今回は株式会社BALSAの代表であり、Lステップ正規代理店の中川 聖悟さんに、正規代理店になるまでの経緯や、現在の活動状況について伺いました。
株式会社Maneqlが指定する講座を受け、試験に合格した人に付与される称号。Lステップの導入から構築、運用サポート、改善提案まで、一貫して対応できると認定されたコンサルタントのことを指します。
Lステップを使い始めたきっかけ
――まず簡単に自己紹介をお願いします。
中川さん
株式会社BALSA(バルサ)という会社を経営しております、中川 聖悟(なかがわ しょうご)と申します。LINEの構築や運用を主な事業として活動しています。
――Lステップを使い始めたきっかけを教えてください。
中川さん
LINEの構築代行や運用の事業を始める前に、パーソナルジムの運営をやっていまして、そこでLINE公式アカウントやLステップを導入したのがきっかけです。
――パーソナルジムではどのような目的でLステップを導入されましたか?
中川さん
ご契約いただいたお客様とのチャット対応や予約管理がメインでした。運営側の工数削減につながったと直に感じました。
Lステップの構築実績
――これまで構築された業種をお聞かせいただけますか?
中川さん
私自身がパーソナルジムを運営していた経験もあり、実店舗が強いですが、いろんな業種のクライアント様がいます。
フィットネスジムやホテル、美容室や脱毛サロン、インフルエンサーの方など、さまざまです。あと「採用を強化したい」という企業の構築もあります。
――採用を目的にLステップを導入される企業も増えていますか?
中川さん
そうですね。1人採用するのに何十万と費用がかかる上に、ミスマッチが多くて離職率が高いなど、採用に悩む企業は少なくありません。
LINEを使ってダイレクト採用(企業が直接求職者へアプローチをする採用手法)を行い、採用を強化したいとご相談いただく機会が少しずつですが増えてきています。
――主にどのようなクライアント様の構築をされるケースが多いですか?
中川さん
集客力のあるクライアント様が多いです。
自社のメディアを持っている、YouTubeの登録者数やTwitter、Instagramのフォロワー数が多いけれど、その割にあまり売上げが立っていないクライアント様が多いです。
リストマーケティングというか、LINEの友だちを集められていないのが主な原因なので、LINEを当て込むみたいな感じの使い方はすごく多いですね。
――どのような課題をお持ちのクライアント様が多いですか?
中川さん
課題はさまざまありますが例えば、見込みのある人や興味がある人にだけ、商品販売をしたいとおっしゃる方は多いです。
あと、InstagramやTwitterなどSNSを活用している方では、垢BANに備えて顧客情報を取得しておきたいとおっしゃる方も結構多くいます。
――そういった課題に対して、どのようなアプローチをされますか?
中川さん
クライアント様が思っている自社のフォロワーの属性と、実際のフォロワーの属性がまったく違うケースはよくあります。
ですのでまずは顧客情報を取得し、属性の確認から始めることが多いです。その上で顧客に合わせた配信を作ったり、季節や時期に合わせてキャンペーンを打ったり、データをみて運用しています。
――そもそも顧客に対する認識がズレている場合もあるわけですね。
中川さん
そうですね。結構ミスマッチがあって、認識のズレを解消する意味でもLINEは有効だと思います。
――これまで構築してきた中で、反応のよかった施策や工夫を教えていただけますか?
