
- 友だちが来店やイベント参加につながっている手応えを感じにくい
- 店舗で実施しているイベントとLINEをうまく連動できていない
- 友だちの動きを数字で振り返れず、次の運用や企画に活かしきれていない
このような課題をお持ちの店舗運営者の方は多いのではないでしょうか。
今回は株式会社MARKELINK様に、Lステップの導入から1年半で友だち数4.6万人増を達成した事例を伺いました。
イベント施策を起点に、友だち追加から来店までの流れを設計し直すことで、安定した来店促進につなげている取り組みをご紹介します。

【株式会社MARKELINK】
LINE公式アカウント・Lステップの構築、運用支援を手がけるLINEマーケティング専門企業。店舗型ビジネスからBtoBまで、600社超の支援実績をもとに、集客から来店・成果創出までを一貫してサポートしている。
目次
来店促進とポイント管理の課題
――さっそくですが、今回ご紹介いただく事例アカウントについて教えてください。
――御社が構築に入る前から、いずみの湯グループ様はLINE公式アカウントやLステップの運用をされていましたか?

MARKELINK様
LINE公式アカウントを、Lステップとは別の拡張ツールと組み合わせて運用されていました。
――Lステップの導入時期はいつ頃でしょうか?

MARKELINK様
2024年6月です。
――いずみの湯グループ様がLステップを導入するきっかけや、御社が構築を担当する経緯をお聞かせください。

MARKELINK様
以前は、LINE活用による売上への影響が明確でなかったこともあり、施策にかけられる予算や、LINEへの誘導などのオペレーションも定まっていなかったそうです。
そんな中、いずみの湯グループ様の担当者の方が展示会でLステップを知り、導入検討に至ったと伺っています。
――いずみの湯グループ様が抱えていた課題やご要望を詳しくお聞かせください。

MARKELINK様
大きく3つありました。
1つ目は来店頻度の向上です。
初回来店数を増やすことに加え、2回目以降の来店をどのように増やしていくかが課題でした。
POSの関係で再来店の状況を定量的に確認できず、効果検証が難しい点も背景にあったそうです。
2つ目は客単価のアップです。
館内レストランの利用単価の向上はもちろん、温浴施設から不動産事業への送客も、LINEやLステップを活用して進められないか検討されていました。
3つ目はポイント管理の運用改善です。
LINE公式アカウントの「ショップカード」機能を使っているのですが、管理面での見直しを検討されていました。
来店促進を支える3つの施策
――課題に対して、どのようなご提案をされましたか?

MARKELINK様
次の3つの軸で構築を進めました。
- 友だち追加施策
- リッチメニュー設計
- 配信施策
構築の方針として、まず友だち追加施策に取り組み、そこから来店やイベント参加につなげる流れを作ることを目指しています。
友だち追加施策では、店舗でのポスター掲示やスタッフによる声がけはもちろん、SNSやWebからの流入も活用し、あらゆるチャネルから友だち追加を促しています。
その際に、LINE限定のくじ引きや、LINEからイベントにエントリーできる仕組みを用意し登録のフックにしています。

さらに、友だち追加時にアンケートを実施し、来店者の属性を把握できるようにしました。

アンケートでは来店頻度や利用料金に加え、住まいの情報も取得し、不動産事業にも活かせるようにしています。

――リッチメニューの設計についても詳しく教えてください。

MARKELINK様
来店頻度を上げるために各店舗で様々なイベントを実施しており、そのイベント情報を分かりやすく伝えるリッチメニューを設計しています。
構築の初期段階では、リッチメニューはポイントカードや店舗情報・イベント情報・グループ会社情報の3タブ構成でした。
しかし、どのボタンが押されているか、押されていないかのデータを検証したところ、タブを押して切り替えるよりも、ポスターのQRコードから直接イベント情報にアクセスされる方が多いことがわかりました。
そこで、リッチメニューのトップはシンプルな構成にし、イベント情報は「ピックアップイベント」をタップすると詳細なメニューに切り替わる仕様に変更しています。
【現在のリッチメニュー】

――全店で毎月イベントを実施されていますが、企画にも関わっていらっしゃるんですか?

MARKELINK様
はい。季節やキャンペーンに合わせた来店促進施策を毎月計画しています。
イベントの内容に応じて、配信内容や友だち追加の施策も柔軟に調整しています。
――配信施策についても教えてください。

MARKELINK様
配信施策について、構築当初は店舗の営業案内やグループ会社の紹介といった配信を行っていましたが、現在は「いずみの湯通信」として、月初に前月の振り返りや全店舗の今月・次月のイベント情報をまとめて配信しています。

――「いずみの湯通信」は、もともと運用されていたものですか?それとも今回の構築にあたって新しく作られたものでしょうか?

MARKELINK様
1年程前に新しく追加しました。
当初はLフレックスを活用して作成していましたが、見やすさなども兼ねて直近は回答フォームに飛ぶような形で配信しています。
【Lフレックスパターン】

【回答フォームパターン】

さまざまなパターンを試しながら、引き続き効果を検証しているところです。
――ポイント管理の運用面ではどのような改善を行いましたか?

