
LINE公式アカウントを始めたものの、

- 思ったより友だちが増えない…
- 登録はされても反応が少ない
- どうやったら友だちが増える?
そんな悩みを抱えていませんか?
実際、多くの店舗や事業者が「アカウントは作ったけど友だちが思うように増えない」という壁に直面しています。
しかし、友だちを増やさなければ、LINEを活用することすら始められません。
この記事では、LINEの友だちを着実に増やす具体的な方法から、導入しやすいコツ、運用の注意点までをわかりやすく解説します。
目次
LINE公式アカウントの友だちとは?
あなたのLINE公式アカウントを登録してくれたユーザーを「友だち」といいます。
メッセージ配信やクーポン、ショップカードなど、LINEの機能を活用して情報を届けられるのはこの友だちだけです。
つまり、どれだけ良い内容を配信しても、友だちが増えていなければ見てもらえません。
だからこそ、LINE運用のスタートラインは「友だちを増やすこと」なのです。
さらに注意したいのは、せっかく登録してもらっても、「このアカウント、必要ないかも…」と思われれば、すぐにブロックされてしまう点です。
ただ増やすだけでなく、継続してもらう仕組みも意識していきましょう。
LINEの友だちが増えるメリット4つ
施策を進める前に、「そもそもなぜ友だちを増やすべきなのか」を整理しておきます。
ここでは、LINEの友だちが増えることで得られる4つのメリットを紹介します。
より多くの人に情報発信ができるようになる
友だちが増えると、LINEで伝えたい情報をもっと多くの人に、すばやく届けられるようになります。
たとえば…
- 新商品の入荷情報
- 限定セールの開催
- 急な営業日変更のお知らせ
こうした内容をLINEで一斉に送れば、対象が多いほど反応も増えやすくなります。
しかもLINEは、約2割のユーザーがメッセージが届いてすぐに、約5割のユーザーが3〜6時間以内に開封すると回答しています。(引用:LINEヤフー for business)
「今日だけの特典」や「当日キャンセルのお知らせ」など、即時性が求められる発信にもおすすめです。
売上の増加が期待できる
LINEの友だちが増えると、売上アップにつながるチャンスが広がります。
というのも、LINE登録してくれる人は、すでにあなたのお店やサービスに興味や関心がある見込み客だからです。
そこへ定期的にクーポンや役立つ情報を届けることで、リピーターになってもらいやすくなります。
たとえば、
- 普段来客が少ない曜日や時間帯に使えるクーポンを配信する
- 客足が遠のく雨の日にゲリラクーポンを配信する
こうした工夫も、友だち数が多ければより多くの人に届き、反応も期待できます。
だからこそ、友だちを増やすことは売上にも直結するのです。
絞り込み配信ができるようになる
LINE公式アカウントには「セグメント(絞り込み)配信」という便利な機能があります。
これは、年齢・性別などの「属性」でセグメントする方法のほか、「配信したメッセージを開封した人」など、特定のユーザーにだけメッセージを届けられる機能です。
たとえば「配信したメッセージを開封した人/男性」といったように、配信対象を絞り込めます。
属性ごとの配信など、一部の条件にはターゲットリーチ数の下限があるため、友だちが多いほど設定できる絞り込みが増えていきます。
絞り込みの幅が広がることで、一人ひとりに合った内容を届けやすくなり、受け取る側も「自分ごと」として受け止めやすくなるのがメリットです。
分析できるようになる
LINE公式アカウントには分析機能があります。
確認できる内容は「友だちの年齢/性別/居住地域」といった属性情報※や、「友だち追加した経路の特定/ショップカードの利用状況」などです。
※属性情報は、みなし属性(推定の情報)となります。
ただ、あまりに少ない母数で分析しても信頼度は低く、一定数以上友だちがいなければ確認できないデータもあります。
友だちが増えれば自社アカウントを正しく分析できるため、新たな施策を実施するためのヒントが得られる期待があります。
LINEの友だち数は3つの要素で決まる
「どうすれば効率的に友だちを増やせるのか?」という具体的な施策を立てる前に、まずは基本的な考え方を押さえておきましょう。
LINEの友だち数は次の3つの掛け合わせで決まります。

