このようなお悩みはありませんか?
自分の友だちがどこから登録してくれたのか気になりますよね。どの広告から友だち登録が多いのかが分かると、注力するべき媒体も分かります。
この記事では、Lステップの流入経路分析機能の基本的な使い方や活用方法をご紹介します。
流入経路分析機能の使い方が分からない方や、使うか悩んでいる方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
目次
Lステップの流入経路分析機能とは?
流入経路分析機能を使うと、どこから友だち登録がされたのかを特定することができます。
- TwitterやYouTube、InstagramなどSNS経由の登録
- SNS広告やGoogleの検索型広告経由の登録
- 店舗での登録
など、誰がいつどこで登録をしたのかを見える化できます。
もう少し細かいことを言うと、投稿したYouTube動画のどの動画から登録があったのかを測ることも可能です。
また、ただ分析するだけでなく、流入経路ごとに異なるテンプレートを配信するといった、個別のアクション設定をすることもできます。
流入経路分析機能を使う4つのメリットとは?
流入経路分析機能を使うメリットをご紹介します。
流入経路ごとに配信シナリオを設定できる
流入経路分析機能を使うと、経路ごとに配信するシナリオを設定できます。
例えば、
- YouTube経由の登録者にはクーポン付きのシナリオ
- Twitter経由の登録者には特別動画配布のシナリオ
といったように、各媒体にあわせて配信することが可能です。
流入経路のタグ付けができる
友だち追加してくれたと同時に、各経路のタグを付けることができます。
例えば、「YouTubeから登録」「Twitterから登録(プレゼント付)」など、タグの名前は自由に設定できます。
タグを付けておくと、後からそのタグを利用してセグメント配信をすることができます。
コスト最適化に役立つ
流入経路分析を使うと、登録が多い媒体が一目でわかります。
そうすると、流入が多い媒体は広告に力を入れるなど、限られた予算で最大の効果を出すのに役立ちます。
来場受付にも使える
流入経路分析は、リアルで開催するセミナーやイベントの来場受付として使うこともできます。
セミナー用に発行したQRコードを会場の入口に設置し、来場者に読み取ってもらえば、出席確認の代わりにできます。
受付で1人ひとり確認する作業を自動化する、まさにDX施策ですね。
流入経路分析機能と一緒に使うと効果的な機能
流入経路分析機能とあわせて使うと、より便利な機能をご紹介します。
タグ機能
各経路から友だち登録された際に、流入経路名のタグ付けをします。
タグを付けておくことで、後から特定の流入経路で友だちになった人へメッセージ配信をしたい時に、簡単に絞り込みが可能です。
クロス分析機能
クロス分析機能を使うと例えば、YouTube経由の登録者とTwitter経由の登録者、どちらの流入数や購入率が高いかを見ることができます。
以下はそれぞれの流入経路で、AとBの2種類の化粧品の販売数をクロス分析したイメージです。
- 全体(友だち登録数)はYoutube経由の方が多い
- A化粧水はYouTube経由の人によく売れている
- しかし全体的な購入率はTwitter経由の方が高い
といったことがわかります。
カスタマージャーニーが可視化され、購入者の流入元の傾向が見えてきたり、強化ポイントを見つけたりすることにつながります。
流入経路分析機能の使い方
流入経路分析機能の設定方法をご説明します。
1. 流入経路を作成する
① 左側のメニューバーにある【流入経路分析】を開き、【+新しい流入経路】をクリックします。
② 流入経路名を登録します。ここは友だちには表示されません。
③ QRコード表示用テキストを任意で登録します。
テキストはQRコード下部に表示されるので、友だちが登録しやすくなるようなメッセージを入力すると良いでしょう。
2. アクションを設定する
この流入経路で友だち登録された時のアクションを設定します。
アクション設定では、さまざまな動作を登録することができます。
例えば、友だちがTwitterから登録してくれた場合
- 「Twitterから友だち登録ありがとう」のお礼メッセージを送信する
- 「Twitterから登録」のタグを付ける
- Twitterからの友だち登録のみ、クーポンを配布する
- Twitterからの友だち登録用シナリオを配信する
- Twitterからの友だち登録用リッチメニューを表示させる
こういった動作を設定することが可能です。
3. 友だち追加時設定をする
友だち追加時設定では、この流入経路から友だち登録された場合、基本の「友だち追加時設定」を実行するかしないかを設定できます。
無視する:この流入経路から友だち登録された場合、「友だち追加時設定」のアクションは実行されません。
無視しない:「友だち追加時設定」のアクションが反映された後に、この流入経路のアクションが実行されます。
ただし、2のアクション設定で「シナリオ操作」を設定した場合、「無視する」「無視しない」の設定に関わらず、「友だち追加時設定」のシナリオは配信されません。
4. URLもしくはQRコードを設置する
流入経路分析一覧から、該当の流入経路分析のURLまたはQRコードがコピーできるので、外部サイトなどに設置してください。
業種別の活用事例
業種別の活用事例をご紹介します。
美容・サロン系
紙のポイントカードの場合、お店側は発行にお金がかかり、お客様側は紛失したり毎回出すのが億劫だったりと、あまり良いことがありません。
