ウェビナーツールおすすめ16選!機能や無料・有料ツールを徹底比較

ウェビナーは、オンラインで手軽にセミナーやイベントを開催できるため、多くの人が注目するマーケティング手法です。

 

しかし、多様なツールが存在する中で、どれを選べばよいのか迷っている方も多いのではないでしょうか。

 

考えている様子
  • どのウェビナーシステムを選べばいいかわからない
  • 無料ツールと有料ツールで迷っている
  • ビジネス向きのウェビナーツールは?

 

本記事では、ウェビナーツールの選び方のポイントを押さえつつ、おすすめのツールを徹底比較します。

 

各ツールの特徴や機能、無料で試せるものまで幅広くご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

ウェビナーとは

ウェビナーとは

ウェビナーとは、「ウェブ」と「セミナー」を組み合わせた言葉で、インターネットを使ってオンラインで開催されるセミナーのことを指します。

 

場所を問わず多くのユーザーに情報を伝えられることから、現代のマーケティングで主流になりつつあります。ビジネスの場面では、商品の説明や相談会に活用されることが多いです。

 

ウェビナーを開催するには、専用のウェビナーツールの使用が推奨されています。ウェビナーツールは、参加者とのチャットやアンケート、画面共有などのインタラクティブ機能を搭載しており、双方向のコミュニケーションが可能です。また録画機能があるツールを使えば、後でオンデマンド配信もできます。

 

これからウェビナー配信を考えている方は、ウェビナーツールの導入を検討してみてください。

 

ウェビナーが重要視されている理由

ウェビナーが重要視される理由は、効率的に見込み客とつながれる点にあります。

 

オンラインでセミナーを開催することで、コストを抑えながら多くの人にリーチできる点がメリットです。

 

例えば、会場のレンタル費用やスタッフの人件費、参加者の交通費・宿泊費など、オフラインイベントでは必要となるコストがかかりません。そのため、予算が限られている個人や小規模な企業にも適した手法といえます。

 

このように、マーケティング活動をサポートする手段として、ウェビナーは大いに役立つはずです。

ウェビナーツールを選ぶときのポイント5つ

ウェビナーツール(システム)を選ぶときのポイントを解説します。

①使いやすさ(UI/UX)

ウェビナーツールは、使いやすさ(UI/UX)を重視して選びましょう。

 

主催者にとって操作が簡単であることは、準備や進行のスムーズさに直結します。例えば、参加者の管理や画面共有、チャット機能が使いやすければ、より円滑にウェビナーを進行できるでしょう。

 

一方、ユーザーにとっても、ログインや参加手続きが簡単で視聴環境が快適であれば、参加のハードルが下がります。

 

主催者と参加者、双方の使いやすさがウェビナーの成功につながるはずです。

②コミュニケーションツールとの相関性

ウェビナーは、他のコミュニケーションツールとの連携が重要なポイントです。

 

その理由は、ウェビナー前後のコミュニケーションが途切れず、参加者との関係を強化できるからです。

 

特にLINE公式アカウントとの連携は、効率的なマーケティングを実現するために役立ちます。ウェビナー前後にLINEへ誘導すれば、イベント後も継続的にフォローアップが可能になり、顧客との関係を深められます。

 

例えば、ウェビナーで紹介した商品のクーポン配布や友だち限定の特典を配信すると、参加者の購買意欲を高められます。

 

またLINEはメッセージの開封率が高いため、ウェビナーのリマインドや参加後のアンケート送信にもおすすめです。

 

このように、ウェビナーツールとLINE公式アカウントを連携させることで、一貫したマーケティング施策が行えます。

 

③インタラクティブ機能の充実度

ウェビナーツールは、インタラクティブ機能の充実度で選びましょう。

 

インタラクティブ機能とは、チャットやQ&A、アンケート、投票など、ユーザーと双方向でやり取りできる機能のことです。

 

ウェビナーは、ただ視聴するだけでなく双方向のやり取りを通じてコミュニケーションすることが、満足度を高めるポイントです。

 

例えば、チャットやQ&Aを活用すれば、リアルタイムで質問をしたり、意見を共有したりできます。これにより、参加者との距離が縮まり、より親近感のあるセミナーを提供できるのです。

④コストと料金プラン

ウェビナーツールは、自社の予算や目的に合った料金プランを選びましょう。

 

