流入経路を設定したけれど、当該経路から友だち追加がされてもタグが付かない、シナリオが配信されないなど、アクションが発動されずお困りではないでしょうか?
本記事では、Lステップの流入経路分析が作動しない原因と対処法について解説します。
目次
流入経路分析が作動しない原因
流入経路分析が作動しない原因は、主に以下の3つです。
- LINEログインを作成していない
- LINEログインを作成しているけど、Messaging APIと同じプロバイダー内に作成していない
- LINEログインを「公開済み」にしていない
ひとつずつ解説します。
LINEログインを作成していない
流入経路分析を利用するには、LINE Developersで「LINEログイン」を作成する必要があります。
Lステップ管理画面の左メニュー【アカウント設定】>【LINEログインチャネル設定】タブを開きます。
下記のように「チャネルID」が登録されている場合は、LINEログインチャネルの作成と登録は完了しています。
Messaging APIと同じプロバイダー内に作成していない
LINEログインは、Messaging APIと同じプロバイダー内に作成する必要があります。
下記のように、LINEログインとMessaging APIの2つのチャネルが表示されていれば、登録したプロバイダーに問題はありません。
LINEログインを「公開済み」にしていない
LINEログインを作成後、「開発中」から「公開済み」に変更する必要があります。
最後に必ず、LINEログインチャネルが「公開済み」の表示になっているか、確認しましょう。
流入経路分析が作動しない時の対処法
流入経路分析が作動しない時の対処法は、LINEログインを正しく設定することです。
① LINE Developersを開きます。
LINE公式アカウントのページから移動する場合は、設定>Massaging API>LINE Developersをクリックします。
② 右上の「ログイン」からLINE Developersにログインします。右上にアイコンが表示されている場合は、名前の部分をクリックします。
③ LINE公式アカウントでログインしているLINEを選んで、ログインしてください。
④ 画面左側にあるプロバイダー一覧より、Lステップの初期設定の際に、LINE公式アカウントで作成もしくは選択したプロバイダー名をクリックします。
「新規チャネル作成」から、LINEログインを作成します。
※Lステップの初期設定の際に作成した、Messaging APIチャネルと同じプロバイダー内にLINEログインチャネルを作成する必要があります。
チャネルの種類は「LINEログイン」を選択します。
⑤ 「チャネルの種類」はLINEログイン、「プロバイダー」はLステップの初期設定の際に作成したプロバイダー名が表示されているか確認します。
次に「サービスを提供する地域」と「会社・事業者の所在国・地域」を選択してください。
⑥ チャネル名やチャネル説明を入力します。
例)
- チャネル名 :自社のアカウント名
- チャネル説明:○○の公式アカウントです。
チャネル名やチャネル説明は認証画面に表示されるので、友だちに見える項目です。
たまにチャネル名が「テスト」のような、適当な入力のままになっている方がおられますので、ご注意ください。
⑦「アプリタイプ」はウェブアプリにチェックを入れます。
「メールアドレス」は、チャネルに関する重要なお知らせが届きますので、作成者のメールアドレスなどがオススメです。(友だちには表示されません。)
LINE開発者契約の内容を確認の上、「LINE開発者契約の内容に同意します」にチェックをつけて、「作成」をクリックするとLINEログインチャネルが作成できます。
⑧ チャネル名の下にある「開発中」をクリックし、「公開済み」にします。
⑨ LINEログインの「チャネルID」と「チャネルシークレット」をコピーして、Lステップ管理画面の左メニュー【アカウント設定】>【LINEログインチャネル設定】タブを開き、それぞれ貼り付けます。
⑩ 『LINEログインチャネルを「公開済み」にしました。』にチェックをつけ、「LINEログインチャネルを登録する」をクリックします。
これでLINEログインチャネルの設定が完了です。
設定が完了しましたら、Lステップで流入経路分析が正常に作動するか確認してみてください。
不明点がある方は「スポットコンサル」へ
今回は、Lステップの流入経路分析が作動しない原因と対処法を解説しました。
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