メルマガで集客する5つのコツ!読まれないを突破するポイントとは?

自社商品やサービスへの集客に、メルマガを活用している方も多いのではないでしょうか。

 

考えている様子
  • メールが読まれない
  • メルマガ配信のポイントは?
  • メルマガで集客力を高めたい

 

このような悩みを持った方もいると思います。

 

この記事では、メルマガで集客するメリット・デメリット、効果的な配信のコツをまとめて紹介します。

 

メルマガの集客効果を高めたい人は、ぜひ参考にしてみてください。

メルマガで集客するメリット3つ

まずはメルマガで集客するメリットを3つ紹介します。

 

  1. 費用対効果が高い
  2. 配信対象を絞り込める
  3. スピード感を持ってアプローチできる

 

それぞれについて、詳しく解説していきます。

①費用対効果が高い

メルマガの魅力は費用対効果の高さです。

 

ダイレクトメール(紙媒体)の集客では、物理的な制作費や人件費がかかりコストを圧迫します。特に中小企業は、多くのコストをかけられないため、思ったような集客ができません。

 

一方メルマガは、オンラインで配信するためコストを抑えて集客できます。初期段階であれば無料で活用でき、有料サービスを利用したとしても月あたり数千円〜数万円程度です。

 

非常に費用対効果が高く、集客にかかるコストを抑えられます。

②配信対象を絞り込める

メルマガは、ユーザーを絞り込んで配信ができます。

 

WebサイトやSNSなどのコンテンツは多くの人に発信できますが、読んでもらうユーザーを選択できません。不特定多数の人への発信になるため、刺さりやすいコンテンツを作成しづらい面があります。

 

一方メルマガは、地域や年齢、性別などで配信対象を絞り込めます。独自の配信リストも作成できるため、読者のニーズに合ったコンテンツを配信しやすいのがメリットです。

③スピード感を持ってアプローチできる

メルマガは、スピード感を持ってユーザーにアプローチできるのがメリットです。

 

従来のダイレクトメールだと、紙の広告を直接届ける必要があり、リアルタイムで情報を届けられません。どんなに商品やサービスに興味があったとしても、届くまでに熱が冷めてしまいます。

 

一方メルマガは、登録直後から配信ができます。企業側からスピーディーにアプローチできるため、温度感の高いうちにマーケティング施策を進められるでしょう。

なぜメルマガは読まれずらいのか?

ビジネスで主流とされるメルマガですが「読まれずらい」という声もあります。

 

そこで、メルマガが読まれずらい理由やデメリットについて解説します。

内容次第で開封率が下がる

メルマガを読んでいるかの調査
当社の調査によると、メルマガの内容は「気になったものだけ確認している」が54.1%で最多。「ほとんど見ていない」は35.3%という結果になりました。

 

メルマガを開封する人は多いものの、内容次第で「見る」「見ない」が大きく分かれます。

 

「気になったものだけ確認している」の裏をかえせば、「興味のないメルマガは見ない」ということです。

 

そのため内容次第では、開封率が大幅に下がってしまう可能性があります。集客を効率化するには、読者の興味を引くコンテンツを作成しなければなりません。

 

読者に届かないケースがある

メルマガは、読者に届かず読んでもらえないケースがあります。

 

【読まれない事例】
  • 迷惑メールに分類される
  • 捨てアドレスに登録される
  • メールアドレスの入力ミスで配信が届かない

 

※捨てアドレスとは、メインで利用しているメールアドレスとは別のアドレスのこと。メインのアドレスで登録したくない時、ダミーで使われる場合が多いです。

 

どんなに魅力的なメルマガを配信しても、届かなければ意味がありません。メルマガの内容も大切ですが、本当に読者へ届いているのか確認しておくことも大切です。

B to Cに不向き

B to B向け(企業間)のビジネスモデルは、メールでのやり取りが主流です。しかし企業が一般消費者をターゲットにしたB to C向けビジネスでの発信には、少々課題が残ります。なぜなら、一般消費者はメールをあまり活用していないからです。

 

使用しているメッセージツールの調査

 

