
- セミナーやオンラインサロン集客に課題を感じている
- 自社製品の魅力を効果的にユーザーへ届けたい
- ビジネスやサービスを拡大したい
このような課題を、Lステップで解決できることをご存知でしょうか。
今回は株式会社RYS REALIZE代表の高見さんに、代理店ビジネスで、1年間に174社の代理店加盟と売上9500万円を達成した「Instagramチャットボットツール企業のLステップの導入事例」をご紹介いただきました。
【高見 誠治】
株式会社RYS REALIZE代表取締役 / Lステップ正規代理店
クライアントのビジネスを成功へと導く、ウェブマーケティングの戦略家。近年では、新規事業の立ち上げ支援にも注力。豊富な経験と実績に基づいた、実践的なアドバイスとサポートを提供し、企業の新たな挑戦を力強く後押しする。
目次
きっかけは「令和の虎」。新規事業提案からのスタート
――さっそくですが、今回ご紹介いただく事例アカウントについて教えてください。

高見さん
――高見さんが構築に入る前から、ネルプ様はLINE公式アカウントやLステップの運用をされていましたか?

高見さん
どちらも運用されていませんでした。
――Lステップの導入時期はいつ頃でしょうか?

高見さん
2022年12月頃です。
――ネルプ様がLステップを導入するきっかけや、高見さんが構築に携わることになった経緯をお聞かせください。

高見さん
弊社がアウトバウンド営業にて、Lステップを活用した新規事業の立ち上げをご提案しました。
令和の虎を拝見して、Instagramの自動運用ツールの業界は今後大きな成長を遂げるだろうと確信していました。
しかし、そのような事業は一過性のものも少なくありません。
iステップを一時的なブームで終わらせないために、私にお手伝いできることがあると思い、ネルプ様に連絡をとりました。
稲葉社長と取締役の方が快く話を聞いてくださり、ご一緒させていただく運びとなりました。
競合参入を見据えたiステップ代理店ビジネス
――Lステップは、既存事業での課題を解決するために導入を検討されるケースが多いですが、ネルプ様の場合は事業立ち上げ段階での導入だったのですね。提案された新規事業について、詳しくお聞かせいただけますか。

高見さん
ネルプ様に提案したのは、将来的な競合参入を見越し、業界のトップポジションをいち早く獲得するための「iステップ代理店ビジネス」です。
【説明会案内配信より】
単に加盟店を増やすのではなく、iステップの価値を正しく理解し、広めていただける企業やフリーランスの方々との連携を強化することを重視しました。
そのため、質の高い代理店育成を目指し、独自の教育プログラムと組み合わせた提案を行いました。
――そのご提案には、Lステップの代理店としてのご経験から培った考え方も反映されているのでしょうか?

高見さん
はい。Lステップの代理店経験から、ツールにファンをつけることの重要性を学びました。
Lステップは多くの方に支持されていますよね。代理店の方や、Lステップを使いこなす方のことを「Lステッパー」と呼んだりもします。
このようにツール自体を好きな方は、その魅力を十分に理解しているからこそ、高い成果を上げていると感じます。
iステップでも同様に、機能拡充やユーザー視点に立ったアプリ開発などを通じて、ツール自体を魅力的なものにする必要があると考えています。
――代理店ビジネスモデルと、ツール自体へのファン作りという二つの側面から、新規事業の立ち上げをご提案されたのですね。Lステップをその中で活用する狙いは何だったのでしょうか?

高見さん
アプリケーションツールを提供している企業にとって、顧客リストはとても大切な資産ですが、現状ではその多くがメールアドレスで構成されています。
以前に比べるとLINEを活用する企業は増えてきましたが、スタートアップ企業においては、メールだけでなくLINEも活用した顧客リストの構築が不可欠だと考えています。
アプリケーションツールは開発しやすい反面、多くの企業が倒産しているのが現状です。
生き残るためには、単一のツールに依存するのではなく、そこから派生するビジネスを生み出していく必要があります。
そこで重要になるのが、どれだけ顧客リストを持っているかという点です。
Lステップでは、メールアドレスだけでなくLINE IDも取得できるため、顧客との接点を増やし、より密なコミュニケーションが可能になります。
顧客との関係性を深め、長期的なビジネス成長につなげることが、Lステップ活用の狙いです。
説明会参加率は8割超!スピード重視の効果的な追客戦略
――Lステップをどのように活用されているか、具体的にお聞かせいただけますか。

高見さん
販売代理店の募集から説明会、そして申し込みまでの導線をLステップで構築しました。
集客については当初、ある程度容易に進むと考えていました。「令和の虎」の影響で、iステップの知名度は十分であると見込んでいたからです。
まずはLINE公式アカウントとLステップを導入して集客の箱を作り、説明会への参加を促しました。
参加促進にあたっては、余計なマーケティングはせず、説明会に直結する情報発信に注力しました。
今回のビジネスモデルでは、LINE登録前の段階で既に一定の熱量がある層をターゲットにしていたので、この方法が最も効果的だと考えたためです。
また、申し込みに至らなかった方への追客施策も積極的に行いました。
――追客はどのような施策を実施されましたか?

