
今回は、Lステップの「予約管理機能」を使った、11の成功事例を一挙に大放出します。
- アナログな業務を自動化したい
- 予約管理機能の具体的な活用法を知りたい
- LINE公式アカウントの予約機能との違いを知りたい
本記事で紹介する事例を参考に、さまざまな業務を自動化し、効率的にビジネスを運営していきましょう。
目次
- 1 Lステップの「予約管理機能」とは?
- 2 Lステップの「予約管理機能」を使った導入事例11選
- 2.1 オープン初月から予約数350件を獲得した「内科クリニック」
- 2.2 問い合わせ工数の大幅削減に成功した「不動産会社」
- 2.3 診断コンテンツ×予約管理で新規集客15倍を達成した「整体院」
- 2.4 予約管理の工数40%減を実現した「歯科医院」
- 2.5 予約を一元化し客数アップを実現した「接骨院」
- 2.6 予約管理の自動化で業務効率化に成功した「呉服店」
- 2.7 予約のドタキャンがほぼゼロになった「ヘアカラー専門店」
- 2.8 固定費を削減しつつ来院率とリピート率が向上した「神経系ストレッチ専門店」
- 2.9 予約導線の最適化で工数削減に成功した「高血圧クリニック」
- 2.10 電話対応を削減しイベント数を倍増させた「保育園・幼稚園」
- 2.11 予約管理を自動化し工数削減に成功した「女性向けコミュニティ」
- 3 Lステップの「回答フォーム」を活用した予約システムの導入事例
- 4 Lステップの「予約管理機能」を使って業務を自動化しよう
- 5 まとめ
Lステップの「予約管理機能」とは?
予約管理機能は、各プランの中で最もリーズナブルな「スタートプラン」から利用ができる、Lステップの代表的な機能のひとつです。
Lステップには「カレンダー予約」と「イベント予約」の2つの予約機能があります。
【カレンダー予約】
カレンダーの空いている日付から、日時指定の予約ができる機能。担当者の登録やコース設定、営業日やシフト設定の他、自動でリマインド配信を行える自由度の高さが特徴です。
【イベント予約】
イベント予約は、セミナーやレッスンなど、特定の日時に開催するイベントに適した予約機能です。
なお、LINE公式アカウントにも「LINEで予約」が実装されていますが、利用できるのは飲食店のみ。一方Lステップでは、業種・業態問わず、あらゆるビジネスで活用できます。
Lステップの「予約管理機能」を使った導入事例11選
予約管理機能を使った成功例を、厳選して以下の11事例に絞りました。気になる項目があればクリックしてみてくださいね。
- オープン初月から予約数350件を獲得した「内科クリニック」
- 問い合わせ工数の大幅削減に成功した「不動産会社」
- 診断コンテンツ×予約管理で新規集客15倍を達成した「整体院」
- 予約管理の工数40%減を実現した「歯科医院」
- 予約を一元化し客数アップを実現した「接骨院」
- 予約管理の自動化で業務効率化に成功した「呉服店」
- 予約のドタキャンがほぼゼロになった「ヘアカラー専門店」
- 固定費を削減しつつ来院率とリピート率が向上した「神経系ストレッチ専門店」
- 予約導線の最適化で工数削減に成功した「高血圧クリニック」
- 電話対応を削減しイベント数を倍増させた「保育園・幼稚園」
- 予約管理を自動化し工数削減に成功した「女性向けコミュニティ」
オープン初月から予約数350件を獲得した「内科クリニック」
「そのだ内科糖尿病・甲状腺クリニック」様は、店舗の新規オープンに先駆け、Lステップを導入しました。
【Lステップ導入前の課題】
- どの予約システムを導入すればいいのかわからない
- ユーザーの利便性を高めたい
- 再診率を上げたい
【Lステップの予約管理機能を使った施策】
1.予約から持ち物案内までを自動化
運用当初は、複数の医療ツールを検討されていたようですが、最終的にLステップのカレンダー予約に一元化されたようです。
同院によると、カレンダー予約を選択した決め手は以下の2つ。
具体的には、予約の変更やキャンセルなど、すべてLINE上で完結する仕組みを構築しています。
