今回はLステップ正規代理店※の原川さんに、 Lステップのおすすめの使い方や、正規代理店として働く魅力について伺いました。
株式会社Maneqlが指定する講座を受け、試験に合格した人に付与される称号。Lステップの導入から構築、運用サポート、改善提案まで、一貫して対応できると認定されたコンサルタントのことを指します。
正規代理店になるまでの経緯
名前は原川優菜と言いまして、現在は愛知県の名古屋市で株式会社BRANCHという会社を経営しております。
起業する前はクレジットカード会社に勤めていました。プラチナカードの専属営業部署にいて、愛知・岐阜・三重を中心に、法人の社長様を相手に営業をしていました。
現在は主に、Lステップを使った配信や構築代行、コンサルをさせていただいています。
その他、広報室やマーケティングの部署を持てない中小企業様に対して、広報室代理の立場でサポートをさせていただいています。
広報室代理の事業では、Lステップ以外にも周辺SNSのサポートなども行っています。
コンサルタントの数も増えているので、私に依頼したいと思ってもらうための1つの武器になったらいいかな、と思ったのがキッカケです。
正規代理店になる前からLステップは触っていて、サポートもしていましたが、レベルを上げて、より良いコンサルタントになりたいと思い、正規代理店を目指しました。
当時、自分はどの程度のレベルで、果たしてできているのか、指標がなかった為、現状に満足してしまうのではという、悩みもあったのかもしれません。
2つありまして、1つはLステップの情報の鮮度です。どんどん情報がアップデートをされて、お客様にいい情報を与え続けることができています。
2つ目は、同じ正規代理店と横の繋がりができたことです。自分が構築に詰まった時に、相談できる相手ができたのは大きな強みになっていると思います。
お客様ありきの仕事ではありますが、スケジュールは自分でコントロールできるので、結構自由ないい時に休みが取れているとは思います。
あとは日常的な目線も結構変わって、もともとマーケティングはあまりしていなかった業種だったので、街でLINE公式アカウントがあるとチェックするようになりました。
同業の人と飲食店に行くと、回転率がどうこうみたいな話とかすることもあります。
私の場合Lステップというか、LINE公式アカウントのコンサルを始めたと同時に起業・法人化もしているので、普段会うお友達からは「本当すごいね」と言っていただけます。
あと家族では、普段使ってるお店や今登録をしているアカウントが、実は自分が作ったことを暴露すると「えー!」と驚いてくれて、そこは嬉しいですね。
建設業は地図に残る仕事とかって言いますけど、fa-arrow-circle-right自分がやった仕事が世の中に残って、認めてもらっているのは嬉しいです。
普段昼間はお客様とのアポイントがあるので、主に夜に確保していました。作業の日や勉強の日は予定の中に書き込んで、あえて意識するようにしていました。
私の場合は実践型と言いますか、お客様のお悩みや、やりたいことベースで新たなアイデアができて、知識やアカウントの使いこなし度が上がってきたように思います。
1ヶ月以内には獲れました。Lステップは前々から絶対良いだろうと思っていて、お客様にも「勉強してみようと思うんですけどどう思いますか?」と、雑談ベースで話をしていました。
いざ、「正規代理店になれました!仕事できるようになりました!」となった時に即提案した感じです。
正規代理店の仕事内容
企業規模としては、 従業員数が5名〜多い所で100名程度。
地域で言うと、愛知、岐阜、三重が多いですが、Zoomの発展もあり、北海道や鹿児島のお客様もいます。
店舗を構えていらっしゃる企業様が多いイメージです。
ジャンルでいうとやっぱり実店舗です。店舗にLステップを実装する部分は得意というか、自信があります。業種はバラバラですね。
実店舗の場合、Lステップの企画や構築も大切ですが、fa-arrow-circle-right納品後にどれくらい現場のスタッフさんに落とし込めるかも重要です。
例えば流入経路を入れて、来店時にお客様にQRコードを読み取ってもらうように施策しても、今までなかったことを定着させるには、オンラインの説明だけでは難しいところがあります。
また、社長様と現場のスタッフ様では、スキルも違えば意図が汲み取れない時もあり、うまく意思疎通が取れない場合もあります。
