
LINE公式アカウントでは、ユーザーにアンケートを実施できる「リサーチ機能」がありますが、2026年12月に終了予定です。
また、リサーチ機能の回答形式は、未認証アカウント※の場合、単一回答と複数回答に限られ、自由に意見や感想を書いてもらう使い方はできません。 ※個人・法人問わず、誰でも作成できるアカウント
この記事では、リサーチ機能を使わずにLINE公式アカウントで自由記述のアンケートを実施する方法や、活用例を紹介します。
LINE公式アカウントで自由記述のアンケートをする3つの方法
LINE公式アカウントで自由記述のアンケートを実施する方法は、次の3つです。
- 【無料】チャット機能を活用して回答してもらう
- 【無料】Googleフォームなど外部サービスを活用する
- 【有料】CRMオプションを購入する※
※LINEヤフー社の審査をクリアした 認証済アカウント のみ利用可

それぞれの詳細を紹介していきます。
【無料】チャット機能を活用して回答してもらう
LINE公式アカウントのチャット機能を活用すれば、自由記述の回答を得られます。
たとえば、「LINEでどのような情報が届くとうれしいですか?」などと質問し、チャットで回答を送ってもらう方法です。

普段LINEを使っている感覚で、堅く構えずに回答してもらいやすいため、率直な意見を集めたいときに適しています。
一方、回答はチャット上で個別に確認する必要があります。集計や管理に手間がかかるため、少人数を対象としたアンケートでの活用がおすすめです。
【無料】Googleフォームなど外部サービスを活用する
Googleフォームなどの外部サービスを活用する方法もあります。
LINE公式アカウントのメッセージでアンケートフォームのURLを配信し、誘導します。
【アンケートへの誘導文】

【アンケート(Googleフォームで作成)】

Googleフォームなら自由記述の質問を設けられるだけでなく、回答の集計も可能です。また、複数の質問をまとめて設定できるため、効率よく回答を集められます。
ただし、回答には外部サイトへの移行が欠かせません。
画面遷移が多いとユーザーの離脱につながるリスクがあるため、あらかじめLINEの配信文で回答するメリットを伝えるなどの工夫が必要です。
【有料】LINE公式アカウントのCRMオプションを購入する
LINE公式アカウントの顧客管理に特化した有料サービス「CRMオプション」を購入すれば、フォームを活用してアンケートを作成できます。 ※認証済アカウントのみ購入可能

選択式はもちろん、自由記述の質問項目を設定することも可能です。
回答を顧客情報として保存し、配信に活用できるほか、アンケート結果の集計・分析もできる点が強みです。
CRMオプションの料金は5,000円(税別)で、そのなかには「チャットProオプション(通常月額3,000円・税別)」も含まれます。
CRMオプションの詳しい内容や購入方法は、「LINE公式アカウントのCRMオプションとは?」の記事で紹介しています。
LINE公式アカウントで自由記述のアンケートを活用するコツ
LINE公式アカウントで自由記述のアンケートを実施するなら、ユーザーの負担を考慮して回答しやすい工夫を取り入れましょう。

ここでは、自由記述のアンケートで回答率を高めるための3つのコツを紹介します。
答えやすい質問にする
自由記述のアンケートでは、質問の内容を具体的にし、短くまとめることがポイントです。
「自社商品についてご意見をお聞かせください」だけでは、何を書けばよいのか迷う方もいます。次のように聞きたい内容を具体的に示すと、答えやすくなります。

〇〇のサンプルを使用した感想を教えてください

今後、追加してほしいブランドはありますか?
とくに、LINE公式アカウントのチャット機能では、質問が多いほどメッセージが長くなり、内容を確認するためのスクロールも増えてしまいます。
質問は1〜2つに絞り、直感的に答えられるよう工夫しましょう。
選択式と組み合わせる
自由記述だけでアンケートを構成せず、選択式と組み合わせる方法も効果的です。
よくあるのは、商品の満足度を選択式で回答してもらったあとに、「その理由を教えてください」と自由記述で聞く方法です。
LINE公式アカウントのチャット機能でアンケートをする場合も、
- 満足している方 →「A」
- どちらともいえない方 →「B」
- 不満がある方 →「C」
のようにメッセージで案内すれば、選択式を取り入れられます。

選択式を取り入れると、文章を入力する手間を減らして回答の負担を抑えられます。
アンケートの回答時間を短くし、自由記述では詳しく聞きたい項目に絞って質問しましょう。
回答特典を用意する
自由記述のアンケートは、選択式と比べて回答に手間がかかるため、回答特典を用意するのも一案です。
たとえば、アンケートの回答者に次回使えるクーポンをプレゼントすれば、回答の動機になるだけでなく、次回の来店・購入にもつなげられます。

クーポンを作成するときに、キャンペーンコード(クーポンコード)を設定すれば、ECサイトで利用できる特典としても活用できます。
LINE公式アカウントで自由記述のアンケートをする注意点
LINE公式アカウントで自由記述のアンケートを実施する場合、回答方法によっては運用上の負担が生じる場合があります。
ここでは、各方法の注意点を確認していきます。
- チャット機能 :返信対応に追われる可能性がある
- 外部サービス :回答者のLINEアカウントと回答が紐付けられない
- CRMオプション:回答結果をリアルタイムで把握できない

