このような疑問を持たれる方は少なくありません。そこで今回は、Lステップで送信取り消しはできるのか、誤送信を防ぐ方法と併せて解説します。
目次
結論:Lステップで送信の取り消しはできない
さっそく結論ですが、Lステップから送信したメッセージの取り消しは、一切できません。
LINE公式アカウントも一斉送信やステップ配信は取り消しできませんが、個別チャットであれば、送信後24時間以内なら取り消しが可能です。
Lステップも同様に「個別トークであれば送信取り消しができる」と思われているかもしれませんが、残念ながらできません。
Lステップで誤送信してしまった時の対処法
Lステップで誤送信してしまった時の対処法を紹介します。
軽微な誤字・脱字なら、再送しない
読み手に迷惑をかけない軽微な誤字・脱字レベルであれば、再送やお詫びメッセージを送る必要はありません。
「渋谷店のイベント情報です」
「ありがとうござます。」
「ありがとうございます。」
軽微な誤字・脱字には気付かない人も多いです。特に気にしていないところに再度通知がくると、逆にそれが煩わしいと思われてしまう場合もあります。
とは言え、当然ミスはないに越したことはありません。送信後ミスに気がついたら、すぐにテンプレートや予約配信の内容を確認して、再発防止に努めましょう。
重大な誤りがある場合は、再送する
メッセージの内容に重大な誤りがある場合は、再送が必要です。
- 送信対象を間違えた
- 書きかけの内容を送ってしまった
- イベントの日時を間違えて送ってしまった
読み手の混乱や誤解を招く恐れのあるメッセージはすべて、速やかにお詫びと訂正を送りましょう。
Lステップの誤送信を防ぐ方法6つ
次に、Lステップの誤送信を防ぐ方法を紹介します。
個別トークはメモ帳に文章を作ってから送信する
個別トークは、メモ帳など他の場所で文章を作ってから貼り付け、送信することをおすすめします。
なぜなら個別トークは、送信ボタンの他「Shift+Enter」でも送信されてしまうからです。
間違えて同時に押してしまうだけでなく、「Shift+Enter」はツールによっては改行として使われるため、改行のつもりで押してしまう人もいるでしょう。
LINE公式アカウントの個別チャットであれば送信取り消しができますが、Lステップでは取り消し不可のため、慎重な対応を推奨します。
確認ダイアログを設定する
確認ダイアログとは、送信ボタンを押した後に「本当に送信しますか?」と表示させる機能で、個別送信の際に使えます。
確認ダイアログがあれば、書きかけの内容を送るミスはほぼなくなるでしょう。
設定方法は、①アカウント設定>②管理画面設定>③確認ダイアログを出すにチェック>④設定を保存です。
ダブルチェックをする
アナログな手法ですが、ダブルチェックも効果的です。
念入りに確認したつもりでも細かなミスはあるもので、それは他人の方が気付ける場合があります。
自分以外の誰かに確認してもらうのが理想ですが、もし他に確認できる人がいなければ、翌日など少し時間を空けてから見直すといいでしょう。
テスト配信をする
一斉配信やシナリオ配信の内容は、テスト配信をしてから送信している方が多いと思いますが、やはりテスト配信は大切です。
LINEの画面で見るとまた印象が変わり、新たに気付ける部分もあるからです。
ただ、テスト配信も通数を消費しますので、最低限のチェックは済ませた上で行い、無闇に通数を消費しないよう注意しましょう。
テンプレートを用意する
各種お問い合わせや告知などに対応するテンプレートを用意し、タイトルや日時だけを変更して使いまわせるようにするのもおすすめです。
複数人で運用する場合、誤字・脱字を減らせるだけでなく、応対品質をキープできるメリットもあります。
自動応答機能を活用する
自動応答機能とは、あらかじめキーワードを設定しておき、友だちがそのキーワードを送信した時に自動で返答してくれる機能です。
自動応答で対応する範囲を広げられるほど、誤送信が起こる確率は減らせます。
と思われる方もいるかもしれませんが、Lステップの自動応答機能では返信のタイミングを調整できます。
LINE公式アカウントの場合、メッセージ受信後すぐに返信されますが、Lステップなら5分後に返信するといった設定も可能です。
ですので、手動で対応している感を出したい方にも活用いただけます。
まとめ
今回はLステップで送信取り消しはできるのか、誤送信を防ぐ方法と併せて解説しました。
おさらいですが、Lステップから送信したメッセージの取り消しは、一切できません。
誤送信はクレームやブロックにつながる可能性もありますので、できる限りミスを減らせるよう対策していきましょう。
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