Lステップの初期設定が難しそう
初心者でもできるか不安
具体的にどんな操作をすればいいの?

このようなお悩みはありませんか?

 

Lステップを導入された方からも「最初はできるか不安だった」というお声をいただいており、現在ご契約時にはメールでも初期設定の動画やスタッフによるサポートもさせていただいています。

 

その中でもよりわかりやすくするため、改めて「誰でも4つのステップで簡単にLステップとLINE公式アカウントを連携させる初期設定方法」をまとめましたので、ぜひご覧ください。

初期設定のしくみ

LステップをLINE公式アカウントと連携する際には、Messaging APIを使用します。次の2点がポイントです。

  1. Messaging APIを使用するためには、プロバイダー(LINEを通じてのサービス提供元)の設定が必要
  2. Lステップは、Messaging APIとLINEログインの2種類のチャネルが必要

プロバイダーを作成、または過去に作成したものを選択すると、そのプロバイダーにMessaging APIチャネルが作成されます。

 

しかし、LINEログインチャネルは自動で作成されないので、LINE Developers(プロバイダー情報を管理するところ)で、LINEログインチャネルを作成する必要があります。

 

Messaging API&LINEログインの2種類のチャネル情報をLステップに入力することにより、メッセージの送受信やLINEログインを使った機能が使用できるようになる、というしくみです。

 

LステップとLINE公式アカウントを連携させるために必要な全体像はこちらです。

LINE公式アカウントの用意

Lステップを利用するにはLINE公式アカウントが必要になりますが、初期設定途中でも作成することは可能です。

 

LINE公式アカウントには「認証済アカウント」「未認証アカウント」の2種類があります。Lステップは未認証アカウントでも問題なく利用できて、途中で認証済アカウントに変更してもLステップに影響はありません。

 

また、もともと認証済アカウントで運用されて、後からLステップを導入されたとしても認証バッジに影響はありません。

 

認証済アカウントと未認証アカウントの違い

  • 認証済アカウント・・・LINEの審査を通過したアカウント
  • 未認証アカウント・・・個人法人を問わず、審査なしで作成できるアカウント

 

認証済アカウントはLINEの審査を通過したアカウントで、青色の認証バッジが付与されます。また、LINEアプリ内のアカウント検索結果に表示されたり、請求書決済が可能になったりなどの利点があります。

【認証済アカウントでしかできないこと】
  • 認証済アカウントのバッジ(青色)が付与される
  • LINEアプリ内のアカウント(友だち)検索結果に表示される
  • 販促用ポスターデータが無料でダウンロードできる
  • POPなど、友だち集めに有効なツールが発注できる
  • 支払い方法として、クレジットカードに加えて請求書決済が選択可能になる

 

【未認証アカウントで運用した方が便利な場合】
  • 会員制店舗など、店名・サービス名で検索をされたくない
  • ファンクラブなどのクローズドなコミュニティー内で、IDやQRコードを教えた人だけに友だちになってほしい

など、上記のような限定された中で集客を行いたい場合は、未認証アカウントのまま運用しても良いかもしれません。

 

また、審査結果が不合格の場合、アカウントが削除される場合もありますので、特に理由がない場合は未認証アカウントのまま使うことをオススメします。

初期設定前の注意事項

初期設定を始める前の注意事項などをお伝えします。

初期設定を行う環境のポイント

  • 初期設定はPCで行ってください。
    スマートフォンやタブレットでは初期設定はできません。
  • Lステップの画面とLINE公式アカウントの画面を交互に確認する操作がありますので、PCは2画面表示にすると操作がしやすくなります。
  • Lステップの推奨環境はGoogleChromeです。

Lステップ初期設定用画面の表示方法

Lステップにお申込後、すぐに画面からLステップのユーザー登録が可能です。

 

もし画面を閉じてしまった方は、Lステップお申込後にご登録されたメールアドレスへ「Lステップ管理画面情報のお知らせ」という件名のメールが届いていますので、そのメール内にある、初期設定用URLから始めてください。

