保育園・幼稚園のLステップ導入事例5選|構築内容や活用方法を解説

本記事では、Lステップを導入して成果を上げている保育園・幼稚園の事例を5つ紹介します。

 

この記事はこんな人におすすめ
  • 園の欠席連絡システムを作りたい
  • イベントや休日保育の予約を自動化したい
  • 保護者連絡や情報発信をLINEで行いたい
  • 保育士・幼稚園教諭の採用業務を減らしたい

 

このような課題を抱える園にとって、日常業務や採用対応を見直すきっかけになる内容です。事例を通して、どのように仕組み化し、負担を減らしたのかを具体的に解説します。

保育園・幼稚園のLステップ導入事例5選

①0歳児の入園が前年比225%増えた「こども園」

たかさごスクールセントラル」様は、千葉県流山市の認定こども園です。園児募集の強化に向けて、2021年6月からLステップを導入されました。

 

【Lステップ導入前の課題】

  • イベントに関する電話の問い合わせや、予約対応が負担になっていた
  • 情報発信の方法がわからず、0歳児の園児獲得が課題だった

 

【Lステップで行った2つの施策】

 

1. イベントの告知から予約までを仕組み化

 

近隣で保育施設の新設が進み、少子化の影響も重なって、特に0歳児の園児獲得に課題を抱えていました。

 

イベントは開催していたものの、告知方法が定まらず、予約対応も電話が中心で工数がかかっていたそうです。

 

Lステップ導入後は、イベント予約機能を活用し、予約受付やキャンセルをLINE上で受け付ける仕組みを整えました。

 

リッチメニューからイベント情報を確認でき、画面の案内に沿って予約手続きを進められます。

 

リッチメニューイベント情報を確認
リッチメニューイベント情報を確認

 

あわせて、イベント開催日の前日にリマインドを送信し、ドタキャンや参加忘れを防ぎやすい運用にしています。

 

2. リッチメニューに園の情報や応援コンテンツを集約

 

リッチメニューは、園の概要やお便り・イベント情報に加え、育児に役立つ情報へアクセスしやすい設計です。

 

育児に役立つ情報へアクセスしやすい設計

 

また、「応援コンテンツ」では、在園児・卒園児の保護者が運営するお店・病院の紹介も行い、園や地域とのつながりを感じられる情報として届けています。

 

「応援コンテンツ」で

 

【Lステップ導入後の成果】

 

0歳児の入園率は前年比225%となり、獲得が難しい層でも成果が出ています。入園を決めた保護者は全員イベントに参加しており、イベント導線の整備が後押しになりました。

 

LINE上で予約が完了する仕組みを整えたため、電話対応がほとんど発生しなくなり、業務負担の軽減にもつながっています。

 

また、リッチメニューの地域の情報や応援コンテンツも保護者から好評です。

 

本園での成果を受けて、同グループが運営する20園のうち、現在は15園がLステップを導入しています。

 

②1カ月で友だち50人獲得・採用導線も設置した「保育園」

三田尻保育園」様は、山口県防府市にある認定こども園です。園からの情報発信を強化するため、2024年秋からLステップを導入されました。

 

【Lステップ導入前の課題】

  • デジタルな情報配信を行い、保護者との接点を増やしたい
  • 地域との連携を深め、保護者へのサポートを強化したい
  • 仕事復帰を考える保護者にも採用情報を届けたい

 

【Lステップで行った3つの施策】

 

1. コンテンツの作成・配信とアンケートの実施

 

乳幼児期は家庭で過ごす時間が長く、保護者が外部とのつながりを持ちにくい時期でもあります。そこで、園の様子を伝えるだけでなく、家庭でも親子で楽しめるコンテンツの配信に取り組みました。

 

たとえば、手遊び動画を配信し、園との接点を日常の中に取り入れられるよう設計しています。

 

コンテンツの作成・配信とアンケートの実施
コンテンツの作成・配信とアンケートの実施

 

あわせて、絵本リストを特典として簡単なアンケートを実施し、関心の高いテーマやニーズを把握したうえで、配信内容に反映しました。

 

また、イベントや園庭開放についての案内をはじめ、クリスマス会など園内行事の様子も配信しています。

 

クリスマス会など園内行事の様子
クリスマス会など園内行事の様子

 

2. 地域の公園や病院情報にもアクセスできる導線を設置

 

リッチメニューには、園の様子に加えて、地域情報や応援コンテンツなども掲載しています。

 

地域情報や応援コンテンツ

 

地域の公園も掲載しており、「小さい子向け」「大きい子向け」に分け、画像や地図を組み込んで見やすくしました。

 

