
- 問い合わせ対応がすべて手作業で、工数が増えている
- 申し込み完了までの導線が整っておらず、講座の魅力を十分に伝えきれていない
このような課題を、Lキャストで解決できることをご存知でしょうか。
今回は、株式会社Lougeの市川さんに、日本史講師・田中一平先生のオンライン講座におけるLキャスト導入事例についてお話を伺いました。
LステップとLキャストを活用し、オートウェビナーとシナリオ配信で問い合わせ対応を効率化。
主なターゲット層の80%以上が、講座申し込みに至る導線を実現した事例をご紹介します。

【市川 登美枝】
株式会社Louge代表/Lステップ正規代理店
Web集客×LINE構築の専門家。薬剤師経験を活かして、医療機関をはじめ多様な業種でLステップを用いた売上向上・業務効率化を支援している。
目次
問い合わせ対応の負担と申し込み導線の未整備が課題
――さっそくですが、今回ご紹介いただく事例アカウントについて教えてください。

市川さん
オンラインで大学受験向けの講座を展開している、日本史講師の田中一平先生です。
田中先生は、YouTubeチャンネル「一平ちゃんのらくらく日本史チャンネル」を運営されていて、体系的な通史解説や論述対策を幅広く発信されています。

田中先生の講座は、
- 日本史を「理解してつなげる」学び方
- 国公立二次試験の論述を見据えた実践的な対策
- 入試本番で使える、歴史の「構造」を意識した解説
といった点が特徴です。
こうした指導スタイルが評価され、東京大学・一橋大学・慶應義塾大学など、上位校を志望する受験生から強い支持を集めています。
――御社が構築に入る前から、田中先生はLINE公式アカウントやLステップの運用をされていましたか?

市川さん
どちらも利用されていませんでした。
――Lステップの導入時期はいつ頃でしょうか?

市川さん
2025年の7月です
――田中先生がLステップを導入するきっかけや、市川さんが構築を担当する経緯をお聞かせください。

市川さん
YouTubeの企画や制作等で協働しているマーケティング会社からのアドバイスもあり、LINEの活用を検討されていたそうです。
そうした中で弊社にお問い合わせがあり、構築を担当させていただくことになりました。
――田中先生が抱えていた課題やご要望を詳しくお聞かせください。

市川さん
1つ目は、問い合わせ対応がすべて手作業だったことです。
講座への申し込みはWebサイトの問い合わせフォーム経由が中心で、案内メールや決済に関するやり取りを、田中先生お一人で対応されていました。
YouTubeをきっかけに興味を持った方からの問い合わせが増えるにつれ、対応件数も増加し、工数や負担が大きくなっていた点が課題でした。
加えて、受講を検討している方や受講生のリストをきちんと管理できていない状況もありました。
2つ目は、講座申し込み完了までの導線が整理されていなかったことです。
やり取りが個別対応となり、フォローのタイミングにばらつきが出てしまった結果、申し込み完了まで至らないケースがありました。
「講座に興味を持ってくれた人を、確実に申し込みまでつなげられているか」という課題感を持たれていました。
3つ目は、受講を検討している方に対して、講座の魅力を適切に伝えきれていなかったことです。
- 他の日本史講座との違い
- どんな方に向いているのか
といった情報を段階的に伝えられず、申し込みまで進まないケースも見られました。
講座に関心を持つ方には、現役の大学受験生だけでなく、日本史に興味のある社会人や同業の日本史講師など、さまざまな属性が混在しています。
それぞれに合った情報を出し分けられない点も、悩みのひとつでした。
Lキャストによるオートウェビナーで、講座の魅力を確実に届ける仕組みを構築
――課題に対して、どのようなご提案をされましたか?