Lステップのユーザー登録

1まずはLステップのご利用登録をします。必ず注意事項と利用規約をご確認いただき、チェックを入れ、「次へ」をクリックします。

Lステップのユーザー登録

 

2、次に「はじめてLステップを使用する方」をクリックします。

Lステップのユーザー登録

 

3メールアドレス認証のためのメールアドレスを入力します。その後、「ユーザー登録」をクリックします。

Lステップのユーザー登録

 

4入力したメールアドレスに確認メールが届きますので、確認しましょう。

Lステップのユーザー登録

 

5届いたメール内の「メールアドレスを確認」をクリックします。

Lステップのユーザー登録

 

6次にLステップのユーザー登録を行います。必須の項目はすべて入力してください。ここはご自身で自由に決めることができるので、お好きなものを入力してください。

 

「ユーザーID」はLステップ管理画面のログイン時に必要となりますので、忘れないように控えておいてください。入力が完了したら「ユーザー登録」をクリックします。

Lステップのユーザー登録

これでユーザー登録は完了です。

初期設定の具体的な設定手順

ここからLステップとLINE公式アカウントを紐づけるための初期設定を始めます。

STEP1:Channel ID、Channel Secretの登録方法

1、LステップにChannel ID、Channel Secretを入力します。

Lステップのユーザー登録

 

2LINE Official Account Managerにログインして、Lステップに紐づけるLINE公式アカウントを選択します。LINE公式アカウントを作成されるかたは、ログイン後の右側メニューの「作成」からLINE公式アカウントを作成してください。

Lステップのユーザー登録

 

3、画面右上の歯車マーク「設定」をクリックします。

Lステップのユーザー登録

 

4、画面左側の「Messaging API」を選択し、画面中央に表示される「Messaging APIを利用する」をクリックします。

Lステップのユーザー登録

 

ビジネスアカウントで”Messaging APIを利用する”をクリックした際に、LINEアカウントと連携しようとすると「すでに連携されています」と表示された場合

 

Messaging APIを使用するためには、個人のLINEアカウントとの連携が必要です。LINEアプリでメールアドレスを設定し、そのメールアドレスでビジネスアカウントを作成し、そのビジネスアカウントでmessaging APIを設定しようとすると上記のエラーが表示されます。

 

対処法は、LINE Official Account Manager画面で、権限管理のメンバーの中に②のアカウントを追加します。

 

LINE Official Account Manager画面より該当アカウントの「設定」>「権限管理」>「メンバー追加」をクリックします。

 

ポップアップが表示され、「URL発行」をクリックすると認証用のURLが生成されるので、そのURLをコピーしてください。

 

コピーが完了しましたら、一度ビジネスアカウントをログアウトします。
(ここは忘れやすいので必ずログアウトをしてから次の手順の操作を行ってください)

 

コピーしたURLをパソコンの新しいタブで開き、「LINEアカウント」でログインします。

 

承認画面が表示されたら「承認」をクリックしてください。「LINEアカウント」側にビジネスアカウントで作成されたアカウントが追加されていましたら完了です。

 

5、ここでプロバイダーを選択します。新規でプロバイダーを作成するか、すでに作成済みのプロバイダーリストから選択し「同意する」をクリックします。

 

6、初めてLINE公式アカウントを作成する場合は「開発者情報」というものを登録します。開発者情報は友だちに見えるものではありませんので、作成者のお名前やログイン時のメールアドレスで大丈夫です。

 

7、プライバシーポリシーと利用規約は必須ではありませんので、不要の場合は空白のままで大丈夫です。

 

8、表示されたアカウント名とプロバイダ名を確認し、間違いがなければ「OK」をクリックします。

 

9、Messaging APIの画面が表示されます。ここで表示されているChannel ID、Channel Secret を1のLステップ画面に入力します。必ず「コピー」ボタンを使ってコピーするようにしてください


