- インスタにリンクを貼る方法がわからない
- もっと商品の詳しい情報を見てもらいたい
- 商品購入に繋がる導線を作りたい
こんなお悩みをお持ちではありませんか?
Instagram(インスタ)を ビジネスで活用している方やこれから始める方にとって、外部リンク(URL)を貼る手法は必須です。リンクを活用すれば、ユーザーに必要な商品情報を効果的に伝えるだけでなく、集客アップにもつながります。
逆にリンクを活用しない場合、せっかくユーザーが商品に興味を持っても、機会損失が生じてしまいます。
本記事では、インスタにリンクを貼る方法やコツ、注意点などをわかりやすく解説。さらに、効果的なリンクへの誘導方法もお伝えしています。
インスタの特性を活かしながら、ビジネスを成長させましょう。
目次
インスタにリンク(URL)を貼るメリット
インスタは視覚的に多くのユーザーに情報を届けられるため、集客や商品販促に適したSNSとされています。リンクを適切に活用すれば、ビジネスの成長を後押しする強力なツールとなるでしょう。
インスタにリンクを貼るメリットを4つご紹介します。
- ユーザーがサービスの詳細を確認できる
- ユーザーの関心を売上や集客に結びつけやすい
- ブランド認知の向上
- 他のSNSやブログへの流入を増やす
たとえば、プロフィールにECサイトのリンクを設置すれば、ユーザーのアクセスをスムーズに促せます。
ストーリーズのリンクステッカー(専用スタンプ)は、視覚的に目を引きやすく、キャンペーンやイベント告知に最適です。
これらのメリットを活かし、インスタを運用しましょう。
インスタにリンクを貼る方法5つ
基本的に、インスタでリンクを貼れる場所は「プロフィール」と「ストーリー(ハイライト)」の2ヶ所だけです。さらに本記事では、条件を満たすと利用できる「ショッピング機能」や「Instagram広告」についても解説します。
プロフィールのウェブサイト欄を活用する
インスタのプロフィールには、リンクを設定できる専用欄があります。この機能を使えば、自社のECサイトやホームページへのアクセスを促せます。
設定方法はシンプルです。[ホーム画面 > プロフィールを編集 > リンク]の順に進み、URLを入力するだけです。
1つ追加するとさらに追加ボタンが表示され、最大5つまでリンクを登録できます。ECサイトやキャンペーンページ、ブログなど複数の目的地に誘導できます。
ただし、リンクを設置するだけでは不十分です。ユーザーに見てもらうためには、フィード投稿やストーリーズでアクションを促しましょう。
「プロフィールのリンクから詳しくチェックしてね!」といったメッセージを添えると、自然に誘導できます。
リンクの設定と案内を組み合わせて、アクセスアップを目指しましょう!
「リンクステッカー」でリンクをストーリーズに貼る
ストーリーズにリンクを貼ると、同じ画面上に商品案内とリンク設置を同時に行えます。たとえば、商品を紹介する投稿内に詳細ページのリンクを貼ると、ユーザーはスムーズにショッピングができます。
リンクは、ストーリーズ作成画面からリンクステッカーを選び、URLを入力するだけです。
視覚的に目立つデザインで、キャンペーンやセールの告知にも最適です。
さらに、「ここをタップしてチェック!」といった誘導メッセージを添えると、クリック率を高められます。
ストーリーズをハイライトにする
ストーリーズは、24時間限定で公開される、短い動画や写真を投稿する機能です。投稿内にリンクを設置できて便利ですが、時間が経つと消える点がデメリットです。
そこで活躍するのがハイライト機能です。投稿をプロフィール画面に保存でき、プロフィールを訪れたユーザーがいつでも内容を確認できます。
各商品情報をハイライトにまとめると、視覚的に整い、訪問者にとってわかりやすい導線を作れます。ブランドの信頼感を高める効果も期待できるでしょう。
ショッピング機能を活用する
インスタのショッピング機能を活用すると、投稿画像から直接商品購入ページにアクセスできます。商品画像に「商品タグ」を設定し、ユーザーが価格などを確認し、購入サイトに移動できる仕組みです。
この機能を利用するには、プロアカウントであるなど、いくつかの条件をクリアする必要があります。自社商品をインスタで販売したい方は、公式サイトで確認し、導入を検討してみましょう。
最大のメリットは、利用コストがかからず効果的に販促できる点です。これからビジネスを成長させたい方にとって、心強いツールです。
Instagram広告(有料)を活用する
Instagram広告は、ターゲットに合わせて効果的なプロモーションができるサービスです。投稿を広告として配信でき、商品やサービスを幅広いユーザーにアピールできます。
