今回は、善積農園で受注・広報担当をされている善積(よしづみ)さんにお話を伺いました。
本記事では、Lステップ利用者の善積さんに、導入のきっかけや活用内容についてお話いただきます。
Lステップの導入を検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。
Lステップ導入のきっかけと変化
――自己紹介をお願いします。
善積さん
長野県駒ヶ根市でリンゴ農園をやっております、善積農園の善積峰子と申します。
――Lステップを導入したきっかけは何ですか?
善積さん
私たちの農園では、個人のお客様にインターネットやファックスなどでご注文賜って直接販売を行っています。そのため、お客様との日々のやり取りが多いです。
また、リンゴの性質上どれだけの物が商品として最終的に出荷できるか、ギリギリまで分かりません。なので、どこまでの量を注文いただいていいものかがすごく難しいのですね。注文いただき過ぎると後から「出せない」となってしまいます。
注文をいただく量が少なすぎても、収穫を終えてから新鮮にお出しできる期間が限られているので、商品を余らせてしまいます。そのため、商品をお出しできる間にたくさんの注文をいただかないといけないというジレンマが多い仕事なのです。
そこで、再販時のお知らせの方法として「LINEを活用したいな」と思っている時に、知り合いからLステップのことを聞きまして導入を検討しました。
Lステップで、ある程度の注文をいただいたところで一旦止めて、その後また注文量に余裕ができれば再販を行う仕組みを作っています。
――扱っているのが生モノで、収穫後に総生産量が分かるので、お客様と商品数の調整が難しいんですね。
善積さん
特に進物用・家庭用・訳ありという形でランクを分けているのですが、ちょっとした小さな傷が入るだけでも進物用にはなりません。
最終的な数は、実際に収穫を終えて1玉ずつ選別をして初めて確定するので難しさがあります。
――実際にLステップを導入してみてどうなりましたか?
善積さん
LINEではたくさんの方が気軽に友だち登録をしてくださるので「告知がスムーズになったな」という実感があります。それ以前はメールマガジンで告知をしていました。
メールマガジンですと年配の方などに、わざわざ登録する意味ややり方が分からないという方がいらっしゃいました。
また、メルマガは迷惑メールのフォルダに入ってしまい、実際には登録してくださった方に届かないこともあります。Lステップを使ったら「随分届きやすくなったな」と実感しました。
――Lステップを導入して良かったことはありますか?
善積さん
Lステップではセグメント配信ができるので、お客様の好みや背景に合わせて配信できる点がありがたいなと思っています。
また、今期で言えば、お陰様で売上はかなり良かったです。豊作による部分が大きいため、Lステップ導入とそのままイコールとは言えません。
ですが、昨年より収穫量が30%アップし、限られた期間の中で売り切れたのは、Lステップでタイムリーな配信ができたことが大きな要因です。
Lステップの活用内容
――Lステップのおすすめ機能や、よく活用される機能はありますか?
善積さん
リンゴの再販を行う際には、パック機能を使ってメッセージと写真を合わせて配信します。
例えば「シナノスイートの再販が始まりました」というテキストと一緒に、オンラインショップにリンクできるリンゴの写真のパックを作ります。そのパックメッセージを配信することが多いのですが、配信数自体は写真とテキストでも1配信にできるので、配信数を抑えられて助かっています。
また、そのページがどれだけ見られたかというデータも随時取っていけるため、その後に活かしていけます。
――Lステップの活用はコンサルタントの方にお願いしていますか?
善積さん
1人お願いしている方がいます。最初の構築にあたっては、具体的にその方にデザインなどまでお願いして作ってもらいました。
現在は、日々の運用は基本的に自分で行なって、配信のやり方で分からないところがあれば教えてもらうという二人三脚で行っています。
――Lステップをご自身で使われるのと、Lステップコンサルタントの方に操作してもらうのに違いはありますか?
善積さん
実際に配信するときは「早くリンゴ売らないと」と結構焦っています。
なので「配信の内容やリンク先など間違っていないかな?」と毎回不安はあるんですよね。今700人ぐらいLINE登録してくださっているので、間違うと700人の方に一気に誤配信されてしまうので毎回ビクビクしています。
ですので、コンサルタントの方に事前に教えてもらいながら最終的には自分で行なう形をとっており、それはすごくありがたいです。
Lステップに向いてる人
――どういった事業をしている方にLステップは向いていると思いますか?
善積さん
自分も含めてなのですが、小規模事業者の方の助けになってくれる部分は大きいかなと思います。
例えば自分たちの仕事で言うと、「今何のリンゴが買えますか」など、お客様からよく質問される内容はある程度共通しています。そこで、事前にLステップで「販売中のリンゴはこれです」と誘導させていただいて、その後オンラインショップにリンクしていく流れを作っています。
それによってマンパワーも割けますし、お客様もすぐにご自身の得たい情報に辿り着けるので、スピード感がある状態で返事ができるのはありがたいです。
私たちのような季節性があり繁忙期の大変な時だけ「もう少し手があると良いけれども中々そういうわけにはいかないな」という小規模な事業者さんの役に立つ部分が多い気はします。
――数ある配信ツールの中で、Lステップを選んでいただける理由は何ですか?
善積さん
コンサルタントの方に「配信をどのように行おうか」「何とかしたい」と相談した時に、Lステップを教えていただいたことがきっかけになっています。
――Lステップ利用を検討中の方に一言お願いします!
善積さん
特に小さな事業者さんの場合は、1人で1日の中でどのように仕事を振り分けて成果に結び付けていくかを考えていかないと、繁忙期は仕事が溢れてしまう悩みを抱えがちかなと思います。
そういう時にLステップを活用することで、ある程度問い合わせであったりお客様データの管理であったりをLステップに任せていけます。
そして、経営者として自分が本当にやるべき部分になるべく時間を割く、メリハリをつけるためのツールとして使っていただけるのではないかなと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。リンゴ農園で働かれている善積さんにお話を伺いました。
小規模で事業を運営している方や、商品の受注数に変動が多い方などはぜひ参考にしてみてください。
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