LINEカウンセリングとは?無料相談・予約にLINEを活用する方法

LINEカウンセリングとは?無料相談・予約にLINEを活用する方法
困惑している顔
  • 対面のカウンセリングにつながりにくい
  • カウンセリング予約の受付や調整が難しい…
  • 無料相談後の案内や継続的なフォローに手間がかかる

 

このような課題を感じている、カウンセリング事業者や相談窓口の担当者は多いのではないでしょうか。

 

とくに、対面や電話で悩みを打ち明けることに抵抗を感じ、相談をためらう人も少なくありません。そのような中で、相談の入口として注目されているのが、生活に浸透している連絡ツール・LINEです。

 

ただし、運用設計が不十分だと、メッセージのやり取りや予約調整が増え、対応の効率化が進みにくくなります。

 

そこで本記事では、LINEカウンセリングの基本から、LINE公式アカウントを活用した無料相談・案内・予約の方法までを徹底解説。

 

あわせて、LINE上でのアンケート設計や、相談内容に応じた配信、カウンセリング予約を自動化する方法も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

LINEカウンセリングとは?

LINEカウンセリングとは、LINEのチャットや通話機能を使い、相談者の悩みを聞いたり、心理的な支援を行ったりする方法です。

 

身近なLINEを相談窓口にすると、問い合わせや簡単なヒアリングから、個別面談の予約、相談後のフォローまで一連の流れを整えられます。

 

LINEカウンセリングで行う主な対応は、以下のとおりです。

  • チャット   :相談者と個別にメッセージをやり取りする
  • 音声通話   :声の調子やニュアンスを捉えながら相談を受ける
  • ビデオ通話  :表情を確認し、対面に近い形式でカウンセリングを行う
  • 予約・継続支援:個別面談の予約受付や、事前案内・相談後のフォローを行う

 

LINEカウンセリング

 

相談の入口にはチャットを使い、詳しいヒアリングはLINEコールによる音声・ビデオ通話、対面で行うなど、複数の方法を組み合わせられます。

 

ただし、LINEコールは相談者側から発信する仕組みのため、必要に応じて通話方法や対応時間を事前に案内しましょう。

 

このようにLINEカウンセリングは、相談受付から予約、継続支援までをつなぐ窓口として活用でき、相談者との接点の維持と、運営側の対応フローの整理に役立ちます。

LINEカウンセリングの無料相談・案内の設計

LINEカウンセリングを導入する際は、無料相談で対応する範囲と、その後の案内先をあらかじめ決めておくことが大切です。

 

まずは無料相談で悩みや状況を確認し、必要に応じて個別面談や有料カウンセリング、専門機関などへつなぐ流れを整えます。

 

運営主体別の案内例は、以下のとおりです。

 

運営主体 無料相談後の主な案内
学校・自治体・NPO 無料相談を継続する、または相談内容に応じて専門機関へ案内する
カウンセリング事業者 詳しい相談を希望する人に、有料カウンセリングや個別面談を案内する
企業の相談窓口 相談内容を確認し、必要に応じて産業医や外部相談機関と連携する

 

無料相談・案内の設計

 

LINE公式アカウントでは、自動応答メッセージ※①やリッチメニュー※②を使い、相談の流れや案内先を分かりやすく提示できます。

 

無料で対応する範囲や次の相談方法、費用の有無などを事前に伝え、相談者が迷わず必要な支援へ進める窓口を設計しましょう。

 

※①メッセージを受信した時に自動で送信する機能

※②画面下部に表示される固定メニュー

LINEカウンセリングを導入するメリット

カウンセリング事業者や各種相談窓口がLINEを取り入れると、相談への導線を広げながら、受付や予約対応の効率化も図れます。

 

LINEカウンセリングを導入すると得られる代表的なメリットは、以下のとおりです。

 

 

それぞれのポイントを具体的に解説します。

相談者が悩みを伝えやすい環境を整えられる

カウンセリングの相談窓口としてLINEを活用すると、対面や電話よりも相談への心理的なハードルを下げられます。

 

多くの相談者が日常的に利用するLINEは、メッセージの開封率も高く、やり取りをスムーズに進められる点がメリットです。

 

弊社の調査では、LINEメッセージの確認割合は「ほぼすべて:59.6%」「80%程度:24.8%」で、8割以上が高頻度で開封することが分かっています。

 

LINEメッセージの確認割

 

チャットなら、相談者は自分のペースで落ち着いてやり取りでき、カウンセラーや相談員も状況を整理しやすいでしょう。

 