たとえば、地域・年齢・興味関心など、ターゲットを絞り、関心の高いユーザーに宣伝できます。
さらに、画像、動画、カルーセル形式など多彩な広告形式から選べ、広告予算も自由に調整可能です。広告予算も柔軟に調整できるため、小規模なキャンペーンから大規模なプロモーションまで幅広く対応できます。
リンク先の種類と活用例
インスタに貼るリンク先の種類と活用例を解説します。
自社商品を販売しているECサイト
インスタに貼るリンク先としてメジャーなのが、自社商品を販売しているECサイトです。投稿で商品に関心を持った、購買意欲の高い新規顧客の獲得が期待できます。
たとえば、アパレルブランドであれば、プロフィール欄にECサイトのリンクを設置し、「詳しくはプロフィールのリンクから」と投稿で案内しましょう。興味を持ったユーザーを商品ページへ誘導できます。
ストーリーズには期間限定セール情報などと共にリンクを貼り、ユーザーを特設ページに直接誘導しましょう。
ホームページなど自社サイト
自社サイトとは、ホームページ・ランディングページ・ブログなどを指します。業種問わず、インスタに自社サイトのリンクを貼るのは、認知度アップが期待できます。
以下、3つの業種例を解説します。
- 飲食業
レストランやカフェのメニュー情報や予約ページへのアクセス数を高める。新メニューの紹介やイベント情報を投稿し、「詳しくはプロフィールのリンクから」とユーザーを誘導する。
- 旅行・観光業
旅行代理店や観光施設のツアー情報や予約ページへのアクセスを高める。美しい風景や施設の写真を投稿し、「詳細はプロフィールのリンクから」と案内し、訪問や予約につなげる。
- 教育・スクール業
学習塾や習い事教室のコース情報や体験レッスンの申し込みページへの誘導が可能。授業風景や生徒の成果を投稿し、「体験申し込みはプロフィールのリンクから」と案内する。
LINE公式アカウントなどSNS
インスタに他のSNSリンクを貼ると、マーケティング効果を高められます。
動画でアピールするならYouTubeなど、各プラットフォームの特性を活かした多角的なアプローチが可能となります。
業種問わず、おすすめなのがLINE公式アカウントです。
インスタで関心を持ったユーザーとLINE上で交流し、購買や再訪につなげる仕組みを作れます。
LINE公式アカウントとは、企業から情報を発信できる、ビジネス用のLINEアカウントです。
特徴として、LINE公式アカウントの機能を3つご紹介します。
ステップ配信 | 順序立てた情報配信が可能
例:友だち追加後に自動でクーポンや商品情報を順次配信する |
ショップカード | LINE上で使えるポイントカードを作成し、リピート率を高める |
クーポン | 店舗やECサイトで利用可能なクーポンを表示し、購買意欲を促進できる |
ほかにも、ビジネスアカウントならではの様々な機能があります。
LINE公式アカウントのメリットは、
- メルマガよりも2〜6倍、開封率が高い
- 友だち追加のハードルが低い
- ビジネスに役立つ機能が充実している
などがあります。インスタとLINE公式アカウントの強みを、最大限に活かした運用を目指しましょう。
インスタにリンクを貼るコツ
インスタにリンクを貼るコツを解説します。
投稿でプロフィールへの導線をつくる
インスタグラムのフィード投稿では、リンクの設置ができません。
外部サイトへユーザーを誘導する際には、以下の方法を活用しましょう。
-
- 投稿に自分のアカウントへの@メンションを追加する
SNSで「メンション」とは、「@(ユーザーネーム)」で相手のアカウントを指名して投稿する機能を指します。ユーザーがメンションをタップすると、プロフィールページに移動できます。プロフィールページに見てほしいリンクを設定しておきましょう。
- 投稿に自分のアカウントへの@メンションを追加する
- 投稿でプロフィールからの外部サイト遷移を案内する
投稿内で「詳細はプロフィールから確認できます」などと明記し、ユーザーにプロフィール欄のリンクを経由して外部サイトにアクセスできる旨を伝えます。
ユーザーは目的のサイトにスムーズに遷移できます。
ストーリーズ内のリンク誘導を明記する
ストーリーズでは、リンクステッカーを活用して外部サイトへユーザーを誘導できます。ユーザーがリンクに気付き、クリックしたくなるような文言にするのが重要です。
「詳しくはこちらをタップ」や「最新情報はここをチェック」など、行動を促す明確なフレーズを添えましょう。
「申し込み」などのフレーズより「詳細」など圧迫感のない表現がおすすめです。
