顧客管理と対応を効率化し工数削減を実現|ガラス工房のLステップ導入事例

作品の制作から宣伝・販売まで、すべて個人で対応するハンドメイド作家の中には、次のような悩みを抱える方も多いのではないでしょうか。

 

  • お客様の情報を管理するのが大変
  • やりとりの手間を減らしたい...
  • 自分でやらなくていい作業を削減できない?

 

昨今はこれらの課題を、Lステップの活用により解消する事業者が増えています。

 

今回は株式会社NovoCor代表の下澤さんに、顧客情報の収集と蓄積を自動化し、管理工数の削減に成功した「ガラス工房のLステップ導入事例」をご紹介いただきました。ぜひ参考にしてみてください。

 

株式会社NovoCor代表の下澤さん

【下澤 一麻】
株式会社NovoCor 代表取締役社長/Lステップ正規代理店
医院や実店舗のある業態の構築実績が多数。実店舗を構えて来客がある業態で、友だちを増やす勝ち筋の検討から、ボトルネックを見つけて売上や業務効率化につながる解決策の提案を得意とする。

LINE公式アカウントは導入済みだが、うまく活用できていなかった

――さっそくですが、今回ご紹介いただく事例アカウントについて教えていただけますか。

下澤さん
下澤さん

 

「ガラス工房Merhaba(メルハバ)」様です。グラスや花瓶、照明など、さまざまなガラス工芸をハンドメイドで制作し、オンラインショップや展示会で販売されています。

 

――御社が構築に入る前から、ガラス工房Merhaba様はLINE公式アカウントやLステップの運用をされていましたか?

下澤さん
下澤さん

 

LINE公式アカウントは運用していて、お客様とのやりとりにLINEも使われていました。

 

――Lステップ導入の時期はいつ頃でしょうか?

下澤さん
下澤さん

 

2022年の7月頃です。

 

――ガラス工房Merhaba様がLステップを導入したきっかけや、御社が構築を担当されることになった経緯をお聞かせいただけますか。

下澤さん
下澤さん

 

Merhaba代表の小林さんの奥様が、僕の中学の同級生なんです。

 

当時僕はLステップの正規代理店になったばかりで実績を作りたくて、奥様を通じてLステップの導入を提案したところぜひやりたいと言ってもらえたため、構築させていただくことになりました。

 

――ガラス工房Merhaba様は下澤さんの最初の構築案件だったんですね。

下澤さん
下澤さん

 

おっしゃる通り、初めて受注した案件です。

 

――ガラス工房Merhaba様が抱えていた課題や要望をお聞かせください。

下澤さん
下澤さん

 

主な課題は次の通りです。

 

  • 顧客管理が全くできていない
  • オーダーの管理もできていない
  • イベントの情報などが届けられていない

 

LINE公式アカウントだと、本名ではなくLINE名でしか表示できないので管理しづらかったのと、連絡先や住所を自動で登録できないため、手書きで管理されていました。

 

また、過去のオーダー管理もきちんとできていなかったため、リピートで購入してくださる方にも、再度住所や連絡先を聞いてしまうこともあったようです。

 

作品の制作や修理、顧客対応、管理まですべて代表が1人で対応されているため、負担を減らすべく煩雑な顧客管理を効率化したいと考えておられました。

 

Lステップの活用で顧客管理にかかる工数が大幅に減り、とても楽になりそうと感じられたのが、導入の1番の決め手になったと思います。

顧客情報と制作に必要な情報収集を自動化

――個人情報を何度も伝えなくてもよくなれば、お客様にとってもいいですよね。課題に対し、どのような構築をされましたか?

