
「支持者とのコミュニケーションを活性化したい」「情報発信をもっと効率的に行いたい」そうお考えの県議会議員や地方自治体関係者の方は多いのではないでしょうか。
今回は株式会社SENTEの松﨑さんに、導入後わずか1日で友だち数を40人増やし、発信の場を整え支持者とのコミュニケーションを活性化している「県議会議員のLステップ導入事例」をご紹介いただきました。
【松﨑 純子】
株式会社SENTE 代表取締役社長/Lステップ正規代理店
LステップにInstagramや広告運用を絡めた集客導線の設計を得意とする。LINE公式アカウントを中心に監修を務めたSNSは200アカウント以上。マルシェ運営経験を活かしたイベントコンサルにも定評がある。3児の母、インスタグラマーとしての顔も持つ。
株式会社SENTEの公式サイト:https://sns-sente.com/
目次
アメブロ閲覧数減少にSNS制約。情報発信にジレンマがあった
――さっそくですが、今回ご紹介いただく事例アカウントについて教えてください。

松﨑さん
山口県議会議員の島田のりあき様です。
もともとは、お寺の住職や保育園の園長先生を務め、議員のお父様の地盤を引き継いで県議会議員になられました。
――松﨑さんが構築に入る前から、島田様はLINE公式アカウントやLステップの運用をされていましたか?

松﨑さん
どちらも使われていなかったです。
――Lステップの導入時期はいつ頃でしょうか?

松﨑さん
2023年の11月です。
――島田様がLステップを導入するきっかけや、松﨑さんが構築に携わることになった経緯をお聞かせください。

松﨑さん
私の祖母が、島田様が住職をされているお寺の檀家だったご縁もあり、以前から島田様とは面識がありました。
法事に来られた際に、島田様から、これまでアメブロで積極的に情報発信をされていたものの、最近では閲覧数が減少し、発信の難しさを感じているというお話を伺いました。
島田様の支持者に高齢の方が多いことから、LINEは親しみやすく、使いやすいツールであると考え、LINE公式アカウントの導入をご提案しました。
――島田様が抱えていた課題や要望をお聞かせください。

松﨑さん
お伺いした課題は大きく2つです。
1つ目は、選挙活動におけるSNSの制約です。
選挙期間中は、特定の期間や時間帯での発信が禁止されていたり、発信内容に制限があったりすることがあり、活動のやりづらさを感じていらっしゃいました。
2つ目は、選挙活動以外の期間における支持者の方々とのコミュニケーションです。
講演会や日々の発信を通じて、みなさまとの距離を縮め、より身近な存在として感じてもらいたいというご希望をお持ちでした。
1日で40名の友だち増!情報発信の場を整えつながりを最大化
――課題に対する松﨑さんのご提案をお聞かせいただけますか。

松﨑さん
導入のいちばんの目的が、発信の場を整えることにあったので、リッチメニューに島田様に関する情報をわかりやすく配置し、全体像を把握できるようにしました。
ブログやSNSなどのリンクも集約して、利用される方が目的の情報を簡単に探し出せるように工夫しています。
また島田様は、情報発信を通じてより多くの方々とつながりたいという強い想いをお持ちでしたので、友だち追加の方法についても、具体的なアドバイスをさせていただきました。
――LINE公式アカウントの導入について、島田様はどのようなご意見や期待を持たれていましたか?

松﨑さん
島田様は常に新しいことに挑戦し、活動の幅を広げたいという強い意欲をお持ちの方で、議員活動のテーマにもされています。
ブログの経験を活かし、より多くの方に情報を届けて、コミュニケーションを深めたいと期待を寄せられていました。
――構築の成果について教えていただけますか?

松﨑さん
構築後初めての講演会では、40名ほどの支援者の方に友だち登録いただきました。
会場にいらっしゃったほぼ全員が登録されたと伺っています。
――1度に40名は登録率としてとても高い印象です。友だち集めはどのように実施されていますか?

松﨑さん
島田様が新しい取り組みをはじめたことをお伝えする機会でもあるので、講演会やイベントなどで、直接QRコードを提示して友だち登録への呼びかけをされています。
特に、LINEを使ったコミュニケーションになじみの少ない高齢の方々に対しては、対面で使い方を丁寧に説明する機会を設けることで、より多くの登録者数を獲得できていると考えています。
多彩な活動をLINEで手軽に配信。広がる情報発信の可能性
――その他構築で工夫された点があればお聞かせください。

松﨑さん
島田様は多忙な方ですので、配信作業の負担を軽減するため、テンプレートを作成しました。
イベント告知や日々のコミュニケーションなど、様々な場面で活用できるよう、汎用性の高いテンプレートを複数ご用意しています。
――イベント告知でもテンプレートを活用されているとのことですが、具体的にはどのような場面で活用されているのでしょうか?

松﨑さん
講演会のお知らせや、従来チラシで告知されていたお寺での落語会のご案内など、様々なイベント情報をLINEで配信するようになりました。
また、年に一度作成される広報誌の内容を、配信で先行公開することもあります。
県議会議員としてだけではなく、島田様の様々な活動の情報を、より多くの方へ手軽に届けられるようになったと喜んでいただいています。
――本アカウントの構築にはどれくらいの時間を要しましたか?

松﨑さん
1ヶ月程です。
――運用は松﨑さんが担当されているのでしょうか。

松﨑さん
いえ。現在は年に数回お会いして運用のご相談や、他のSNSの支援などをさせていただいています。
配信は秘書の方が担当されることも多いので、操作マニュアルや動画を作成し、丁寧に説明してお引き渡しいたしました。
――島田様はLステップを導入して、どのように感じていらっしゃいますか?