2.わかりやすさにこだわった導線設計
本アカウントは、わかりやすさにこだわったデザインや配信内容も特徴のひとつです。
<構築ポイント>
3.外部の電子カルテと連携
再診率のアップを目的に、外部の電子カルテシステムとLステップを紐づけ、スムーズな受付、フォローアップを実現しています。
具体的には、クリニックのカウンターにチェックイン用のQRコードを設置。コードの読み込みで問診票が開き、受付ができる設計です。
QRコードの読み込み後には、10分後に次回予約の案内が自動配信される仕組みを構築し、再診率を高めています。 |
【Lステップ導入後の成果】
オープン初月からLINE経由の予約数が350件を記録し、月平均は380件。
電話予約は10〜20件程度で、あとはLINEからの予約なので、全体の9割以上がLINE経由で予約をしている計算です。
また、QRコード読み込み時の次回予約のメッセージからは、再診全体の6割が取れていると語ります。
Lステップの予約管理機能の導入により、店舗とユーザー、双方の利便性が向上した好事例です。
問い合わせ工数の大幅削減に成功した「不動産会社」
不動産売買の仲介をされている「不動産会社」は、LINEを使ったマーケティングの効率化を目的に、Lステップを導入されています。
【Lステップ導入前の課題】
- 顧客に合わせたアプローチができていなかった
- 同業者からの問い合わせの電話が多く、業務を圧迫していた
【Lステップの予約管理機能を使った施策】
1.顧客属性に応じた予約導線
LINE公式アカウントは導入済みでしたが、ユーザーが不動産を「買いたい人」なのか「売りたい人」なのか判断がつかず、適切な配信ができていなかったようです。
そこで、初回メッセージでアンケートを配信し、希望する内容によって属性を分類。属性ごとのリッチメニューを構築して、予約への導線を最適化しています。
【不動産を買いたい人向け】
【不動産を売りたい人向け】
なお、予約管理は
と、Lステップで構築できる2つのフォームを活用。また、予約方法の案内を事前に表示して、操作に不慣れな顧客でも安心して予約できる工夫が施されています。
【内覧会用イベント予約】
原則として、オーナーから預かった不動産は、不動産業界の情報交換サービスに登録する必要があります。
登録した物件は他の会社も確認・販売ができるため、価格や空き状況など、同業者からの問い合わせの電話も少なくなかったようです。
上記のような課題の改善策として、情報交換サービス内にLINEのQRコードを設置。物件確認は電話ではなく、LINE経由で問い合わせするよう誘導しています。
売りに出ている物件情報はすべてLINEから確認ができ、広告掲載を希望する人は回答フォームで申請ができる設計です。
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【Lステップ導入後の成果】
属性に応じた教育と興味付けにより、工数をかけずに個別相談の申し込みを取れるようになりました。
また、広告からLINE経由で内覧会の誘導を行ったところ、すぐに15組ほどの予約が殺到。同物件は競争率が高まり、販売価格が100万円上がったようです。
同業者からの問い合わせに関しても、LINEに集約したことで工数の大幅削減に成功しました。
物件が成約した際には、広告停止の案内もセグメントで一斉配信ができるため、運用負担のカットにもつながっています。
診断コンテンツ×予約管理で新規集客15倍を達成した「整体院」
「楓月(あかつき)」様は、広島と仙台に4院展開されている整体院です。
集客手段として60万円の広告を出していましたが、新規予約はわずか1件と低く、また既存客の掘り起こしにも課題を感じられていました。
【Lステップ導入前の課題】
- 営業中の電話対応に時間が取られていた
- 定期的なアプローチ手段がなく、リピート率が低かった
【Lステップの予約管理機能を使った施策】
1.診断コンテンツを活用した予約導線
LINE内に予約システムを構築し、キャンセルや変更など、お客様の方で自由に選択できる仕組みを作りました。
