
「エバーグリーンローンチ」という言葉を耳にするけれど、

- 仕組みが難しそう…
- どんなやり方なのか知りたい
- LINEでもエバーグリーンローンチの手法は使える?
など、疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
エバーグリーンローンチは、LINEでも使えるマーケティング手法で、近年多くの企業や店舗が取り入れています。
ただし、すべてのビジネスや商品に向いているわけではないので、内容を正しく理解したうえでの運用が欠かせません。
そこで今回は、エバーグリーンローンチの全体像から、プロダクトローンチとの違い・LINEで販売を自動化する方法・事例までをくわしく解説します。
ウェビナーを活用した効果的な手法をご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
目次
エバーグリーンローンチとは?ビジネスの成長を加速させる戦略
エバーグリーンローンチ(エバーグリーンファネル)とは、一度仕組みをつくっておくことで、自動的に商品が売れ続けるようにする手法です。
常緑樹「evergreen(エバーグリーン)」と新製品の発売「launch(ローンチ)」に由来し、“年中生い茂る常緑樹のように利益をもたらし続ける”という意味です。
録画済みのウェビナーを自動配信できる「オートウェビナー」を使えば、エバーグリーンローンチを仕組み化する土台が整います。

また、オートウェビナーではなく、ステップ配信※で数回に分けて有益な動画を送る方法もあります。※事前準備した複数のメッセージを順に自動配信する仕組み
ただし、回を重ねるごとに視聴者が減りやすいため、構成や長さに注意が必要です。
オートウェビナーを活用すれば、教育からセールスまでを一度に完結できるので、離脱を防ぎつつ効果的に販売へとつなげられます。
プロダクトローンチとは?エバーグリーンローンチとの違い
プロダクトローンチとは、見込み客に対して一斉に教育とセールスを行い、販売期限を設けることで大きな売上を狙う手法です。
たとえば、
- 12月24日までの限定販売
- 先着100名限定キャンペーン
など、期間を区切ることで“今買わなければ”という熱量を高め、一気に購入の流れをつくり、成約へつなげます。
プロダクトローンチが全員同じタイミングで教育とセールスを行うのに対し、エバーグリーンローンチは個別のタイミングで、かつ自動で実施するものです。
つまり、プロダクトローンチを“一人ひとりに対して自動で行う仕組み”がエバーグリーンローンチといえます。
両者の特徴と仕組みの違いを理解し、ビジネスや商品に合わせて使い分けることが大切です。
プロダクトローンチの課題
プロダクトローンチは短期間で注目を集めやすく、効果的なマーケティング手法です。
ただし、準備や工数の面においていくつかの課題もあります。
継続性に欠けるやや古い売り方ともいわれており、以下の点が問題視されているのも事実です。
- 動画やメールのシナリオを毎回つくり直す必要がある
- 担当者のスケジュール調整や対応が増える
プロダクトローンチで安定的に売上を維持するには、次の施策を計画的に進めることが重要です。
そこで今は、自動化の仕組みにより工数を削減し、長期的に売上を伸ばし続けるエバーグリーンローンチへの関心が高まっています。
エバーグリーンローンチ(ファネル)のメリット
エバーグリーンローンチで売れる仕組みを構築すると、以下のメリットがあります。
- コストと労力を削減できる
- 収益を安定させられる
- 見込み客のタイミングに合わせて販売できる
- 効果検証や改善がしやすい
順に詳しくご紹介します。
コストと労力を削減できる
エバーグリーンローンチの最大の特徴は、売れる仕組みを自動化できることです。
プロモーションの度に一から準備する必要がないため、コストと労力を減らせます。
「準備や販促活動にとられていた時間」を、成果の検証や改善に充てれば、売上の最大化にいち早くたどりつけます。
さらに、削減したコストを活用して、新しい施策に取り組むことも可能です。
収益を安定させられる
集客媒体から常に見込み客を呼び込むことで、安定した収益を確保できるのもエバーグリーンローンチのメリットです。
たとえば、夜中でもオートウェビナー経由で商品が購入されるように、常にセールスが進む体制をつくれます。
「気づいたら売れていた」そんな仕組みを実現できるのがエバーグリーンローンチの強み。
その結果、時間に縛られずに売上を積めるため、商品の開発や広告戦略など、次の施策にリソースを回しやすくなります。
安定した収益基盤があれば、短期的なキャンペーンに頼らず、持続的な成長を実現できます。
見込み客のタイミングに合わせて販売できる
エバーグリーンローンチは、見込み客それぞれのタイミングで教育とセールスを行えます。
プロダクトローンチの場合、期間を限定することで買ってもらいやすくなりますが、期間を過ぎると購入する機会がありません。
一方、エバーグリーンローンチは、“見込み客が関心を示した瞬間”から教育とセールスが始まり、販売の締切も個別に設けられます。
見込み客の動きに同期させる設計により、無理なく購入につながります。
効果検証や改善がしやすい
