【公式】LステップPlus+とは?3つの新機能と活用例を解説

構想3年の時を経て、ついに「LステップPlus+(Lステッププラス)」に関する情報の一部が解禁されました。

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Lステップが一体どのような進化を遂げるのか、気になられている方も多いでしょう。

そこで今回は、LステップPlus+で追加される3つの新機能と、活用例を解説します。

 

リリース直前のLステップPlus+。ぜひ本記事を参考に、活用のイメージを掴んでおきましょう。

LステップPlus+(Lステッププラス)とは

LステップPlus+とは、Lステップを機能拡張するシステムやオプションの総称です。

 

メール配信やオートウェビナー、決済などがLINEとシームレスにつながり、高度にパーソナライズ化されたMA(マーケティングオートメーション)を実現します。

 

それぞれの機能は後ほど解説しますが、かいつまんで説明すると

  • LINEとメールの連携
  • LINEでウェビナーを自動化
  • LINE内に通販システムを構築

 

上記の機能を追加できるようになりました。

 

LステップとLINEの特性を活かした、全く新しいマーケティング戦略を構築できるのが、LステップPlus+です。

LステップPlus+の3つの新機能

LステップPlus+で追加される、3つの新機能は以下の通りです。

  1. Lメール
  2. L-CAST
  3. L-ma

 

順に解説していきます。

①Lメール:LINE×メール

Lメール

 

「Lメール」とは、LINEとメールを組み合わせ、シームレスな情報連携を可能にするCRMツールです。

 

メールと聞くと、DMやメルマガを想起される方も多いと思いますが、Lメールはメルマガスタンドではありません。具体的な機能は以下の通り。

 

  • 回答フォームにオプトイン機能を追加
  • メールのアクションをLステップに蓄積
  • タグ情報を使った細かなセグメント配信
  • LINEとメールを連動させたシナリオ配信
  • Lステップで取得したデータをメールに挿入
  • LINEのアクションをトリガーにメールを配信

 

行動履歴やタグ情報など、Lステップに蓄積されたデータをLINEと連動して配信できるのが、Lメールの特徴です。

 

Lステップに蓄積されたデータをLINEと連動
例えば1通目はメールで配信し、反応のない顧客にLINEを送るなど、Lステップでは定番の戦略をメールと組み合わせて配信できるようになります。

②L‐CAST(エルキャスト):LINE×オートウェビナー

L‐CAST(エルキャスト

 

LINEでオートウェビナーを可能にするのが、2つ目の新サービス「L‐CAST(エルキャスト)」です。

 

オートウェビナーとは、ウェブセミナーの自動化を指し、近年注目を集めるマーケティング手法のひとつ。

 

まるでライブ・生放送のような録画ウェビナーと、自動セールスで驚くほど進化するウェビナー戦略をLINEで実現しました。Lステップで収集したデータと連動することができます。

 

基本機能は以下をご確認ください。

  • 疑似LIVE機能
  • Lステップ連携
  • リダイレクト機能
  • 自動セールス機能
  • LINEログイン認証
  • イベント/リスナー分析
  • ウェビナー開催日程設定機能
  • 見逃し配信機能

「L‐CAST(エルキャスト)」機能

 

またLステップならではの、細やかな情報管理も健在です。申し込みの有無や視聴時間など、リスナーの行動データを分析し、顧客ごとにカスタマイズされた配信を提供できます。

③L‐ma(エルマ):LINE×決済

L‐ma(エルマ)

 

「L-ma(エルマ)」とは、LINE上にD2C向け通販システムを構築できるオプション機能です。

 

コミュニケーションツールとしてのLINEと、通販システムを融合させた「Chat Shop」と呼ばれる、新たな概念を実現しました。L-maの特徴は以下の8つです。

 

  1. Lステップ連携
  2. 画面遷移のないチャット型フォーム
  3. LINEログインによるQuick決済
  4. 商品グループ管理機能
  5. 柔軟なサブスクリプション
  6. アップセル/クロスセル機能
  7. リアルタイムEFO
  8. RFM分析機能

 

つまり、大がかりな構築や外部ツールを導入せずに、LINEひとつでECサイトが完結するイメージです。

 

【デモ画面】

「L-ma(エルマ)」でも画面

 

またEC運営の課題である、カゴ落ち対策やブラックリストの抽出にも対応。1クリック決済による利便性の向上だけでなく、機会損失の抑止にも寄与します。

LステップPlus+の活用例

シーンごとにそれぞれの活用例を解説します。活用方法は多岐にわたるので、ぜひご自身の事業に取り入れるヒントにしてみてください。

Lメールの活用例

以下はLメールを使った、マーケティング戦略の一例です。

  1. LINEをフックにメールでナーチャリング
    ・新商品やキャンペーン情報をメールで配信→LINEで簡潔にリマインド
  2. 従量課金対策としてメールを活用
    ・メールで一斉配信→反応のない顧客のみにLINEでリマインド
  3. LINEのアクションをトリガーにメールで追撃
    ・セールスレターをクリック→メールで追撃

 

LINEの反応率の高さと、メールによる長文訴求のナーチャリングで、成約率の向上が見込めます。

 

またLステップの強みである、詳細なセグメント配信をメールで行えるようになるのも利点のひとつ。

 

詳細なセグメント配信メール

 

確度の高い顧客に絞った配信ができるため、コストの削減と同時に、LINEに近い開封率でメールを届けられます。

L‐CASTの活用例

以下はL-CASTの活用例です。

 