下澤さん
下澤さん

 

まず、必要なコンテンツをリッチメニューに集約しました。

 

リッチメニュー オーダー相談と作品の修理依頼

 

Merhaba様では既存の商品販売よりも、オーダーメイドの受注制作をメインで受けておられるので、オーダー相談と作品の修理依頼を上部に配置しています。

 

オーダー相談と作品の修理依頼はそれぞれ、回答フォームに入力いただく仕様です。

 

回答フォーム オーダー相談と作品の修理依頼

Lステップ オーダー相談フォーム

 

郵送時に必要な情報は回答フォームで取得でき、自動的に個々のユーザー情報に蓄積されますので、個別に確認・管理する手間は一切なくなります。

 

顧客情報を1度入力してもらえれば、2回目以降のオーダーは作品の送付がスムーズになりますし、Lステップなら管理画面に表示するユーザー名を、LINE名から本名に変更できるため、管理のしやすさは格段にアップしています。

 

また以前は、どのような作品が希望か、個別のやりとりで1からヒアリングしていましたが、希望のイメージを文章プラス写真で送付いただく仕様にして、イメージを確認した上でやりとりを開始できるようにしました。

 

修理依頼も同様に、破損状況の簡単な説明と写真を送付いただいた上でのやりとり開始となるため、顧客対応の工数削減にもつながっています。

 

Lステップ 修理品のやりとり

顧客管理にかかる工数を大幅に削減できた

――構築の成果をお聞かせください。

下澤さん
下澤さん

 

具体的に数字で示すのは難しいですが、代表の体感として、顧客管理は手間が減ってすごく楽になったとおっしゃっていました。

 

自動で情報の取得と蓄積がされていくので、個別のやりとりが減り、かなり業務効率化につながったようです。

 

制作も顧客管理もすべてお1人でされていますから、自分がやらなくてもいい作業を減らせたこと、あとイベント情報を確実に届けられるのもありがたいと言っていただいています。

 

――頻繁に各地で展示会もされているんですね。

下澤さん
下澤さん

 

そうですね、リッチメニューの「展示会情報」からも、スケジュールを確認できるようにしています。

 

リッチメニュー 展示会情報

 

――展示会でもLINEのご案内はされているのでしょうか?

下澤さん
下澤さん

 

はい、LINEのご案内はしていて、展示会からの友だち追加も多いです。あとはホームページやInstagram経由の流入もあります。

 

――定期的に配信もされていますか?

下澤さん
下澤さん

 

いえ、オーダー相談や修理依頼がきたときの対応がメインになっていて、現在積極的な配信はあまりされていないようです。

 

――本事例の構築にはどれくらいの時間を要しましたか?

下澤さん
下澤さん

 

ヒアリングから納品まで、トータルで1.5ヶ月ほどです。

――構築後、どれくらいで成果が見え始めましたか?

下澤さん
下澤さん

 

顧客管理など業務効率化という面では、導入初月から成果を感じてもらえました。

 

――現在も運用支援はされていますか?

下澤さん
下澤さん

 

いえ、構築は使い方をお伝えして、その後はわからないことがあったら都度サポートする感じで、運用支援まではしていません。

 

ただ、配信面や友だち集めの施策とか、まだまだやれることはあるので、また連絡をしてご提案できればと思います。

 

――その他、今回の構築で工夫した点やこだわったポイントがありましたらお聞かせください。

下澤さん
下澤さん

 

オーダーと修理依頼の部分以外でいうと、リッチメニューのデザインにこだわりました。

 

各ボタンにイラストが描かれているのですが、それは代表の奥様が描かれたものです。全体的な色合い含め、お店の雰囲気やイメージをうまく表現できたと思っています。

営業職からLステップ正規代理店に

――ここからは下澤さんのご経歴や、Lステップ構築を始めた経緯についてお伺いできればと思います。まずはプロフィールをご紹介いただけますか。

下澤さん
下澤さん

 

はい、ありがとうございます。株式会社NovoCor(ノボコル)の下澤と申します。

 

Lステップ代理店養成講座の第二期生として卒業し、2022年7月ごろからLステップ支援をスタートしました。

 

私は新卒から10年間、医療業界でお医者さんを相手に営業をしていました。ですが前職で働いていたベンチャー企業での売り上げが鳴かず飛ばずで、3年目あたりで給料遅れも発生し始めました。

 

社長との人間関係も崩壊しており、結婚して子供も生まれたばかりだったので、このままではまずい…と思い、副業でスタートしたブログアフィリエイトが独立のキッカケとなりました。

 

ブログアフィリエイトで少しうまくいったので、今度は僕と同じように副業でやりたい人たちに、ブログのやり方を教える講座をちょっと細々と、 今でも少しやってるんですけども、その事業用にLステップを自分で使い始めます。