エバーグリーンローンチでは、24時間365日自動で販売が進むので、検証や改善にもすぐ取りかかれます。
見込み客が同じ流れで購入までの体験をたどる構成になっており、データを比べたり分析したりするのも簡単です。
“自動化された仕組み”を活用すれば、ABテストも工数をかける必要がなく手軽に実施できます。
たとえば、
- ウェビナーのタイトルを変更して参加率を比較
- ウェビナーのシナリオを2パターン作成し、成約率を比較
など、小さな改善を重ねる姿勢が大切です。
試行を続けることで、自社・自分に最適な仕組みや成功パターンが見えてきます。
エバーグリーンローンチ(ファネル)のデメリット
エバーグリーンローンチには、多くのメリットがある一方で、以下のような注意すべきデメリットもあります。
- 仕組みの構築に時間がかかる
- 向かない商品がある
順にくわしく解説します。
仕組みの構築に時間がかかる
エバーグリーンローンチは、見込み客の教育から販売までの全工程を自動化します。
オートウェビナーやステップ配信など、各工程に合ったツールを組み合わせて設計する必要があります。
分析と改善が行えるように、見込み客の行動データを取得できるツールを選ぶと、効率的に施策の見直しを進めやすいでしょう。
向かない商品がある
エバーグリーンローンチは、継続して売上が上がることが前提の手法です。
そのため、販売を自動化しても、長期的な成果につながりにくい商品はあまり適していません。
具体的には、以下のような商材があげられます。
- 季節商品:クリスマス商材・福袋など
- 流行商品:トレンド系グッズ・限定コスメなど
- 高額商品:高級不動産・コンサルティングプランなど
一方、年間を通して売れる商品やサービスであれば、業種に関係なく活用できます。
商品を選定する際には、少なくとも年単位で売れる見込みがあるものを選びましょう。
また、高額商品を扱う場合は、オートウェビナー後に個別相談を行うなど、アナログな手法と組み合わせると効果的です。
エバーグリーンローンチを学ぶのにおすすめの本3冊
エバーグリーンローンチを実践したいけれど、どこから学べばいいか迷う方も多いのではないでしょうか。
ここでは、基本から実践までしっかり理解できるおすすめの本を3冊ご紹介します。
はじめてのエバーグリーンローンチ
デジタルマーケター・石崎力也氏の著書で、初心者でも実践しやすいよう構成された入門書です。
実際に1つのファネル※で1億円を売り上げたノウハウを、惜しみなく公開しています。※商品が売れるまでのプロセスを自動化した仕組み
「どの順番で何をすればいいのか」を、具体的に学びたい方にぴったりの本です。
エバーグリーンローンチで売上を上げる14ステップと実例
コンサル会社を経営する小谷川拳次氏が、エバーグリーンローンチ企画で「開始1か月目に596万円を売り上げた実績」をまとめた書籍です。
ビジネスモデルの構築からオートウェビナーの開催ステップ・アフターセールスまでを体系的に網羅。仕組み化で安定した売上をつくりたい方におすすめの本です。
決定版!エバーグリーンウェビナーローンチマーケティングの教科書
「エバーグリーンウェビナーローンチ」の提唱者である小谷川拳次氏が、自動化を成功させる考え方からステップメールの実例までを具体的に解説した一冊です。
ウェブ販売を自動化するシステムの全体像を図解付きで紹介しており、実践に直結する内容が充実しています。
「理論だけでなく、すぐに仕組みを導入したい」という方に最適な本です。
エバーグリーンローンチのやり方
エバーグリーンローンチを実践するには、自動で教育と販売を行う仕組みを段階的に整えることが重要です。
とはいえ、ツール設定や導線設計などでつまずきやすい部分もあります。
ここでは、初心者の方でも取り組みやすいように、基本的な進め方を以下の5つにわけてご紹介します。
- 販売ページを作成する
- オートウェビナーを企画、準備する
- オプトインページを作成する
- ステップ/リマインド配信を設定する
- 分析して改善する
順番にやり方を確認していきましょう。
1. 販売ページを作成する
エバーグリーンローンチの第一歩は、販売ページの作成です。
販売ページとは、見込み客が商品やサービスの詳細を理解し、購入を検討するための“最終的な案内ページ”を指します。
このページでは、
- 商品の価値やベネフィットを伝える
- 購入者の悩みを解決できることを示す
- 購入ボタンや限定特典などで行動を促す
といった役割を担います。
作成は、LP(ランディングページ)作成ツールやサイト制作ツールなどを使えば、専門知識がなくてもスムーズに構築や改善が行いやすいです。
販売ページは、デザインよりも「誰に」「どんな変化を届けるか」を明確に伝えることが成果につながります。
2. オートウェビナーを企画、準備する
販売ページを用意したら、次に取り組むのがオートウェビナー※の企画と準備です。※事前に録画した動画を配信する仕組み
企画の際は、「信頼関係を築く」「購買意欲を高める」ことを意識するのがポイントです。
たとえば、次のような構成を検討しましょう。
- 商品を開発した背景やサービスのコンセプト
- 見込み客が抱える課題と解決策
- 個別相談への案内
以下は、ウェビナーのセールステンプレート例です。