高見さん
第1弾のローンチ時には、30分おきに配信を行いました。
LINEの通知は、プライベートなものや他の公式LINEからも多いので、埋もれてしまう可能性があります。
そのため、配信頻度を高めることで、ユーザーの関心を維持することが重要だと考えました。
勢いで登録したものの、動画を視聴し終わった後で休憩してしまったり、後日申し込もうと思って忘れてしまったりする方が一定数いるため、積極的にプッシュしました。
また、申し込みがあったとしても、参加してもらえなければ意味がありません。リマインド配信は1週間前、場合によっては15日前から開始しました。
当日までの熱量を高める目的で、リマインドだけでなく、稲葉社長のメッセージなどを盛り込んだ熱い内容の配信も実施しました。
説明会は、1年間で4ヶ月ごとに各3日間実施しましたが、参加率が8割を切った回はないと記憶しています。
――説明会終了後、代理店加盟への申し込み促進については、どのようにアプローチされましたか?

高見さん
説明会参加者の熱量が高いうちに、お申し込みを促すための具体的なアプローチを試みました。
講座内容の復習を兼ねた動画を配信したり、お礼の個別メッセージをお送りしたりと、手触り感のある丁寧なコミュニケーションを心がけました。
追客のレベルとしては、”うざがられるくらい”を目標にしていました。
令和の虎の影響があるうちに、事業をスケールして拡大することを意識していたので、とにかくスピードを重視しましたね。
――配信のテキスト作成や、訴求コンテンツの決定も高見さんのチームが担当されたのでしょうか。

高見さん
はい、基本的には弊社が担当しました。
1年で174社の代理店加盟と売上9500万円を達成
――構築の成果をお聞かせください。

高見さん
説明会は、平均参加率80%と高い水準を維持しています。
また販売代理店制度では、1年間で174社が加盟し、加盟店による売上は約9,500万円を達成しました。
代理店と自社販売による売上を合わせると、1億円を大きく超える成果につながっています。
――LINEの友だち追加はどのように促進されましたか?

高見さん
iステップは既に一定の認知を得ていたので、友だち追加をよりスムーズに行ってもらうための導線設計が重要でした。
SNSでの発信に加え、ネルプ様はiステップの公式YouTubeチャンネルも運営されているので、YouTubeからの流入も図りました。
――構築にはどれくらいの時間を要しましたか?

高見さん
約1ヶ月です。
――本アカウントは現在も運用支援に入られているのでしょうか。

高見さん
現在はネルプ様の新たなアカウントでLステップを導入いただき、LINEマーケティングの施策をサポートさせていただいています。
具体的な運用支援の内容としては、iステップユーザーを増やすことと、iステップに関するセミナー集客の2点です。
以前は、Instagramチャットボットツールはiステップのみでしたが、現在は様々なツールが登場しています。
iステップというツールの魅力を、よりユーザーに訴求するための運用を行っています。
ネルプ様主催のセミナーでは、マーケティング領域の企業様とのコラボセミナーや、iステップユーザーであるインフルエンサーとのコラボを開催していて、その集客ツールとしてLステップを活用しています。
――ネルプ様はLステップを導入して、どのように感じていらっしゃいますか?

高見さん
代理店ビジネスモデルにおける成果の最大化、そして説明会の集客から加盟店申し込みまでの対応の一元化・自動化を実現できた点に大変ご満足いただいています。
また、Webマーケティング、コンテンツ構築、コーチングまでのトータルサポートも喜んでいただけたと考えています。
――高見さんが、iステップの説明会に広報段階から積極的に参加されている姿が印象的でした。トータルサポートという点を重視されているからこその姿勢なのでしょうか?