また新規の教育と予約への誘導として、リッチメニューや診断コンテンツを活用。顧客からの能動的なアクションを誘発し、電話対応の削減を図っています。
なお、予約のリマインドは前日に1回配信される設計です。
2.ガチャ機能によるリピート施策
患者との接触頻度を増やす施策を行い、再診率のアップにつなげています。
具体的には、配信がないタイミングでも定期的に思い出してもらえる施策として、1日1回引けるガチャを設置。貯まったポイントは、次回来店時に景品と交換できる仕組みです。
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【Lステップ導入後の成果】
LINEからの予約が順調に増え、施術中の電話対応が削減されました。ガチャに関しても登録者の30%程が日常的に利用し、リピート率のアップに貢献しています。
またLステップの導入にともない、20万円でLINE広告の運用を開始。結果、以前は60万円の広告費をかけて新規予約1件だったのが、15件にまで増加したようです。
広告費を1/3にして集客15倍を実現した、好事例と言えます。
予約管理の工数40%減を実現した「歯科医院」
「医療法人社団 千美会 ザ・ホワイトデンタルクリニック」様は、予約管理を効率化できるツールを検討されてる中、Lステップを知り2023年8月ごろに導入されました。
【Lステップ導入前の課題】
- 予約管理がアナログで、無断キャンセルも多かった
- 無料カウンセリングへの導線を構築できていなかった
【Lステップの予約管理機能を使った施策】
1.徹底したリマインド配信
以前は、全国8院分の予約管理を1つのコールセンターで対応しており、予約内容の確認や事前リマインドなど、すべて手作業で行っていました。
しかし、メールや電話では確認してもらえないケースも多く、無断キャンセルが目立つ状況だったようです。
そこでLステップのカレンダー予約機能を使い、受付・変更・キャンセル・当日までのリマインドをすべて自動化。
リマインドは予約の1週間前・3日前・前日・当日の3時間前と、計4回の徹底した配信で取りこぼしを抑えています。
2.属性に合わせたアプローチ
患者の悩みや属性に応じて、約2ヶ月間に及ぶ無料カウンセリング予約への導線を構築しています。
具体的な施策は以下の通りです。
【虫歯治療向けリッチメニュー】
【審美治療向けリッチメニュー】
3.双方向のコミュニケーション
予約の自動化だけでなく、個別返信を活用し、見込み客との自然なやり取りができる環境を構築しました。
<自動化×個別サポート施策>
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【Lステップ導入後の成果】
Lステップ導入後 | |
予約管理の工数 | 40%削減 |
キャンセル率 | 20%改善 |
予約数 | 月30~50件増加 |
平均月商 | 1,500万円上昇 |
予約管理の自動化により、無断キャンセルはほぼゼロになったようです。また双方向のコミュニケーションを徹底した結果、平均月商もアップ。
アンケート結果をもとにした、個別返信後の無料カウンセリングへの予約率は、特に高い傾向にあるようです。
予約を一元化し客数アップを実現した「接骨院」
東京都目黒区にある「おはよう接骨院」様も、Lステップを導入して予約管理を効率化した事例のひとつです。
【Lステップ導入前の課題】
- 予約方法が複数あり管理が煩雑になっていた
- ビジネスの幅を広げたかった
【Lステップの予約管理機能を使った施策】
1.予約導線の一元化
当時は予約サイトや電話など、複数の予約方法で対応していたため、ダブルブッキングが多く、トラブルやキャンセルが発生していたそうです。
改善策として、電話予約と併用してLステップの予約機能を活用しています。
リッチメニューに「ご予約」ボタンを常設し、タップで予約フォームへ遷移する、シンプルでわかりやすい設計が特徴です。
2.スムーズな情報発信で新サービスの案内
予約管理の一元化に加えて、LINEの到達率の高さを活かし、新サービスの案内や集客を行っています。
