Lステップの機能のひとつに「URLクリック測定」があります。
URLクリック測定とは、特定のURLをクリックした人数を算出し、クリック率を測定できる機能です。
これからLステップの運用を考えている方は、URLクリック測定を有効活用したいですよね。
- URLクリック測定ってどんな機能?
- 使うとどんなメリットがあるの?
- うまく使うコツが知りたい
このような疑問を抱えていませんか?
この記事では、LステップのURLクリック測定について詳しく解説します。Lステップを効率良く使いたい人は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
LステップのURLクリック測定とは?
URLクリック測定とは、特定のURLを登録し、クリック数やクリック率を測定できる機能です。
※スタンダードプラン以上で使うことができる機能です。
クリック率は↓↓↓
の式で算出します。
——例えば、URL付きのメッセージを100人に送信し、クリック数が10回の場合、クリック率は10%となります。
クリック数やクリック率が計測できると、配信するメッセージが悪いのか、移動した先のWebサイトの申し込み率が悪いのか、原因を切り分けて改善することができます。
さらに、URLをクリックした友だちだけにタグを付けることもできます。
それによって、クリックしたけどまだお申込みがない友だちだけにフォローのメッセージを送る、といった施策を打つことも可能です。
URLクリック測定のメリット
URLクリック測定を活用するメリットを紹介します。
友だちの反応率が分かる
URLクリック測定を使うと、友だちの反応率が分かります。
メッセージを送った人数に対して、何人クリックしてくれたか測定できるのがメリットです。
クリック率が低ければ、友だちの関心が低いと判断でき、改善へと踏み出せます。訴求点のABテストも行えるため、積極的にURLクリック測定を活用しましょう。
短縮URL(外部用)を発行できる
Lステップでは短縮URL(外部用)を発行できます。
短縮URL(外部用)とは、直接メッセージとしてユーザーに送信するのではなく、外部サイトに埋め込んで使用するURLです。
Webサイトに短縮URLを貼り付けておけば、ユーザーの行動を判別できます。
<埋め込み例>
例えば、友だちに対してセミナー申込みのページを案内するとします。そこで、申込みページ内に短縮URLを埋め込んでおけば、申込みをした友だちを特定できます。
友だちの情報がより明確になり、今後のアクションプランに役立つでしょう。
アクション設定ができる
アクション設定とは、友だちに対してあらかじめ指定したアクションを自動で実行させることができる機能です。
短縮URL(外部用)を埋め込み、そのURLを踏んだユーザーに対して自動でタグ付けを行ったり、テンプレートを送信したりすることができます。
URLクリック測定の設定方法
URLクリック測定の設定方法を解説します。
新しく設定する場合
新しくクリックURL測定を設定する方法を紹介します。
1.左のメニューから「URLクリック測定」を選択し、「新しいサイト」をクリックします。
2.「URL」欄に測定したいURLを入力します。
3.URLを登録すると、短縮URL(外部用)が発行できるので、URLをコピーしてサイトに埋め込みます。QRコードも使用可能です。
メッセージ内に使用する場合
メッセージ内に使用する場合の設定方法を紹介します。
1.テンプレート等で配信したいURLをメッセージ内に入力します。下部の「URL読み込み」をクリック後、詳細を設定したいURLの「設定」をクリックします。
2.ここで、リダイレクト設定やアクション設定をすることが可能です。
3.テンプレートを登録後は、URLクリック測定の一覧に新しいサイトが自動で追加されます。
全体のクリック数とクリック率を確認する方法
URLクリック測定の詳細から、全体のクリック数や送信回数に対してのクリック率などを確認できます。
1. URLクリック測定で効果を確認したいURLの「詳細」をクリックします。
2.詳細画面からクリック数や送信回数に対してのクリック率などを確認できます。
URLクリック測定を効率よく使うコツ
URLクリック測定を効率よく使うコツを紹介します。
URLをフォルダ分けする
URLはこまめにフォルダ分けしておきましょう。
フォルダ分けして管理すると、一覧で見やすくなり、分析時間を大幅に短縮できるのがメリットです。
Lステップでは、URLを登録をしなくても「個別トークやカルーセルでURLを登録すると自動でURLクリック測定の画面に蓄積されていく」仕様になっています。
そのままの設定だと「未分類」のフォルダに自動でデータが蓄積されていくので、肝心のURLが埋もれてしまい、見づらくなってしまいます。
データ分析がしやすいように、URLをフォルダ分けしておいてください。
メッセージの種類ごとに計測する
URLクリック測定では、一斉配信やシナリオ配信などのメッセージの種類ごとに、何%の人がクリックしてくれたか計測できます。
どのメッセージの反応率が良いかデータで確認できるため、売上アップや配信コスト削減に役立ちます。
特に複数の配信を活用している人は、必ず計測を行いましょう。
リダイレクトさせる
URLクリック測定では、URLをリダイレクトさせることができます。
リダイレクトとは、WebサイトやページなどのURLを新しくした際、自動的に転送してくれる仕組みです。
例えば、WebサイトをリニューアルしてURLを変更した場合、ブックマークから訪れたユーザーがサイトにアクセスできなくなります。
リダイレクトを設定しておけば、URLを変更しても自動的に正しいページへ転送してくれます。
Webサイトやランディングページを運用している人は、必ずリダイレクトを行ってください。
URLクリック測定の注意点
URLクリック測定の注意点を解説します。
外部サイトにURLを設置するだけでは計測できない
友だちが外部サイトに直接訪れ、短縮URL(外部用)をクリックしても、クリック測定はできません。
外部サイトのクリック測定をする場合は、Lステップを経由する必要があるからです。
- 外部サイトに短縮URL(外部用)を設置
- Lステップから当該サイトに誘導
- Lステップ経由で当該サイトにいき、短縮URL(外部用)をクリック
ですので、外部サイトのクリック測定をする場合は、Lステップから当該サイトへの誘導を行うようにしてください。
短縮URL(外部用)をメッセージに入れても測定できない
短縮URL(外部用)をメッセージに入れた場合、クリック数は計測可能です。
しかし、クリック率や誰がクリックしたかまでは追えません。
短縮URL(外部用)をメッセージに使わないよう注意してください。
リッチメニューへの設置は推奨しない
リッチメニューに短縮URL(外部用)の設置は推奨しません。
なぜなら、クリック測定の対象になる人とならない人がいるからです。
- 対象になる人:過去に1度でも短縮URLをクリックしたことがある人
- 対象にならない人:短縮URLをクリックしたことがない人
リッチメニューに短縮URL(外部用)を設置しても、友だち全員が測定の対象にならない可能性があるので、設置は避けるのが無難です。
まとめ
URLクリック測定を使うと、友だちの反応率を分析できます。
友だちの反応率が上がれば、商品やサービスの販促に役立つだけでなく、運用コスト削減にもつながります。
もし設定が難しい場合は、ご契約者様限定サポートの「スポットコンサル」をご活用ください。Lステップの認定サポーターが個別にフォローいたします。