このような疑問を解消するべく、自社のLINE公式アカウントにいる友だち数や、友だちの情報を確認する方法を解説します。
目次
LINE公式アカウントの友だち数を確認する方法
早速、LINE公式アカウントにいる友だち数を確認する方法を紹介します。
まず管理画面にログインして、①分析、②友だちの順に進むと、友だちの数を確認できるページに遷移します。
下にスクロールすると、日付別の友だち追加数やブロック数を確認することができます。
ターゲットリーチ数が20を超えていると「属性」のタブから性別や年齢、地域などのみなし属性※が見れるようになります。
※みなし属性とは、過去の行動履歴から仮で付与された顧客情報のこと。簡単に言うと、男性の購入者が多いLINEスタンプを購入したアカウントは男性、と分類されるイメージ。なので、必ずしも正確な情報ではありません
ターゲットリーチ数が20未満だと、上のようにぼやけて表示されませんが、20を超えるとくっきり表示されて、情報をダウンロードすることが可能になります。
友だちを一覧で表示する方法
前述したページで友だちの数はわかりますが、友だちを一覧で表示させることはできません。
友だちを一覧で表示させるには、画面上部にある「チャット」をクリックします。
新しいタブが開きますので、左側にある「連絡先アイコン」をクリックします。すると、友だち情報(アイコンや名前)が表示されます。
LINE公式アカウントで確認できる友だちの情報は、以下の通りです。
- アイコン
- 名前(LINEアカウント表示名)
- タグ
- ユーザーのタイプ
- 前回のチャット日
- チャットの内容
なお連絡先には、過去に何かしらのアクション(メッセージやスタンプを送信するetc)をしてくれた友だちのみが表示されます。
過去に1度もアクションがない友だちは、友だち数には反映されますが、連絡先には表示されない仕組みになっているため、アイコンや名前を確認することはできません。
仮に友だち数が100あっても、アクションをしてくれた人が1人もいなければ、連絡先には以下のように誰も表示されません。
また、過去にアクションがない友だちには、個別にチャットを送ることもできません。
個別チャットを送りたい場合は、友だちから先に、何かアクションをしてもらう必要があります。
チャット機能を使うメリットや使い方は、以下の記事で紹介していますので、併せて参考にしてみてください。
友だちにアクションを促すコツ3つ
友だちにアクションを促すコツは、大きく分けて3つあります。
- メッセージではなくスタンプを送ってもらう
- カードタイプメッセージにタップしてもらう
- リッチメニューをタップしてもらう
それぞれもう少し具体的に解説します。
1. メッセージではなくスタンプを送ってもらう
仮に上記のようなメッセージが届いた時、あなたならどちらの方が対応しやすいと感じますか?
「スタンプの方が簡単そう」と思われた方が多いのではないでしょうか。
一言メッセージを送るのもスタンプを送るのも、どちらも数秒の話です。
でも、この些細な差が返信率に影響するので、少しでも友だちの精神的な負担が少ない要求を心がけましょう。
店頭でLINE登録に誘導するのであれば、登録と同時に「何か1つスタンプを送ってください」と言って、その場で行動してもらうのがおすすめです。
2. カードタイプメッセージにタップしてもらう
カードタイプメッセージとは、以下のようなものです。
「プレゼントを受け取る」を押したら、友だちの吹き出しとしてテキストが表示されるように設定できます。
上記はシステム上、友だちからメッセージがあったものとして処理されるので、このやり方でも連絡先に友だち情報が反映されます。
プレゼントやクーポンなど、タップしたくなるようなカードタイプメッセージを配信するのも有効です。
3. リッチメニューをタップしてもらう
前述したカードタイプメッセージと同様のことが、リッチメニューでもできます。
リッチメニュー経由のアクションは、カードタイプメッセージと違い、メッセージの通数を消費しないのも魅力です。
タップしたくなる情報やクーポンを設置しておけば、自発的なアクションにつながるでしょう。
友だち・フォロワー・チャットのみのユーザーの違い
友だち・フォロワー・チャットのみのユーザーの違いについて、解説します。
友だち
LINE公式アカウントに友だち追加していて、配信を受け取れるユーザーのことです。
LINE公式アカウント側からすると、チャットができる友だちと、チャットができない友だちに分かれます。
フォロワー
フォロワーとは、LINE公式アカウントのLINE VOOM(旧タイムライン)をフォローしているユーザーのことです。
タイムラインの頃はLINE公式アカウントに友だち追加すると同時に、自動的にフォロワーにも追加されて、ブロックしたらフォローも解除される仕様でしたが、現在は友だちとフォローはそれぞれ追加or解除が必要になっています。
※引用:LINE for Buisiness「タイムライン」リニューアルのお知らせ
ちなみに、フォロワー数を知りたい場合は、管理画面ログイン後、fa-caret-right①分析、fa-caret-right②フォロワーと進むと確認できます。
チャットのみのユーザー
チャットのみのユーザーとは、友だち追加せずにメッセージを送ってくれたユーザーのことです。
友だち追加はしていないので配信は見れませんが、個別でチャットのやりとりは可能です。
ただし、最後のメッセージを受け取ってから7日経つと、連絡先から消えてしまいます。
ターゲットリーチ
ターゲットリーチとは、性別や年齢、地域で絞り込む、ターゲティングメッセージの配信先となる友だちの母数です。
ターゲットリーチ数=友だち数ーブロック数ー属性が不明なアカウント数で算出されます。
より細かく友だち管理がしたい場合は
おさらいですが、LINE公式アカウントでは、友だち追加してもらっただけだと個別にチャットを送ることはできません。
また友だちの情報は、みなし属性までしか管理できないため、LINE公式アカウントを顧客リストとして使うには、少々弱いと言わざるを得ません。
「LINEで顧客管理を完結したい!」というあなたにおすすめなのが、LINE公式アカウントに紐づけて使うマーケティングツール「Lステップ」の導入です。
Lステップを使うと、友だち追加してもらったユーザー全員とチャットができて、顧客の情報管理もより詳細に行うことができます。
- 年齢
- 性別
- 住所
- 電話番号
- メールアドレス
- イベント参加状況
- 商品の購入履歴
- 友だち追加の経路
など、あらゆることがLINEで管理できるようになります。
LINE公式アカウントで顧客管理を完結したい人は、Lステップの併用がおすすめです。
まとめ
今回は、自社のLINE公式アカウントにいる友だち数や、友だちの情報を確認する方法を解説しました。
友だち数は多い一方で、アクションをもらえなくて困っている人は、友だちにアクションを促すコツもぜひ試してみてくださいね。