Lステップの機能のひとつに「リッチメニュー」があります。
LINEのトーク画面下に表示できるメニューで、問い合わせや販売促進に欠かせない機能です。
これからLステップの活用を考えている方は、リッチメニューについて詳しく知りたい人も多いと思います。
このような疑問を抱えていませんか?
この記事では、Lステップのリッチメニューについて詳しく解説します。既に使っている方も、これから使おうと考えている方も、ぜひ参考にしてみてください。
Lステップのリッチメニューとは
リッチメニューとは、トーク画面下に表示される固定メニューです。固定表示されているため、メニューからさまざまなアプローチができます。※Lステップのリッチメニューはスタンダードプラン以上で利用可能です。
※引用:ボルボ・カー・沼津
また、メッセージ通数を消費せず、集客や販促できるのがメリットです。
LINE公式アカウントの機能として活用されていますが、Lステップを導入すると、さらに反応率を上げることもできます。
Lステップのリッチメニューは、友だちの属性に応じて表示を変更できるだけでなく、アクションに連動したり、タブ分けしたりできるのがメリットです。
デザインの自由度も高く、自分でデザインしたリッチメニューも表示できます。
Lステップのリッチメニューでできること
Lステップのリッチメニューでできることを紹介します。
友だちごとに表示を変更できる
Lステップのリッチメニューは、友だちごとに表示を変更できます。LINE公式アカウントでは、友だち全員に同じリッチメニューしか表示できません。
Lステップを使うと、Twitterから登録した人専用のリッチメニューやタップした人だけ特別なリッチメニューを表示するなど、友だちの属性に合わせて変更できます。
またタグ付け機能と併用できるため「30代男性」「商品を購入したい人」など、友だちを細かく分類してリッチメニューを切り替えることも可能です。
友だちの反応率も上がり、集客や販促の数値アップに役立ちます。
タブ分け表示ができる
Lステップを使うとリッチメニューをタブ分けのように表示できます。
タブ分けとは、リッチメニューの上部に切り替えボタンがあるように見せることができる表示方法です。LINE公式アカウントではテンプレートが決まっており、最大で6マスのリッチメニューしか選択できません。
Lステップなら、タップ領域が最大20個までで、規定のテンプレートの他に自由に設定ができるので、6マスのリッチメニューを別のタブで表示できます。
例えば、右側タブのメニューは商品やサービスの購入、左側タブのメニューは問い合わせや使い方、マニュアルといったように設定すれば、使いやすさも向上します。
タブを使ってメニューを細分化できるのは、Lステップの大きな強みです。
アクションに連動して切り替えられる
アクションとは、リッチメニューをタップした時に発動するアクションのことです。
例えば、ボタンをタップするとアンケートが開いたり、ホームページを開いたりすることができます。
Lステップのリッチメニューで設定できるアクションは下記です。
URLを開く
ボタンをタップした時に開くURLを設定できます。ご自身のホームページやLPなどに飛ばすことが可能です。
TEL
ボタンをタップした時に発信する電話番号を設定します。受付窓口やお問い合わせ先などの電話番号を設定できます。
ユーザーメッセージ
ボタンをタップした時に、自動で返信するテキストを設定します。商品の画像を載せて、タップすると商品説明が送信されたり、スタッフ紹介でスタッフのプロフィールを送信したりできます。
アクション
ボタンをタップした時に発動する細かいアクションを設定できます。
アクション設定はテンプレート送信やタグの操作、リッチメニューの切り替えやシナリオ配信の開始など、さまざまな設定が可能です。
回答フォーム
ボタンをタップすると、アンケート等の回答フォームを開く設定ができます。
画面サイズは小・中・大と3種類あり、画面いっぱいに開かせたり、トーク画面が少し見える状態で開かせたりすることも可能です。
その他
ボタンをタップした時の、3種類のその他のアクションを設定できます。
- QRリーダー起動
- このアカウントをシェア
- タイムラインを開く
例えば「QRリーダー起動」にしておくと、店舗来店時にQRコード読み取りでポイントを付与する場合に、友だちがスムーズにQRリーダーを開くことが可能です。
こういった、さまざまなアクションを起こすことによって、来店率・購入率のアップや、友だち追加からの顧客教育、自動化で運用コストの削減が見込めます。
ボタンの数や位置を自由に設定できる
Lステップを使うと、リッチメニューのボタンの数や位置を自由に設定できます。LINE公式アカウントでは、ボタンの数は最大6つまでしか使えません。
Lステップなら、最大20個のボタンを表示でき、タップする位置やデザインも自由に変更できます。通常のリッチメニューに加えて、コンテンツを作りたい場合におすすめです。
自分で簡単にリッチメニューが作成できる
Lメニュープラスという機能を使えば、 テンプレートからデザインを選ぶだけで、誰でも簡単にオリジナルのリッチメニューが作成できます。