流入経路分析機能を使えば、LINE画面内でポイントカードを作成することができます。
↓
1ポイント加算
↓
ポイントが貯まったらクーポン発行
クーポンを発行することで、次回来店のきっかけになり、リピート率アップへつながります。
店舗・小売店系
接客の中で直接LINE登録を促すお店では、担当者ごとに流入経路を作成しているところもあります。
友だち登録を多く獲得する担当者の対応方法をコピーすれば、お店全体の登録数の底上げが期待できるからです。
データはCSVでダウンロードも可能です。
オンラインサロン系
国内No.3のオンラインサロン「人生逃げ切りサロン」運営者のやまもとりゅうけんさんも、Lステップ利用者の1人です。
流入経路分析機能を使い、登録元媒体での発信内容に合ったシナリオ配信や、登録者の行動分析をすることで、登録者や自社商材の販売数を伸ばしています。
流入経路分析機能を使う際の注意点
流入経路分析機能を使う時の注意点をご紹介します。
プロプラン以上でなければ使えない
流入経路分析機能はプロプラン以上で利用できます。
スタートプラン・スタンダードプランを利用中の場合は、プロプランへアップグレードすることでご利用いただけます。
※使用可能機能が異なるため、スタートプラン〜プロプラン間はダウングレードができませんので、ご注意ください。
友だち登録時に認証画面が表示されてしまう
LINEアプリの仕様上、友だちの初回登録時に情報利用の同意画面が表示されます。
認証画面での離脱防止のために、友だち追加の案内時には、下記のように一言記載すると良いかもしれません。
友だち登録をされる際に、トーク画面上にLINEへの権限許可の認証画面が表示されます。
こちらは「許可する」をタップしてください。
「アクションの実行」は設定後に変更できない
流入経路作成時の「アクションの実行」の設定は、後から変更することができません。
登録後はボタンがクリックできないようになります。
「いつでも」を選択した場合は、QRコードを読み込む度にアクションが実行されます。
「初回友だち追加時のみ」を選択した場合は、初回の友だち登録時のみ、アクションが実行されます。
単純に流入経路を計測したい場合は、「初回の友だち追加時のみ」の設定がオススメです。
例えば、ポイントカードのような使い方をしたい人は、読み込む度にポイント加算される必要があるので、「いつでも」設定にしましょう。
もし「アクションの実行」を後から変更したい場合は、新しく流入経路を作成する必要があります。
その場合はURLが変わるので、すでに各媒体に流入経路URLやQRコードを設置していたら、すべての媒体で貼り付け直す必要があります。
流入経路分析機能に関するよくある質問
流入経路分析機能について、よくいただく質問をご紹介します。
流入経路分析機能を使ってる人は多い?
流入経路分析機能は、Lステップで成果を出されている人ほど、活用されています。また、Lステップのプランの中で、一番人気はプロプランです。
流入経路分析機能はもちろん、Lステップのリッチメニューや複数のスタッフで管理するなど、すべての機能を利用できます。
しっかりと分析をしたい方や複数人で管理したい方は、プロプランを利用される方が多いです。
最初はスタートプランで契約された方も、友だち数が多くなったり、やりたいことが増えてきたりすると、プロプランへアップグレードされる方も多くいらっしゃいます。
※使用可能機能が異なるため、スタートプラン〜プロプラン間はダウングレードができませんので、ご注意ください。
流入経路分析機能はどういう人が使うべき?
LPや広告、各SNSなど、複数の媒体を使って友だちを集めている場合には、流入経路分析機能を使うべきです。
登録者の行動分析や、Web広告の費用対効果を測る上で、必須の機能と言えるからです。
他には、流入経路分析機能を使うと、複数の友だち追加QRコードを発行できるので
- 飲食店でクーポンとアルバイト募集のQRコードを分ける
- イベントの入場受付と同時にプレゼント情報を配信する
- 店舗の来店受付と同時にポイント加算をする
- 担当者ごとにコードを作り、チラシ配りなどで結果を計測する
- 紹介コードを作って紹介者の特定をする
といった使い方をしたい方にもオススメの機能です。
アクションが実行されないのですが?
流入経路分析で設定したアクションが実行されない場合は、初期設定でのLINEログイン設定が正しくできていない影響が考えられます。
アクションが実行されない方は、下記が当てはまっていないか、確認してみてください。
- LINEログインが登録されていない
- LINEログインが公開設定になっていない
- Messaging APIとLINEログインが同一プロバイダー内に作成されていない
- LINEログインは設定されているけれど、別アカウントのものなど、登録すべきLINEログインとLステップが紐付けされていない
まとめ
Lステップの流入経路分析は、流入元を特定し、費用対効果を測るために必要な機能です。
無駄な広告費が抑えられ、友だち登録後には流入経路専用のメッセージを配信することができるので、より効果的なアプローチができて反応率もアップします。ぜひ使ってみてくださいね。
「設定をサポートしてもらいたい」
「流入経路のアクション設定をどうするべきか、アドバイスがほしい」
など、サポートやアドバイスを希望される方は、ご契約者様限定サポートの「スポットコンサル」をご活用ください。Lステップの認定サポーターが個別にフォローいたします。