読まれるメルマガの書き方!今すぐ実践できる具体的なコツ・例文を紹介

メルマガを配信している方は、開封して最後まで読んでもらえるコンテンツを作成したいですよね。

 

悩む人のイラスト
  • メルマガの開封率を上げたい
  • 読者を引きつける内容にしたい
  • 読まれるメルマガはどう作ればいい?

 

このような悩みを持った人もいるかと思います。

 

今回はメルマガ配信者向けに、読まれるメルマガのポイントを紹介します。

メルマガを開封する人の割合

メルマガの内容はどのくらいかの回答

 

当社の調査によると、メルマガの内容は「気になったものだけ確認している」が54.1%で最多。「ほとんど見ていない」は35.3%という結果になりました。

 

多くの人がメルマガを開封していますが、訴求次第で「見る」「見ない」が大きく分かれてしまいます。

 

「気になったものだけ確認している」の裏をかえせば、「興味のないものは開封しない」ということです。

 

読まれるメルマガを配信するには、読者の興味を引くコンテンツを作成しなければなりません。

 

メルマガの基本的な構成

読まれるメルマガを書く前に、基本的な構成について理解しておきましょう。

 

【メルマガの構成】

  • タイトル(件名):読者が最初に目にする文章
  • 導入文:メルマガの開封後に読まれる文章
  • 見出し:本文の内容をわかりやすく分ける役割
  • 本文:メルマガの主題となる内容
  • まとめ:本文の内容をまとめる

 

この中でも「タイトル(件名)」は非常に重要です。

 

メルマガは「気になったものだけ確認している」という人が多いため、タイトルを見て興味を持ってもらえなければ開封されません。

 

もちろんメルマガの内容も大切ですが、読む前の気持ちを考えることにも注目してみてください。

読まれるメルマガの書き方

それでは、読まれるメルマガのポイントをまとめて紹介します。

目を引くタイトルをつける

最も重要なのがタイトルです。

 

なぜなら、タイトルを見て「読みたい」と感じてもらわなければ、メルマガは開封されないからです。

 

タイトルは、いわばキャッチコピーのようなもので、最初に引きつけて内容を読ませる工夫をしなければなりません。

 

そしてタイトルは「4Uの原則」に沿って作成するのがおすすめです。

 

  1. Useful(有益性):メルマガを読むメリット
  2. Urgent(緊急性):今すぐ読む理由
  3. Ultra Specific(超具体性):内容をイメージできる
  4. Unique(独自性):目を引きやすい

 

①Useful(有益性)のタイトル例
  • 読者限定で割引クーポンプレゼント
  • 独立するときのチェックリスト配布中
  • 半額セールが始まります
②(緊急性)のタイトル例
  • 3日間限定のタイムセール実施中
  • セミナーにキャンセル出ました!
  • 10名限定で無料個別コンサル実施中
③Ultra Specific(超具体性)のタイトル例
  • 起業を成功させる5つのコツ
  • セミナー参加で絶対してはいけないこと
  • LINE公式アカウントを始めるベストタイミングとは?
④Unique(独自性)のタイトル例
  • 弊社が実践しているLINE集客のノウハウ公開
  • 人事担当者に聞いた!良い人材を採用するポイント3つ
  • なぜLINE公式アカウントでの発信が増えているのか?

 

このように「4Uの原則」を踏まえてタイトルを作成すれば、開封率アップにつながります。

導入文で必要性を感じさせる

導入文は、メルマガを開いて最初に読む文章です。

 

読者は導入文を読んで「読み進めるか」を決めます。

 

まずは読んでもらう最初のステップとして、読者の名前を入れましょう。人が最も心地よいと感じる言葉は「自分の名前」といわれているので、導入文のつかみに最適です。

 

その後、メルマガの内容を簡潔に説明、読み進めるメリットを紹介します。また離脱されやすい箇所なので、踏んでもらいたいリンクを設置することも大切です。

 

導入文の例

 

〇〇様

 

お世話になっております。Lステップ運営の〇〇です。

 

私たちは、LINEマーケティングのノウハウを蓄積し、さまざまな業種のお客様をサポートしてきました。特にご好評いただいているのが「Lステップ」です。LINE公式アカウントの機能を拡張し、さらに細かいマーケティングが実現できます。

 

今回のメルマガでは、これからLINE公式アカウントを開設する方向けに、アカウント運用でやってはいけないことを3つ紹介します。事例を交えて解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