松﨑さん
情報発信の幅が広がり、ご自身の考えや活動内容をより多くの方にスムーズに伝えられるようになったことで、活動がより円滑になったと伺っています。
また、公式インスタグラムアカウントの運用サポートもさせていただいているのですが、島田様もご自身のアカウントを開設されて積極的に発信されています。
日々の運用について相談に乗ったり、一緒に考えたりする機会も増えていますね。
金融機関勤務からLステップ正規代理店へ
――ここからは松﨑さんの経歴や、Lステップ構築を始めた経緯についてお伺いできればと思います。まずは自己紹介をお願いします。

松﨑さん
LINEコンサルタントとして山口県内を中心に活動しています。
前職は、金融機関の窓口で商品の説明や各種手続きなどを行っておりました。
私が3人の子供の母親ということもあり「消費者目線でのマーケティング戦略」や「使いやすい仕組み作り」について企業様にお話しして、裏方として入らせてもらっています。
店舗がある企業様であればできる限りお店に出向きたいので、県内外問わず、行ける範囲で伺っております。
――松﨑さんがLステップを知ったきっかけと、正規代理店になった経緯をお聞かせください。

松﨑さん
Lステップを知ったきっかけは、副業のオフ会です。
子供が小学校に上がるタイミングで、在宅で働けたらと思い、前職の育休中に副業をいろいろ見ていました。
当時、ライティングやInstagramの運用も勉強していていて、オフ会で店舗事業をされている方から「今のスキルがあればLINEの構築や運用もできるよ」と教えていただき、出会ったのがLステップです。
その後、Lステップに触れてみて「やれそうだな」と思い、金融機関を退職しました。
自分の事業でLステップを使いながら、ManeqlさんのLステップ部を受講し、正規代理店になりました。
――ご自身の事業では、どのようにLステップを使われていましたか?

松﨑さん
実は農業もやっておりまして、作った野菜が余ってしまっていたので「地域の方々に販売できたらいいな」と思い、無人販売を作ったんです。
無人販売は作ったけれど、誰にも知ってもらえないのでInstagramを始めました。
ですが、Instagramをはじめてもやはり人が来なかったので、マルシェを開催したんです。
人口3,000人ぐらいの地域で、フォロワーも500人くらいでしたが、広告費なしで1日200人が集まりました。
そこで、毎月マルシェを開催していたのですが、雨で中止になった時などにすぐにお知らせできた方がいいなと思い、Lステップを導入しました。
また、主人の母がお豆腐のシフォンケーキ屋さんを始めたい、という話もあったので、そこにもLステップを取り入れて、完全予約制のケーキ屋さんを運営しております。
――得意とする業種・業態はありますか?

松﨑さん
得意な業種ですと、飲食業や住宅販売業も複数社、入らせていただいています。
インスタグラマーとしても活動しておりまして、山口県の子連れで行けるお出かけスポットのInstagramをやっているので、観光業界も得意ですね。
最近は、InstagramのフォロワーのママさんたちにLステップにも登録してもらって、県内の事業者様のクーポンをLステップ内で配布して、利用してもらう仕組みを作っています。
事業者様にとっては認知や集客になり、ママたちはお得に商品やサービスを購入でき、私は紹介料をいただいています。
また、事業者様からいただいたお仕事を、私からママたちに依頼して取り組んでもらう、など県内の企業様とママたちとの間で上手く循環する流れを作ることにも挑戦しています。
――対応エリアはどちらになりますか?

松﨑さん
基本的には、山口県、福岡県、広島県と弊社が伺える範囲、EC等のネットで完結する事業者様を考えています。
ですが、私自身がママであったり、農業を行っていたりもするので、子ども向けに頑張っている事業者様や農業されている方など、心を動かされた事業者様は少し遠くても出向いてサポートさせていただいています。
――お仕事の対応範囲を教えてください。

松﨑さん
LINE公式アカウントやLステップの構築、運用はもちろんですが、SNS運用、広告運用、イベントコンサルにも対応しています。
イベントですと、現場での友だち集めの施策から自社イベントの内容のご提案まで、さまざまなお手伝いをさせていただいています。
――「構築のみ」と「運用まで含めてサポート」はどちらの割合が多いでしょうか。

松﨑さん
Lステップの事業をはじめて2年程ですが、1年目はほぼ構築のみで、2年目から運用まで含めてサポートするケースが増えました。
せっかくコストをかけて構築していただいているので、しっかり結果に繋げられるように、運用まで含めた継続的なお付き合いをさせていただいています。
――ご自身の強みやお仕事の中で大切にしていることをお聞かせください。

松﨑さん
SNSの専門家として呼ばれることも多いのですが、SNS以外の部分でのご提案や主婦、女性目線のプロモーションも得意としています。
また、インスタグラマーとしての活動経験から、インフルエンサー目線でのマネタイズ方法もアドバイス可能です。
クライアントワークの際は、聞き慣れないマーケティング用語なども噛み砕いて説明し、スムーズに理解していただけるよう心掛けています。
ご理解いただけるまで何度もコミュニケーションを取りながらご説明いたします。
まとめ
今回は株式会社SENTE代表の松﨑さんに、Lステップを活用することで、支持者とのコミュニケーションを活性化し、効率的な情報発信を実現した「県議会議員のLステップ導入事例」をご紹介いただきました。
- LINEやInstagramで集客から販売までスムーズにつなげたい方
- 主婦・女性ならではの視点を活かした共感マーケティングをご相談されたい方
- 丁寧に説明を受けながら安心して施策を進めたい方
に、松﨑さんは非常におすすめです。ご相談を希望される方は、以下のLINEからご連絡してみてください。