地域情報や応援コンテンツ

 

また、応援コンテンツでは地域の小児科や英語教室なども紹介し、必要な情報へスムーズにつながる導線を整えています。

 

応援コンテンツ

 

3. 採用の導線も設置して保護者層にアプローチ

 

子育てが落ち着いたタイミングで仕事復帰する保護者も想定し、園の採用情報もリッチメニューに入れています。

 

園の採用情報もリッチメニュー
園の採用情報もリッチメニュー

 

LINE上で、仕事と育児の両立に関する情報や園の取り組みを発信し、園の考え方や雰囲気が伝わるように設計しました。

 

【Lステップ導入後の成果】

 

アカウントの運用開始から1カ月で、友だち追加が50人ありました。イベント時の声掛けやホームページ上の導線を通じて、LINEへの友だち追加を促しています。

 

加えて、来年度の入園申し込みが1件、園庭開放への新規来園が1件あり、具体的な反応にもつながっています。

 

保護者や地域とのコミュニケーションをLINEで行えるようにし、情報発信と採用導線もあわせて設計した事例です。

 

③欠席連絡と土曜保育予約を仕組み化した「こども園」

宮崎県都城市にある「乙房こども園」様は、子どもたちの個性や自主性を伸ばす保育をコンセプトとしています。

 

園の運営課題を解決するために、2022年4月からLステップを導入されました。

 

【Lステップ導入前の課題】

  • 遅刻・欠席連絡対応を効率化したい
  • 進級管理の業務負担を軽減したい
  • 土曜保育の予約を仕組み化したい※リニューアル時

 

【Lステップで行った3つの施策】

 

1. 遅刻・欠席連絡システムの構築

 

遅刻や欠席の連絡は、以前はメール一斉配信サービスを使い、緊急時のみ情報発信を行っていました。

 

一方で、毎日の遅刻・欠席連絡は1日約15件あり、電話対応が中心だったため、職員間での共有や確認に時間がかかっていたそうです。

 

Lステップ導入後は、リッチメニューから回答フォームへ進む導線を設け、LINE上で受け付ける仕組みを構築しました。

 

LINE上で受け付ける仕組み
LINE上で受け付ける仕組み

 

園児の名前以外の必須項目は選択式のため、簡単な操作で欠席・遅刻の連絡が行えます。

 

フォームの受付は毎朝9時30分に自動で締め切る設定とし、職員は園のスマートフォンやタブレットから内容を閲覧できるようにしています。

 

2. 児童の進級・卒園の切り替えを自動化

 

春は卒園や進級が重なり、学年情報の更新など事務作業が増えやすい時期です。

 

そこで、進級のタイミングにあわせて、アクション管理機能を活用し、タグが自動で切り替わるよう設定しました。

 

リッチメニューから回答フォームへ進む導線

 

また、卒園後も併設の学童に通う園児が多いため、卒園にあわせて「学童」タグが付くよう仕組み化されています。

 

セグメント配信を使い、タグ付けをした学年やクラスごとに異なる案内が届く設計です。

 

3. 土曜日保育の予約管理を仕組み化

 

これまで紙で予約を記入してもらう方法を採用していましたが、漏れが発生しやすい状況でした。

 

2025年のLステップリニューアル時には、カレンダー予約機能で土曜保育の予約管理の仕組みも構築しています。

 

カレンダー予約
カレンダー予約

 

保護者総会のタイミングで新しい予約方法について案内し、「土曜保育は火曜日までに予約する」というルールを共有しています。

 

あわせて、保護者が操作に迷わないよう、予約手順をまとめたマニュアルも用意しました。

 

予約手順をまとめたマニュアル

 

【Lステップ導入後の成果】

 

遅刻・欠席連絡の仕組み化により、毎朝発生していた電話対応は1日15件から大幅に減少しました。連絡フォームの利用は、過去3年間の運用で1万件を超えています

 

土曜保育では、カレンダー予約機能を活用し、火曜日までに予約する運用が定着しました。利用人数を事前に把握できるため、当日の受け入れや給食手配も進めやすくなっています。

 

また、紙で行っていた集計作業もLINE上で完結するので、作業時間も減りました。

 

遅刻・欠席連絡と土曜保育の予約をLINE上で仕組み化し、連絡業務と事務作業の流れを整えた事例です。

 

本事例の詳細はこちらから

④保育士の採用工数を大幅に削減した「保育園」

ル・アンジェ」様は、首都圏を中心に、認可保育園と放課後等デイサービス、病児・病後児保育センターなどの運営をしている企業です。

 

採用業務の効率化を目的に、2023年12月からLステップを導入されています。

 