多くのメルマガは、読者に踏んでもらいたいCTA(リンク)があります。最後まで読んでくれない可能性も踏まえて、導入文の時点でCTAを入れておきましょう。

適切に見出しを配置する

見出しは本文を読みやすくする地図のようなものです。見出しがあると、記事の全体像がパッとわかりやすく、本文の要点が理解できます。

 

タイトル:LINE公式アカウント運用でやってはいけないこと3つ

 

導入文

 

  1. 目的もなく始めている
    本文
  2. 商品・サービスの宣伝ばかりしている
    本文
  3. 機能を理解せずに運用している
    本文

LINE公式アカウントの運用を効率化するならLステップ

このように見出しを設置しておくと、流し読みするだけでも、内容がわかりやすくなります。

閲覧するデバイスを想定した配信

読者の持つデバイスを予想しながら、コンテンツを作ることも大切です。

 

最近は、スマホの普及でパソコンでメールを開く人が減っています。パソコン向けに改行していたり、画像サイズが大きすぎたりすると、「読みづらい」と思われるかもしれません。

 

もちろんパソコンでメルマガをみる人もいますが、基本的にはスマホ向けに作成した方がいいでしょう。

メルマガ配信の3つのコツ

メルマガを配信する時のコツは以下の3つです。

 

  1. ターゲットを決める
  2. 配信日時を工夫する
  3. ABテストをする

 

それぞれについて、詳しく解説していきます。

①ターゲットを決める

メルマガ配信の前に大切なのがターゲット選定です。

 

ターゲット選定では、自社の商品・サービスを購入してもらいたいユーザーを絞り込みます。

 

そしてメルマガに登録してもらう前段階の、WebサイトやSNSなどで、ターゲットに応じた発信をすることが大切です。

 

最近はインターネットやスマホの普及により、ユーザー自らが検索して情報を得られる時代になりました。ユーザーを絞り込んで発信を行えば、ターゲットの目にとまりやすく、リスト獲得につながりやすいでしょう。

②配信日時を工夫する

メルマガは、配信のタイミングによって読まれやすさが変わります。

 

ユーザーごとにメルマガをチェックする時間が違うため、配信日時には気を配りましょう。

 

【読まれやすい時間帯の目安】

  • ビジネスマン:出社前の7〜8時
  • 主婦:家事や育児が落ち着いた11〜15時
  • 学生:帰宅後の21時〜0時
  • シニア:活発に活動する6〜11時

またメルマガは平日の方が読まれやすいといわれています。土日は家族と過ごしたり、遊びに出ていたりする人が多く、メルマガを開く余裕がないからです。

 

ぜひ読者の属性を見極めて、配信日や時間帯を決めてみてください。

③ABテストをする

ABテストを実施すると、開封率やクリック率アップにつながります。

 

ABテストとは、一部を変更したAパターンとBパターンを作成し、どちらの方がより成果が出るかテストするものです。

 

例えば、メルマガ本文に入れるリンクの位置を2パターン作成し、どちらのクリック率が高かったか測定します。

 

そして次回のメルマガで、効果のあったパターンの要素を取り入れれば、クリック率アップにつながるはずです。

 

ABテストは何度も繰り返すことで、より成果を上げられます。ぜひ配信のたびにABテストを実施してみてください。

メルマガの課題や問題点

ここまでメルマガ配信のコツを紹介してきました。しかしどんなに良い配信を心がけても、解決が難しい課題がいくつかあります。

 

そこでメルマガが抱える課題や問題点を紹介します。

B to Cに不向き

B to B向けのビジネスモデルには、メルマガの活用がおすすめです。企業を相手に取引する場合、メールでのやり取りが主流だからです。

 

しかし企業が一般消費者をターゲットにしたB to C向けビジネスでの発信には、少々課題が残ります。

 

その課題とは、一般消費者はメールよりもLINEを使う頻度が多い点です。

よく利用するメッセージツールの回答

当社の調査によると、よく利用するメッセージツールは「LINE」がダントツでした。

 

例えば、飲食店がお客様に発信する場合、メルマガよりもLINE公式アカウントを活用するケースが増えています。人々の生活に密着しているLINEは、B to Cビジネスに最適というわけです。

 