以前は一般的な施術のみでしたが、現在は院長自身がセミナーを開催。リッチメニューにセミナー案内を設置し、開催中のイベントが表示される仕組みを構築しました。
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【Lステップ導入後の成果】
24時間いつでも予約できる利便性から、LINE経由の予約が増えたようです。
また、お客様側でもLINEで空き状況が確認できるようになったため、当日予約が増加。前日や当日の朝にLINEで告知をすると、一気に予約が埋まる日もあるそうです。
その他Lステップの導入により、
- 口コミ数の増加
- 保険診療の撤廃
- 紹介による新規獲得
など、さまざまな成果を出されています。
予約管理の自動化で業務効率化に成功した「呉服店」
神奈川県に店舗を構える「きもの乙」様は、新規オープンに合わせて、2024年6月からLステップを導入されました。
【Lステップ導入前の課題】
- 大売り出しの来店受付やイベントの管理を自動化したい
- ファンになってもらうための仕組みを作りたい
【Lステップの予約管理機能を使った施策】
1.来店予約の自動化
Lステップの予約管理機能を活用し、大売り出しやイベントの予約をLINE上で完結できる仕組みを構築しました。
受付、リマインド、顧客管理まですべて自動化し、手作業での予約受付を大幅に削減しています。
2.顧客データにもとづいたパーソナライズな配信
アンケートの結果や流入経路を分析して、顧客ごとに最適な情報を発信しています。
運用当初は、初心者向けのイベント案内を送っていましたが、アンケートの結果、8割の友だちが着付け経験者と判明。
その後割引の案内を追加するなど、着付け経験の有無や年代を分析し、顧客に合わせたアプローチでファン化促進につなげています。
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【Lステップ導入後の成果】
予約やイベントの管理がスムーズになり、現在は来店予約の約90%、イベント予約の70%がLINE経由です。
DMの印刷や発送コストが不要になったため、姉妹店と比較して1人あたり月120円のコスト削減を実現しました。
また、来店時のLINE登録率はほぼ100%。ブロック率は開始以来わずか2名と低く、顧客との良好な関係を維持しています。
予約のドタキャンがほぼゼロになった「ヘアカラー専門店」
「ベイコローレ」様は、大阪と兵庫に店舗をかまえるヘアカラー専門店です。業務効率化やドタキャン防止施策として、Lステップを導入しました。
【Lステップ導入前の課題】
- 予約のドタキャンが多く、既存のプラットフォームに限界を感じていた
- 初回のヒアリングに時間がとられていた
【Lステップの予約管理機能を使った施策】
1.予約プラットフォームをLステップに変更
元々は別の予約プラットフォームを契約していましたが、細かな時間設定ができないなど、使い勝手の悪さが難点だったようです。
また適切なタイミングでのフォローアップができておらず、ドタキャンや予約忘れの多さも課題とされていました。
そこで、予約管理をLステップのカレンダー予約に変更。予約日の前日、当日、直前にリマインドが配信される仕組みを設計し、顧客の取りこぼしを防いでいます。
2.初回ヒアリングを自動化
競合との差別化として行っていたパーソナル診断でしたが、当時はすべて紙ベースで対応しており、対応できるスタッフが限られているのも課題でした。
打開策として、リッチメニューに診断コンテンツを構築。ユーザーが診断結果まで自走できる仕組みを設計し、初回のヒアリング時間とスタッフ教育の工数を削減しています。
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【Lステップ導入後の成果】
予約管理をLステップに集約したことにより、ドタキャンがほぼゼロになったようです。
また対応工数の削減により、客単価や回転率が改善。直接的な売上アップに寄与しています。
予約管理をLステップのカレンダー予約に変えたことで、月に約8万円かかっていた経費の削減にもつながったようです。