当社の調査によると、よく利用するメッセージツールは「LINE」がダントツでした。

 

例えば、エステサロンがお客様に情報発信する場合、メルマガよりもLINE公式アカウントの方がアプローチしやすいですよね。

 

特に若い人はメールを見る習慣があまりないため、メルマガは得策といえません。そのためB to C向けのビジネスを行う場合、メルマガよりLINE公式アカウントの活用が適しています。

メルマガで集客する5つのコツ

それでは、メルマガで集客するコツをまとめて紹介します。

 

  1. 開封したくなるタイトル(件名)をつける
  2. 配信日時を変える
  3. 読むメリットを感じさせる
  4. HTML形式で配信する
  5. ABテストを実施する

それぞれについて、詳しく解説していきます。

①開封したくなるタイトル(件名)をつける

メルマガのタイトル(件名)は、読者が最初に目にするものです。そのため「開いて読んでみたい」と思えるタイトルをつけなければなりません。

 

メルマガのタイトルは「4Uの原則」に沿って作成するのがおすすめです。

 

  • Useful(有益性)
  • Urgent(緊急性)
  • Ultra specific(具体性)
  • Unique(独自性)

 

これらの要素を入れると、メルマガを開封してもらいやすくなります。

 

【メルマガのタイトル例】
  • 【無料相談会】メルマガ読者さま限定の相談会を開きます
  • 【残り3名様】割引価格でご招待いたします
  • 1億売り上げたプロに聞くマーケティングの極意

     

    このように複数の要素を組み合わせて、「読んでみたい」と思ってもらえるタイトルをつけましょう。

    ②配信日時を変える

    人によってメルマガを読む曜日や時間帯が異なります。そのため配信のタイミングにも気を遣いましょう。

     

    例えば、B to B向けでビジネスパーソンにメルマガを配信する場合、以下の時間帯を狙うと効果的です。

     

    • 出社前の8時台
    • 昼休みに入る12時台
    • 業務が落ち着く17時台

     

    また休日明けの月曜日と休日前の金曜日は避けて、火曜〜木曜に配信すると読まれやすくなります。

     

    ぜひ読者の属性を見極めて、配信日や時間帯を決めてみてください。

    ③読むメリットを感じさせる

    メルマガを読んでもらうには、読むメリットを感じてもらうことが大切です。

     

    ただ単に、自社の商品・サービスを紹介するだけでは「読みたい」と思ってもらえません。

     

    そもそもメルマガの基本は、読者に有益な情報を発信することです。

     

    例えば、飲食店なら割引クーポンのお知らせ、アパレルなら着こなし方やトレンド情報などを発信していきます。

     

    読むメリットを感じれば最後まで読み進めてくれ、自社の商品・サービスの購入につながるでしょう。

    ④HTML形式で配信する

    メルマガは、HTML形式での配信が主流になりつつあります。

     

    HTML形式とは、文字だけのテキストメールとは違い、文字の色やフォントの太さ、画像・ボタンの配置などができる形式です。

     

    LP(ランディングページ)のように視覚的に表現でき、読者に伝わりやすくなります。実際に商品の写真や動画を送れるため、より購入につながりやすくなるのもメリットです。

     

    ただしメールの容量が大きくなるため、情報の詰め込みすぎには注意が必要です。

    ⑤ABテストを実施する

    ABテストとは、AパターンとBパターンを用意しどちらの方がより成果が出るかテストするものです。Webサイトや広告の改善でもよく用いられています。

     

    例えば、メルマガ本文のボタンの位置を2パターン作成し、どちらのクリック率が高かったか測定します。そして次回のメルマガで、効果のあったパターンを採用すれば、クリック率アップにつながるはずです。

     

    ABテストは何度も繰り返すことで、より成果を上げられます。特に配信母数の多いメルマガを運用している方は、ぜひ実施してみてください。

    メルマガ読者を増やす3つのポイント

    メルマガで集客するには、読者を増やすことも大切です。そこで読者を増やすポイントをまとめてみました。

     