また、デザインや配置にも注意を払い、視認性を高めると、ユーザーが自然とリンクに注目しやすくなります。
リンクを貼るときの注意点
リンクを貼るときの注意点を解説します。
リンクステッカーはInstagram広告で使用不可
リンクステッカーは、ストーリーズ内から外部サイトへ直接誘導する便利な機能です。
しかし、広告として配信する際には使用が制限されています。
そのため、広告で外部サイトへの誘導を行う場合は、他の方法を検討する必要があります。
たとえば、広告の設定時にアクションボタンを設置すると、ユーザーを目的のウェブサイトへ誘導することが可能です。
ストーリーズに投稿できるリンクは1つまで
ストーリーズでは、リンクスステッカーを使用して外部サイトへの誘導が可能です。
ただし、一つのストーリーズ投稿に設定できるリンクは1つのみです。
複数のリンクを紹介したい場合は以下の方法を検討してみましょう。
- ハイライト機能を活用してリンクごとに投稿をまとめる
- リンク先を集約したサービスやランディングページを活用する
ガイドラインに違反しない
インスタのコミュニティガイドラインや利用規約に違反すると、アカウントの制限や停止のリスクがあります。
リンク先の内容が不適切な場合、ユーザーに不快感を与え、ブランドの信頼性を損ってしまいます。
リンク先のコンテンツが適切で、有益かつ安全であるか注意が必要です。
ユーザーが安心して訪問できる運用を心がけましょう。
リンクを貼れない・飛べない時の原因と対策
リンクを貼れない・飛べない時の原因と対策を解説します。
URLをうまくコピーできていない
インスタにリンク(URL)を貼る際は、入力ミスを防ぐため、コピー&ペーストがおすすめです。
URLをコピーする際は、全体を確実に選択し、正確にコピーされているか確認が必要です。
コピーしたURLを他のメモ帳アプリなどに貼り付けて確認し、正しくコピーされているか必ずチェックしましょう。
リンク切れのURLになっている
「リンク切れのURL」は、リンクをクリックしても目的のページにアクセスできない状態です。
リンク切れを放置しておくと、信頼性の低下やビジネスチャンスの損失につながります。
リンク切れの主な原因は、ウェブサイトのリニューアルやページの削除です。
対策として、インスタに掲載しているリンクが正常に機能しているか、定期的に確認しましょう。
インスタグラムで不具合が生じている
インスタのシステムに一時的な不具合が発生している場合、リンクの貼り付けやアクセスが正常にできません。
対策としては、
- 他のユーザーも同様の問題を報告しているか、SNSや公式サイトで確認する。
- アプリを再起動するか、最新バージョンにアップデートする。
- 時間を置いて再度試みるか、アプリの再インストールを検討する。
などがあります。
インスタには、疑問や問題を直接相談できる相談窓口のサービスはありません。
インスタを利用する際に悩むことがあれば、Instagramヘルプセンターで、解決したい内容を検索してみましょう。
マーケティングをさらに加速させるならLステップ
インスタは利用者が多く、視覚的に商品の魅力をアピールできるため、収益化に向いているといえます。
次のステップとして、フォロワーをLINE公式アカウントに誘導しましょう。ユーザーと直接的かつ個別のコミュニケーションがとりやすくなります。
さらに、Lステップを導入すると、マーケティングの自動化と効率化が可能です。
Lステップとは、LINE公式アカウントの機能を拡張したマーケティングツールです。
- 柔軟なシナリオ配信やシナリオ分岐
- 細やかなセグメント配信
- 行動スコアリング
- 流入経路分析
など、マーケティングに特化した機能を備えているのが特徴です。
たとえば、ダイエット講師の事例では以下のような効果が出ています。
- 1ヶ月半でインスタのフォロワー数が4.2万人から9.5万人に増加
- 月商平均80万円から550万円に到達
- 業務効率化で、サポート可能な顧客数が増加
- 顧客満足度が向上し、返金率が低下
Lステップは、セグメント配信や購入前後にリッチメニューを使い分けて、的確にアプローチできる点も魅力です。
たとえば、インスタからの流入者には「Instagramタグ(仮)」を設定して特典を贈るなど、インスタユーザー目線のシナリオで商品情報を届けられます。
Instagram、LINE公式アカウント、Lステップを組み合わせて、さらに効果的なマーケティングを展開してみませんか。
まとめ
本記事では、インスタに外部リンクを貼る方法についてご紹介しました。
リンクを貼るコツや注意点など、ご参考になれば幸いです。