撮影はスマホでも十分対応可能で、特別な機材は必要ありません。
企画が整ったら、オートウェビナーツールに動画をアップロードし、開催条件を設定するだけで配信を自動化できます。
3. オプトインページを作成する
オートウェビナーの企画・準備が整ったら、メールアドレスやLINEなどの顧客情報を登録してもらうためのオプトインページの作成に進みましょう。
オプトインページの作成は、販売ページと同じく、LP作成ツールやサイト制作ツールを活用すると効率的です。
この段階では、オートウェビナーを無料オファーとして提示し、商品やサービスに興味を持つ見込み客のリストを集めます。
申込率を高めるためのポイントは、次のとおりです。
- ウェビナータイトルでベネフィットを伝える
- ファーストビューにCTAボタンを設置する
- 入力項目を最小限にして登録しやすくする
これらの工夫で登録率の高いページを実現し、エバーグリーンローンチの成果向上にもつなげられます。
4. リマインド配信を設定する
エバーグリーンローンチを実現するには、リマインド設定も欠かせません。
弊社の調査では、告知から開催日まで期間がある場合、83.5%の人が「ライブ配信のリマインドを希望」することがわかっています。

そのため、オートウェビナーの参加意欲を維持するには、開催前から段階的にリマインドを送るのが効果的です。
- 開催3日前:「あと3日!特別に内容をチラ見せします。視聴リンクはこちら」
- 開催前日 :「明日開催です!事前チェックポイントはこちら」
- 開催当日 :「本日〇時スタート!こちらからご参加ください」
適切なタイミングでリマインドを届ければ、視聴者が迷わず参加できる環境を整えられます。
5. 分析して改善する
ステップ配信まで整えたら、最後は分析と改善のフェーズです。
24時間365日稼働するエバーグリーンローンチでは、常にデータを確認しながら最適化を重ねる意識が成果を左右します。
効率的に成果を測定するには、分析ツールで見込み客の動きを数値として見える化しましょう。
チェックすべき主な項目は、次のとおりです。
- オプトインページのクリック率・申込率
- ウェビナーの滞在時間・コメント
- 実際の視聴者数
これらのデータをもとに、オプトインページの誘導文やウェビナーの構成を見直して改善を重ねれば、成果を着実に高められます。
完璧を目指すよりも、まずは仕組みを動かしながらベストな形に育てていく姿勢が大切です。
LINEがエバーグリーンローンチのツールにおすすめな理由
エバーグリーンローンチで成果を出すには、「一人ひとりに合わせた自動化」と「データを活用した改善」が欠かせません。
これらを仕組み化するのに最適なツールが、LINE公式アカウントです。
ただし、LINE公式アカウントは便利に使える一方、エバーグリーンローンチに活用するには自動化できる範囲が狭いという課題もあります。
“LINE公式アカウントの機能を拡張したツール”と組み合わせて使うことで、より高度なマーケティング運用が実現します。
たとえば、拡張ツールの「Lステップ」を活用すれば、次のようなデータの取得や配信が可能です。
- LINE上での友だち※の行動データを取得※LINE公式アカウントへの登録者
- アンケートを使って個人情報を取得
- 友だちの属性に合わせたメッセージの自動配信
ここからは、それぞれの仕組みをくわしく見ていきましょう。
LINE上での友だちの行動データを取得
Lステップには、友だちの興味や行動に応じて自動的にラベルを付ける「タグ」機能があります。
たとえば、アンケートの回答で得た情報をもとに
- 男性
- A商品購入済み
- 会員
などのタグを付与し、友だちの情報を可視化できます。

