
今回は株式会社クライアンド代表の栗田さんに「保育サービスのLステップ導入事例」をご紹介いただきました。
Lステップ導入前の課題
- LINE公式アカウントが複数あり管理が煩雑
- 社内のやりとりがアナログで横との連携が取りにくい
- 面談を予約しても当日来ない人がいる
- 募集要項とミスマッチで不採用になる人もいる
Lステップ導入後の成果
- 複数のLINE公式アカウントをLステップに集約
- 面談予約までのやりとりを自動化し、採用業務の工数削減に成功
- 面談当日までに2回のリマインド配信を行い、予約忘れを防止
- 面談前に募集要項を配信し、ミスマッチを防止
複数アカウントの管理を集約しただけでなく、予約から予約後のリマインドの自動化など、採用業務全般の効率化を実現した好事例です。ぜひ参考にしてみてください。
【栗田 博朗】
株式会社クライアンド 代表取締役/Lステップ認定コンサルタント
会社員時代よりLINE公式アカウントの構築や運用の提案に携わり、クライアントの要望に合わせたプロジェクトを通算100件以上手掛ける。独立後は、Lステップを活用したLINE公式アカウントの構築・運用支援を専門に活動。新規導入案件を毎月獲得し、クライアントから高い評価を受けている。
目次
LINE公式アカウントは導入済みだったが活用しきれていなかった
――さっそくですが、今回ご紹介いただく事例アカウントについて教えてください。

栗田さん
「ル・アンジェ」様です。東京・埼玉・千葉・神奈川・茨城を中心に、認可保育園と放課後等デイサービス、病児・病後児保育センターなどの運営をしている企業です。
――御社が構築に入る前から、ル・アンジェ様はLINE公式アカウントやLステップの運用をされていましたか?

栗田さん
LINE公式アカウントは導入済みでしたが、Lステップは導入前でした。
ベビーシッターや保育士の採用を目的にアカウントを開設されていましたが、効果的な運用まではできていませんでした。
――Lステップの導入時期はいつ頃でしょうか。

栗田さん
2023年の12月です。
――ル・アンジェ様がLステップを導入するきっかけや、御社が構築を担当する経緯をお聞かせいただけますか?

栗田さん
構築のご相談は、スキルマーケットの「ココナラ」経由でいただきました。
――現在も御社で運用支援をされていますか?

栗田さん
いえ、運用支援はしていません。内製化を希望されていましたので、構築後に内製化のサポートをさせていただきました。
現在は先方のご担当者様がLステップを運用して、採用面談から採用後の研修までの管理を行なっております。
複数のLINE公式アカウントの管理が煩雑になっていた
――ル・アンジェ様が抱えていた課題やご要望をお聞かせください。

栗田さん
課題は主に次の4つです。
- LINE公式アカウントが複数あり管理が煩雑
- 社内のやりとりがアナログで横との連携が取りにくい
- 面談を予約しても当日来ない人がいる
- 募集要項とミスマッチで不採用になる人もいる
ベビーシッター用と保育士用でそれぞれLINE公式アカウントがあり、管理が煩雑になっていました。
また、諸々書類を紙で管理していたり社内での連携も曖昧になっていたりで、採用業務全般に課題がありました。
ひとつのLINEに集約して、その中でセグメント分けして対応できた方がいいよねという話から、業務効率化を目的にLステップの導入を検討されたようです。
――課題に対する御社のご提案をお聞かせいただけますか。

栗田さん
はい、まず友だち追加時にアンケートを送り、希望の職種や雇用形態を確認し、情報を取得しています。
アンケートでベビーシッターを選んだ人か保育園(施設勤務)を選んだ人かで、リッチメニューとご案内を出し分けています。また、採用前後でもリッチメニューが変わります。
採用が決まった段階で採用フォームを送っていまして、そのフォームを入力していただくと自動的に採用後のリッチメニューに切り替わる仕組みです。
採用後のリッチメニューでは、必要書類の提出のご案内やOJTに関する情報を確認いただけるようにしています。
ベビーシッター(採用前)
ベビーシッター(採用後)
保育園(採用前)
保育園(採用後)
Web面談の予約のご案内は別途メッセージで送り、予約の受付にはカレンダー予約機能を使っています。
面談の予約忘れによる無断キャンセルを防ぐために、予約日時の2日前と1日前に自動でリマインドが送られるよう設定しています。
また、採用のミスマッチを軽減する目的で、リッチメニューとリマインドメッセージから募集要項を確認できるようにしているのもポイントです。
すべての職種の採用管理をひとつのアカウントに集約し、ユーザーに応じた情報提供と面談予約の自動化も実現しました。
煩雑な採用業務の効率化、工数削減を実現
――リッチメニューやご案内の出し分けに予約までのやりとりの自動化と、かなり効率化が進んだ印象です。構築の成果をお聞かせいただけますか。

栗田さん
運用は先方が行われているのと、業務効率化が目的のため数字での成果が出しづらいところではありますが、かなりの工数削減につながっていると思います。
Lステップの管理画面ひとつで完結するので、社内の連携もスムーズになり、また応募者の利便性も高まったと思います。
――ル・アンジェ様はLステップを導入して、どのように感じていらっしゃいますか?

栗田さん
実際に構築内容をご担当者様にすべてご確認いただいた際、「今後、Lステップの運用で保育園スタッフ、ベビーシッターの採用の工数削減が大いに期待できる」とありがたいお言葉をいただきました。
導入から1年半以上経ちますが継続してご利用いただいておりますので、Lステップによる仕組み化にご満足いただけているのだと思います。
会社員からLINE事業で独立
――ここからは栗田さんの経歴や、Lステップ構築を始めた経緯についてお伺いできればと思います。まずは簡単にプロフィールをご紹介いただけますか。

栗田さん
もともとは会社員をしながら、副業でホームページ制作やLP制作をしていました。御社のようにLINEの拡張ツールを扱う企業に転職したのを機に、自分でもLINE構築をやっていけると思い独立しました。
――LINE構築のツールにLステップを選ばれたのはなぜでしょうか?

栗田さん
前職は御社の競合になる企業なんですけど、そこでは運用代行も会社でやっていた関係で別のツールを探す中で、Lステップに決めました。
――LINEの事業で独立しようと思われた決め手は何でしたか?

栗田さん
前職でLINEのニーズの高さを実感したのが大きいですね。
――対応エリアは全国ですか?

栗田さん
はい、全国対応可能です。
――得意とする業種・業態はありますか?

栗田さん
前職での実績も含めると、100件以上のアカウント構築・運用に携わっていて、本当にいろんなジャンルに対応してきたので、特にこれというのはありませんが、最近は不動産やスクール系の構築が多いです。
――Lステップ構築以外の御社の対応範囲をお聞かせください。

栗田さん
ホームページ制作やLP制作、Web広告運用、動画編集、SEO対策など、Webまわりは大体対応できます。
――最後にご自身の強みや、クライアントワークをする上で大切にしていることをお聞かせください。

栗田さん
私自身でいうと、対応してきたアカウント数が多いのは強みになるかなと思います。
あとは契約後、導入後のフォローの手厚さですね。実際「丁寧に対応していただけました」といったお声は数多くいただいておりますので、フォローも強いと思います。
――本日は貴重なお時間をいただき、ありがとうございました。
まとめ
今回は株式会社クライアンド代表の栗田さんに「保育サービスのLステップ導入事例」をご紹介いただきました。
LINE構築だけでなく、LP制作やロゴ制作など、トータルサポートを求める方に栗田さんはぴったりです。ご相談を希望される方はぜひ、以下のHPからご連絡してみてください。