中川さん
例えば、オンラインセミナーや説明会をよく開催される企業だと、毎回Googleフォームで情報を取得するため、情報が散らばりがちです。
それを回答フォームでの情報取得に変更して、Lステップに情報を蓄積し、予約日に合わせて自動でリマインドが流れるようにするなど設定した結果、工数が減ったと実感してくださっている方は多くいます。
エンドユーザーも困ったら電話やメールではなく、LINEから問い合わせができることも安心感としてひとつあるのかなと思います。
実店舗の例でいうと、元々LINE公式アカウントだけで集客や運用をすべて実施していた、全国に20店舗ぐらいあるフィットネスジムがあります。
エリアごと、店舗ごとにLINEがあり、煩雑になっていたところにLステップを導入し、タグや流入経路分析などの機能を使って、全店舗分の情報を1アカウントの中で集約できるようにしました。
管理者側で全部対応できるので、各店舗のスタッフの工数が減り、ユーザー側も何アカウントも登録する必要がなくなりました。このようなアカウントの集約で、喜んでくださってる方は多いかなと思います。
あとは、住宅展示場で内覧会などを行う不動産会社では、LINE登録してくださった方にイベントの情報を送ります。回答フォームから申し込みをした後、当日までのリマインドやアクセス情報をすべてLINEから送ります。
「お車で来る方はこういう道順で来てください」「こんな目印があります」といった案内を動画で送るイメージですね。それらの配信により、行き方の確認などの無駄なやり取りや手間がなくなって、革新的でしたと喜んでくださってる方もいます。
――業種によっては構築の依頼をお断りすることはありますか?
中川さん
特に業種の制限は設けていません。弊社でできると思ったら受けるスタンスです。
詳細は言えませんが、弊社で受けられる案件の基準を設けていまして、それを満たしていたら基本的にすべてお受けします。
ただ、LINEの利用規約に抵触する商品を扱っている方はお断りしています。
――これまで構築されたアカウントの成果をお聞かせいただけますか?
中川さん
その他、都内で10店舗展開しているアカウントの運用では、全店舗の入会率20%アップを継続している事例や、フォトウェディングスタジオのアカウントでは、カウンセリング申し込み率20%前後を1年間継続している事例もあります。
あまりドカンとやっても、結局継続できなければダメだと思っています。最悪僕らがいなくても、自分たちでその売上げを担保できる仕組みを作ってお渡しするのが仕事かなと思っていて、安定的にちゃんと売れるような仕組み化を意識しています。
あと、Lステップを導入したり広告を使ったり、お金をかけるのが売上げに直結しやすいですが、メディアで発信し続けるとか、仮にInstagramから登録者を取るにしても、InstagramとLINEを掛け合わせたから売上が立ったケースも多いため、必ずしもLINEからだけの反応数ではないという点は、うまく伝えられたらと思っています。
――正規代理店に構築を依頼するメリットは何だと思いますか?
中川さん
正直、LINEの設定や構築をするだけだったら、正規代理店でなくても誰でもできると思っています。違いとしては、例えば弊社なら、事例をたくさん持っている点が挙げられると思います。
これまでに100件以上の構築をやっているので、事例をベースに確実に成果に直結できる、具体的な施策が提案できるのは大きな違いです。
――正規代理店に構築を依頼するか考えている方々に、一言お願いできますでしょうか。
中川さん
正規代理店は、お医者さんをイメージしていただけるとよいかなと思っています。
鼻水が止まらない、咳が止まらない、頭痛があるなど、症状に応じた対応を講じるのと同様に、課題に応じた対策を考えてくれるのが正規代理店に依頼するメリットです。
課題を一緒に掘り出してくれるのが正規代理店の良いところでもありますし、課題を一緒にちゃんと探してくれる正規代理店の方に依頼をするのがいいかなと僕は思います。ちゃんと課題解決に向き合ってくれる方に、ぜひ依頼いただきたいと思っております。
正規代理店になったきっかけ
――正規代理店になろうと思ったきっかけをお聞かせいただけますか?
中川さん
当時は構築代行や運用をやっていく中で、肩書きがなくて困ったことはありませんでしたが、今後を見据えてなっておこうと思いました。最近ではたまに「正規代理店なんですね?」と聞かれる時があるので、なっておいてよかったと思います。
――正規代理店になって、何か変化はありましたか?
中川さん
それでいうと1つあって、これまでは個人事業主の方からの依頼が多かったのですが、最近は企業様からの依頼も増えています。
正規代理店になったのと同じタイミングで、メディアの発信を始めたのもたぶん理由としてはあります。
正規代理店になったのと同じタイミングで、メディアの発信を始めたのもたぶん理由としてはあります。自社メディアとYouTubeがあって、YouTubeは始まったばかりではあるのですが、数件お問い合わせをいただいています。
――正規代理店として活動する魅力や将来性を教えていただけますか?