タグを活用すれば、「A商品購入済み」の友だちを関連サービスのオートウェビナーに案内するなど、個人に適したアプローチが可能です。
タグで友だちの情報を整理すれば、次の戦略を設計しやすくなり、エバーグリーンローンチの精度も高まります。
アンケートの活用で個人情報を取得
Lステップでは、「回答フォーム」を使ってアンケートや診断コンテンツを作成できます。

回答結果から得た名前や住所・メールアドレスなどの個人情報は、「友だち情報欄」に自動で記録される設定も可能です。
タグが友だちの分類に役立つ一方で、友だち情報欄は一人ひとりの個人情報を登録するための機能として設計されています。
取得した情報は、メッセージ作成時に文中へ自動挿入できます。
たとえば「〇〇さんの興味のある分野は〇〇ですね」といった形で、ユーザーの名前や興味のある商品などを差し込めます。


取得データをもとに配信を最適化することで、エバーグリーンローンチの運用効果を高め、成果を持続させられます。
友だちの属性に合わせたメッセージの自動配信
Lステップには、友だちの属性や行動データをもとに最適なメッセージを出し分けられる「セグメント配信」があります。

この仕組みにより、関心の高いユーザーだけに情報を届けられるため、エバーグリーンローンチの成約率向上にも効果的です。
たとえば、次のように条件を設定して配信をわけられます。
| 対象者(以下のタグが付与された人) | 配信内容 |
| ウェビナー視聴済み | 視聴後アンケート |
| ウェビナー視聴済み&アンケート回答済み | サンクスメッセージ 限定オファー |
| ウェビナー未視聴 | リプレイ動画の案内 視聴締切のリマインドを配信 |
ユーザーの状況やニーズに合わせて配信内容を変えられるので、配信の精度が高まり、ブロック率の低下にもつながります。
LINEで販売を自動化するならLステップとLキャスト
LステップとLINEオートウェビナーツールの「L-CAST(Lキャスト)」を連携して利用すれば、LINE上でエバーグリーンローンチを完結できます。

オートウェビナーやセールス・ステップ配信・顧客情報の管理までLINEで行えるので、さまざまなツールやプラットフォームを行き来する必要がありません。
LステップとLキャストの組み合わせは、自動化はもちろん、成約率を上げるための機能が豊富にあることが最大の特徴です。
ここでは、その一部をご紹介します。
購買意欲を高めるオートウェビナー
Lキャストには、視聴者の興味を高め、購入を後押しする機能が充実しています。
たとえば、生放送のような録画ウェビナーを配信可能な「擬似LIVE機能」では、チャット機能やLINEアイコンを表示でき、視聴者の一体感を高められます。
ウェビナー中に「みなさん、新商品の〇〇はもう使っていますか?」とチャットで投げかければ、録画配信でも視聴者が参加しやすい空気が生まれるはずです。

さらに、自動オファー機能では、時間に応じて画面内にオファーボタンを自動表示させることが可能です。ボタンは視聴者の購買・行動意欲が上がるタイミングで設定できます。

一見難しく感じるオートウェビナーも、Lキャストなら必要な機能がそろっているので、初めての方でも手軽にスタートしやすいです。
データや情報はLステップで一元管理
Lキャストで取得したデータは、Lステップに連携できます。