本格的なカウンセリングの入口として、LINE上で無料相談を受け付ければ、悩みを抱える人が相談へ踏み出すきっかけをつくれます。

24時間受付の予約窓口を用意できる

カウンセリングの相談窓口にLINE公式アカウントを導入すると、24時間いつでも問い合わせの受信やカウンセリングの予約受付を行えます。

 

夜間・休日であっても、相談者が「今なら相談できそう」と感じた時間を逃しにくいのが良い点です。相談者は受付時間を気にせず、メッセージの送信や予約の申し込みを行えます。

 

具体的には、自動応答や外部予約フォームを活用し、相談内容の入力から希望日時の選択、受付完了の案内までを一連の流れとして設計可能です。

 

自動応答や外部予約フォームを活用

 

つねに予約の窓口があるため、相談機会の取りこぼしを防ぎながら、担当者の受付業務も軽減できます。

 

ただし、24時間受け付けられる仕組みでも、カウンセラーが常時対応するとは限りません。有人対応の時間や返信の目安、緊急時の連絡先をあらかじめ案内しましょう。

継続的な支援体制を構築しやすい

LINEを使ったカウンセリングは、一度きりの対応で終わらず、継続的な支援につなげやすい点も強みです。

 

チャット履歴を通じて、相談内容や経過を時系列で追えるため、状況の共有や引き継ぎも円滑に進みます。

 

さらに、定期的なメッセージ配信と個別のやり取りを組み合わせれば、相談後の状況も継続的に確認できます。

 

必要に応じて対面カウンセリングを案内し、医療機関や外部の相談窓口とも連携することで、相談者の状況に応じた支援体制を整えられるでしょう。

LINE公式アカウントを活用したカウンセリング運用方法

LINE公式アカウントを活用したカウンセリング運用方法

 

カウンセリングの相談窓口にLINE公式アカウントを取り入れると、相談の入口づくりからチャット対応、予約受付までの導線を整えられます。

 

ここでは、以下の5つにわけて活用方法を解説します。

 

 

導入後に運用が滞らないよう、具体的な設計ポイントもあわせて確認しましょう。

QRコードの設置で友だち追加を促進

LINEカウンセリングへの導線を広げるには、QRコードを掲載する場所を増やし、相談者との接点を確保する工夫が欠かせません。施設内の掲示物や配布資料、Webサイト、SNSなどに掲載し、友だち追加の機会を広げましょう。

 

案内文には「相談できる内容」「受付時間」「返信の目安」といった情報を明記し、相談者に安心感を与えることが大切です。

 

QRコードの設置で友だち追加を促進

 

友だち追加後は、あいさつメッセージ※で使い方を説明し、「相談」「予約」「緊急連絡先」のアクセス方法も記載すると、相談者が迷いません。

※友だち追加後に自動で送信されるメッセージ

 

友だち追加後に送信するあいさつメッセージの例

 

LINEにつながった後の導線を短くすると、相談・カウンセリングへ進みやすくなります。

チャットで気軽に悩み相談に対応

電話や対面で行うカウンセリングに、抵抗を感じる相談者は少なくありません。

 

一方、LINE公式アカウントのチャットを活用した相談なら、緊張や不安を和らげながら、自分のペースで気持ちを言葉にしやすい点が魅力です。

 

チャットで気軽に悩み相談に対応

 

最初から詳しい個人情報の入力を求めず、短いメッセージから相談を始められる導線を用意すると、相談への第一歩を後押しできます。

 

また、チャットでのコミュニケーションを通じて相談者の感情の整理や言語化が進むほか、カウンセラーや相談員が状況を把握する際にも役立ちます。

 

まずはチャットで初期のヒアリングを行い、必要に応じて音声・ビデオ通話や個別面談へつなぐ流れを用意すると、相談者に合った形式で支援を続けられるでしょう。

自動応答で相談・カウンセリングの案内

初めてLINEカウンセリングを利用する相談者は、受付時間や相談の流れが分からないと、次の行動をためらいがちです。

 

LINE公式アカウントでは、自動応答メッセージを使って「まず何をすればよいか」を最初に示せます。

 

たとえば、「相談」「カウンセリング」などの“キーワード”をあらかじめ設定しておけば、相談者が該当する言葉をメッセージで送った際に、相談方法や受付時間を自動で案内できます。

 

キーワードは完全一致で反応するため、相談者が入力すると想定される言葉を複数設定することがポイントです。

 

「相談」「カウンセリング」などの“キーワード”をあらかじめ設定

 

返信の目安を先に伝えておくと、相談者は「いつ返事がくるのだろう…?」といった不安を抱えにくいでしょう。

 