ウェビナーツールには、基本的な機能を備えた無料プランからビジネス向けの有料プランまで幅広い選択肢があります。

 

例えば、初めてのウェビナーや少人数向けであれば、無料または低価格のプランから始めるのがおすすめです。

 

一方、大規模なウェビナーや定期開催を予定しているなら、充実したサポートやインタラクティブ機能が含まれたプランが適しています。

 

利用目的や予算に合わせて最適なプランを選び、無駄のない運用を行なってください。

⑤サポート体制

ウェビナーツールは、サポート体制が手厚いものを選びましょう。

 

特に初めてウェビナーを開催する場合や、大規模なイベントを行う際は、トラブルへの迅速な対応が求められます。

 

サポート体制がしっかりしていれば、トラブルや技術的な不具合が発生したときも、すぐに連絡ができます。

 

メールやチャット、サポートの種類や対応時間、対応スピードも比較のポイントです。

 

サポート体制が充実しているツールを選べば、安心してウェビナーを開催できます。

無料プランのあるウェビナーツール

小規模なウェビナーを開催する人や、お試しでツールを使ってみたい人向けに、無料で使えるウェビナーツールを紹介します。

Zoom

Zoom

出典:Zoom

 

Zoomは、操作が簡単なオンラインミーティングツールとして活用されています。

 

画面共有やチャット機能、録画機能などが備わっており、ウェビナーを手軽に開催できます。無料プランでも最大100人が参加可能で、小〜中規模のウェビナーに適しています。

 

ただし、無料プランのミーティングは1回40分間までと決まっています。ビジネス向きの大規模なウェビナーや、長時間にわたるセミナーを予定している場合は、有料プランを検討した方がよいでしょう。特にQ&A機能は有料プランに追加して、有料オプションプラン「Zoom Webinar」を契約しなければなりません。

 

 無料プランはお試しに最適ですが、本格的なウェビナーを希望する方は、有料プランを検討してください。

Google Meet

Google Meet出典:Google Meet

 

Google Meetは、シンプルで使いやすいオンラインミーティングツールとして多くの人に利用されています。

 

Googleアカウントを持っていれば、誰でも簡単に利用できるため、初めてウェビナーを開催する人におすすめです。

 

無料プランは、最大100人まで参加が可能。ブラウザベースで動作するため、ソフトウェアのインストールも不要で、誰でも手軽に参加できます。

 

ただし無料プランは、3人以上の参加者がいる場合、1回60分までの時間制限があります。Q&A機能や録画なども有料プランの契約が必要です。

 

Google Meetの無料プランは気軽に試すのに最適ですが、本格的なウェビナーには有料プランを選んだ方がいいでしょう。

Skype

出典:Skype

 

Skypeは昔から親しまれているビデオ通話ツールです。シンプルな操作で使いやすく、オンラインでのコミュニケーションに活用されています。

 

無料プランでは、最大100人が時間制限なく参加可能です。チャット機能や画面共有、録画機能も標準で備わっているため、簡単なウェビナーなら問題なく開催できるでしょう。

 

しかし、他の無料ツールに比べてインタラクション機能はやや少なめです。さらに広告が表示される場合もあるため、大規模なセミナーや商品の宣伝には注意しましょう。

YouTubeライブ

YouTubeライブ出典:YouTubeライブ

 

YouTubeのライブ配信は、多くの参加者を想定したウェビナーに適しています。

 

無料で利用できるだけでなく、視聴者数に制限がないため、リーチを広げて参加者を増やせるのが大きなメリットです。

 

また、チャット機能で視聴者とリアルタイムに交流ができ、双方向のコミュニケーションも可能です。さらに配信後、アーカイブを残せるので、ユーザーは後からでも動画を視聴できます。

 

一方で、参加者の詳細な管理機能がないため、登録制のウェビナーや細かい管理が必要なウェビナーには向いていません。幅広い層に情報を発信したい場合や、気軽なお知らせにはおすすめです。

Facebook Live

出典:Facebook Live

 

Facebook Liveは、友達やフォロワーに対してライブ配信ができる機能です。

無料で利用できるのはもちろんのこと、参加者数に制限が無いため、大人数のウェビナーにも対応できます。

 

またコメント機能で視聴者と交流したり、動画をアーカイブとして残せたりするのもメリットです。

 

ただしウェビナーに特化した機能はあまり搭載されていません。さらにFacebookアカウントが必要なため、参加ハードルがやや高くなる点に注意しましょう。

 

