企業や店舗だけでなく、大学や専門学校でもLINE公式アカウントを活用する事例が増えてきました。
- 学校にLINE公式アカウントを導入したい
- 大学での活用方法は?
- 導入事例を知りたい
このような疑問を持っていると思います。
この記事では、大学や専門学校がLINE公式アカウントを活用すべき理由と活用方法、導入事例を紹介します。
目次
大学や専門学校がLINE公式アカウントを活用すべき理由
大学や専門学校がLINE公式アカウントを活用すべき理由は以下の通りです。
- 若者はメールよりもLINEを使っている
- コミュニケーションが取りやすい
それぞれについて解説していきます。
若者はメールよりもLINEを使っている
大学や専門学校に通う若者は、メールよりもLINEを使っている割合が多いです。LINEは月間9,700万人が利用するSNSチャットツールで、メールよりも主流になりつつあります。
最近は「メール離れ」が深刻化し、メールの存在を知らない若者も増えてきました。たとえメールを送ったとしても、メールボックスが未読メールで溢れ、情報が流されてしまうでしょう。
しかしLINEは友だち登録したアカウントからしか情報が届かないため、開封される可能性も高まります。よって現在は、メールよりもLINE公式アカウントでアプローチする方が効果的といえるでしょう。
コミュニケーションが取りやすい
LINEの魅力はコミュニケーションの取りやすさにあります。メールは情報を受け取るだけのツールになりつつあり、こちらから質問やアクションを行わないと反応が返ってくることは少ないでしょう。
しかしLINEならチャット機能で、質問や悩みを受け付けることができます。学生や受験生と気軽にコミュニケーションが取りやすく、さまざまな場面で活用できます。
LINE公式アカウントの活用方法
大学や専門学校がLINE公式アカウントを効率良く活用する方法を紹介します。
入試・広報活動
LINE公式アカウントは入試や広報活動に役立ちます。
- 受験生向けに入試情報を配信
- オープンキャンパスの告知
- 在学生に向けて新着情報を配信
このように、情報発信する際に役立ちます。メールよりも開封されやすく、質問も受け付けやすいのがメリットです。
チャットボットで学生をサポート
LINE公式アカウントには、チャットボット機能の「自動応答メッセージ」が実装されています。友だちからのメッセージに対して自動で応答してくれる機能なので、学生のサポートに役立ちます。
あらかじめキーワードを設定しておき、どのような「内容」を返信するか設定しておけるのが特徴です。
例えば、「応答メッセージ」で「履修登録」をキーワードに設定し、以下のような内容を送信することもできます。
教員・職員の採用
LINE公式アカウントは、採用の場面でも役立ちます。多くの学校では、メールを利用して案内を行うのが当たり前でした。しかしメールだと他のメッセージに埋もれてしまい、見過ごされてしまうかもしれません。
LINE公式アカウントであれば開封率も高く、より密なメッセージのやり取りができます。また質問と選択肢を用意してアンケートも実施できるため、どんな人が集まりやすいのか計測も可能です。
LINE公式アカウントの導入事例
LINE公式アカウントを導入している学校の事例をいくつか紹介します。
近畿大学
近畿大学は、日本最大級の学生数を誇る総合大学です。LINE公式アカウントでは、質問や入試情報、資料請求など、受験生や在校生が気軽に情報を入手できるように運用されています。
またリッチメニューも充実しており、視覚的にも見やすいアカウントとなっています。
KIT金沢工業大学
KIT金沢工業大学は、工学部や建築学部を有する石川県の大学です。LINE公式アカウントではリッチメニューに力を入れており、メインメニューとイベント情報を切り替えてアクションしています。主に受験生向けのコンテンツを充実させ、大学案内やオープンキャンパスなどの情報を発信しています。
東京工科大学
東京工科大学は、工学部をはじめ、応用生物学部やメディア学部、医療保健学部など幅広い学科を有する大学です。LINE公式アカウントでは、受験生向けにリッチメニューコンテンツを充実させています。また定期的にカードタイプメッセージで新着情報をお知らせし、友だちにアクションしています。
効率良く配信をしたいならLステップ
LINE公式アカウントで、さらに効率良く配信したいならLステップがおすすめです。Lステップとは、LINE公式アカウントの機能を拡張したツールで、マーケティング機能が充実しています。
- 細かいセグメント配信
- 自動で顧客管理
- 友だちによってリッチメニューを変更
例えば、受験生と在校生でリッチメニューを分けておけば、スムーズに情報伝達できます。LINE公式アカウントでは1つのリッチメニューしか設定できないため、さまざまな属性に配信を行いたい場合は、Lステップの活用がおすすめです。
またLステップを導入すると友だちの名前が分かります。LINE公式アカウントでは、友達からチャットをもらわないと名前が分からない仕組み。そのためアンケートなどで個人名を知りたい場合はLステップが便利です。
まとめ
今回は、大学や専門学校でLINE公式アカウントを活用すべき理由について解説してきました。若者が集まる学校ではLINEの活用が必須となりつつあります。ぜひ本記事を参考に、LINE公式アカウントを開設してみてください。