MARKELINK様
現在は、LINE公式アカウント側でポイントの取得状況を確認しながら、日々の管理を徹底しています。

今後は、最近登場した「LINEタッチ」を組み合わせるか、あるいはLステップ側でショップカード機能を活用する方法も含めて検討中です。
導入1年半で友だち数4.6万人増、イベント施策で安定した来店促進を実現
――構築の成果をお聞かせください。

MARKELINK様
友だち数は、2024年7月の導入時点の約16,000人から、現在は約62,000人に増え、約46,000人の増加となっています。
――約1年半で約46,000人増加とは、かなり順調ですね。

MARKELINK様
毎月の動きとしては概ね好調ですが、友だち追加数はイベントの内容やタイミングによって変動します。
直近では12月のイベントで昨年比を上回る結果となり、イベントの企画が全体の成果に大きく影響することがわかりました。
――2回目以降の来店を促す施策の成果はいかがでしょうか?

MARKELINK様
詳細な計測はまだ十分ではありませんが、一部イベントで成果が確認できています。
たとえば、11月に「毎日来店すると上位者に特典をプレゼント」という企画を開催したところ、最大で30回来店された方が3名いらっしゃいました。
こうしたデータから、継続的な来店につながっている様子がうかがえます。
さらに、初回来店後の再来店を促す特典施策も、一部店舗でテスト的に実施しています。
12月は「ぎなん温泉」でドリンク引き換え、「ぬくい温泉」でタオル引き換えの2つの施策を実施しました。
期間中の友だち追加は、ぎなん温泉で545名、ぬくい温泉で438名でしたが、実際に特典を利用したのはそれぞれ10名と28名でした。
特典によって成果が変わることもわかったので、どんな特典が喜ばれるか検討しながら、来店を促す施策を続けています。
クロス分析で数値をもとに施策をブラッシュアップ
――数値をもとに常に施策をアップデートされているんですね。Lステップの分析機能は活用されていますか?

MARKELINK様
クロス分析を活用しています。
主な使い方としては、月ごと・週ごとの友だち追加推移を、登録日と流入経路を掛け合わせて確認しています。

さらに、友だち追加日とタグを組み合わせることで、イベントごとの集計や景品取得状況の把握にも役立てています。
――構築にはどれくらいの時間を要しましたか?

MARKELINK様
初期構築は約2か月程です。
――本アカウントは、現在も運用支援に入られているのでしょうか。

MARKELINK様
はい、毎月、温浴事業の担当者の方や各店舗の店長のみなさまと共に、イベントに絡めた施策や友だち追加の状況を確認するための打ち合わせを実施しています。
また、スタッフの方全員が同じ手順でLステップを扱えるよう、操作フローをまとめたマニュアルも作成して運用体制を整えています。
――いずみの湯グループ様はLステップを導入して、どのように感じていらっしゃいますか?

MARKELINK様
ご担当者様からは、次のようなお話を伺いました。
Lステップを使うことで、イベントに関する運用が効率化され、人的コストも削減できました。
1つのアカウントで5店舗の発信を一元管理できる点も、現場の負担軽減につながっています。
また、運用サポートが手厚く、困った時にすぐ相談できる点にも安心感があります。
今後は、これまで課題として挙がっていたPOSとの連携も含め、来店やリピートの把握がよりスムーズになることを期待しています!
業種を問わず、クライアントの課題に最適な解決策を提供
――最後に、MARKELINKについてお伺いできればと思います。創業者の堤さんは、Lステップ認定トレーナーとしてもご活動されていますが、改めて、御社の事業内容と強みについて教えてください。

MARKELINK様
主にLINE公式アカウントやLステップの構築・運用支援を行っています。
クライアントの課題を丁寧にヒアリングし、要件をしっかり定義したうえで最適な設計を行うことを重視しています。
そのため、「特定の業界に強い」というより、「課題に合わせて最適解を出せる」ことが、MARKELINKの強みだと考えています。
また、クライアントからはデザイン面についても評価いただく場面が多いです。
「見た目の完成度は成果にも直結する」と考え、経験豊富なデザイナーと共にデザインにも力を入れた体制を整えています。
――御社では、現在何名ほどでLINE公式アカウント・Lステップの構築、運用支援をされているのでしょうか?

MARKELINK様
現在は約10名で対応しています。
構築からデザイン、納品後の運用サポートまでを一貫して担っています。
――今後の展望について教えてください。

MARKELINK様
大きく2つあります。
1つ目は、今後どんなツールやAIが登場しても「クライアントの課題を正しくヒアリングし、最適解を提示する」ことです。その軸を、今後も大切にしていきます。
2つ目は、AIや新しいツールへのキャッチアップです。
LステップとAIを組み合わせた活用事例や、「Lキャスト」、「L‐ma(エルマ)」※などの関連ツールについても、実践的な成功事例を積み重ねていきたいと考えています。
※Lステップを拡張するシステムやオプション「LステップPlus+」のひとつ。
Lステップだけにとどまらず、周辺ツールまで含めてしっかり支援できる企業であり続けたいですね。
まとめ
今回は、温浴施設「いずみの湯グループ」様における、Lステップ導入事例をご紹介しました。
店舗イベントを起点に、友だち追加から来店までの導線を設計し直すことで、導入から約1年半で友だち数4.6万人増を達成。
来店頻度やイベント参加といった行動を、感覚ではなく数字で振り返りながら、施策の改善につなげています。
LINEを活用した集客や来店促進に関心をお持ちの方、あるいは「友だちは増えているが、その先が見えにくい」と感じている方は、ぜひ下記から株式会社MARKELINKへお問い合わせください。









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