中川さん
市場が若いというか、これからまだまだLステップやLINEの需要は伸びるのかなと個人的に思っています。
Lステップの導入によって売上げが上がったり、事業の可能性が広がったりする方もいらっしゃるので、経営者や起業家の方達の夢を形にするお手伝いができるのは、正規代理店として活動する魅力だと思います。
数字的な目標を達成した時など、成果が出た時はもちろん嬉しいですが、弊社は紹介の依頼が多いので、「やっぱり依頼して間違いなかったです」という声を聞くのが何より嬉しいです。
クライアント様が初主催するオフ会や交流会によく行くのですが、エンドユーザーから「買ってよかったです」とか「ここに入ってよかったです」という声を聞くと「これやってて間違いなかったな」と思います。
僕とクライアント様が見ているのはエンドユーザーなので。エンドユーザーが本当に喜んでくれている姿を見ると、やっぱり嬉しいです。
――Lステップの構築はいつ頃始めましたか?
中川さん
2年前ぐらいです。
――これまで何件くらい構築されてきましたか?
中川さん
アカウントの数でいうと、100件は超えています。
現在弊社で運用しているアカウントは15件ほどあり、常時15〜20件程度は構築や運用をしています。
――2年間で100件超、すごい勢いですね。
中川さん
中村 誠さんのおかげもあります。
誠さんが主催している講座に入っていたこともあって、誠さんのところでディレクターをやりながら修業みたいな感じでお仕事をして、去年ぐらいから一人でやり始めたところです。
初期のブーストは間違いなく、誠さんのおかげですね。
――中川さんの今後の展開をお聞かせいただけますか?
中川さん
「誰がみてもLステップの運用なら中川の会社だよね」と言われるような、実績と成果を作りたいです。
誠さんがいて堤さんがいて、他の方もいらっしゃると思うのですが、その方達と切磋琢磨しながら上を狙っていきたいと思っています。
また、もっといろんな人にLステップの存在を知ってほしいですね。Lステップはツールとして本当に素晴らしいものなので、まだ知らない方、導入したらすごく伸びる可能性がある方に対して、もっと広めていきたいと思っています。売上げや案件数などより、市場を開拓したいという想いが常にあります。
鼻水が止まらない、咳が止まらない、頭痛があるなど、症状に応じた対応を講じるのと同様に、課題に応じた対策を考えてくれるのが正規代理店に依頼するメリットです。
――数ある配信ツールの中から、Lステップを選んでいただいた理由を教えてください。
中川さん
とっつきやすかったというか、他のツールと比べてわかりやすかったからです。あと、身近な人が使っていたのもあります。パーソナルジムの運営をやっていた時から、Lステップを知っている方が多かったです。
機能面では、圧倒的にサーバーダウンとかないですよね。基本的に動いているので。本当に努力の賜物だと思います。
多少システム費用が高いという方も中にはいらっしゃると思いますが、エンジニアさんや開発元の方達に敬意を払ってずっと使い続けたいなと思っています。僕はサーバーの落ちなさ、強さに関しては本当にすごいなと思っています。
――最後に、正規代理店になろうと考えてる方に一言お願いできますでしょうか?
中川さん
Lステップは良いツール、素晴らしいツールだと本気で思っています。そのツールをいかに使いこなせるかが、正規代理店のお仕事だと思います。とにかく事例に触れてほしいですね。
いろんな事例に触れて、自分のクライアント様にピッタリのものを探す作業をやってほしいです。Lステップ公式ブログを見るといろんな事例が落ちていると思うので、たくさん見て勉強していただけたらと思います。
まとめ
今回は株式会社BALSAの代表であり、Lステップ正規代理店の中川 聖悟さんにお話を伺いました。
実績の豊富さに加えて、クライアント様に寄り添う姿勢や真摯さがとても魅力的で、依頼が絶えない理由がよくわかるインタビューでした。
Lステップの導入を検討されている方は、1度ご相談されてみてはいかがでしょうか。
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