店舗運営をしている方は、LINE公式アカウントを活用して集客や売上アップにつなげたいですよね。
- 店舗アカウントの友だちを増やしたい
- 個人店で集客に困っている
- 店舗ビジネスの成功事例を知りたい
このような疑問を持った人もいると思います。
そこでこの記事では、LINE公式アカウントを活用した店舗ビジネスの方法を紹介します。
目次
LINE公式アカウントを店舗ビジネスに活用するメリット
LINE公式アカウントを店舗ビジネスに活用するメリットは以下の通りです。
- 費用を抑えて利用できる
- ショップカードやクーポンを発行できる
- メッセージの開封率が高い
それぞれについて解説していきます。
費用を抑えて利用できる
LINE公式アカウントは「初期費用なし」「月額無料」から始められます。
コミュニケーションプラン(無料)であれば200通まで無料メッセージを送信できます。毎月200通を超えなければ、ずっと無料でLINE公式アカウントを使えるのがメリットです。
このように、LINE公式アカウントは費用を抑えて集客したい人におすすめです。
ショップカードやクーポンを発行できる
LINE公式アカウントでは、ショップカードやクーポンも無料で発行できます。
ショップカードとは、LINE上でポイントカードを発行・管理できる機能です。店舗でポイントを付与するQRコードを用意し、お客様に読み取ってもらうとポイントが加算される仕組みです。
クーポンとは、LINE公式アカウントからクーポンを配信できる機能です。配信されたクーポンは利用期限を設定したり、抽選機能にアレンジしたりできます。
ショップカードもクーポンも店舗ビジネスには欠かせないものです。紙ベースのものよりも扱いやすく、コスト削減にもつながりますので、ぜひ活用してみてください。
メッセージの開封率が高い
LINE公式アカウントは、メッセージの開封率の高さが魅力です。LINE公式アカウントからメッセージを受け取って見るまでの体感値は、「すぐ見る」が約2割、「3〜6時間以内」が過半数、「その日のうちに」は約8割という結果が出ています。
引用:LINE for Business LINE公式アカウント
そのため友だち数が増えれば、多くの人にメッセージを届けることができます。ショップカードやクーポンを発行すれば、さらに反応率も上がっていくでしょう。
LINE公式アカウントで効率良く店舗集客するコツ
LINE公式アカウントを活用するなら、効率良く集客をしたいはずです。
そこでLINE公式アカウントを使った店舗集客の方法を紹介します。
友だち追加の特典を用意する
店舗集客するには、まずLINE公式アカウントの友だちになってもらう必要があります。しかし単純に「友だち追加よろしくお願いいたします。」では、登録率は上がりません。
そんな時は「友だち追加特典」を用意するのがおすすめです。
例えば、スーパーを運営している場合、
とクーポンを発行すれば、友だち追加してもらいやすくなるでしょう。
このように、友だち追加特典を活用して、友だち数を増やしてみてください。
ショップカードでリピーター育成
ショップカードを活用するとリピーター育成につながります。
ポイントを貯めていく楽しさと、ポイントをコンプリートした時の達成感があり、リピーターが増えやすいのが特徴です。
例えば、ゴールまでのポイントを最大20pに設定し、5p毎にインセンティブを用意すれば、来店のきっかけを作りやすくなります。
リピーターを育成すれば来店客数や売上も安定し、健全な店舗運営が行えます。
LINE広告の活用
LINE広告とは、LINE上に広告を出稿するためのプラットフォームです。例えば、「友だち追加広告」を活用すれば、LINEアプリ内に友だち追加を促す広告を出稿できます。
またLINE広告はターゲティング機能に優れています。地域セグメントによって市町村単位で配信ができるため、地域に密着した店舗においても効率良く広告を配信できるのがメリットです。
LINE公式アカウントの活用事例を紹介
LINE公式アカウントを活用して集客や売上アップに成功した事例を紹介します。
SUZU CAFE
広島県と東京都を中心に店舗を展開するカフェチェーン「SUZU CAFE」。LINE公式アカウントを活用し、既存ユーザーの集客に力を入れています。
SUZU CAFEは各店舗が異なるコンセプトで運営しており、LINE公式アカウントもエリアごとにブランドアカウントを開設して、店舗情報を発信しています。
また店舗では友だち追加特典として、その日から使える「チーズケーキ無料クーポン」を配布。カフェの主力メニューを無料でプレゼントすることにより、友だち数だけでなく、リピーターも増やす戦略を取っています。
参照:LINE for Business 店舗(飲食・小売)の活用事例
BOTEJYU Group ホールディングス株式会社
BOTEJYU Group ホールディングス株式会社は、国内外に約100店舗を展開するお好み焼きチェーン「ぼてぢゅう」を運営しています。
ぼてじゅうは1946(昭和21)年に創業した歴史を持つお好み焼き屋さんです。しかしリピーターは高齢者が多く、若者のお客様が少ないのが現状でした。
そこで店舗毎にLINE公式アカウントを開設。さまざまなクーポンを配布し、来店するお客様を増やすことに成功しました。
今後はショップカードの機能も活用して、リピーター育成にも力を入れていくようです。
参照:LINE for Business 店舗(飲食・小売)の活用事例
焼肉 シンラガーデン
埼玉県川越市で焼肉店を展開する「シンラガーデン」。LINE公式アカウントを活用して、店舗集客を行っています。
シンラガーデンでは、友だち追加数を増やすためにクーポンを配布しています。過去には「友だち追加してくれた方にはA5黒毛和牛の肉寿司が29円」というキャンペーンを実施。具体的には、お客様におしぼりを渡すタイミングでポップを提示し、友だち追加を促しました。
その結果、地方の小規模な飲食店にも関わらず、23,502人の友だちの獲得(2022年8月16日時点)に成功しています。
参照:LINE for Business 店舗(飲食・小売)の活用事例
店舗集客にはLステップの活用もおすすめ
LINE公式アカウントで店舗集客を行うなら、Lステップの活用もおすすめです。LステップとはLINE公式アカウントの機能を拡張したマーケティングツールです。
LINE公式アカウントよりも踏み込んだ配信ができ、集客や売上アップの施策が打ち出せます。
特に店舗運営でおすすめな機能は以下の2つです。
- 飲食店サービスとパートナーと提携しなくても予約機能が使える
- タグ付け機能が使える
LINE公式アカウントにも予約機能はありますが、ぐるなびやイデアレコード、エビソルなどの飲食店サービスとパートナー提携しなければなりません。Lステップであれば、提携しなくても予約機能が使え、運用の手間を削減できます。
タグ付け機能とは、友だちに対して「Aタグ」「Bタグ」「Cタグ」といったように分類できる機能です。
例えば、クーポンを使った人は、来店しやすいと予測できるので「クーポン使用」とタグを付けておき、さらにお得なクーポンをセグメント配信する、といったことも可能です。
LINE公式アカウントをさらに効率良く使いたい方は、Lステップもご検討ください。
まとめ
今回は、LINE公式アカウントを店舗ビジネスに活用する方法を紹介してきました。
LINE公式アカウントを使えば、効率良く集客が行えます。クーポンやショップカードを活用しつつ、来店者数や売上アップを実現していきましょう。