企業や有名人のLINE公式アカウントに返信したら、送信内容が他の人にも見られてしまうのではないかと、不安を感じる人は少なくありません。
また、返信すれば本人と直接やりとりできるのでは?と淡い期待を抱く人もいます。
実際のところ、返信した内容が他人に見られたり、本人から返事がきたりするのでしょうか?
この記事では、LINE公式アカウントのメッセージの仕組みを解説します。
目次
結論:LINE公式アカウントに返信しても他の人には見えない
早速結論ですが、企業や有名人のLINE公式アカウントに返信しても、送信内容は他の登録者には見えません。
私たちが普段利用しているLINEと同様に、LINE公式側でも友だちごとに個別のチャットルームが形成されるため、登録者同士のメッセージは見えない仕組みになっています。
他の登録者に自分の情報が流れる心配はありません。
LINE公式アカウントに返信する上で知っておきたいこと
LINE公式アカウントに返信する上で、知っておきたいことを3つ紹介します。
返信してすぐに既読がつく時とつかない時の違い
LINE公式アカウントに返信すると、すぐに既読がつく時と、つかない時があります。
この違いは以下の通りです。
- すぐに既読がつく:応答設定のチャットを「オフ」にしている
- すぐに既読がつかない:応答設定のチャットを「オン」にしている
LINE公式アカウント側で機械的に返信する設定にしていると、送信直後に既読がついて、手動で返信する設定にしていると、開封したタイミングで既読がつきます。
友だち数が多いアカウントでは、前者の設定になっている場合が多く、運営側はひとつひとつ内容を見ていないこともあります。
LINE公式アカウントへの返信は取り消しができない
個人間のチャットではメッセージの取り消しができるので、誤送信をしてしまっても修正可能です。
しかし、LINE公式アカウントに返信したメッセージは取り消しができません。
正確には、自分のトークルームからメッセージを削除することはできるのですが、相手の管理画面側には削除したメッセージは残るため、実質取り消し不可となります。
チャット上のメッセージは最長1年間保存されるため、不用意にメッセージを送らないよう注意しましょう。
本人が直接メッセージの返信をしているとは限らない
有名人やインフルエンサーのLINEにメッセージを送ったら、本人から返信がくるのでは?と思われる方もいます。
本人から返信がないとは言い切れませんが、期待値は低いと思っておいた方がいいでしょう。
LINE公式アカウントは複数人で管理できるので、友だち数が多いアカウントであればあるほど、専用のスタッフがいるものです。
送信したメッセージが本人の目に留まるかどうかもわかりません。
まとめ
今回は、LINE公式アカウントのメッセージの仕組みを解説しました。
おさらいですが、企業や有名人のLINE公式アカウントに返信しても、送信内容は他の登録者には見えません。
そういう意味では、気兼ねなくメッセージを送って問題ありません。
ただ、有名人本人から返信が来るとは限りませんし、そもそも本人はメッセージを見ていない可能性もあります。
あくまでもビジネス用のアカウントなので、それを踏まえた上で接するようにしましょう。