①ライブマーケティングの自動化

  • ウェビナー1→リダイレクト機能(自動転送)→ウェビナー2→リアルライブ(Zoom等)

 

ウェビナー説明会

②オートウェビナー×アナログ対応

  • ウェビナー→自動セールス機能(画面中にCTAボタンを表示)→個別相談へ誘導

ウェビナー→自動セールス機能

 

複数のウェビナーを組み合わせた、ライブローンチの自動化を行えます。ウェビナーメインのナーチャリングが可能になるため、LINEの従量課金対策としても効果的。

 

また、自動化とアナログ連携も重要なポイントでしょう。例えば高額商品の場合、ウェビナーのみでの販売では、成約率が下がってしまうのが通常です。

 

一方L-CASTでは、自動化とアナログ対応の連携ができるため、運用コストを削減しながら成約率アップに期待が持てます。

 

その他、実店舗の店販や社員教育(オンボーディング)に活用するなど、さまざまなシーンに応用できるのが、L-CASTの特徴です。

L‐maの活用例

L-maの活用例をみていきましょう。

  1. コーチ・コンサル系
    ・SNSから流入→100円セミナーの案内→14日間無料お試し→月額オンラインサロンへ誘導
  2. 単品リピート通販(食品、化粧品など)
    ・お役立ちコンテンツで流入→500円お試し→定期購入→カゴ落ち顧客をオペレーター対応

100円セミナーなどの低単価サービスをフックに、決済情報を取得。2回目以降はLINEログインのQuick決済が可能になるため、成約率アップに繋がります。

 

またカゴ落ち顧客には自動で追撃配信し、反応があれば有人チャットでフォローを行うなど、柔軟な顧客対応ができるのもメリットです。その他、連携項目はさまざま。

 

買い物客フロー

 

デジタル商材の他、店販用のECツールとしても活用できるので、美容室や飲食店など、実店舗を運営されている方にもおすすめです。

LステップPlus+を導入するメリット

LステップPlus+を導入するメリットを解説します。

クロスチャネルCRMによる売上拡大

異なるタイミングでメッセージを届けられるようになるのが、複数チャネルの利点です。

 

例えばLINEはすぐに確認しても、メールのチェックは後回しにしてしまう方も多いのではないでしょうか。

 

反対に、いくら開封率の高いLINEであっても、つい見逃してしまうケースもあるはずです。

 

クロスチャネルを取り入れれば、LINEによるリマインドやメールでの長文訴求が可能になるため、接触機会が向上し売上アップに繋がります。

 

また簡単なメッセージはLINEで配信し、動画や資料はメールで配信するなど、それぞれのツールごとに適切な内容を配信できるため、顧客満足度の向上にも役立つでしょう。

顧客の一元管理が可能

LINE事業者の中には、メールとLINE、ECプラットフォームとLステップなど、複数のツールを併用されている方も少なくないはずです。

 

しかし上記の場合、外部ツールとLステップとの紐づけができず、顧客情報を別々で管理するのが常でした。

 

その点LステップPlus+では、外部ツールに依存することなく機能の拡張ができるため、煩雑になりがちな顧客管理をLステップ内に集約できます。

自動化による機会損失の防止

一般的に、セミナーやメッセージ問わず、開催や配信数に比例して、成約率もアップしていくと言われているのをご存じでしょうか。

 

例えばセミナー案内を募集した場合、1回目に比べ3回目の方が成約率が倍増するイメージです。

 

とはいえ、配信コストやセミナー開催に関わる運用負担がネックとなり、頻度を上げられずに悩まれている方も多いでしょう。

 

LステップPlus+では、メールを活用した追撃配信の他、オートウェビナーの開催日を自由に設定可能。そのため、運営コストを減らしつつ、機会損失を防げます。

 

【L-CASTのデモ画面】

L-CASTのデモ画面

 

また、LINE登録した最も熱量の高いタイミングで即時ウェビナーを開催できるので、見込み客の早期引き上げにも効果的です。

オプションの組み合わせによる自由度の高い販売戦略

ここまで紹介した新機能の組み合わせにより、さらに自由度の高いマーケティング戦略を組み込めます。以下はその一例です。

 

  1. LINEでキャンペーンや新商品の案内      :Lステップ
  2. メールで見込み客にウェビナーリンクを配信:Lメール
  3. ウェビナーによる詳細な商品説明     :L-CAST
  4. LINEで商品ページに誘導           :L-ma

 

蓄積されたデータを基に、シームレスな情報連携ができるため、それぞれの強みを活かしたマーケティング戦略を行えます。つまり、

  • LINEとメール
  • 店舗とオンライン
  • 自動化とアナログ

といった、ツールや業種、販売手法の垣根を越えて、ビジネスの幅を飛躍的に広げていけるのが、LステップPlus+です。

LステップPlus+に関するよくある質問

よくある質問を紹介します。

1つのツール単体でも導入できる?

LステップPlus+は、あくまで機能拡張システムやオプションの総称なので、いずれか1つを導入していただいても問題ありません。

 

ただし上記ツールは、いずれもLステップの機能を拡張するサービスです。Lステップを導入されていない方はご利用になれませんのでご注意ください。

料金やリリース日は?

現段階では、料金・リリース日ともに未定です。

 

準備が整い次第、説明会にてご案内しますので、今しばらくお待ちください。

新サービス「LステップPlus+」でビジネスの幅を広げよう

今回は、LステップPlus+の新機能と活用例を解説しました。

 

LステップPlus+で作る、これまでにない新たなマーケティング戦略を活用し、ぜひあなたのビジネスを大きく飛躍させましょう。

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