それぞれの要素を分解すると次のようになります。
- リーチ数 = 「友だち追加しませんか?」と案内した数
- 気づく率=その案内に気づいてもらえた割合
- なりたいと思う率=「登録したい(友だちになりたい)」と思える魅力的なオファーがあるか
つまり友だちを増やすには、
- より多くの人にアプローチする(リーチ拡大)
- 確実に気づいてもらう(気づく率向上)
- 登録したくなる理由を作る(なりたい率向上)
この3つを高める必要があるのです。
こうして分解して考えることで、「今どの要素が弱いのか?」「どこを改善すれば効果が出るのか?」が明確になり、具体的な施策も考えやすくなります。
【実践】LINEの友だちを増やす9つの方法
それでは、3つの要素ごとに具体的な施策を解説していきます。
自社の状況に合わせて、まずは取り組みやすいものから実践してみてください。

リーチを広げる3つの方法
リーチ数を広げるには、「より多くの人がLINE登録に触れる場面」を作るのがポイントです。
今すぐ始められる方法から、予算をかけて実施する方法まで3つ紹介します。
今ある資産を最大限に活用する
まず取り組むべきは、すでに接点がある顧客や、既存のチャネルを活用することです。
たとえばクリニックであれば、これまで紙で記録していた問診票をLINEから入力してもらうことで、自然と友だち追加につながります。
すでにWebサイトやメルマガ、SNSを運営している場合、そこからLINEへの導線を設けるのも効果的です。
既存の読者やフォロワーに「LINEでも情報をお届けしています」と伝えるだけで、無理のない形でリーチを広げられます。
また、意外と見落としがちなのが過去に蓄積したリストの存在です。
たとえば
- 過去の顧客名簿
- 問い合わせ一覧
- イベント参加者リスト
- 紙のリスト(アンケート、商品購入記録など)
- 交換したままの名刺
こうした「眠っている資産」へのアプローチにより、新たな友だちを獲得できる可能性があります。
ダイレクトメールなどで「LINE公式アカウントを始めました」と案内してみましょう。

口コミ・紹介キャンペーンを実施する
既存の友だちから、新しい友だちを紹介してもらう仕組みをつくる方法も効果的です。
LINE公式アカウントでは、クーポン機能から「友だち紹介クーポン」が作成できます。

既存の友だちがクーポンの紹介ページをLINEユーザーにシェアし、紹介された人が公式アカウントを友だち追加すると、「紹介した人」と「紹介された人」が特典を獲得できる仕組みです。
「紹介が成立すると両方に割引クーポンが届く」といったインセンティブを設定すれば、広告費を抑えながら口コミでの拡散が期待できます。
信頼関係のある紹介を経てリーチが広がるため、新しく追加される友だちの”質”が高まりやすい点も魅力です。
広告を活用する
短期間で友だちを増やしたい場合は、広告の活用も視野に入れましょう。
一定のコストはかかりますが、狙った層に広く届けたいときや、効率的に接点をつくりたいときに有効です。
オンライン・オフラインの代表的な広告は次のとおりです。
- Google / Yahoo!広告(検索ユーザーへアプローチできる)
- Meta広告(Facebook / Instagramユーザーに訴求できる)
- YouTube広告(動画で印象を残せる)
- チラシ配布(商圏ユーザーに届きやすい)
- DM送付(既存顧客への再接点に)
- 店頭の看板やのぼり(新規来店客へのアピール)
さらに、「LINEユーザーに絞って」効率よく届けたい場合には、
といったLINE内の広告施策も有効です。
広告は、友だち追加までの「入り口」を増やす手段です。
どの媒体を選ぶかで、出会えるユーザー層や広がり方が大きく変わります。
気づく率を高める3つの方法
どれだけリーチを広げても、気づいてもらえなければ意味がありません。
ここからは、友だち追加の機会を確実に認識してもらうための3つの方法を紹介します。
店内POPや販促物にLINEのQRコードを設置する
店舗があるなら、店内POPやチラシにLINEのQRコードを載せるのは基本中の基本です。
POPやポスターなどの掲示物は、店内のどこに設置するかで効果が違います。
なるべくユーザーの視界に入る頻度が高い場所、目線を意識することが大切です。