さらに、すべてのメッセージに対して自動返信する“一律応答”の設定も可能です。初回の説明に自動応答を活用すれば、カウンセラーや相談窓口の担当者も、同じ内容を繰り返し案内する手間を減らせます。

ステップ配信で段階的に悩み相談を後押し

相談窓口から情報や声かけを段階的に届けると、相談者が「話してみよう」と思えるきっかけをつくれます。

 

LINE公式アカウントのステップ配信※を使えば、相談を急かさず、相談者との心理的な距離を少しずつ縮められます。 ※事前に作成した複数メッセージをスケジュール通りに自動配信する機能

 

たとえば友だち追加後は、次のように配信すると自然です。

 

  • 1日後:相談窓口の使い方・24時間受付・有人対応の案内
  • 3日後:仕事・家族・人間関係などの悩み例
  • 7日後:無料相談・個別面談の予約方法を案内

 

【1日後】

【1日後】

 

【3日後】

【3日後】

 

【7日後】

【7日後】

 

段階を踏んでメッセージを届けると、相談の“きっかけ”を増やしつつ、初期対応から継続的な支援へつなげられます。

LINEでカウンセリング予約を24時間受付

LINE公式アカウントにカウンセリングの予約導線を用意すると、相談者が「個別に相談したい」と思い立ったタイミングで手続きを進められます。

 

夜間や早朝でも予約を受け付けられるため、時間に縛られにくく、取りこぼしも抑えやすいでしょう。

 

運用では、リッチメニューに外部の予約フォームのリンクを設定し、「予約する」ボタンからすぐ入力できる導線を整えます。

 

リッチメニュー

 

フォームには希望日時に加えて、連絡先や相談内容の概要を入力する項目を設けておくと、予約当日のヒアリングもスムーズです。

 

さらに、LINE公式アカウントの機能を拡張できるツールを使えば、LINE上で一貫して予約管理が行えます。受付からリマインドまで一連の流れが整い、カウンセラーの対応負担の軽減にもつながります。

LINE公式アカウントでカウンセリングを行う際の注意点

LINEを相談窓口に取り入れると、相談者が悩みを伝えるための選択肢を増やせます。ただし、運用方法によっては、相談者情報の管理や個別フォロー、予約後の対応に手間がかかる場合もあります。

 

導入前に、次の3点を確認しておきましょう。

 

  • 相談者情報の取得・整理が難しい
    チャット履歴は残りますが、LINE公式アカウント単体では相談者の属性や相談内容といったデータの自動取得や整理がしにくい点が課題です。情報が散らばると、引き継ぎや状況確認に手間がかかります。
  • 相談内容に合わせた配信やフォローを設計しづらい
    悩みの種類や緊急度に応じて、相談者への案内や声かけを変える必要があります。全員を対象としたステップ配信が中心だと、ミスマッチが起きやすく、フォローも難しいのが実情です。
  • 予約管理・リマインドを一元化できない
    LINE公式アカウントには「LINEで予約」という機能はありますが、飲食店に限定したサービスです。カウンセリング予約の受付が外部フォーム、連絡がLINEに分かれると管理が煩雑になり、確認漏れが起こりやすくなります。

※ 認証済アカウント は、有料の CRMオプション の利用で情報の取得や配信の最適化が可能

 

これらの注意点を踏まえると、情報取得・配信設計・予約管理をセットで考える視点が重要です。LINE公式アカウントの機能を拡張できるツール「Lステップ」を使えば、データの取得や配信・予約を自動化し、一元管理が行えるようになります。

LステップでLINEカウンセリングを仕組み化

Lステップは、LINE公式アカウント専用のMA(マーケティングオートメーション)ツールです。

 

MA(マーケティングオートメーション)ツール

 

LINE上で相談者情報の自動取得や活用、カウンセリングの予約、フォローを仕組み化できるため、運用の手間を抑えつつ、相談の流れを整えられます。

 

無料プランから始められるので、導入しやすい点も魅力です。

 

LINEカウンセリングの運営に役立つLステップ活用方法は、以下のとおりです。

 

 

順に詳しく解説します。

アンケートや診断で悩みを可視化

相談前にアンケートや診断を行うと、悩みの種類や緊急度が可視化でき、配信設計の軸が定まりやすいです。

 

Lステップの回答フォーム※なら、デザインや質問項目、回答形式まで自由に組み立てられます。

※アンケートや申し込みフォームなどを作成できる機能

 

【アンケート】

アンケート

 

【診断コンテンツ】

診断コンテンツ

LINE上で表示する診断コンテンツの結果画面

 

回答内容はタグ付け※しておくと、後から配信や管理に活かせます。

※友だちを分類するためのラベル

 