    1. SNSから誘導
    2. ブログやホームページから誘導
    3. 無料オファーを用意

     

    それぞれについて、詳しく解説していきます。

    ①SNSから誘導

    最近主流になりつつあるのが、Instagramやfacebook、YouTubeなどのSNSからメルマガに誘導する方法です。

     

    帝国データバンクの「企業におけるSNSのビジネス活用動向アンケート」では、社外に向けたSNS運用をしている企業は40.8%にものぼります。また個人消費向け(B to C)では74.6%もの企業がSNS運用をしています。

     

    今や企業のSNS運用は必須の時代です。SNSの中には拡散性が高いものもあるため、一気にメルマガの読者を獲得できる可能性があります。

     

    ぜひ自社のSNS運用を始めてみてはいかがでしょうか。

     

    ②ブログやホームページから誘導

    手堅く読者を増やしたいなら、自社のブログやホームページから誘導しましょう。

     

    トップページやサイドバー、記事などにメルマガ登録フォームを設置します。

     

    社内にリソースがあるなら、記事などのコンテンツを作成し、露出を増やすと効果的です。継続的にコンテンツをアップすれば、継続的な検索流入が見込め、メルマガ登録者も増えます。

    ③無料オファーを用意

    無料オファーとは、特典を用意して読者登録を促す方法です。

     

    「特典があるなら登録したい」という人も多いですからね。

     

    【無料オファーの例】
    • 資料が無料でダウンロードできます
    • 有料セミナー動画をプレゼント
    • 読者限定で無料相談実施中

     

    このように特典を用意すれば、多くの人が読者登録してくれます。

     

    ぜひ読者登録の入口として、無料オファーを用意してみてください。

    LINE公式アカウントで集客する人が増えている

    ここまでメルマガ集客についてお話してきました。もちろんメルマガも集客に最適なツールですが、最近はLINE公式アカウントの活用が注目されています。

     

    LINE公式アカウントとは、コミュニケーションアプリ「LINE」を通じて、企業や店舗がユーザーとやり取りできるサービスです。企業向けのビジネスアカウントを開設し、友だち追加してくれたユーザーに対して情報発信ができます。

     

    LINE公式アカウントはユーザーへの発信がしやすく、メルマガにはないメリットもあります。

     

    そこでLINE公式アカウントのおすすめポイントをまとめて紹介します。

    利用者が多く集客効果を最大化できる

    LINEの国内月間利用者数は9,600万人(2023年9月末時点)以上。日本の人口の約8割がLINEを利用しています。

    参照:LINE Business Guide

    メインの連絡手段としてLINEを活用する人は多く、集客効果を最大化できる可能性があります。

     

    閲覧・利用しているSNS調査

     

    当社の調査では、閲覧・利用数が最も多いSNSは、男性「YouTube」女性「LINE」という結果に。またLINEはアクティブ率も高く、「ほぼ毎日」閲覧・利用する割合は男性66.1%、女性92.8%というデータも出ています。

     

    このように利用者の多いLINEは集客に最適なツールといえます。

    開封率が高くユーザーに届きやすい

    LINE公式アカウントの開封率は60%です。※当社調べ

     

    開封率が高い理由は、日常的にLINEアプリを使用している人が多く、配信に気づいてもらいやすいからです。

     

    メッセージや投稿を確認する割合

    当社の調査においても「ほぼすべて」のメッセージや投稿を確認する割合は、LINEが圧倒的です。

     

    どんなに良い配信をしても読んでもらわなければ意味がありません。開封率にこだわるなら、LINEの活用をおすすめします。

    配信後すぐに読んでもらいやすい

    LINE公式アカウントは、情報を早く伝えたいときにおすすめです。

     

    メッセージを受け取ったらどうするかの図

    出典:LINEヤフー for Business

     

    LINE公式アカウントからメッセージをすぐ見るが約2割、3〜6時間以内で見るが約5割、その日のうちに見ると回答した人は約8割にもおよびます。

     

    そのため「雨の日クーポン配布」「本日20時からオンラインセミナー開催」など、当日に確認してもらいたい配信に役立ちます。

     