【Lステップ導入前の課題】

  • 募集要項とのミスマッチにより、不採用となるケースが発生していた
  • LINE公式アカウントが複数あり、管理が煩雑になっていた
  • 面談を予約しても、当日来ない応募者が一定数いた

 

【Lステップで行った3つの施策】

 

1. 友だち追加後にアンケートを実施して情報を取得

 

LINE公式アカウントは以前から運用していましたが、複数アカウントの管理負担や募集要項のミスマッチといった課題を抱えていました。

 

Lステップ導入後は、友だち追加後にアンケートを配信し、最初に希望職種や雇用形態などの情報を取得しています。応募の入口で条件を確認できるよう、必要項目をあらかじめ設定しました。

 

友だち追加後にアンケートを配信

 

アンケートの表示にはカルーセルを活用し、横にスライドしながら選択できる形式を採用しています。

 

選択肢を見やすく整理し、回答までスムーズに進める流れを整えました。

 

2. 採用の状況に応じてリッチメニューを切り替え

 

アンケートの回答内容に応じて、リッチメニューと案内内容を切り替えています。

 

具体的には、ベビーシッターを希望する人と保育園(施設勤務)を希望する人で、表示するメニューを切り替える設定です。

 

さらに、採用が決まった段階で採用フォームを送付し、フォームの入力をトリガーとして採用後のリッチメニューへ自動で切り替わる仕組みを構築しました。

 

【ベビーシッター(採用前)】

ベビーシッター(採用前

 

【ベビーシッター(採用後)】

ベビーシッター(採用後)

 

【保育園(採用前)】

保育園(採用前)

 

【保育園(採用後)】

保育園(採用後)

 

採用後のリッチメニューでは、必要書類の提出案内やOJT(実務研修)に関する情報を確認できる構成としています。

 

3. カレンダー上で面談予約・キャンセルの自動受付

 

Web面談の案内はメッセージで個別に送り、予約の受付にはカレンダー予約機能を使用しています。応募者はLINE上から空き枠を確認し、そのまま面談予約まで進める流れです。

 

Web面談の案内

 

また、予約日時の2日前と1日前に、自動でリマインドが送信される設定にしています。その際に募集要項を確認できるようにし、面談前に条件をすり合わせる導線も用意しました。

 

【Lステップ導入後の成果】

 

すべての職種の採用管理を1つのアカウントに集約し、ニーズに沿った情報提供と面談予約の自動化が実現しました。

 

結果として、採用管理の工数が減り、社内連携と応募者対応のしやすさが改善した事例です。

 

本事例の詳細はこちらから

⑤園の魅力発信で園児獲得に成功した「幼稚園」

コロナ禍にLステップを導入された「きそ幼稚園」様の事例をご紹介します。

 

【Lステップ導入前の課題】

  • 感染症対策の影響で、入園希望者向けの見学の案内が難しくなっていた
  • 園の魅力を十分に届けにくい状況だった

 

【Lステップで行った施策】

 

コロナ禍では、入園希望者向けの見学案内が難しくなり、園の雰囲気や方針を直接伝えにくい状況でした。

 

Lステップ導入後は、園の理念を軸に情報発信の導線を整え、保護者が園の考え方を理解しやすいアカウントを設計しました。

 

リッチメニューには、次のような内容を掲載しています。

  • 教育方針
  • 日々の取り組み
  • 先生の紹介
  • 卒園保護者の声

Web面談の案内

 

また、友だち追加後に簡単なアンケートを実施し、保護者の希望や関心といった情報を取得しています。

 

新規の入園希望者へ向けた情報だけでなく、採用案内も掲載し、目的に応じてスムーズに確認できる構成にしました。

 

【Lステップ導入後の成果】

 

Lステップ導入前は新規入園の募集に3〜4カ月かかっていたところ、募集開始から約1カ月で定員が埋まりました

 

本事例の詳細はこちらから

保育園・幼稚園の成功事例を参考に「Lステップ」を運用しよう

保育園・幼稚園の成功事例を紹介しましたが、課題解決のヒントは得られましたか。 

 

ここで紹介したのは、あくまでほんの一例です。 

 

より網羅的に成功事例を学びたい方は、弊社が無料で提供する、「成功事例に学ぶLINEを使った自動化・仕組み化セミナー」へご参加ください。

 

 本セミナーではさまざまな成功事例を交えつつ、LINE公式アカウントとLステップの活用法を学べます。

 

【Lステップ導入事例】

Lステップ導入事例

まとめ

今回は、保育園・幼稚園の成功事例を5つ紹介しました。 

 

この記事を参考に、効率的にLINEを活用してみてください。

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