
- LINE公式アカウントをうまく活用したい!
- どんな機能を使えばいいの?
- 参考になる活用事例を知りたい
昨今では、LINEを使う企業も増えてきました。ですが、うまく設定ができないとお悩みの方も少なくありません。
そこで、ファッション・アパレルショップでのLINE公式アカウント活用方法や、活用事例をご紹介します。
目次
アパレルショップで役立つLINE公式アカウントの機能
アパレルショップでLINE公式アカウントを運用するにあたって、とくに役立つ機能をご紹介します。
あいさつメッセージ
まずは「あいさつメッセージ」を設定しましょう。あいさつメッセージとは、LINE登録したとき最初に送られてくる内容のことです。
この時点で登録してくれた友だちの心をつかめるかどうかは重要です。そのためには、以下のポイントを意識して作成してみてください。
- LINE登録してくれたお礼
- これからどんな情報を届けるのか
- セールやキャンペーンのお知らせ
- LINEメッセージの通知をオフにする方法
どんなLINEアカウントにも共通することですが、自分にとって必要なアカウントだと認識してもらえるようにメッセージ配信してみましょう。
セグメント配信
セグメント配信とは、特定の人たちに絞って配信ができる機能です。
セグメント配信では、性別や年齢、住んでる地域などに絞り込んでメッセージを送れます。
アパレルショップでは、男性用や女性用、年齢層で訴求内容が変わったり、店舗情報が変わったりしますよね。
そんなときに、セグメント配信はとても役に立つ機能となるでしょう。
リッチメッセージ
リッチメッセージとは、画像とテキスト情報を組み合わせて、視覚的にアピールできるメッセージ機能です。
ファッションアイテムをアピールするのに、画像情報は欠かせません。
画像にリンクが設定できるので、そこから遷移させたいURLを貼り付けるのも効果的でしょう。
リッチメニュー
リッチメニューとは、トーク画面下部に表示される固定メニューのことです。
ECサイトやクーポン、店舗情報を載せるなど、さまざまな情報を設定できます。
また、おしゃれな画像で設定すれば、見栄えも良くなります。リッチメニューでアパレルショップのイメージを映し出すのもおすすめです。
クーポン
LINEで使えるクーポンは、LINE公式アカウントで簡単に作成して配信できる機能です。
クーポン機能は、実店舗用にもオンライン店舗用にも適用できるのがおすすめポイントです。集客に効果的ですので、ぜひ活用してみてください。
ショップカード
LINEショップカードとは、LINE上で発行・管理できるポイントカードのことです。
店舗でポイントを付与するQRコードを用意し、それをユーザーが読み取ると、ポイントが加算される仕組みになっています。
紙のポイントカードは、お店側は用意にコストがかかり、ユーザー側は持ち歩かなければいけないデメリットがありますが、LINEならそれらは解消されます。
アパレルショップにLINE公式アカウントを導入するメリット
アパレルショップが、LINE公式アカウントを導入するメリットを解説します。
情報が届きやすく集客につながる
LINEはSNSへの投稿よりも、情報がユーザーに届きやすいのが魅力です。
弊社が全国の男女1,000人を対象に行った「SNSとメールの利用実態調査」で、友だち追加・フォロー・チャンネル登録しているアカウントからのメッセージや投稿を、どの程度の割合で確認しているか伺いました。
LINEのメッセージはほぼすべて確認していると回答した人が約60%なのに対し、その他SNSでは20%以下。
LINEでの新商品や再入荷、セールのご案内は届きやすいので、集客につながる期待も高まります。
ECサイトやアプリへの動線となる
LINEを登録してもらえれば、メッセージやリッチメニュー、プロフィールなどから自社のECサイトやアプリ登録画面へつなげられるようになります。
いきなり個別のアプリなどをインストールしてもらうのはハードルが高いです。けれども、LINEを間にはさめば、別サイト・アプリに移動しやすくなるでしょう。
個別サイト・アプリを利用してもらいたいアパレルショップにとって、動線ができるのは大きなメリットです。
商品の購買欲を上げられる
メッセージ配信などに、新作情報やセール情報を入れることによって、商品の購買欲を上げられます。
購買欲があがれば、ECサイトへ移動したり、店舗へ足を運んだりしてくれます。
LINE公式アカウントの運用は、集客数や販売数アップへつながりますので、ぜひ活用してみてくださいね。
アパレルショップのLINE公式アカウント活用事例5選
アパレルショップのLINE公式アカウント活用事例をご紹介します。
1. ユニクロ
ユニクロのあいさつメッセージでは、通知をオフにする案内をしています。
また、リッチメニューにはチラシや新作のラインナップを載せており、LINE内で外部サイトへと移動できるようになっています。
2. ZARA
ZARAのあいさつメッセージでは、自社のSNSや、お問い合わせ方法を案内しています。
リッチメニューは、画像と最小限の文字だけで設定されており、ブランドのイメージが確立していますね。
3. Levis
Levisのあいさつメッセージでは、公式オンラインストアページを案内したり、リッチメニューでセール情報を案内したりしています。
近くの店舗情報も載せているので、オンラインにも実店舗にも行動を促せていますね。
4. H&M
H&Mのあいさつメッセージでは、このアカウントで案内する内容とメッセージの頻度が説明されています。
また、「カードタイプメッセージ」も活用されており、イメージがつきやすい案内ですね。
5. Tabio
Tabioのあいさつメッセージでは、クーポンが配信されています。
公式オンラインストアで利用できるクーポンのため、サイトへの誘導にもなり、とてもうまく使われていますね。
アパレルショップには「Lステップ」がおすすめ
アパレルショップには、LINE公式アカウントの機能を拡張できるマーケティングツール「Lステップ」の利用もおすすめです。
Lステップを導入すると、LINE公式アカウント単体の運用ではできないさまざまなことができるようになります。
例えば、
- メンズとレディースでリッチメニューを変えられる
- バースデーメッセージの配信を自動化できる
- サンクスメッセージの送信も自動化できる
など、さらにアパレルショップに有効的なLINE運用ができるようになります。
千葉県にあるアパレルショップ「Fiore(フィオーレ)」様ではLステップを導入し、商品のご案内や取り置き、問い合わせ対応を行なっています。
以前はInstagramのDMや電話など、さまざまなところから問い合わせがきていたため、対応漏れが出てしまうこともありましたが現在は解消され、業務効率化を実現しています。
アパレルショップにLINEを導入する際は、Lステップも含め検討してみてください。
まとめ
この記事では、アパレルショップの活用事例や、LINE公式アカウントを使うメリットなどをご紹介しました。