市川さん
Lステップの構築とあわせて、Lキャストの活用をご提案させていただきました。
もともと、講座申し込みの前段階で、実際の授業を動画で見てもらうフローは存在していましたが、配信の案内やフォローはすべて手作業で行われており、十分に視聴につなげられていない状況でした。
田中先生の強みは、授業のわかりやすさと、歴史を構造的に整理して伝える力にあります。
言葉で説明するよりも、授業を見てもらう方がその魅力が確実に伝わるので、Lキャストを使って授業の様子をオートウェビナーとして配信する仕組みを整えました。
段階的なリマインド配信でウェビナー視聴を促進
――Lキャストの活用は御社からご提案されたのですね。確実に動画を見てもらうために、どのような工夫をされているのでしょうか?

市川さん
まず、YouTube視聴後のLINE登録率を上げるために、講座に興味を持った人が友だち追加のメリットを感じられる設計を意識しました。
具体的には、YouTubeの概要欄で、LINE上で授業の様子を見学できることや、動画を視聴すると限定のオリジナルテキストがもらえる点を案内しています。
【YouTubeの概要欄】

さらに、リマインドのシナリオ配信も設計に組み込みました。
友だち追加後、3日目の夜まで段階的にメッセージを配信して、動画視聴までの流れをサポートしています。
――リマインド配信のシナリオは、田中先生とご相談しながら設計されたのでしょうか?

市川さん
はい。単に「申し込んでください」と伝えるのではなく、受講を検討している方が置かれている状況や、気づきにくいポイントを丁寧に伝えることを意識して設計しています。
日本史は数学や英語より後回しにされがちで、「この時期から本格的に対策しないと間に合わない」と、本人たちがまだ気づいていないケースも多いそうです。
田中先生からも「高2の冬頃から始めないと厳しい」というお話を何度も聞いていて、そこは特に伝えたいポイントでした。
そのため、合格者インタビューや受講生の声を交えながら、「なぜ、今から日本史に取り組む必要があるのか」を段階的に届けています。


加えて、「早く始めたほうがいい」という話で終わらせず、どのように対策するかまでイメージしてもらえるよう工夫しています。
日本史の論述対策は特に難しく、専門的に教えられる先生が限られているそうです。
その点、田中先生の講座には実績があるだけでなく、論述を何度でも提出・相談できる環境が整っています。
録画で復習できる点も含めて、こうした学習環境もあわせて伝え、「自分にもできそうだ」と感じてもらえたらと思っています。
――オートウェビナーではどのような内容を配信されていますか?

市川さん
実際の講座は180分ありますが、そのうち約1時間分を切り出し、授業の進め方や雰囲気が伝わる内容を視聴できる設計にしています。

配信は13時、17時、20時の1日3回設定です。

――ウェビナーから講座への申し込みにつなげる工夫として、実施されていることがあれば教えてください。

市川さん
オートウェビナーの中では、「ステップコメント機能」※1と「自動オファー機能」※2を組み合わせて、自然に申し込みへ進める導線を設けています。
※1事前に設定したコメントを、ウェビナーの進行に合わせてコメント欄に自動で投稿できる機能
※2指定したタイミングで画面内にオファーボタンを自動で表示できる機能
視聴中は、ステップコメントで「この後講座の案内がある」という情報を表示しています。

コメントで強く申し込みを促すというよりも、次の流れをさりげなく伝える役割です。
加えて、動画の最後にはオファーボタンを表示し、「講座のお申し込みはこちら」といった形で、興味が高まったタイミングでそのまま申し込みページへ進めるようにしています。

視聴の流れを止めずに、「見て理解する → 興味を持つ → すぐ行動できる」一連の流れをLキャストで設計しています。
受験生に寄り添うシナリオ設計でウェビナーから講座申し込みへ誘導
――その他に構築で工夫された点があれば教えてください。