固定費を削減しつつ来院率とリピート率が向上した「神経系ストレッチ専門店」
「Physical well-being」様は、茨城県にある神経系ストレッチ専門店。
LINE公式アカウントや予約システムは導入していましたが、うまく活用しきれていない状態だったようです。
【Lステップ導入前の課題】
- 予約が取れずリピート率も低かった
- 新規集客に苦戦していた
【Lステップの予約管理機能を使った施策】
1.予約システムの一本化
Lステップ導入以前は、既存の予約システムを活用できておらず、手動での予約管理が負担になっている状態でした。
また、毎月のランニングコストも高く、固定費を削減できないかとも模索されていたようです。そこで既存の予約システムを解約し、Lステップのカレンダー予約に一本化。
リピート施策として、施術後15日・30日・60日にフォローアップメッセージを自動送信し、次回予約を促進しています。
その他、
など、さまざまな業務を自動化しています。
2.個別アプローチで集客力アップ
友だち追加時にアンケートを実施し、顧客の悩みをヒアリング。回答の有無や熱量に応じてアプローチを変更しています。
具体的な施策は以下です。
また、蓄積したデータを自動応答に組み込み、より精度の高いフォロー体制を構築しています。
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【Lステップ導入後の成果】
予約管理の自動化により、業務負担が軽減されるだけでなく、来院率とリピート率が大幅に向上しました。
具体的な成果は以下の通りです。
- 運用開始から半年で月の売上1.2〜1.3倍に増加
- リマインドの自動化により予約忘れはほぼゼロ
- 予約システムの移行により固定費の削減に成功
また、来院後の口コミのご案内を自動化した結果、口コミ数が増加し、新規層へのアプローチにもつながっています。
予約導線の最適化で工数削減に成功した「高血圧クリニック」
「田園都市高血圧クリニックかなえ」様は、まだコロナの余波が残る多忙な時期にLステップを導入されました。
【Lステップ導入前の課題】
- 来院状況が把握しづらく、適切なスタッフ配置ができていなかった
- オンライン診療への導線を作りたかった
【Lステップの予約管理機能を使った施策】
1.予約の可視化と対応マークの活用
当時は、病状や手続きに関する相談など、雑多な問い合わせが混在しており、すべてを看護師やスタッフが個別に対応している状態でした。
また発熱外来の状況が把握しづらく、落ち着いた状況でも常にスタッフを常駐させなければならないなど、非効率的な人員配置にも課題を感じられていたようです。
上記のような課題解決として、Lステップの予約機能と対応マークを活用。
来院状況に関しては、カレンダー予約の導入により、患者の予約状況をリアルタイムで把握できるようになりました。
問い合わせについては、事務スタッフが一度すべて確認し、看護師が対応すべき相談には「対応マーク」を付与するフローを取り入れています。
2.予約から処方までの流れをわかりやすく訴求
コロナが落ち着いたタイミングで、オンライン診療(電話外来)を開始した同院。
しかし、当時はまだオンライン診療が浸透しておらず、利用にハードルの高さを感じる患者も少なくなかったようです。
そこで、予約から処方の流れ、メリット・デメリットをLINEで訴求。患者が安心して予約に進められる導線を構築しています。
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【Lステップ導入後の成果】
予約数の可視化により、来院状況に合わせた人員配置が可能となり、全体の業務負担が軽減されました。
また、事務的な問い合わせに看護師が答える必要性がなくなったため、患者のケアに集中できる環境が整えられたようです。
現在はLステップと外部の診療ツールを連携させ、集客・診療・アフターフォローまでを自動化されています。
電話対応を削減しイベント数を倍増させた「保育園・幼稚園」