このように、店内の目につきやすい場所に設置して、興味を持ってもらえる工夫を施しましょう。
店舗でスタッフが直接声かけをして友だち追加を促す
店内のPOPは、意外と見逃されがちです。
そこで効果的なのが、スタッフが直接声かけをして友だち追加を促す方法。
飲食店なら、オーダーを取るタイミングで、

LINE追加でドリンク1杯無料になりますが、よかったらどうぞ
と笑顔で伝えるだけで、登録率が大きく変わります。
たとえばスタッフが声かけを徹底することで、友だち登録率が約10倍近くになるケースもあります。

実際に、店舗での声かけのみで友だち数7,200人(3ヶ月間)を超えた事例も。
広告は一切使用せず「友だち追加とアンケートに回答したら1端末200円引き」を友だち追加特典として用意し、お客様一人ひとりに声かけをしています。
「いつ」「どのタイミングで」「どう伝えるか」をスタッフ間で共有しておくのもいいでしょう。紙のマニュアルや、レジ横に貼る小さなメモでもOKです。
スタッフの声がけひとつで、友だち数が着実に増えていきます。
ホームページやSNSにLINE追加の導線を設置する
LINEの友だちを増やすには、ホームページやSNSからの導線づくりも大切です。
InstagramやX、公式サイトなどに「友だち追加ボタン」やQRコードを設置しておけば、日常的に見ているユーザーをLINEに誘導できます。
たとえば、以下のように登録したくなる仕掛けを意識するのがおすすめです。

店内POPや販促物にQRコードを設置して誘導する場合と同じく、友だち追加することで得られるメリットや利便性を訴求するのがポイントです。
なりたい率を高める3つの方法
どれだけ多くの人に気づいてもらっても、「登録したい」と思ってもらえなければ友だちは増えません。
続いては、友だち追加したくなる仕組みづくりの3つの方法を紹介します。
友だち限定の魅力的な特典(オファー)を用意する
友だち追加したくなるオファー、つまり友だち追加によって得られる”魅力的な特典”を用意しましょう。
LINE追加の作業自体はQRコードを読み込むだけなので、ほんの一瞬でできることですが、ユーザーには心理的なハードルがあります。

- 本当にお得なの?
- たくさん通知が来そう…
- 登録して意味あるのかな?
そんな不安を乗り越えてもらうには、思わず登録したくなるオファーが必要です。
たとえば、業種別のオファーには以下のようなものがあります。

オファーのポイントは、「今、登録する理由」をつくることです。
すぐに使える割引クーポンやプレゼント、季節・イベントに合わせた期間限定特典など、「今登録しないと損かも」と感じてもらえる仕掛けを用意しましょう。
また、最初の特典だけでは途中でブロックされる可能性が高くなります。
ですので、継続的に有益な情報を配信したり、特典を紹介したりしてリピーターを増やしてみてください。
ショップカードを活用する
カフェや美容院、ネイルサロンなどでは、ショップカードの活用がおすすめです。
ショップカードとは、LINEで発行・管理ができるポイントカードのことです。

