
今回は、Lキャストの自動オファー機能について解説します。
CTAの反応率を上げるコツもご紹介しますので、併せて参考にしてみてください。
自動オファー機能とは
自動オファー機能とは、画面内にオファーボタンを自動で表示できる機能です。
オファーボタンは指定したタイミングから表示できるので、商品やサービスの紹介をする場面で表示すれば、自然とユーザーの行動を促せるのがメリットです。
なおオファーボタンには、次の5つが設定・調整できます。
- 表示時間
- ボタンに表示するテキスト
- テキストの色
- ボタンの色
- リンク
※オファーボタンは表示を開始するタイミングは指定できますが、表示を終了するタイミングの指定はできません。例えば10分の動画で、5分からオファーボタンを表示させた場合、5分〜10分の間オファーボタンは表示されたままになります。
オファーボタンの設定方法
次に、オファーボタンの設定方法を解説します。
※Lキャストの基本的な使い方は以下の記事で解説しておりますので、設定の全体像を知りたい方は併せてご確認ください。
まずLキャストの管理画面を開き、該当のイベントを選び、①配信ページを開きます。
オファーボタン設定の項目に進み、②状態の枠をクリック。クリックすると「ON」に切り替わります。
③オファーボタンを表示するタイミングを指定します。
④ボタンに表示するテキストを入力します。
⑤リンク先のURLを入力します。リンクには回答フォームの設置もできます。
⑥テキストの色を指定します。
⑦ボタンの色を指定します。
最後に、画面下部に表示されている「内容を保存する」をクリックしたら完了です。
オファーボタンにアクション設定をする方法
オファーボタンをタップした人には「タグを追加する」「リッチメニューを変更する」など、さまざまなアクション設定ができます。
アクション設定の流れは以下の記事で解説していますので、併せて確認してみてください。
CTAの反応率を上げるコツ
CTAの見せ方を少し工夫するだけでも、反応率は大きく変化します。
例えば以下、矢印があるかないかの違いだけのボタンです。
上記2つの間で大した差が出るとは思えないかもしれませんが「→等の矢印ボタンを含むCTAは、そうでないものと比較して、26%多くCVする」という調査データもあるほど、差は出るのです。
参照:20 CTA Statistics to Know Before 2024 Ends
上記以外にも、
- 動画の中にあるCTAは他と比較して、380%多くクリックされる
- ボタン形式に見えるよう作られたCTAは、45%多くクリックされる
- 「問い合わせ」等ではなく、顧客のニーズに合った言葉のCTAにすることで、87%、CVが改善する
など、少しの違いで大きな変化を生む要素はたくさんあります。
その他、CTAを作る上で参考にしたいのが「マイクロコピー※」です。
※Webサイト上のボタン、入力フォームなどに載せる短い文言のこと
例えば以下の2つのボタン、冒頭の「資料を」「無料で」の順番が違うだけですが、どちらの方がクリック率が高いと思いますか?
検証したところ、後者の方がクリック率は1.5倍も高い結果でした。
CTAの文言は、上記のようなほんの些細な変更でも、クリック率やコンバージョンが大幅に変化します。
文章をまるっきり変えてみるのもいいですが、ワードの順番を入れ替えるだけでも変化はあると覚えておくとよいでしょう。
なお、人がパッと見で視認できる文字数は13文字程度とされているので、CTAに設置する文字数は13文字以内がおすすめです。
まとめ
今回は、Lキャストの自動オファー機能について解説しました。
もし設定について不明点がありましたら、Lキャスト管理画面の右下にあるチャットボットよりお問い合わせください。専任のスタッフがサポートいたします。