市川さん
友だち追加直後にアンケートを実施し、学年や志望校などを把握できるようにしています。



YouTube経由で友だち追加される方の中には、受験生だけでなく、日本史が好きな社会人の方も一定数いらっしゃるんですよね。
しかし、配信は高校2年生のうちから受験を意識し始める層を中心に設計しているため、学年や状況に応じて配信内容を調整できるようにしています。
さらに、志望校のレベルや悩みに合わせたシナリオ配信を組んでいます。
特に上位校を目指す受験生の場合、
- 論述の「書き方」が整理できていない
- 知識はあるものの、出来事同士がつながらない
- 日本史の理解が「点」のままで、「線」として構造化できていない
といった共通したつまずきが見られます。
こうした前提を踏まえて、単なる講座案内ではなく「なぜ今この講座が必要なのか」が伝わるコミュニケーションを意識しています。


受験生の状況に合わせて情報を届けられるように設計している点も、今回の構築で工夫したポイントです。
ターゲット層の80%以上が講座申し込み、ウェビナー参加率は90%に
――構築の成果をお聞かせください。

市川さん
主なターゲット層である高校2年生のうち、オートウェビナーを視聴した80%以上が講座申し込みへ進んでいます。
また、ウェビナーについても申し込み後の参加率が非常に高いのが特徴で、90%近くが視聴しています。

講座に関心のある方が、迷わず次の行動に進める流れを設計できたことは、今回の構築の大きな成果ですね。
その結果、友だち追加後のブロックも少なく、安定した運用につながっています。
――構築後、どれくらいで成果が見え始めましたか?

市川さん
1か月程です。
――友だちの中心となっている高校生層について、LINEでの反応や動きに特徴はありますか?

市川さん
当初は「申し込みをLINEで行うのはハードルが高いのでは」と想定していましたが、実際にはメールよりもLINEのほうがスムーズで抵抗なく使われています。
申し込み後のやり取りまで含めてLINEに集約したことで、質問や相談などの連絡が気軽に届くようになりました。
LINE導入前からの受講生を含めて「連絡はLINEで」という状態をつくれたことは、みなさんからも非常に好評です。
講座案内にとどまらず、日常的なやり取りの面でも、LINEとの相性の良さを実感しています。
――講座申し込みから支払い完了までの流れは、どのように設計されていますか?

市川さん
決済は振り込みの形式にしています。
LINE上で講座の日程や概要、金額を案内し、振り込み先をお知らせしたうえで、入金が確認できた段階で申し込み完了となる流れです。
学生本人だけでなく、保護者の方にも内容や金額を確認してもらえるよう、いきなり決済に進まない導線を設けています。


支払い形態は一括払いの方もいれば、月払いの方もいて、さらに講座ごとにコースも分かれています。
これまでは田中先生がすべて個別に手動で案内していたため、大変な作業量でした。
入金案内を自動化したことで事務作業が70〜80%ほど削減でき、大変ご満足いただいています。
――本アカウントは、現在も運用支援に入られているのでしょうか。

市川さん
はい。現在も月に一度ミーティングを行い、分析データを共有しながら運用面のサポートを継続しています。
――分析はどのような機能を活用されていますか?

市川さん
主にファネル分析を活用しています。
中でも重点的に見ているのが、アンケートで「高校2年生」と回答したコア層ですね。
友だち追加後のアンケート回答を起点に、ウェビナー申し込みから講座申し込みに至るまでを一連の流れとして追っています。

途中のステップも含めて可視化できるので、どこで止まりやすいのか、あるいは安定して進んでいるのかが見えやすいです。
――田中先生はLステップとLキャストを導入して、どのように感じていらっしゃいますか?

市川さん
「講座運営の質が上がり、受講生とのコミュニケーションがより本質的になった」というお声をいただいています。
特に印象的だったのは、「自分が伝えたい授業の価値を、必要な人に届けられるようになった」という感想です。
複数ある講座への申し込み導線についても、整理された形で案内できている点が使いやすいと感じていただいています。

――Lキャストを設定した印象はいかがでしたか?