千葉県流山市にある認定こども園「たかさごスクールセントラル」様は、イベントに関する予約対応や問い合わせの削減施策として、Lステップを導入しています。
【Lステップ導入前の課題】
- イベントの問い合わせや予約が電話かメールで、 職員の負担になっていた
- 園の魅力を伝えるアピール手段がわからなかった
【Lステップの予約管理機能を使った施策】
1.イベント予約の自動化
同園では、定期的なイベントを開催していましたが、イベントに関する問い合わせや予約対応を主に電話で受けていたため、負担になっていました。
また、園の営業時間にしか問い合わせができないため、仕事や子育てで多忙な保護者にとっても不便な状況だったそうです。
そこで、Lステップの予約管理機能を導入し、イベントの確認、予約、キャンセルまで、24時間自動で受付できるように構築。
前日に1回、自動配信されるリマインドによって、事前案内の手間も省いています。
2.リッチメニューに必要な情報を集約
リッチメニューに園の魅力やイベント案内、地域の子育て支援情報などを集約しています。
その他、
などを網羅し、保護者や地域住民が、必要な情報に素早くアクセスできるように工夫されています。
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【Lステップ導入後の成果】
イベントの予約数が増え、結果として入園者数も増加しています。
またイベントの案内や予約がスムーズになり、電話対応が大幅に削減されたようです。
時間帯に縛られない予約導線は保護者からも好評で、早朝や深夜にも予約が入るケースも少なくありません。
その他、工数カットによりイベント数の倍増にも成功し、1番獲得が難しい0歳児の入園率は、前年比225%を達成しています。
予約管理を自動化し工数削減に成功した「女性向けコミュニティ」
「ララ・コンシェルジュ」様は、仕事に役立つビジネスセミナーやオンライン交流会、食事会などを開催している女性向けコミュニティです。
【Lステップ導入前の課題】
- 入会前後の手続きが手作業で行われており、業務負担が大きかった
- イベント管理が煩雑になっていた
【Lステップの予約管理機能を使った施策】
1.入会手続きの自動化
Lステップ導入以前は、入会希望者との面談調整など、すべて個別で行われていたため、運用負担が大きかったようです。
Lステップ導入後は、入会前後のやりとりやヒアリング、予約の日程調整まで、すべての工程をLINEで完結する仕組みを構築しています。
<予約導線の全体像>
【回答送信後のメッセージ】
2.イベント・セミナー管理の一元
以前はイベントの告知はFacebookで行い、参加希望者には個別でリマインドを送っていたようです。また集計はスプレッドシートで別途記録するなど、イベント管理に手間がかかっている状態でした。
Lステップ導入後は、リッチメニューにセミナーやイベント情報を設置し、会員のみに閲覧できる仕組みを構築しています。予約完了後は、リマインドが自動配信される設計です。
【入会前の表示】
【入会後の表示】 |
【Lステップ導入後の成果】
入会前後の手続きや予約導線の自動化により、業務工数は80%ほど削減されたようです。
またイベント管理に関しても、情報は自動でLステップに保存されるため、手動での集計作業が削減されています。
コミュニティの会員数は1年5ヶ月で33名から125名に増加し、退会者ゼロをキープ。会員からも「LINEだから使いやすくて便利」と好評のようです。
Lステップの「回答フォーム」を活用した予約システムの導入事例
Lステップでは、2つの予約管理機能の他、「回答フォーム」を活用した予約の受付もできます。回答フォームとは、アンケートやお申込みフォームを作成できる機能です。
回答フォームを予約に活用する主なメリットは以下。
- 幅広い顧客情報を取得できる
- 自由度の高いクリエイティブを設定できる
- 画像やPDFなどファイル添付の項目も設定できる
- 複数の候補日を聞いて運営側で個別に調整ができる
回答フォームを活用した、予約管理の導入事例を4つご紹介します。
顧客対応を自動化し工数7割減に成功した「歯科クリニック」