【有料】ビジネス向きのウェビナーツール

続いて、本格的なウェビナーに向いている有料ツールをまとめて紹介します。

Lキャスト

L-CAST
L-CAST(Lキャスト)は、LINE上でウェビナーを手軽に開催できる、オートウェビナーマーケティングツールです。

 

LINEログイン認証(個人のLINEと紐付く認証)が使えるため、友だちの情報を正確に把握しつつ、ウェビナーを開催できます。

※Lキャストの利用にはLステップの契約が必要です。

 

また当社の調査によると、ライブ配信の告知は「配信するプラットフォームで受け取りたい」が80.2%と最も多い結果に。情報発信に向いているLINEで、ウェビナーを開催できるのは大きな強みです。

 

LINE公式アカウントなら、ウェビナー前後のフォローもしやすく、ユーザーとのやり取りもスムーズになります。特にウェビナーは、参加者とのコミュニケーションが重要になってくるため、LINEを活用できるのは嬉しいポイントです。

 

そして、Lキャストで特におすすめなのが録画(収録)した動画を生放送のような臨場感で配信できる「擬似LIVE機能」です。これにより、準備やトラブル対処が効率化され、スムーズなウェビナー開催が可能になります。

 

また時間に合わせて、画面内にCTAボタンを自動表示してくれる「自動セールス機能」も搭載。今まで人の手で行なっていた作業を自動化できるのも魅力です。

 

ウェビナーは、他のコミュニケーションツールとの連携が重要になってきます。Lキャストは、それを一元化した高機能なツールといえるでしょう。

 

Bizibl

Bizibl
出典:Bizibl

 

Biziblは、ウェビナー開催における業務をワンストップで行えるツールです。

 

企画や告知、申込管理、KPI分析までをひとつにまとめ、業務工数を削減できます。

 

また「自動ウェビナー機能」により、録画したコンテンツを365日いつでも配信できるのもメリット。人的リソースを削減しながら多くの視聴者にリーチできます。

 

またマーケティング支援も充実しており、専門的な知見をもとに、目標設定や振り返りなどの運用基盤を整えられます。

 

ウェビナー開催からマーケティング支援まで、マルっと運用したい方におすすめのツールです。

LiveOn

LiveOn
出典:LiveOn

 

LiveOnは、企業のオンラインセミナーや研修、会議に特化した国産ウェビナーツールです。

 

独自のデータ圧縮技術で音声の途切れや遅延を回避し、大人数での接続や長時間の配信でも安定して配信できます。

 

また国内セキュリティ基準をクリアし、情報漏洩の対策も万全。日本企業向けのサポート体制も充実しているので、初めてウェビナーを開催する人にもおすすめです。

 

もちろん画面共有やチャット機能、アンケート機能、録画機能など、ビジネスに必要な機能は一通り揃っています。

 

中小企業や個人というよりは大企業向けのツールなので、自社の規模を考えながら検討してみてください。

EventBASE

EventBASE
出典:EventBASE

 

EventBASEは、「低コストで、簡単な運用」をコンセプトにしたウェビナーツールです。

 

簡便さを追求し、申込フォームの作成から、リマインダーメール送信、データの集計まで、一連の流れをスムーズに進めることができます。

 

また、わかりやすいインターフェースを備えているため、初めての方でも手軽に使いこなせるのが魅力です。ウェビナー終了後のデータ分析も充実し、次への改善にも役立てられます。

 

どのプランにもフルサポートがついているため、ウェビナー初心者から上級者まで、どんな人にもおすすめのツールです。

Cocripo

Cocripo
出典:Cocripo

 

Cocripoは、「簡単さ」を追求したウェビナーツールです。

 

ウェビナー参加者の登録は不要。URLをクリックするだけで、気軽に参加できるのが大きな特徴です。参加者は「顔出しなし」の設計となっており、参加のハードルもグッと下がります。

 

さらに開催者にとっても、使いやすいインターフェースが整っているのもメリット。タイトルや概要、開催日時を入力すれば、すぐにウェビナーの開催ページが完成します。ウェビナー終了後の自動アンケート表示機能もあるため、データ分析も万全です。

 

とにかく操作が簡単なので、開催者と参加者、両方に優しいウェビナーツールといえるでしょう。

ネクプロ

ネクプロ
出典:ネクプロ

 

