
Lステップに数ある機能の中でも、非常に利用率が高く人気の機能が「カルーセル」です。
本記事ではカルーセルの特徴や作成方法、実際どのように活用されているのか使い方のイメージまで、まとめて解説しますのでぜひ参考にしてみてください。
目次
Lステップのカルーセルとは
カルーセルとは、画像や選択肢付きのパネル(下図の赤枠部分)が作れる、Lステップの「テンプレート」に含まれる機能のひとつです。※すべてのプランでご利用いただけます。
1枚のパネルで作成したカルーセル
ひとつのカルーセルにつきパネルは10枚まで作成できるので、下図のように横にスライドする表示もできます。
複数枚のパネルで作成したカルーセル
ぱっと見で内容がわかる視認性のよい見た目にできるので、ユーザーの反応率を上げやすいのが特長です。
また各選択肢には、
- URLを開く
- 回答フォームを開く
- タグを追加する
など、さまざまなアクション設定が可能です。
カルーセルの作成方法
次にカルーセルの作成方法をみていきましょう。今回は以下のカルーセルを例に作り方を解説します。
まず、Lステップの管理画面を開きます。管理画面のログインURLを忘れてしまった方は、以下よりご確認ください。
「テンプレート」>「テンプレートを作成」>「カルーセルメッセージ(新方式)」の順に進みます。
①管理用のテンプレート名を入力(友だちからは見えません)
②画像を選択(画像なしでも登録できます)
③本文を入力
本文は60文字まで入力できますが、文字数が多い場合や改行を含む場合、60文字以内でもスマートフォンの画面サイズや設定により、テキストが全文表示されない場合があります。
少し余裕をもった文字数でまとめることをおすすめします。
また、本文の上にある項目「タイトル」の入力は必須ではありません。入力した場合は、本文の上に表示されます(下図を参照ください)。
タイトルと本文には、ユーザーの名前や友だち情報欄にあるデータの引用が可能です。
もし「名前」を入力する場合は、名前の後に「さん」などの敬称を付けるようにしてください。敬称を付けないと呼び捨てになってしまいますので注意しましょう。
④選択肢名を入力。選択肢名は20文字まで入力できますが、10文字を超えると文字が途切れる場合がありますので、10文字以内を推奨します。
⑤ユーザーが選択肢をタップした際のアクションを設定。今回の例でいうと「5%OFFクーポン使用済み」のタグを付けるといったアクションが考えられます。
アクションは「アクション実行」からも設定できますので、併せてご確認ください。
「アクション実行」で選択できる内容
次に、2つのオプション設定について解説します。
⑥URL設定
⑦カルーセル設定
⑥URL設定とは、選択肢で「URLを開く」を設定した場合に使えるオプション機能で、URLをクリックした人にタグ付けをするなどのアクション設定ができます。
⑦カルーセル設定では、選択肢のタップ回数に制限をかけたり代替テキストを設定したりできます。
⑦-1:選択肢のタップ回数制限
選択肢のタップ回数には制限を設けられます。カルーセルの内容に応じたタップ回数を設定してください。
⑦-2:タップ回数制限を超えた時の設定
上記でタップ回数を設定した場合、回数制限を超えてタップされた時にどのような反応をするか設定できます。
デフォルトでは、タップ回数を超えた場合「すでに押されています!」というメッセージが送られる仕様になっています。
もし違うメッセージを送信したい場合は、「既定の返信をしない」にチェックを付け、アクション設定から「テキスト送信」でメッセージを入力してください。
⑦-3:PC版・通知欄での代替テキスト
代替テキストとは、通知メッセージのことです。何も入力しない場合[LINEアプリよりご覧下さい]と表示されます。
代替テキストはメールでいうところのタイトルです。訴求次第で開封率アップにつながりますので、ぱっと見で内容が伝わる文章を設定しましょう。
オプション設定は以上です。
⑧設定が済んだら最後に「テンプレート登録」をクリック
以上でカルーセルの作成は終了です。同じ要領で作成してみてください。
なお作成したカルーセルを一斉配信で使う場合は、「一斉配信」の「テンプレート配信」から選択できます。
何か設定漏れがあるかもしれませんので、一斉配信をする前にご自身のアカウントに送り動作確認をしましょう。
カルーセルに関するよくある質問
カルーセルに関するよくある質問と回答をまとめます。
パネルは何枚まで追加できますか?
10枚まで追加できます。
選択肢は何個まで設定できますか?
設定できる選択肢の数は、パネルの枚数によって変わります。
- パネルが1枚の場合 :最大4つ
- パネルが複数枚の場合:1パネルあたり最大3つ
推奨の画像サイズはありますか?
画像サイズは「横1024px 縦678px」が推奨です。
カルーセルの活用事例
カルーセルは実際どのように使われているのか、いくつか実例をご紹介します。
商品紹介
商品紹介にカルーセルはよく使われています。
例えばスポーツカーの中古車販売・買取を行っている「HMR株式会社」では、新着入庫情報をカルーセルでまとめて紹介しています。
アパレルショップの「Fiore(フィオーレ)」も、アイテム紹介にカルーセルを活用しています。
動画コンテンツの紹介
動画コンテンツがある事業者では、お役立ち動画の紹介にカルーセルを使っています。
猫専門のペットショップ「ビークラブ猫店」は、猫の飼い方に関するおすすめ動画をピックアップし、カルーセルで紹介しています。
アンケートやガチャの開始ボタン
Lステップではアンケートやガチャシステムを構築するアカウントも多く、開始ボタンにカルーセルを使うケースも多数見られます。
カレーハウス「CoCo壱番屋」では、アンケートの回答を開始するボタンにカルーセルを利用しています。
全国で80店舗以上展開している沖縄発のステーキ店「やっぱりステーキ」では、ガチャの開始ボタンにカルーセルを使っています。
スタッフ紹介
美容室や整体院など担当者が付く業界では、スタッフ紹介でよくカルーセルが使われています。
神経系ストレッチ専門店の「Physical well-being」のように、スタッフ紹介と予約導線を組み合わせて使われるケースが多いです。
診断コンテンツ
カルーセルは、診断コンテンツとして利用されるケースも多くあります。
パーソナルジムの「ELEMENT」では、トレーニングメニュー診断をカルーセルで構築しています。
診断はカルーセル形式で、タップで回答していける仕様です。
診断結果はリッチ画像で表示し、最後に初回体験への申し込みに誘導しています。
活用事例を参考に、カルーセルを作成してみてください。
まとめ
今回は、カルーセルの作成方法や使い方をまとめて解説しました。
カルーセルの使い方のような、Lステップの活用方法を体系的に学びたい人向けに「活用セミナー」を随時開催しています。
Lステップご契約者様向けの無料サポートサービスですので、ぜひ併せてご活用ください。