そんな時はfa-arrow-circle-right直接訪問させていただき、内製化研修をして、実装力を高めています。
「新しいサービスや商品の打ち出し方がわからない」と仰る方は多いです。
その他、チェーン展開されているエステサロンやクリーニング屋さんで言うと、複数店舗で会員カードや診察券などを発行しており、店舗の横断がある際に管理が煩雑になっているといったお話もあります。
Lステップの回答フォームを使って、紙のカルテの代わりにLステップで顧客情報を集めたり、カードをリッチメニューに表示させたり、デジタル化する提案をしています。
あと初歩的な話ですが、よくある質問を自動応答に全部入れ込むようにしています。お客様にはスプレッドシートに質問と回答を入れていただき、それを私が自動応答に落とし込むイメージですね。
内容をどんどんアップデートすることによって、fa-arrow-circle-right1年ぐらい経つと、知らないうちにLステップが返信してくれている状態になり、業務効率化に繋がっているお客様は多いです。
最近で言うと、30店舗ほどお持ちのクリーニング屋さんの配信内容を見直した結果、実店舗のサービス改善につながったことがあります。
元々は「ドライクリーニング5%オフ!」のような割引情報ばかりを配信していたんですが、少し物足りない印象を受けたため、Lステップの回答フォームを使い、LINEマガジンと謳って、コラム的な配信を始めました。
例えば「ドライクリーニングとはそもそも何か?」「家で洗うのと何が違うのか?」といったテーマです。
私自身知りませんでしたが、油で洗っているんですよね。このような話から、クリーニングに持っていく必要性を訴求しました。
さらに記事の最後には「この会社に対して思ってることや、今回の記事の感想を教えてください」と書いたところ、 約3,000人への配信に対して、約1,800件もの回答が集まりました。
Lステップを入れなければ拾い上げれなかった、普段お客様がお店に対して秘めている思いを知ることができて、サービス改善に活かせたのは大きな収穫だったと感じています。
ポイント機能付きの1日ガチャは喜ばれました。お客様が1番ワクワクしてくれる機能だと思います。先ほどお話ししたクリーニング屋さんも導入しています。
あと、来店のリードタイムの計測もやって良かったと思います。来店したらQRコードを読み込んでもらうと、お客様は来店ポイントが貯まり、店舗側では来店日が記録される仕組みです。
これによってfa-arrow-circle-right来店日から次回来店までの間隔や、リピート数の計測が可能になりました。
Lステップはクロス分析のボタン1つで、簡単に数値が出せるのも良いところだと思います。
2つありまして、1つが回答フォーム、もう1つが流入経路分析です。
回答フォームは使い方が大きく分けて2通りあって、1つはお 問い合わせフォームとしての利用です。
ホームページよりLINEの方が気軽に問い合わせがしやすいですし、サンクスメッセージのレスポンスも早く、予約や申し込みに対してはリマインド配信も可能なので、提案させていただく企業様のほとんどが導入しています。
もう1つは、LP風の回答フォームの利用です。LPを業者さんに頼んで1枚作り込むと、何十万ぐらいの予算感になってきますが、 Lステップの回答フォームの中で作ればかなりコストダウンできます。
また作り替えも楽なので、お客様がLステップを操作できるようになれば、文字変えるといった変更はご自身で簡単にできるため、おすすめしています。
流入経路に関しては、来店時のチェックインによく活用しています。
大きく2つかなと思っていて、1つは配信内容の質が変わることです。2つ目は実店舗での実装力だと考えています。
企業様から初めて相談を受ける際、fa-arrow-circle-right「何を配信したらいいかわからない」「もう配信することないんだよね」とよく言われます。
それは企業様からすると、LINEはクーポンの配信とキャンペーンの配信しかできないと思われている場合が多いからです。
でも実際は、自社の商品紹介や店長さんの紹介など、配信できることはたくさんあります。
そういった配信の企画をしたり、さらにクイズ形式にするのかコラムにするのかなど表現方法を考えたりするのは、Lステップの機能を理解した正規代理店ならではだと思います。