ネクプロは、多彩なニーズに対応したライブ配信サービスです。

 

中でも、あらかじめ撮影した動画をライブ風に配信する「疑似ライブ」がおすすめ。生配信でありがちなトラブルを回避しつつ、安定した配信を行えるのがメリットです。

 

その他にも、通常のライブ配信、オンデマンド配信、Zoomなどの外部ツール配信にも対応しています。

 

またチャット機能やQ&A機能も充実し、参加者と密なコミュニケーションができます。その上で、視聴データの収集・分析が可能なため、次回の改善に役立てられるのも特徴です。

 

ウェビナー後もデータ活用がしやすく、ブランドに合わせたカスタマイズ性も高いことから、多くの企業や個人が満足できるツールといえるでしょう。

GigaCast®

GigaCast®
出典:GigaCast®

 

GigaCast®は、企業向けのウェビナーに特化した配信ツールです。

 

数百人規模のイベントでも安定して配信が行え、マイナビの就活セミナーや、ベネッセのオンライン授業でも導入されてます。

 

操作もわかりやすく、リアルタイムでのチャット機能やアンケート機能でスムーズにコミュニケーションがとれます。細かい視聴データを集計できる分析機能もあり、イベント後の評価や次回の改善に活かせるのも特徴です。

 

大規模なウェビナーや、安定性を重視したい大企業に向いているウェビナーツールといえるでしょう。

J-stream

J-stream
出典:J-stream

 

J-streamは、ウェビナーやライブ配信に特化した、信頼性の高いツールです。

 

国内サーバーによる充実したサポート体制があるため、セキュリティを重視したい企業に適しています。

 

またウェビナーはもちろんのこと、動画の企画・制作、動画広告、さらにはWebサイトの制作・システム開発、運用まで、動画マーケティングに必要なサービスをワンストップで提供しているのが強みです。

 

ツール自体も、細かなカスタマイズが可能なので、企業のブランディングに合わせたデザイン調整や設定が行えます。

 

カスタマイズ性の高いJ-streamは、より高度なウェビナーを開催したい人に適しているでしょう。

V-CUBE セミナー

V-CUBE セミナー
出典:V-CUBE セミナー

 

V-CUBE セミナーは、企業や教育機関など、幅広い分野で利用されている国産ウェビナーツールです。

 

国内サーバーによる安定した配信が強みで、セキュリティも万全です。大規模配信にも向いており、最大26,000箇所まで同時接続ができます。

 

また専用アプリのダウンロードは必要なく、URLをクリックするだけで参加できるのもメリットです。

 

さらに参加者データの分析機能も豊富で、視聴履歴やアンケート結果を細かく分析できます。

 

大規模なウェビナーを開催する方や、セキュリティを重視する企業におすすめのウェビナーツールといえるでしょう。

Adobe Connect

Adobe Connect
出典:Adobe Connect

 

Adobe Connectは、ウェビナーやWeb会議を開催できる多機能なツールです。

 

特に、カスタマイズ性と視聴者のエンゲージメント向上に役立つ機能が充実しています。

 

操作は簡単で、画面レイアウトやデザインを自由にカスタマイズできるため、ブランディングに合わせた配信環境を整えられるのが特徴です。

 

また、インタラクティブ機能も充実しており、投票やアンケート、チャット、ホワイトボードなどを通してリアルタイムで参加者と交流できます。

 

多彩な機能と柔軟なカスタマイズ性のあるAdobe Connectは、自社のブランド色を出したい方におすすめのウェビナーツールです。

EventHub

EventHub
出典:EventHub

 

EventHubは、ウェビナーを自動化し、効率的に開催数を増やせるツールです。

 

登録から配信、アフターフォローまで一貫して管理できるため、初めての方でもスムーズにウェビナーを開催できます。

 

また視聴者同士や開催者とのコミュニケーション機能も充実。チャットやQ&A機能に加えて、匿名投稿掲示板、回答後のインセンティブ表示など、多彩な機能を活用できます。

 

EventHubは、視聴者とのコミュニケーションを重視する方におすすめのツールといえるでしょう。

まとめ

ウェビナーは多くの人にリーチできる手段として、ビジネスシーンで重要視されています。

 

特に目的に応じた最適なツールを選ぶことが、ウェビナーの成功のカギです。

 

今回ご紹介したツールの機能や特徴を比較しながら、ウェビナー開催に役立ててください。

 

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