高見さん
はい、おっしゃる通りです。
ネルプ様とご一緒するにあたり、パートナーとして共にiステップを盛り上げていくという意識を持っていました。
そのため、良い点だけでなく、改善点や課題点も率直に意見させていただきました。
時には、煙たがられることもあったかもしれませんが、その信頼を裏切らないために、必ず結果を出すという強い気持ちで事業をサポートさせていただいています。
期待値を超える伴走支援でクライアントのビジネスを成功へと導く
――ここからは高見さんの経歴や、Lステップ構築をはじめた経緯についてお伺いできればと思います。まずは自己紹介をお願いします。

高見さん
株式会社RYS REALIZEの代表を務めています。
岐阜県岐阜市出身で、もともとは接骨院を個人事業主として始めました。
そこでLINEマーケティングを実務で扱うようになり、その経験を活かして現在はウェブマーケティング全般の支援を行っています。
具体的には、ウェブサイト制作、コンテンツ制作代行、Lステップ構築・運用代行などです。
最近では、新規事業の立ち上げ支援にも力を入れており、企業様の新規プロジェクトを丸ごとサポートしています。
――Lステップ構築をはじめた経緯についてもお聞かせいただけますか?

高見さん
当時LINE@(LINE公式アカウントの前サービス)を利用していたのですが、使いづらさを感じていて、ステップ配信やタグ付けなどより高度な機能を求めていました。
そんな時にLステップを知り、Lステップ認定トレーナーの堤さんへ相談したところ、構築代行ではなくコンサルタント講座を提案していただき受講を決めました。
正規代理店を目指したきっかけは、堤さんや中村誠さんといった方が代理店として活躍されている姿を見て刺激を受けたためです。
講座受講中に、代理店募集のお話があり応募しました。
現在は堤さんのコンサルタント講座の講師も務めていて、Lステップを通して様々な企業様のビジネスに関わることができています。
――構築のみと運用込みではどちらの方が多いですか?

高見さん
運用支援とセットでお受けしています。
Lステップは多機能で使いやすいツールですが、使いこなすにはコツが必要です。
以前は、構築のみを1ヶ月から1ヶ月半ほどで行っていたのですが、お客様が使いこなせずに解約されるケースが見受けられました。
様々な要因が考えられますが、やはり運用リソースの不足が大きかったように思います。
そこで現在は、構築と運用代行をセットにした伴走支援メニューに切り替えました。
私は、初期段階での構築で100点満点を目指すのは不可能だと考えています。
まずは50点の基礎固めを行い、残りの50点は伴走しながら分析・改善していくことで、100点を目指していく形をとっています。
――高見さんのチームでは、何名ほどでLステップの構築、運用支援をされているのでしょうか?

高見さん
お客様へのご提案窓口となるフロントマンは、私一人です。
実務は、約100名が在籍するオンラインサロンのメンバーに依頼する形をとっています。
「この人はLINEは触れないけれど、クリエイティブが作れる」「動画編集に強い」といったように、それぞれの強みを活かし、案件に応じて適切なチームを編成しています。
――対応エリアは全国ですか?

高見さん
はい。全国対応しています。
――得意とする業種・業態はありますか?

高見さん
案件で一番多いのは、コミュニティビジネスの領域ですね。具体的には、オンラインスクールやオンラインサロンの支援です。
最近は、ECサイトを運営されている企業様とのつながりも増えてきていますので、今後はEC関連の業種・業態のご相談も増えてくるのではないかと考えています。
――ご自身の強みや、クライアントワークの中で大切にしていることをお聞かせいただけますか。

高見さん
強みは、ウェブマーケティング全般の支援ができる点だと考えています。
その中でも、今後は特に「新規事業立ち上げ支援」に力を入れていきたいです。今回ご紹介したネルプ様の事例も、まさにそのひとつですね。
クライアントワークで大切にしているのは、期待値を先回りすることです。
担当者の方や経営者の方と密にコミュニケーションを取り、望ましいビジネスの形や目標を深く理解した上で、「これをやった方がいい」という提案を積極的に行っています。
特に中小規模の企業様は、日々の業務に追われて新たなチャレンジに取り組む時間が、なかなか取れないケースが多いと感じています。
単にご依頼事項をこなすのではなく、企業のCMOやCOOのような意識を持って、クライアントの事業成長に貢献していきたいと考えています。
まとめ
今回は株式会社RYS REALIZE代表の高見さんに、Instagramチャットボットツール企業のLステップ導入事例をご紹介いただきました。
Lステップを伴走支援までセットでご依頼したい方、ウェブマーケティングの領域でトータルサポートを受けたいとお考えの方に、高見さんはぴったりです。ご相談を希望される方は、以下からご連絡ください。