく訴求したい
- 予約までのコミュニケーションを効率化したい
賃貸業は新規事業だったため、圧倒的に人的リソースが足りていない状態でした。業務効率化を図り、人手不足をカバーするのが主な導入目的です。
――ご要望に対する御社のご提案をお聞かせいただけますか。

栗田さん
まず「お客様に自社の強みをわかりやすく訴求したい」については、サービスのメリットが伝わるよう縦長のバナー画像を用意し、友だち追加時に配信するようにしました。
バナー画像のポイントは、弊社で作ったコミカルなキャラクターを使っているところです。
「不動産=堅い、真面目」のイメージをなるべく払拭させたいとのご意向でしたので、親しみやすいデザインを意識し、他の企業と差別化を図っています。
リッチメニューやよくある質問のカルーセルにも、キャラクターを使っています。
リッチメニュー
よくある質問
次に「予約までのコミュニケーションを効率化したい」については、自走式のアンケートで予約画面まで誘導し、予約はカレンダー予約機能を使っています。
予約ボタンをタップすると、予約画面に遷移する流れです。
――導線も視認性もすごくいいですね。予約はリマインドも設定されていますか?

栗田さん
はい、ダブルブッキングや予約忘れ防止の対策として、予約日の2日前と当日の2時間前に自動でリマインドが送られるよう設定しました。また、予約は各担当者のGoogleカレンダーとも連携させています。
面談はZoomで行っていまして、使用経験がない方も一定数いらっしゃることを考慮し、予約完了後に「Zoomのアプリ登録から入室までの流れ」も自動で配信し、当日の入室トラブルを未然に防ぐ工夫も施しました。
その他、当日の面談をスムーズに進めることができるように、事前にヒアリングフォームも自動送付しています。
対応の自動化に成功、友だちの35%が面談予約につながる
――かなりの効率化につながっていそうですね、構築の成果をお聞かせいただけますか。

栗田さん
予約までの導線、予約後のリマインドやヒアリングフォームの送付などはすべて自動化しておりますので、コミュニケーションコストはしっかり抑えられています。
最終的な面談着率は、LINE公式アカウントへの流入に対して35%ほどです。他のクライアントのCVと比較しても高い数値が出ています。
――しっかりと成果につながっていますね、本事例の構築にはどれくらいの時間を要しましたか?

栗田さん
Lステップ構築自体は2週間ほどでした。
代表がご友人の不動産会社が運用しているLステップと、似たような仕様にしてOKと許可をいただいていたため、要件定義がスムーズで通常の構築より早く完成しています。
LPやキャラクター・ロゴ制作などすべて含めると、約2ヶ月かかりました。
――構築後、どれくらいで成果が見え始めましたか?

栗田さん
導入後すぐに仕組み化による成果は見えていました。
――コミコミ不動産様はLステップを導入して、どのように感じていらっしゃいますか?

栗田さん
Zoom面談までの自動化がうまく機能しており、営業活動に専念できているとありがたいお言葉をいただきました。
フランチャイズ展開をする際に、追加で別店舗用のLステップ構築やLP制作のご相談もいただいたので、ご満足されていると思います。
会社員からLINE事業で独立
――ここからは栗田さんの経歴や、Lステップ構築を始めた経緯についてお伺いできればと思います。まずは簡単にプロフィールをご紹介いただけますか。

栗田さん
もともとは会社員をしながら、副業でホームページ制作やLP制作をしていました。御社のようにLINEの拡張ツールを扱う企業に転職したのを機に、自分でもLINE構築をやっていけると思い独立しました。
――LINE構築のツールにLステップを選ばれたのはなぜでしょうか?

栗田さん
前職は御社の競合になる企業なんですけど、そこでは運用代行も会社でやっていた関係で別のツールを探す中で、Lステップに決めました。
――LINEの事業で独立しようと思われた決め手は何でしたか?

栗田さん
前職でLINEのニーズの高さを実感したのが大きいですね。
――対応エリアは全国ですか?

栗田さん
はい、全国対応可能です。
――得意とする業種・業態はありますか?

栗田さん
前職での実績も含めると、100件以上のアカウント構築・運用に携わっていて、本当にいろんなジャンルに対応してきたので、特にこれというのはありませんが、最近は不動産やスクール系の構築が多いです。
――Lステップ構築以外の御社の対応範囲をお聞かせください。

栗田さん
ホームページ制作やLP制作、Web広告運用、動画編集、SEO対策など、Webまわりは大体対応できます。
――最後にご自身の強みや、クライアントワークをする上で大切にしていることをお聞かせください。

栗田さん
私自身でいうと、対応してきたアカウント数が多いのは強みになるかなと思います。
あとは契約後、導入後のフォローの手厚さですね。実際「丁寧に対応していただけました」といったお声は数多くいただいておりますので、フォローも強いと思います。
――本日は貴重なお時間をいただき、ありがとうございました。
まとめ
今回は株式会社クライアンド代表の栗田さんに「不動産賃貸業のLステップ導入事例」をご紹介いただきました。
LINE構築だけでなく、LP制作やロゴ制作など、トータルサポートを求める方に栗田さんはぴったりです。ご相談を希望される方はぜひ、以下のHPからご連絡してみてください。