オートウェビナーの視聴履歴やボタンクリックなどをもとに、次回配信のターゲット選定やフォローメッセージの配信が可能です。
たとえば、次のような配信を設定できます。
- 視聴済み・ボタンクリック済み→個別相談・無料診断を案内する
- 視聴済み・コメント有り →限定オファーを提案する
- 未視聴 →再度オートウェビナーの案内を送る
データを一元管理することで、顧客一人ひとりに合わせた最適なアプローチが実現し、エバーグリーンローンチの成果を継続的に高められます。
参加率を高めるリマインダ配信
Lステップには、オートウェビナー開催前の参加促進に役立つ「リマインダ配信」機能があります。
開催日までに自動でリマインドを送っておくことで、視聴忘れを防ぎ、参加率の向上につながります。
たとえば、「〇〇さん、お申し込みありがとうございます!」というメッセージとあわせて、LキャストやZoomなどの視聴リンクを自動送信すれば、当日もスムーズです。

こうした事前フォローを丁寧に設計しておくと、参加者の不安が減り、ウェビナーに集中しやすくなります。
改善のヒントを得られる流入経路分析
Lステップの「流入経路分析」とは、LINEに登録した友だちがどの集客媒体(広告・SNS・LPなど)から流入したのかを把握できる機能です。 ※プロプラン以上で利用可

流入経路がわかれば、次のように効果的なウェビナー施策を立てられます。
- 流入経路ごとにタグ付けし、オートウェビナーのシナリオを変える
- 反応の良い媒体からの流入を強化し、集客効率を高める
このように、流入データを活かすことで、エバーグリーンローンチを継続的に改善し、より安定した成果を目指せます。
反応パターンを発見できるクロス分析
Lステップの「クロス分析」とは、複数の項目を掛け合わせて成果を可視化できる機能です。※プロプラン以上で利用可
クロス分析を使えば、
- 流入経路×購入者数
- ウェビナー視聴者×年代
といった数値をすぐに把握できます。

多角的な視点で分析することで、「YouTube経由のユーザーの購買率が高い」といった傾向がわかり、エバーグリーンローンチの改善サイクルを回すうえでも有効です。
表計算ツールを使う必要もなく、Lステップ上で最新データを確認できるのが大きな強みといえます。
エバーグリーンローンチの活用事例|LステップとLキャスト
最後に、LステップとLキャストを活用したエバーグリーンローンチの活用事例をご紹介します。
公務員採用試験のオンライン予備校「セレクトエージェント」では、新規生徒の獲得において、次のような課題を抱えていました。
- 既存生徒の対応に追われ、オンライン説明会を頻繁に開催できない
- YouTubeのライブ配信に労力と時間がかかる
- 個別に対応した柔軟な情報提供が難しい
導入後は、Lキャストのオートウェビナーシステムで1日3回の配信を自動化し、業務効率を大幅に改善。

オートウェビナーは少人数制(3〜4名)で実施し、チャットでのリアルタイム質問対応によって参加者の信頼感を高めました。

さらに、Lステップのスポットコンサルも活用し、視聴者を飽きさせないための具体的なアドバイスをもとに自社で構築・運用を実施しました。
【導入後の成果】
- 構築直後のウェビナー参加率100%
- 初月に参加者の約8割が入会
- 初月売上が100万円アップ
LステップとLキャストを連携させることで、説明会の自動化と高成約率を両立し、安定した成果を実現した成功事例です。
まとめ
エバーグリーンローンチ(evergreen launch)の意味やプロダクトローンチとの違い・LINEで販売を自動化する方法などについて解説しました。
一度仕組みを構築してしまえば、少ない労力で安定した売上を生み出せるのがエバーグリーンローンチの魅力です。
限られた人手でビジネスを行っている中小企業や個人事業主の方、実店舗経営者の方にもぜひ取り入れてほしいデジタルマーケティング手法です。
LINEの拡張ツール「Lステップ」と「Lキャスト」を活用し、自動化による効率的な集客と販売を実現しましょう。











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