悩む人のイラスト
  • Lステップでもリッチメッセージは送れる?
  • LINE公式アカウントとは何か違いがある?
  • 配信方法を知りたい

 

このような疑問を持たれている方に向けて、Lステップでリッチメッセージを配信する方法と、LINE公式アカウントとの違いを解説します。

 

後半では「リッチビデオメッセージ」の配信方法も解説しますので、併せて参考にしてみてください。

LステップとLINE公式アカウントのリッチメッセージの違い

配信方法をお伝えする前に、LステップとLINE公式アカウントのリッチメッセージの違いから解説します。

 

先に要点をまとめると、Lステップの特徴は次の通りです。

  • 画像サイズの自由度が高い
  • どんな画像サイズでも分割レイアウトを選べる
  • アクション設定の選択肢が広い
  • 個別送信もできる

ひとつずつ解説します。

 

ちなみに、LINE公式アカウントにはリッチメッセージ専用の機能がありますが、Lステップにはありません。

 

詳細は後述しますが、Lステップは「画像」の項目からリッチメッセージを作成する仕様になっています。

画像サイズの自由度が高い

LINE公式アカウントのリッチメッセージに使える画像サイズは、以下の通りです。

  • 正方形 :1040px × 1040px
  • カスタム:幅1040px × 高さ520~2080px

 

なお、ファイルサイズは10MB以内、ファイル形式はJPG、JPEG、PNGに対応しています。画像サイズのイメージは次の通りです。

 

<正方形リッチメッセージ>

ABC不動産リッチメニュー


<カスタムリッチメッセージ(幅1040px × 高さ2080px)>

LINEアンケートカスタムリッチメニュー

 

一方Lステップは、ファイルサイズが10MB以内であれば、高さ2080px以上の画像も使えます。

 

<Lステップのリッチメッセージ>
Lステップのリッチメッセージ

しっかり画像で訴求したい場面では、Lステップのリッチメッセージは重宝するでしょう。

どんな画像サイズでも分割レイアウトを選べる

分割レイアウトとは、画像のタップエリアを分けられる機能です。※LINE公式アカウントでは「テンプレート」と呼ばれています。

分割レイアウト

 

LINE公式アカウントもLステップも、分割レイアウトのパターンは同じです。しかし、画像サイズによって選択肢は異なります。

 

分割レイアウト LINE公式アカウント Lステップ
正方形 選べる 選べる
正方形以外 選べない 選べる

 

LINE公式アカウントでは、カスタムを選ぶと分割レイアウトが選べません。つまり、1つの画像に1つのアクションしか設定できないということです。

 

一方Lステップでは、画像サイズに関係なく分割レイアウトを設定できるため、例えば下図のように右と左で分けるデザインも使えます。

分割レイアウトがどこでもできる様子

分割レイアウトの選択技

LINE公式アカウントも画像サイズは柔軟に調整できますが、分割レイアウトを加味すると、使えるデザインの幅はLステップの方が広いと言えます。

アクション設定の選択肢が広い

アクション設定とは、ユーザーが画像をタップした時の反応を指定する機能です。

 

設定できるアクションは次の通りです。

 

LINE公式アカウント Lステップ
アクション設定
  • リンク
  • クーポン
  • リンク
  • タグ付け
  • テキスト送信
  • テンプレート送信
  • シナリオ送信
  • リッチメニューの変更
  • 対応マークの変更

など


LINE公式アカウントでは、画像をタップしたらリンクを開く、あるいはクーポンを送るのどちらかが設定できます。

 

一方Lステップは上記以外にも、タグ付けをしたりテキストを送ったり、さまざまな設定が可能です。

 

一例ですが、画像をタップしたら回答フォームが開き、LINE上でお申し込みができるよう設定している方もおられます。

 

MARKELINKリッチメニュー※引用:株式会社MARKELINK

 

ユーザー情報や申し込み履歴をすべて、Lステップに蓄積できるのがメリットです。

個別送信もできる

LINE公式アカウントのリッチメッセージは、一斉配信やステップ配信など、さまざまな配信機能から送れますが、チャットからは送れません。

 

一方Lステップは、個別トークや個別返信など、1:1のやりとりでもリッチメッセージを送信できます。

Lステップでリッチメッセージを配信する方法

次に、Lステップでリッチメッセージを配信する方法をご紹介します。

 

ここでは一斉配信の画面で解説しますが、シナリオ配信や個別返信も同じ要領で設定できます。

 

Lステップ一斉配信 新規配信

 

まず、一斉配信から新規配信を開きます。

 

Lステップ一斉配信 新規配信

①送信先を設定

②配信日時を設定

 

配信メッセージ配信

③画像をクリック

④画像を選択

 

リッチメニュー 画像選択

⑤リンク設定をクリック

リンク設定タブが表示されていない場合は、右上の「詳細設定ON」にチェックを入れてください。

⑥分割レイアウトを選択

⑦タップエリアごとの反応を指定

 

「URLを開く」を選択し、URLを入力した後に「URL読み込み」をクリックすると、アクション設定のボタンが表示されます。

リッチメニュー URL開く

タグ付けやテキスト送信などのアクションを指定する際は、上図のボタンより設定します。

 

なお、⑦で「ユーザーメッセージ送信」を選択する場合は、自動応答との掛け合わせがよく使われています。

 

例えば画像をタップしたら「ランチクーポン」とメッセージが出るようにして、自動応答でクーポンを送付するイメージです。

 

リンク設定が済んだら設定完了です。もし定期的に配信するリッチメッセージであれば、テンプレートへの登録をおすすめします。

Lステップでリッチビデオメッセージを配信する方法

リッチビデオメッセージの配信方法は、リッチメッセージとほぼ同じ手順です。

 

リッチビデオメッセージ 、一斉配信から新規配信

 

まず、一斉配信から新規配信を開きます。

 

リッチビデオメッセージ 、一斉配信から新規配信

①送信先を設定

②配信日時を設定

一斉配信と新規配信画面

③動画をクリック

④動画を選択

 

以上です。なお、アップロードできる動画はmp4形式、200MBまでとなっています。

まとめ

今回はLステップでリッチメッセージを配信する方法と、LINE公式アカウントとの違いを解説しました。

 

もし設定のサポートや使い方のアドバイスを希望される方は、ご契約者様限定サポートの「スポットコンサル」をご活用ください。

 

Lステップの認定サポーターが個別にフォローいたします。