10
、Channel ID、Channel Secret のどちらも入力ができたら「チャンネル情報を登録する」をクリックします。

 

11、設定するLINE公式アカウントを確認したら、「確定」をクリックします。

 

これでSTEP1の完了です。

STEP2:応答設定の登録方法

1、Lステップでメッセージの送受信をするために、LINE Official Account Manager画面で応答設定を設定します。左メニューバーの「応答設定」をクリックします。

 

2、設定は下記のようにチェックを入れてください。

  • チャット : オフ
  • あいさつメッセージ :オフ
  • Webhook :オン
  • 応答メッセージ :オフ

 

3、応答設定が完了したら「応答設定を行なったので次へ進む」をクリックします。

 

これでSTEP2が完了しました。

STEP3 : LINEログインの作成と登録方法

次にLINEログインの登録をして、チャネルIDとチャネルシークレットをLステップへ入力します。
※元々入力欄に何かしらの文字列が入力されている場合は、PCの自動入力機能によって入力されてしまっておりますので、一度削除して、正しいものを入力してください。

1LINE Developersにログイン後、右上のアイコンをクリックして表示されている名前部分をクリックします。

Google翻訳をご利用の場合の言語表示のポイント
普段Google翻訳を使っている方は画面が日本語表示になりますが、LINE Developersではうまく翻訳されないので、画面上のアドレスバーの翻訳はOFF(英語)にして、LINE Developersのサイト内右下の翻訳を日本語にすることで正しく表示されます。

2、「プロバイダー」>「Admin」から、STEP1で作成したプロバイダー名を選択します。

3、今回作成したLINE公式アカウント(水色の枠)があることを確認し、左の新規チャネル作成(赤色の枠)をクリックします。

4、「LINEログイン」を選択します。

5、「会社・事業者の所在国・地域」を選択します。ここは必須項目です。

6、「チャネル名」と「チャネル説明」を入力します。ここは友だちに見える部分となります。

  • チャネル名:アカウント名と同じにすることが一般的です。
  • チャネル説明:「(チャネル名)の公式アカウントです」といった入力が一般的です。

※「LINE」「ライン」などのキーワードが入っている場合、申請を許可されない場合があるのでご注意ください。


7、「アプリタイプ」は「ウェブアプリ」を選択します。「メールアドレス」はログインの際のメールアドレスを同じにすると管理がしやすいのでオススメです。

8、「プライバシーポリシー」と「サービス利用規約」は必須ではありませんので、必要に応じて入力してください。「LINE開発者契約」に同意のチェックを入れてから「作成」をクリックします。

9、チャネルの作成が完了したら、チャネル名の下にある「開発中」をクリックし、「公開」にします。

Lステップで設定したURLが、トーク内ブラウザで開けない原因と対処法

10、チャネルIDとチャネルシークレットをLステップに入力します。

11、「公開済み」になってることを確認して、「LINEログインチャネルを登録する」をクリックします。

これで初期設定が完了しました。「管理画面へ進む」よりLステップを始めましょう。

STEP4:テスト送信(連携の動作確認)

初期設定が完了したら、メッセージの送受信ができるかテスト送信を必ずしましょう。
※ただし、配信数にカウントされますのでやり過ぎに注意です。

 

1、ご自身のスマートフォンのLINEアプリから、先ほど作成したLINE公式アカウントに対してメッセージを送ってみましょう。

 

友だち追加されていない場合は、Lステップ管理画面内の左メニューのアカウント設定>アカウント情報>LINEフォローリンクのURLにアクセスして、表示されるQRコードを読み取り、友だち登録をしてください。

 

2、送受信ができればOKです。

まとめ

今回はLステップの初期設定について解説しました。

 

設定のサポートや、使い方についてのアドバイスを希望される方は、ご契約者様限定サポートの「スポットコンサル」をご活用ください。Lステップの認定サポーターが個別にフォローいたします。