それぞれの注意点を確認したうえで、自社に合ったアンケートの実施方法を選びましょう。
チャット機能|返信対応に追われる可能性がある
LINE公式アカウントのチャット機能で自由記述の回答を受け付ける場合、回答が届くたびに個別対応が必要です。
回答に対してのお礼に加え、アンケートの回答特典を設けていた場合は、一人ひとりに特典を届けなければなりません。
チャット機能は、回答者が少ないアンケートや、回答を一つずつ確認したいケースなど、場面を絞って活用するとよいでしょう。
外部サービス|回答者のLINEアカウントと回答が紐付けられない
Googleフォームなどの外部サービスを使う場合、LINE公式アカウントからアンケートのURLを案内しても、誰がどの回答をしたのかをLINE上では把握できません。
回答者にLINEで特典を届けたり、回答に応じてメッセージを配信したりする使い方が難しくなります。
実現するには、次のような工夫が必要です。
| 実現したいこと | 対応方法 |
| 回答者とLINEアカウントを紐付ける | アンケートでLINEの表示名を回答してもらう |
| 特典をLINEで届ける | 回答受付完了画面でクーポンコードを伝え、そのコードをLINE公式アカウントに送ってもらう |
回答を販促に活用し、アンケート後の配信まで効率化したい場合は、不便に感じるかもしれません。
CRMオプション|回答結果をリアルタイムで把握できない
LINE公式アカウントのCRMオプション(有料)は、アンケートの回答を管理しやすい一方、回答結果の集計は1日1回のため、リアルタイムでは反映されません。
回答状況をすぐに確認したい場合や、回答内容をもとに迅速に対応したい場合には注意が必要です。
自由記述のアンケートを効率化するなら「Lステップ」
LINE公式アカウントで自由記述のアンケートを効率化するなら、フリープランから試せる「Lステップ」がおすすめです。
Lステップは、LINE公式アカウント専用の機能拡張ツールです。

アンケートの回答を集めるだけでなく、回答の管理や、その後の配信まで効率化できます。具体的な機能は次の5つです。
- 回答フォームで質問を見やすく整理できる
- タグ・友だち情報欄で回答内容を管理できる
- 回答内容に応じて配信を出し分けられる
- リマインドの自動化で手間なく回答を促せる
- 回答フォームはCSVダウンロードができる

各機能の詳細を紹介していきます。
1.回答フォームで質問を見やすく整理できる
Lステップの回答フォームを活用すれば、LINE上で回答できるアンケートフォームをノーコードで作成できます。
Googleフォームのように複数の質問を整理して表示できるため、質問数が多いアンケートでも、回答者が内容を確認しやすい点が特徴です。
また、デザインの自由度が高く、用途や業種に合わせて見やすいアンケートフォームがつくれます。
【飲食店】

【保育園】

【行政】

回答後に、お礼のメッセージや特典を自動配信する設定も可能です。
2.タグ・友だち情報欄で回答内容を管理できる
回答フォームで集めた内容は、回答者のLINEアカウントと自動で紐付き、保存されます。

また、回答内容のうち、今後の配信や顧客管理に活用したい情報は、「タグ」や「友だち情報欄」として取得できます。

- タグ :友だちを分類するためのラベルのような機能
- 友だち情報欄:一人ひとり異なる情報を保存する機能
タグや友だち情報欄に回答を保存すると、アンケートを都度開かなくても、「20代」など条件に当てはまる人を一覧表示できるため、顧客管理の効率化にもつながります。
3.回答内容に応じて配信を出し分けられる
Lステップのセグメント配信は、タグや友だち情報欄を活用し、配信相手を絞り込める機能です。

たとえば、次のように使えます。
- 前回のアンケートに回答した方に、次のアンケートを依頼する
- アンケートで「興味あり」と回答した方に、関連する商品情報を配信する
1回目のアンケートで「特定のコスメを使用したことがある」と回答した方だけに、感想や使い心地などを詳しく聞く2回目のアンケートを送る使い方も可能です。
スクリーニング※と本調査でアンケートを分ければ、対象者を絞り込んで、より詳しい回答を集められます。 ※本調査の対象者を選ぶための事前調査のこと
4.リマインドの自動化で手間なく回答を促せる
Lステップのリマインダ配信は、アンケートに未回答の方へ、期限の3日前・1日前など、指定したタイミングで回答を促すメッセージを自動配信できる機能です。
次のようなメッセージを送れば、回答を後回しにしていた方や、特典があれば回答したいと考えている方の後押しになるでしょう。

さらに、3日前・1日前にリマインダ配信を設定していた場合、3日前の配信後にアンケートへ回答した人には、1日前の配信を自動で停止する設定も可能です。

回答状況に応じて配信を自動調整できるため、手間をかけずに未回答者へ回答を促せます。
5.回答フォームはCSVダウンロードができる
Lステップでは、回答データをCSV形式でダウンロードできます。回答内容をまとめて確認したり、別のツールで分析したりする際に役立ちます。 ※スタートプラン以上で利用可
また、プロプラン以上であれば、回答フォームをGoogleスプレッドシートと連携する使い方も可能です。

新しい回答があると、連携したGoogleスプレッドシートに自動で追加されるため、回答データを管理しやすくなります。
Googleスプレッドシート上で回答データを集計できれば、回答を詳しく分析したいときにも便利です。
自由記述のアンケートをするならLINEを有効活用しよう
LINE公式アカウントでは、チャット機能や外部フォームなどを活用して、自由記述のアンケートを実施できます。
アンケートの回答を顧客管理や販促にも活かしたいなら、Lステップとの併用もおすすめです。回答の管理から、その後の配信まで効率化できます。
LINEを活用してアンケートを実施し、集めた声を顧客とのコミュニケーションやサービス改善につなげましょう。