B to C向けのビジネスを行う場合、メルマガよりLINE公式アカウントの活用が適しているでしょう。

メールアドレス登録を手間に感じる人が多い

メルマガの読者になるには、メールアドレスを登録しなければなりません。

 

メールアドレスを入力する行為は、SNSのフォローやLINEの友だち追加に比べて、少々ハードルが高いといえます。

 

リストの取りこぼしも起こりやすく、集客には心許ない部分があります。

読者に到達しない可能性がある

メルマガは、読者に届かず読まれないケースがあります。

 

  • 迷惑メールに分類される
  • 捨てアドレスに登録される
  • メールアドレスの入力ミスで配信が届かない

※捨てアドレスとは、メインで利用しているメールアドレスとは別のアドレスのこと。メインのアドレスで登録したくない時、ダミーで使われる場合が多いです。

 

いくら文章や見出しを工夫しても、届かなければ意味がありません。メルマガは、そもそも読者に届いていないケースもあるので、注意が必要です。

LINE公式アカウントの活用もおすすめ

LINE公式アカウントとは、コミュニケーションアプリ「LINE」を活用し、企業や店舗がユーザーとやり取りできるサービスです。企業向けのビジネスアカウントを開設し、友だち追加してくれたユーザーに対して情報発信ができます。

 

LINE公式アカウントはユーザーへの発信がしやすく、たくさんのメリットがあります。

 

そこでLINE公式アカウントのおすすめポイントをまとめて紹介します。

 

利用者が多い

LINEの国内月間利用者数は9,600万人(2023年9月末時点)以上。日本の人口の約8割がLINEを利用しています。

参照:LINE Business Guide

 

LINEはメッセージのやり取りだけでなく、ニュースのチェックやお店の予約、お金の管理など、日常生活に欠かせない「生活インフラ」のひとつとなりました。

 

LINE公式アカウントからの配信も日常的に受け取っているため、気軽に読んでもらいやすいでしょう。

開封率が高い

LINE公式アカウントの開封率は60%です。当社調べ

 

メルマガに比べて開封率が高く、メッセージを確認してもらいやすい傾向にあります。

 

開封率が高い理由は、日常的にLINEアプリを活用する人が多いからです。

ほぼすべてのメッセージを確認するかの回答

当社の調査においても「ほぼすべて」のメッセージや投稿を確認する割合は、LINEが圧倒的です。

 

家族や友人からのメッセージを確認するタイミングで、LINE公式アカウントからの配信に気づいてもらえます。

 

また設定にもよりますが、メッセージが届くとスマホのホーム画面のLINEアプリ右上に未読件数の赤色バッジが表示されます。これにより「誰かからメッセージが届いている」と気づいてもらいやすいのもポイントです。

 

※iOS版LINEの場合。Android版LINEは機種によってバッジの有無が異なります。

すぐに読んでもらえる

LINE公式アカウントからの配信は、すぐに読んでもらいやすいのがメリットです。

 

メッセージを受け取ったらどうするかの回答

出典:LINEヤフー for Business

 

LINE公式アカウントからメッセージをすぐ見るが約2割、3〜6時間以内で見るが約5割、その日のうちに見ると回答した人は約8割にもおよびます。

 

またLINEにメッセージがくると、スマホ画面にプッシュ通知が届きます。プッシュ通知は、通知オフやブロックしない限り、スマホ画面に表示されます。

 

アプリを開かなくてもメッセージを確認できるため、気軽に読んでもらいやすいでしょう。

 

Lステップで読まれやすい配信をしよう

ここまでLINE公式アカウントについて解説してきました。

 

そしてLINE公式アカウントをより効率よく使いたいなら、Lステップの活用がおすすめです。

 

Lステップとは、LINE公式アカウントの機能を拡張したマーケティングツールです。LINE公式アカウントよりも細やかなマーケティングができ、より読まれやすい配信ができます。

 

例えば、英語スクールの事例では以下のような効果が出ています。

 

  • メルマガからLステップに変えて1ヶ月目で売上が2倍に
  • LINE公式アカウントの無駄な配信を抑えてコストダウン
  • 会員専用のリッチメニューを作成してコンテンツを作成

 

またLステップでは、診断コンテンツやアンケートの作成も可能です。その結果を反映し、友だちの属性に合わせたメッセージを作成すれば、より読まれやすい配信が実現できます。

 

ぜひLステップを活用して、読者の心をつかむ配信をしてみてください。