    鮮度の高い情報を届けたい方や、早めに確認してほしい内容がある方はぜひLINEを活用してみてください。

    リスト獲得率が高い

    LINEは利用者が多く、なおかつ友だち追加しやすいため、リスト獲得に効果的です。

     

    LINE登録に関しての抵抗調査

     

    当社の調査においてもLINE公式アカウントの登録に抵抗が「かなりある」と回答したのはわずか2.3%。一方で59.7%の人は、抵抗が「まったくない」「あまりない」と回答しています。

     

    気軽に友だち追加してくれるため、リスト獲得率も上がっていくはずです。

    LINE公式アカウントの友だちを集める方法は?

    LINE公式アカウントで集客するには、まず友だちを集めなければなりません。

     

    そこでLINE公式アカウントの友だちを集める方法を紹介します。

    友だち追加のオファーを用意

    友だち追加するメリットとして「オファー」の用意をしましょう。

     

    友だち追加の抵抗感調査

     

    当社の調査によると、友だち追加に抵抗がある人でも、クーポンや特典などがあれば79%の人が登録すると回答しています。

     

    例えば、飲食店なら「ドリンク1杯プレゼント」「デザートプレゼント」などの特典を打ち出すといいでしょう。

     

    ぜひ友だち追加のオファーを用意して、リスト獲得に努めてみてください。

     

    友だち追加広告の活用

    友だち追加広告とは、LINE公式アカウントの友だちを増やすために、LINEアプリ内に広告を出せる機能です。

     

    設定した費用で友だちを獲得でき、少額からでも広告を出稿できます。しかも必要なコストは、友だちを獲得した分だけなので「広告費だけかかって友だちを獲得できなかった」ということもありません。

     

    またターゲティングで、獲得したい友だちの属性を絞り込めます。「エリア」「性別」「年齢」「興味関心」などで絞り込めるため、自社のターゲットに合わせて広告を表示させましょう。

     

    実店舗での施策

    店舗を持っている方は、POPやポスター、声かけなどの施策がおすすめです。

     

    LINE公式アカウントの存在を知った場所調査

    当社の調査においても、LINE公式アカウントの存在は「店舗」で知る人が多いことがわかっています。友だち追加を促すPOPやポスターを設置すれば、リスト獲得に効果的です。

     

    また店舗に次いで、多いのが「ホームページ」からの流入です。実店舗がない方は、ホームページを活用して友だち追加を促しましょう。

     

    おすすめはLINEとメルマガの併用

    メルマガからLINE公式アカウントに乗り換えようと思った人も多いのではないでしょうか。

     

    しかしLINEとメルマガは、それぞれの良い部分を活かして併用するのがおすすめです。

     

    特にLINE公式アカウントには、垢BANのリスクがあります。一方メルマガは、垢BANの概念がないため、いきなりリストがゼロになることはありません。

     

    メルマガを運用しつつ、LINE公式アカウントを開設するのが効率のよい集客方法といえます。

     

    より集客を効率化したいならLステップ

    ここまでメルマガ集客とLINE公式アカウントの活用について解説してきました。

     

    そしてLINE公式アカウントをより効率よく使いたいなら、Lステップの活用がおすすめです。

     

    Lステップとは、LINE公式アカウントの機能を拡張したマーケティングツールです。LINE公式アカウントよりも細やかなマーケティングができ、より読まれやすい配信ができます。

     

    Lステップを導入し、集客に成功した企業の事例をいくつか紹介します。

      Lステップで診断コンテンツを設置し、友だち追加してくれた275人のうち70人が無料体験へ

       

      Lステップの導入でセミナーへの申し込みが約3倍、成約率は約20%アップ

       

      Lステップの導入で最も獲得の難しい0歳児の入園率が前年比225%アップ

       

      Lステップでは、友だちに合わせた診断コンテンツやアンケートの作成もできます。その結果をもとに友だちにアプローチすれば、より効果的な集客につながるはずです。

       

      ぜひLステップを活用して、集客を効率化してみてくださいね。