「まなべ矯正歯科クリニック」様は、福岡県早良市に拠点を置く矯正歯科(審美歯科)です。
顧客対応の工数削減を目的に、2023年の4月からLステップを導入されました。
【Lステップ導入前の課題】
- 電話での予約変更など業務量が多く、受付スタッフが疲弊していた
- 問い合わせの約7割が緊急性の低い内容で、対応に時間を取られていた
【Lステップの予約システムを使った施策】
1.予約の受付からリマインドまでを自動化
同クリニックは、月に60名までの矯正相談がすぐに埋まる人気店です。一方お客様が多い分、電話対応に時間を取られていました。
また矯正治療は長期にわたるため、次回の予約が半年先になる場合も多く、直前になって日程変更を希望する患者も少なくなかったようです。
そこで、Lステップの回答フォームを活用し、LINE内で来院可能な日時の収集・スケジュール調整ができる仕組みを構築。来院日が近づくと自動でリマインダが配信される設計です。
2.緊急度を自動測定
トラブルに関する問い合わせは多かったものの、実際は緊急性が低いものが7割を占めていたようです。
緊急度の可視化を目的に、Lステップのカルーセルを活用。お客様の症状を自動で計測できる仕組みを構築しました。
具体的には、
など、緊急度に応じて適切なメッセージが配信される設計です。
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【Lステップ導入後の成果】
リマインダが届いたらLINE上で日程変更ができるようになったため、スタッフが直前の電話対応に追われる必要がなくなりました。
また、お客様の状況に応じて自動で対応を振り分ける仕組みにより、事務スタッフの業務が大幅に削減されています。
その他、商品の発送対応や次回支払い時の金額の連絡など、重要度の低いタスクをリッチメニューに集約し、個別対応を軽減しているのもポイントです。
事前予約で待ち時間を2時間短縮した「飲食店」
岐阜県周辺を拠点とする、たこ焼き屋「えでん」様は、移動販売からはじまり実店舗を構えるまでに至った人気店です。
待ち時間の長さや売り切れによる機会損失が課題となっており、その打開策としてLステップを導入されました。
【Lステップ導入前の課題】
- 行列や待ち時間を減らしてスピーディーに提供したい
- 販売場所のスケジュールをきちんと周知できていない
【Lステップの予約システムを使った施策】
1.回答フォームでの事前予約
当時は電話やInstagramのDMで予約を受けていましたが、忙しい時間と重なると対応できないこともあったようです。
そこで、Lステップの回答フォームを活用し、LINE上で味・トッピング・受け取り日時を選択できるシステムを構築しました。
お客様は事前に注文して、指定時間に取りに行くだけなので、待ち時間なくスムーズに商品を購入できます。
予約フォームに「おしながき」を設定するなど、回答フォームならではの、視覚的にわかりやすい構築が際立ちます。
2.LINEを活用した情報発信
Instagramで情報発信を行っていましたが、投稿はすぐに流れてしまうため、見逃してしまう人も少なかったようです。
そのため開封率の高いLINEを併用し、到達率の向上を図りました。具体的な配信内容は以下の通りです。
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【Lステップ導入後の成果】
1番の課題としていた待ち時間に関しては、最大3時間待ちだったのが30分〜1時間に短縮。
スムーズなサービス提供を行った結果、リピーターも順調に増え、直接的な売上アップにもつながっています。
また予約状況の可視化により、予約が多い日は強気に準備したり、予約が重なっている時間帯は多めに作ったりと、柔軟な対応ができるようになりました。
予約数から逆算して準備ができるようになったため、機会損失の防止につながっています。
工数削減と売上アップに成功した「ペットショップ」
「ビークラブ猫店」様は、子猫のブリーディングやペットホテル経営、ECサイトなど、さまざまな事業を展開している猫専門のペットショップです。