たとえば「スタンプが10個貯まるとコーヒー1杯無料」など、LINEに登録するだけで特典がもらえる仕組みが作れます。
お会計時に「LINEショップカードでポイント貯まりますよ」と案内すれば、自然な流れで友だち追加を促せるのもポイントです。
紙のカードのように無くす心配もないので、お客様にも喜ばれます。
「登録する理由」と「続ける理由」を両方作れる便利な機能、ぜひ活用してみてください。
登録のハードルを限りなく小さくする
最後に重要なのが、「友だち追加しやすい状態をつくること」です。
どれだけ魅力的なオファーを用意しても、追加までの流れが面倒だと離脱されてしまいます。
店頭にはQRコードを掲示し、WebサイトやSNSでは友だち追加ボタンをわかりやすく設置するなど、スマホですぐ登録できる環境を整えてみてください。
さらに2025年11月には、NFCタグ※にスマホをかざすだけでLINE公式アカウントに誘導できる「LINEタッチ」がリリースされました。
※近距離無線通信(Near Field Communication)で情報をやり取りできるICチップ
カメラの起動が不要で、スマホをかざすだけでLINE公式アカウントが開きます。
※LINEタッチの利用には認証済みのLINE公式アカウントが必要

リアル店舗での案内やイベント会場で、特に活用が期待できます。
LINEは友だち追加してもらった後が大切
ここまで友だちを増やす方法について解説してきましたが、実は最も大切なのは 「友だち追加の“あと”をどう運用するか」です。
せっかく友だちが増えても、配信が止まってしまったり、ブロックされても気づかないまま…というケースはよくあります。

これらに共通するのは、「友だちとの関係を維持する施策」が不足しているということです。
LINEは、一度「この配信は自分には関係ないかも」と思われると、すぐにブロックされてしまいます。
だからこそ、一人ひとりに合わせた情報提供が重要です。
たとえば
- 年代や性別、家族構成に合う情報を提供する
- 興味や悩みに合う情報を提供する
- 一人ひとりが求めている情報を提供する
友だちに合わせた配信によって、関係を長く保ちつつ必要な情報を届けられます。
「関係を維持する」施策にはLステップ
友だちとの関係性を維持し、継続的に情報を届けていくには、一人ひとりに合わせた配信を「仕組み化」する必要があります。
しかし、LINE公式アカウント単体の運用では、ユーザーの属性や行動履歴を自動で記録・管理できません。
加えて、LINE公式アカウントのリサーチ(アンケート)機能では、誰がどんな回答をしたかを特定できない仕様になっています。
そこで活用したいのが、LINE公式アカウントの機能を拡張できるマーケティングツール「Lステップ」です。
Lステップを導入すると、LINE公式アカウント単体ではできない高度な運用が可能になります。
- 友だち一人ひとりの行動を細かく把握できる
- 行動や属性に応じてメッセージを自動で出し分けできる
- 友だちの状態に合わせた段階的な配信を設計できる(シナリオ配信)
- 友だち追加の経路や配信ごとの反応を詳しく分析できる
たとえば、アンケートの回答と回答者を自動で紐づけ、その結果に応じてメッセージを出し分けるセグメント配信が可能です。

また、LINE公式アカウントのような「みなし属性」ではなく、友だちの詳細な属性や行動データをもとにした配信設計ができるのも大きな強みです。
年齢や性別はもちろん、
- YouTubeから登録した人
- 商品を購入した人
- アンケートに答えた人
- 動画を視聴した人
など細かい条件でセグメントができます。
こうして「誰に・何を・いつ届けるか」を整理できることで、友だちとの関係性を保ちながら、結果として売上にもつながる運用が実現します。
まとめ
今回は、LINE公式アカウントの友だちを増やすための具体的な施策をご紹介しました。
自社の状況に合わせて施策を組み合わせることで、着実に友だちを増やせます。
そして忘れてはいけないのが、「友だち追加後の運用」です。
「誰に・何を・いつ届けるか」を仕組み化することで、友だちとの関係性を維持しながら、売上につなげる運用が実現します。
LINEを本格的にビジネス活用したい方は、ぜひひとつずつ実践してみてください。








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