シナリオ配信には「時刻で指定」と「経過時間で指定」の2パターンがあります。
- 時刻と経過時間の違いは?
- どのように使い分ければいい?
このような質問をいただく機会は少なくありません。
そこで本記事では、時刻と経過時間の違いと、それぞれの利用が適したケースを解説いたします。
目次
結論:「時刻で指定」を使うケースが多い
先に結論を申し上げると、「時刻で指定」を使うケースが多いです。
なぜなら「時刻で指定」の方が、使い勝手がよいからです。
詳細は後述しますが、基本的には「時刻で指定」を使う認識で問題ありません。
「時刻で指定」と「経過時間で指定」の違い
上図のように、1通目は14時、2通目は18時、3通目は12時、といった具合に設定できます。すべて12時で統一もできますし、12時2分、12時31分など1分単位での指定も可能です。
届けたい時間を細かく指定できるのがメリットです。
ただ「開始当日」で時刻指定をした場合、上図中央の例のように、開始のタイミングが指定の時間を1分でも過ぎてしまうと、開始が翌日にズレてしまうのはやや難点と言えます。
「時刻で指定」同様、分単位の指定も可能なので、開始のタイミングから10分後に1通目を送ることもできます。
「経過時間で指定」は上図のように、開始タイミングによって送られる時間が異なるため、丸1日近く配信が遅れる心配はありません。
一方で、何時に送られるかが読めない点はデメリットと言えます。例えば5時間後に1通目を設定していて、22時に開始タイミングを迎えた場合、1通目は午前3時に送られます。
深夜や早朝にメッセージが届けば、即ブロックされても不思議ではありません。クレームにつながる場合もあるでしょう。
ユーザーによって開始のタイミングが変わるケースでは、いつ開始のタイミングを迎えても指定の時刻に送られる「時刻で指定」を使う方が、無難と言えるわけです。
「時刻で指定」が適したケース
ユーザーによって開始のタイミングが変わるシナリオは、「時刻で指定」が適しています。
例えば、友だち追加時をシナリオの起点にするケースです。HPやSNSなどで幅広くLINE追加を促している場合、何時に友だち追加があるかは読めません。
「経過時間で指定」すると、友だち追加の時間によっては深夜や早朝に配信されてしまう可能性があるため、「時刻で指定」を使うのが無難です。
「経過時間で指定」が適したケース
開始のタイミングがある程度読めるケースでは、「経過時間で指定」も便利です。
例えば、来店されたお客様にだけLINEを案内しているとか、セミナー参加者にだけLINEを案内しているなどのケースが考えられます。
友だち追加を起点に、30分後にサンクスメッセージと限定クーポンを送り、2時間後に追撃メッセージを送るなど、ユーザーの熱量が高い時にまとめて配信する際に役立ちます。
不明点がある方は「スポットコンサル」へ
今回は、Lステップのシナリオ配信の「時刻で指定」と「経過時間で指定」の違いと、それぞれの利用が適したケースを解説しました。
「時刻で指定」の方が使い勝手はよいですが、開始のタイミングがある程度読めるケースでは「経過時間で指定」も便利です。ぜひ状況に応じた使い分けをしてみてください。
設定方法のサポートや、使い方についてのアドバイスを希望される方は、ご契約者様限定サポートの「スポットコンサル」をご活用ください。
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