【Lステップ導入前の課題】
- 個別相談が増えすぎて返信が追いついていなかった
- 子猫の出産予約をした人の離脱率が高かった
【Lステップの予約システムを使った施策】
1.個別相談の予約導線の見直し
同店を経営される沢辺様は、YouTube登録者数10万人以上のインフルエンサーでもあります。当時は動画経由での相談が急増しており、個別での対応が追いつかない状態でした。
そこで、無料で受け付けていた個別相談を有料化。リッチメニューに予約導線を構築し、決済システムと紐づけることで、受付から支払いまで自動化しています。
2.フォローアップによる離脱防止
子猫の出産予約をメイン事業とする同店。しかし、お引渡しまでに数ヶ月の期間を要すため、出産まで待ちきれず、他店で購入されるケースも少なくなかったようです。
離脱の抑止としてシナリオ配信を活用し、引き渡しまでのスムーズな導線を構築しました。
全体的な流れは以下の通りです。
YouTube動画を再利用するなど、運用負担をカットしつつ、必要な情報を段階的に訴求するシナリオです。
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【Lステップ導入後の成果】
手作業で行っていた煩雑な業務はほぼゼロになり、対応負担が軽減されました。
また、子猫の出産予約に関しても離脱率が大幅改善。ビジネスの中でも売上の柱となる部分のため、直接的な売上アップにつながったようです。
その他、各事業へのシームレスな導線を構築した結果、LINE経由によるECサイトへの送客率は、60%超えを記録しています。
法要予約と情報発信を自動化した「寺院」
山口県防府市の「善正寺」様は、来訪者の減少や、法要予約の煩雑さなどの解決を目的に、Lステップを導入されました。
【Lステップ導入前の課題】
- 法要予約や問い合わせ対応がアナログで、伝達ミスが発生していた
- お寺離れにより来訪者が減少していた
【Lステップの予約システムを使った施策】
1.法要予約のオンライン化
電話やハガキで受け付けていた法要予約を、LINE内で受け付ける仕組みを構築しました。
法要予約はご高齢の方とのやり取りが多いため、これまでは予約日時の不一致などが発生していたようです。
そこでLステップの回答フォームを活用し、より正確な予約受付を構築しました。詳細な情報取得により、伝達ミスの削減につなげています。
2.故人・ペットの命日お知らせ機能
故人やペットの命日を、最大5件まで登録できるシステムを構築しています。命日が近づくと自動でリマインドが配信され、予約をスムーズに行える仕組みです。
その他、「日めくりカレンダー」の実装やイベント案内など、LINEを活用した積極的なコミュニケーションにより、お客様との親しみやすい関係構築に努めています。 |
【Lステップ導入後の成果】
法要予約の自動化により予約ミスが減少し、業務負担が軽減されました。
アナログな対応をオンライン化した結果、ハガキなどの郵送費用の削減にもつながっているようです。
また、イベント案内をLINEで配信することで、行事への問い合わせが増加。友だち登録後のアンケート回答率は50%以上を記録し、顧客との関係性がより深まる結果になりました。
Lステップの「予約管理機能」を使って業務を自動化しよう
「予約管理機能」と「回答フォーム」を使った成功事例を紹介しましたが、課題解決のヒントは得られましたか?
ここで紹介したのは、あくまでほんの一例です。
より網羅的に成功事例を学びたい方は、弊社が無料で提供する「成功事例に学ぶLINEを使った自動化・仕組み化セミナー」へご参加ください。
本セミナーではさまざまな成功事例を交えつつ、LINE公式アカウントとLステップの活用法を学べます。
【Lステップ導入事例】
- Lステップを導入したけど使い方がわからない
- 具体的な運用方法を教えてほしい
- 事業に行き詰まりを感じている
これらでお悩みの方は、一度お気軽にご参加ください。
まとめ
今回は、Lステップの「予約管理機能」を使った成功事例を紹介しました。
ぜひ本記事を参考に、効果的に予約管理機能を活用してみてくださいね。