LINE公式アカウントでメッセージを誤送信する場面があります。そんな時に、送信を取り消したり、削除したりできると便利ですよね。
実際に大企業においても、LINE公式アカウントのメッセージを誤送信してしまう事例は起きています。
個人LINEでは、送信取消やメッセージ削除ができますが、LINE公式アカウントで同じ操作ができるのか知っておきたいですよね。
この記事では、LINE公式アカウントで誤送信した時の対処法を紹介します。
目次
LINE公式アカウントの配信済みメッセージは取り消しできる?
LINE公式アカウントで送信したメッセージは取り消しできるのでしょうか。
個別チャットの送信後24時間以内なら取り消し可能
LINE公式アカウントから友だちに個別チャットをした場合、送信後24時間以内であれば「送信取消」ができます。以前は送信取消できませんでしたが、2021年7月から可能となりました。
ちなみに、LINE公式アカウントから複数の友だちに一斉配信をした場合、メッセージは取り消しできませんので注意してください。
また送信されたチャットは、友だちが既読する可能性もあります。その後に取り消ししても、友だちには内容が伝わっているので、誤送信しないための対策が必要です。
送信した個別チャットの「送信取消」方法
友だちへ送信した個別チャットは、24時間以内であれば取り消しができます。
そこで個別チャットの「送信取消」方法を紹介します。
■LINE公式アカウントの管理画面から「チャット」をクリック。
■誤送信したチャット画面を開きます。
■誤送信したメッセージの左側をクリック。
■「送信取消」を選択。
■以下の画面が出るので「送信取消」をクリック。
■トーク画面からメッセージが取り消しされました。
■訂正して送信したい場合は、新規チャットを作成して送信します。既読がついているなら、お詫びの文言を入れておくと安心です。
間違えてメッセージ送信した時の対処法
メッセージを誤送信して24時間経過した場合、どのように対処すればいいのでしょうか。
メッセージを送信後「24時間経過」「友だちから既読がついた」、もしくは「一斉送信した」という場合は、まずお詫びのメッセージを送りましょう。
特に一斉送信した場合、友だち全員にメッセージが配信されてしまいます。
誤送信に気付いたら、できるだけ早くお詫びすることが大切です。
謝罪文を書く時のポイントとしては、
- いち早く謝罪する
- 原因を明確にする
- 今後の対応を伝える
- 言い訳をしない
などを意識してください。
誠意を持って謝罪すれば、友だちからも信頼を失わずに済みます。
LINE公式アカウントのメッセージ配信のコツ
LINE公式アカウントでの誤送信を防ぐためのコツを紹介します。
ルールを決めておく
配信ルールを決めておくと誤送信は減ります。
友だちの呼び方や接し方だけでなく、誰が返信するのか、二重チェックは必要か、など細かくルールを設定しておきましょう。
特にLINE公式アカウントを運用するスタッフが複数いる場合、サービスの水準にばらつきが出がちです。あらかじめルールを決めておけば、誤送信だけでなく、クレームも減ります。
テンプレートを用意する
メッセージのテンプレートを用意しておくと、誤字脱字を減らせます。
特に複数のスタッフで運用している場合、一定の品質を保って返信できるのもメリットです。
テンプレートに沿って文章を作成するだけなので、誤送信のリスクも下がります。
応答メッセージを活用する
LINE公式アカウントには、「応答メッセージ」機能があります。
応答メッセージは「キーワード応答」「一律応答」の2種類に分けられます。
- あらかじめキーワードを設定しておき、友だちがキーワードを送信した時に、どのような「内容」を返信するか設定できる機能。
- 友だちから受け取ったすべてのメッセージに対して、自動でメッセージを返信する機能。
自動応答メッセージ機能を設定しておけば、誤送信のリスクを限りなくゼロにできます。
また対応する時間コストも削減できるため、LINE公式アカウントの運用コストを下げたい人にもおすすめの機能です。
まとめ
今回は、LINE公式アカウントで送信したメッセージを取り消しする方法について解説してきました。
誤送信に気付いたら、すぐに対処することが大切です。誠意を持ってお詫びすれば、友だちからの信頼を回復できます。
またLINE公式アカウントで、誤送信をしないためのルール作りも徹底しておきましょう。