
Google広告で自社のLINE公式アカウントに誘導し、LINEで情報発信をしたり予約や申し込みを受け付けたりする事業者は増えています。

- 友だち数は順調に増えている
- でもその先の成果にはつながっていない...
- そもそも広告からのCVをきちんと計測できていない
このような課題を抱える担当者も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、LINE上で発生する複数のコンバージョンを正確に計測し、Google広告と自動連携させて、広告効果を最大化する方法をご紹介します。
目次
結論:複数コンバージョンを正確に計測するには「コンバージョンAPI」が必要
LINE上で発生したコンバージョン(友だち追加を含む)を正確に計測し、Google広告にデータを自動反映するには「コンバージョンAPI」を導入する必要があります。
コンバージョンAPIとは、広告の成果をサーバー側から広告プラットフォームに送信する仕組みのこと。
Google広告経由でLINEの友だち追加が発生したら、コンバージョンAPI経由でGoogle広告に情報を伝達してくれるイメージです。

コンバージョンAPIを導入すると、Google広告の管理画面に正確なCV数が反映されるようになります。
正しいCV数をGoogle広告に反映させたい方は、ぜひコンバージョンAPIの導入を検討してみてください。
Google広告のコンバージョン数が実数と合わないのはなぜ?計測の仕組みを解説
「広告の管理画面をみると友だち追加は100件となっているけど、実際の友だち追加数は30件しかない。なぜ?」
Google広告の管理画面に表示されるCV数と、実際の友だち追加数が合わないことに疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
実はGoogle広告側では、LINE上で発生したコンバージョン(友だち追加を含む)を正確に計測することができません。
理由は、LINE上の行動はアプリ内で行われるため、トラッキングできないからです。
では、Google広告の管理画面に表示されているコンバージョン数は何なのか?
それは「LP上のCTAのタップ回数」です。
Google広告とLINEでは、コンバージョンを計測するタイミングが異なります。

LP上のCTAをタップし、友だち追加の画面に遷移したものの、友だち追加ボタンを押さずに離脱する人もいるため、実数とズレてしまいます。
LINE公式アカウントの拡張ツールを使うと、LINE内で予約や申し込みを完了させることができますが、Google側ではそれらも計測できません。
友だち追加および、友だち追加以降のコンバージョンを正しく計測したい場合は、コンバージョンAPIの導入が必要です。
LINEの複数コンバージョンを計測するなら「Lステップ」
LINE上の複数コンバージョンを正しく計測するなら、Lステップの活用がおすすめです。
Lステップとは、コンバージョンAPIの機能も備わった、LINE公式アカウント専用のマーケティングツールです。
Lステップを導入すれば、友だち追加や予約など、LINE上で発生したさまざまなコンバージョンを自動でGoogle広告に反映できるようになります。

LINEとWeb広告を連携する以外にも、LINE内で予約の受け付けができたりリマインド配信を自動化できたり、LINE運用を効率化するために必要なあらゆる機能が備わっています。
広告とLINE運用の両方で成果を最大化したい方には、Lステップの導入がおすすめです。
Lステップが広告効果の最大化につながる3つの理由
Lステップを活用すると広告効果を最大化できる理由を3つご紹介します。
LINE上で発生したコンバージョンを広告側に自動で反映できる
Lステップを導入すると、LINE内で予約や申し込みの受付が可能になります。
例えば、Web広告でLINEへ誘導し、LINEで申し込みフォームを送付、回答してくれた人には商談予約を案内する流れだった場合、次のコンバージョンポイントが考えられます。
CV②:フォーム回答
CV③:商談予約
Lステップを活用すれば、上記すべてのコンバージョンをGoogle広告に自動反映できます。
手動で行っていた集計やデータ反映の作業がなくなるため、大幅な工数削減につながるでしょう。
機械学習の最適化によりCPAの改善につながる
正確なコンバージョン数を広告側に反映する最大のメリットは、機械学習の最適化につながる点です。
複数コンバージョンを計測できれば、以下()内のようにコンバージョン値の設定も機能するようになります。
CV①:友だち追加 (¥100)
CV②:フォーム回答(¥200)
CV③:商談予約 (¥1,000)
これにより価値が高い「CV③:商談予約」につながりやすいユーザーに対し、優先的に広告を配信するよう機械学習が動きます。
結果として、CPA(1件あたりの獲得単価)の改善や、ROI(投資対効果)の最大化に寄与します。
広告とメッセージの訴求を合わせられる
Lステップでは、広告の訴求に合わせた配信の自動化も可能です。
例えば弊社では、セミナー集客用に登壇者ごとのクリエイティブで広告を回し、友だち追加後は流入元の広告と同じ登壇者推しの配信で申し込み誘導をしました。

広告と配信の訴求を合わせない運用と合わせる運用を比較した結果、後者の方がセミナーの申込率は約12%増加、CPAは約25%の削減に成功しました。

LINE上のコンバージョンを広告側に反映し、広告運用を最適化するだけでなく、その後のLINE運用も最適化できるのがLステップの強みです。
まとめ:LステップでWeb広告運用を最適化しよう
今回は、LINE上で発生する複数のコンバージョンを正確に計測し、Google広告と自動連携させて、広告効果を最大化する方法をご紹介しました。
広告とLINE運用、両方の最適化を図りたい方は、ぜひLステップの活用を検討してみてください。








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