タブ分けや自由度の高いタップ領域のデザインが作成できるので、他社と差別化できるリッチメニューが設置できるでしょう。
リッチメニューを効果的に使うコツ
リッチメニューを使う時のコツやポイントを紹介します。
リッチメニューを表示し続けない
リッチメニューを表示し続けると、メッセージが見切れて読みづらくなります。友だちが離脱する原因にもなりかねないので、リッチメニューを常に表示しない設定にしておきましょう。
もちろんリッチメニューを見てもらいたい場合は、表示し続けるという選択肢もありです。
表示については、リッチメニューの設定で「メニューの初期状態」を「表示する or 表示しない」で調整できます。
画像の大きさの調整をする
状況に応じて、リッチメニューの画像の大きさを調整しましょう。
画像の大きさによって、メッセージの見え方が変わったり、友だちの属性で反応率が上がったりする場合があるからです。
Lステップのリッチメニューのサイズには「正方形」と「ハーフサイズ」の2種類があります。
画像サイズは『横2500px 縦1686px』または『横2500px 縦843px』のみ使用可能です。1MBまでのファイルをアップロードできます。
正方形はコンテンツを大きく表示できる反面、トーク画面のメッセージを読みづらいのがデメリットです。コンテンツの量が多くないなら、ハーフサイズのリッチメニューを導入しても良いでしょう。
例えば、年齢層が高い友だちには画像を大きめ、メッセージを読ませたい時は画像を小さめ、といったように友だちに応じて画像の大きさを変えてみてください。
クリックされやすいデザインのボタンを作る
リッチメニューのボタンは、クリックされやすいものを作成しましょう。LINEに慣れていない友だちだと、ボタンなのか分からない可能性があります。
ボタンと分かるように、立体感を出したり指のマークを入れたするのがポイントです。
目を引くキャッチコピーを考える
リッチメニューの画像に文字を入れるかと思います。その時に、目を引くキャッチコピーを考えることも大切です。
どんなに商品やサービスが良くても、クリックされなければ意味がありません。数字を使ったり、魅力的な言葉を入れたりと、コピーライティングを意識して作成してみてください。
リッチメニューのデザイン例
リッチメニューを準備しようとなった時に、どんなデザインを作成したらいいか、悩みますよね。
下記は一例になりますので、ご自身のビジネスに合わせて作成してみてくださいね。
<株式会社MARKELINK 様>
<人生逃げ切りサロン>
<Ultimate JiuJitsu Club様>
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リッチメニューを活用するメリット
Lステップのリッチメニューを活用するメリットやポイントをお伝えします。
LINEにHP機能を持たせられる
リッチメニューを使うと、LINEのトーク画面に一種のホームページのように見せることができます。
今はSNSをビジネスで使うことは当たり前になってますが、SNSのリンクをリッチメニューに設定することで、友だちがSNSに飛びやすくなります。
また、リッチメニューにリンクを貼ることで、「友だちの好きなコンテンツを、友だちのタイミングで自由に見る」ことができ、アクティブなユーザーに対してとても効果的です。
各媒体をLINEのリッチメニューへ集約したい人にはおすすめです。
申し込み・告知を案内できる
Lステップのリッチメニューは、友だち属性ごとにリッチメニューの表示を変えられます。
全員に表示させることも可能ですし、購入意欲の高い属性のリストにのみ、申し込み案内やイベント告知を表示させる、といったことも可能です。
リッチメニューに申し込み案内やイベント告知を表示させることで、配信数の削減になり、トーク画面を開いてもらうだけでアプローチができます。
教育を自走化させられる
リッチメニューのコンテンツを豊富にしておくと、学習意欲の高いユーザーが能動的に勉強してくれることもメリットの一つです。
学習意欲の高いユーザーは、リッチメニューのコンテンツが豊富であればあるほど満足度が高くなります。
例えば、学習する度に一コマずつ進み、途中でプレゼントのようなものを設定しておくとやる気も持続します。
困った時には質問ができるようにしたり、学習の記録も見れるようにしておいたりすると、日々の勉強を挫折しないようにサポートできます。
教育コンテンツを最後まで見てくれと、バックエンドの商品やサービスの購入率アップに繋がりやすくなります。
まとめ
リッチメニューは配信数がかからず、友だちへの訴求力を高められる、とても便利な機能です。
デザインによって印象も大きく変わり、友だちが反応してくれるかどうかも関わってきますので、ご自身のビジネスにあったデザインで作成してみてください。
ぜひLステップを活用して、魅力的なリッチメニューを作っていきましょう。
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