市川さん
今回の案件が初めてのLキャスト構築でしたが、セミナーに参加し、「初期構築サポート」で認定サポーターの方からアドバイスを受けながら設定を進めました。
あわせて、公開されている導入事例の記事も参考にしています。
教育系のビジネスでは、動画を見て終わりではなく、その後の個別コミュニケーションが重要です。
Lキャストでオートウェビナーを配信し、視聴後すぐにLステップのシナリオ配信や個別メッセージでフォローできる点が、非常に使いやすいと感じています。
薬剤師からLINE構築のプロへ
――ここからは市川さんの経歴や、Lステップ構築を始めた経緯についてお伺いできればと思います。まずはプロフィールをご紹介いただけますか。

市川さん
株式会社Lougeにて、LINEを活用した集客、売上アップ、業務改善のご提案とサポートを行っています。
以前は薬剤師として勤務していましたが、コロナ禍を機に「何か副業を始めたい」と考えるようになりました。
その際、ウェブ制作のコミュニティに参加したことがきっかけで、LINE構築という仕事を知り、Lステップについても教えていただきました。
副業としてスタートしたのですが、ありがたいことに継続的なご依頼に恵まれて、現在はLステップの正規代理店として、LINE構築を専門に活動しています。
――Lステップはどのようにして学ばれましたか?

市川さん
Lステップ認定トレーナーの中村誠さんのスクールで教えていただきました。
最初は戸惑うこともありましたが、資料に沿ってアカウントを構築するステップがあったり、最後に発表する機会があったりと、しっかり学ぶことができたと考えています。
また、Lステップの構築だけでなく、マーケティングの考え方を一緒に学べたのも大きかったですね。
――対応エリアは全国ですか?

市川さん
はい。全国対応可能です。
――これまでの構築件数はどれくらいでしょうか?

市川さん
LINE構築の実績としては、3年間で70件ほどになります。
――構築のみのケースと、運用サポートまで含めたケースでは、どちらのご依頼が多いでしょうか?

市川さん
副業を始めたばかりの頃は、運用についてどうご提案すればいいか分からないことが多く、構築のみをお受けすることが多かったです。
現在は、運用のご相談も増え、構築と合わせて運用サポートまでご依頼いただくことが多いですね。
――得意とする業種・業態はありますか?

市川さん
薬剤師の経験を活かせる医療業界は得意ですが、これまでに20業種以上のご支援実績があるので、幅広い業界に対応可能です。
――構築から運用まで、全てお一人で対応されているのでしょうか?

市川さん
お客様とのやりとりは私が窓口として担当していますが、構築の段階ではディレクションを専門とする方にお願いしています。
運用フェーズに入ってからは、運用を得意とするメンバーと連携して進めていく体制ですね。
案件ごとにその都度最適なチームを組んで対応していて、中心となっているのは最初に参加したウェブ制作のコミュニティで出会った方々です。
今はLINE構築のコミュニティにも所属しているので、そこで知り合った方々にも、それぞれの得意分野や稼働状況に応じてお声がけしています。
――最後にご自身の強みや、クライアントワークをする上で大切にしていることをお聞かせください。

市川さん
お客様にとって本当に大切なポイントをしっかりと見極め、それを最大限に活かせるようなLINE構築と運用のご提案を心がけています。
また、やりたいことを無駄なく、扱いやすい形で実現することで、長く使い続けられる仕組み作りを意識しています。
「作って終わり」ではなく、3年後、5年後もお客様のビジネスをしっかり支えられるような、そんなご提案をしていきたいと考えています。
まとめ
今回は、株式会社Louge代表の市川さんに、日本史講師・田中一平先生のオンライン講座における、Lキャスト導入事例についてお話を伺いました。
LステップとLキャストを活用し、オートウェビナーとシナリオ配信で受講生対応を効率化。
主なターゲット層である高校2年生の80%以上が講座申し込みに至る導線を実現しました。
LINEを活用した業務改善や集客に関心をお持ちの方は、ぜひ下記から市川さんへお問い合わせください。







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