 

ブログやWeb広告からLINEに誘導して、ステップ配信を流し、個別相談に誘導して販売する流れですね。

 

ただ、当時は全然Lステップを活用しきれていなくて、もう少し使いこなせるようになりたいと思っていたタイミングに、ちょうど御社からセミナーのご案内が届きました。

 

Lステップの使い方を学べるセミナーだと思ってすぐに申し込みをしたんですが、それが正規代理店の説明会だったんですよね。

 

話を聞いてみるとかなりしっかりとノウハウが学べることがわかり、自分の事業にも活かせますし、Lステップの構築も仕事にできるなら一石二鳥だと思い、迷わず正規代理店の養成講座への参加を申し込ませていただきました。

 

元々営業をしていたこともあり、お客さんのお困りごとをヒアリングして解決の提案をするのが得意かつ好きなことに、独立してしばらくしてから気づきました。

 

LステップやLINE公式アカウントの支援はまさに、「お客さんのお困りごとは何か?」を探すところから始めるので、かつての営業での経験を活かしながら、問題を解決してお客さんに喜んでいただくことができています。

 

――ご自身の事業用にLステップを活用されていたんですね、Lステップを使おうと思われたきっかけは何でしたか?

下澤さん
下澤さん

 

最初はメルマガで配信をしていたんですが、これからはLINEを使った方がいいという話をよく見かけて、いろいろ調べていく中でLステップがよさそうだと思ったのと、私の周りもにLステップ利用者がいたので、Lステップに決めました。

 

――対応エリアは全国ですか?

下澤さん
下澤さん

 

はい、全国対応しています。希望があれば現地に1度お伺いして、対面でヒアリングさせていただき、その後はオンラインでやり取りをしながら設計・構築を進めています。

 

――御社が得意とする業種・業態はありますか?

下澤さん
下澤さん

 

弊社は特定のジャンルに対応しているわけではなく、幅広く対応させていただいているため、ここがすごく得意ですと言える業種はありません。

 

ただ、飲食店や美容院、医院など、実店舗のある業態の構築は実績が多く、売上アップやリピート率の向上といった成果は出してきたので、友だちを増やす勝ち筋の検討から、ボトルネックを見つけて売上や業務効率化につながる解決策の提案には自信があります。

 

――御社では構築のみと、構築後の運用支援や内製化までされるケースでいうと、どちらが多いですか?

下澤さん
下澤さん

 

件数でいうと構築のみの方が多いですが、運用支援含めたサポートも全然させていただきます。

 

――御社の対応範囲をお聞かせいただけますか。

下澤さん
下澤さん

 

LINE構築に関わる部分は全般、ライティングやデザイン含め対応可能です。その他、集客用のチラシ作成、ホームページ制作、あとはWeb広告の運用ですね、LINEやInstagram、Google広告など幅広く対応可能です。

 

――最後に御社の強みや、クライアントワークをする上で大切にしていることをお聞かせください。

下澤さん
下澤さん

 

10年間の営業経験を活かして「9割は聴く」を徹底しているところです。

 

コンサルタントだからといって、あれやりましょう、こうしましょう、と押し付けるのではなくて、まずはしっかりと話を聞いて、クライアントの課題や悩みの発見に全集中することを一番大切にしています。

 

弊社にはLINEのことでご相談に来られる方が多いですが、全員にLステップを導入しましょうと提案するわけではありません。

 

Lステップはあくまで手段の1つであって、クライアントの状況によってはLINE公式アカウントだけの利用を提案する場合もありますし、そもそもLINEをまだ始めなくて良い段階の事業者へは、LINEの優先順位を後回しにしましょうと言う場合もあります。

 

「今この瞬間」に抱えている悩みや問題を見つけ、改善のご提案をできる余裕を持つことを常に意識しています。

まとめ

今回は株式会社NovoCor代表の下澤さんに、ガラス工房のLステップ導入事例をご紹介いただきました。

 

実店舗を運営されていて、LINEだけでなく集客面含めたトータルサポートを求める方に同社は非常におすすめです。ご相談を希望される方はぜひ、以下のHPからご連絡してみてください。

 

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