あと、違うビジネスモデルの企業様のアイデアが活かせるケースもあります。
場数を踏んでる正規代理店を入れることによって、自分にはない発想やアイデアを得られるのもメリットかと思います。
2つ目の実店舗での実装力は、現場でのLステップの使い方と、その先にいるお客様へどう訴求すると店舗への還元が大きくなるかを、正規代理店が内製化研修を行うことで備わると思います。
LINE公式アカウントやLステップの存在はすごく注目されているので、アカウントが世の中にありふれてきていると思います。
なので、まずfa-arrow-circle-right登録をした時にがっかりさせないアカウントであるべきだと思います。
自分のやりたいことを全部正規代理店にぶつければ、要件整理をして、構築のアイデアをまとめてくれるので、夢物語でも1度ぶつけてみるのがおすすめです。
正規代理店の人と一緒に良いものを作っていく意識で依頼をしていただけると、良いものができて、生きるアカウントになると思います。
原川さんの構築事例
原川さんが構築された「ISD個性心理学協会ハミングアイ支部」様の事例を紹介します。
■友だち追加直後にアンケートが配信され、ユーザー情報が取得できる仕組みになっています。
■アンケート回答のお礼に3つの特典を用意し、アンケート回答後に自動的に配信。
■リッチメニューやコンテンツが充実していて、ユーザーが自分のタイミングで、欲しい情報にアクセスできるような設計になっています。
正規代理店として働く魅力や楽しさ
お客様のしたいことが実現できるのは、魅力であり可能性だと思っています。また、お客様も見えてない自社の悩みを引き出し、解決に導けるのも魅力だと思います。
例えばお客様から売上げを上げたいと相談をいただき、ヒアリングをしている時に、「これも解決できますよ」と別の課題に対する提案も同時にできることってあります。
そこまでできると「依頼して良かったな」と思っていただけますし、自分の満足度も上がります。
次からは「新しいサービスがやりたい」「電子商材を考えている」といった、根底ベースで相談がいただけるようになるのも魅力かなと思います。
普段お客様が見ているLINE公式アカウントより、Lステップはできることが多いので、提案中に「こんなこともできるの?!じゃあこれは?」といった感じで、fa-arrow-circle-rightお客様からワクワクしてご意見いただける時は、一緒に作り上げていっている感じがして楽しいです。
近い将来の目標としては、マーケティング部署がなかなか作れない中小企業の広報室代理という立ち位置で確立して、事業を確立させていきたいと思っています。
もう1つは、まだ何をするのか決まってないですが、いつか自分の店を持ちたいので、学んだLステップを導入して、SNSだけで集客できる店を作りたいと思っています。
私が正規代理店になろうと思っていた時に、周りのお客様からLステップと聞くことが1番多かったのがひとつですね。
あと、当時タクシーに乗っていたらよくCMが流れていたので、これから来るのかな?と思ってました。
コロナの影響で売り方や買い方が絶対変わるだろうと思っていたので、そこに対して何がいいのかを色々調べた結果、Lステップが網羅されていると感じて決めました。
一言で言うと、すごくおすすめです。
私自身、マーケティングのマの字もわからないところからのスタートだったので、現在知識がない方でも目指せます。
Lステップのコンサル講座に入ると、Lステップの機能を知れるのはもちろんですが、 マーケティングの知識やライティング、どういう風に次挙動をさせるのかといった、考え方を学べたのが大きかったです。
仮に、fa-arrow-circle-rightLINEが消滅しました、Lステップ消滅しましたとなっても、その考え方や知識は残りますからね。生き方の幅が増えると感じます。
時間もお金もかかりますが、いい投資になるかと思います。
なにか迷っているのであれば、ぜひ挑戦してみてください。
まとめ
今回は、株式会社BRANCH代表の原川優菜さんにお話を伺いました。
Lステップの活用方法や導入サポートのお話はどれも具体的で、非常に参考になりました。
実店舗でLステップの導入を検討されている担当者の方は、相談されてみてはいかがでしょうか。
<今回インタビューさせていただい原川優菜さんのHPはこちらから↓↓↓>
株式会社BRANCH:https://branch-corp.com/