「株式会社ファミリータイズ」様の事例では、以下の3つの診断コンテンツを用意し、リッチメニューからアクセスできる設計です。

  • 親タイプ診断
  • 子育てお疲れ度チェック
  • 子ども伸び代診断

 

【リッチメニュー】

3つの診断コンテンツ

 

アンケートや診断で悩みに関する情報を自動で取得しておけば、相談対応の優先度やフォロー方針も決めやすいでしょう。

相談者に応じて案内メニューを変更

相談者の立場や利用目的によって、知りたい情報や相談・カウンセリングの進め方は異なります。全員に同じメニューを表示すると、必要な情報を探す手間がかかる場合があります。

 

LINE公式アカウントでは、全員へ同じメニューが表示されますが、Lステップのリッチメニューなら、友だちごとに画面の切り替えが可能です。

 

たとえば、学校の相談窓口では、回答フォームで生徒/保護者を選択してもらえば、その情報をもとにリッチメニューの表示を変えられます。

  • 生徒向け :相談/相談の流れ/予約/緊急連絡先
  • 保護者向け:相談・連絡/予約/カウンセリング案内/よくある質問

【生徒向け】

生徒向け

 

【保護者向け】

保護者向け

 

このように、相談者に応じて案内を変えれば、必要な情報に迷わずたどり着けるようになり、相談や予約までの流れもスムーズに進みます。

相談内容に応じた配信で継続的にフォロー

友だち追加をしても、なかなか悩みを打ち明ける決心がつかない生徒もいるでしょう。

 

そのような相談者の背中を押すのに役立つのが、Lステップのシナリオ配信(ステップ配信)です。

※複数メッセージを自由なタイミングでスケジュール通りに配信できる機能

 

たとえば以下の事例では、5日間にわけて、不登校の改善に向けた情報を配信しました。

 

 【株式会社ファミリータイズ様】

株式会社ファミリータイズ様

 

メッセージの最後に関連動画を添え、理解を深める導線も用意しています。

 

さらにLステップでは、シナリオ配信とセグメント配信※を組み合わせ、回答フォームや診断で取得した相談内容や属性に応じて、配信する情報をわけられます。

※友だちの属性や行動データをもとに、配信を絞り込む機能

 

具体的には、次のような条件でシナリオの内容調整が可能です。

 

  • 相談者の立場(本人・家族など)に応じて配信テーマを切り替える
  • 悩みの種類(人間関係・仕事・家庭など)に合わせて案内や声かけを変える
  • 緊急性が想定される相談には、有人窓口や緊急連絡先を早めに提示する

 

配信内容には、カウンセリングの案内に加えて、気持ちの整理に役立つ短い動画やセルフケアの資料を添付するのもひとつの手です。

 

「まずは読んでみよう」と思える情報を届け、次に「よければ返信してください」と段階的に促せば、相談のきっかけが生まれやすくなるでしょう。

LINEカウンセリングの予約・リマインドを自動化

カウンセリング運用で負担が増えやすいのが、予約調整とリマインド対応です。

 

Lステップのカレンダー予約を活用すると、LINE上で空き枠の提示から予約確定・変更・キャンセル・リマインドまでの流れを仕組み化できます。

 

【カウンセラー/メニュー一覧】

カウンセラー/メニュー一覧

 

【予約の日程選択・情報の入力画面】

予約の日程選択・情報の入力画面

 

変更やキャンセルも、相談者自身で画面の案内に沿って進められるため、担当者側の対応負担も軽減しやすいです。

 

【予約確認・変更・キャンセル画面】

予約確認・変更・キャンセル画面

 

さらに、前日や当日にリマインドを設定すると、予約忘れや直前キャンセルの防止にもつながります。

 

【リマインダ配信】

カウンセリング予約前に送るリマインドメッセージ

 

Lステップでカウンセリングの予約管理を行えば、業務負担を減らしながら、相談機会を取りこぼさない運用に近づけられるでしょう。

まとめ

カウンセリングの窓口でLINE公式アカウントを使えば、相談のきっかけを広げながら、案内や予約対応の負担も軽くできます。

 

さらにLステップを組み合わせると、アンケートや診断による情報取得・相談者に応じたメニューや配信の最適化・カウンセリングの予約まで、LINE上で一元管理が可能です。

 

相談者が必要な支援へ進める導線を整えつつ、運営体制に合った形でLINEを活用しましょう。

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監修者

高橋 直也

高橋 直也

ソーシャルデータバンク株式会社
執行役員 顧客統括

元システムエンジニアであり、技術者とマーケッターの間の調整役として重要な役割を果たす。2018年に株式会社Maneqlに入社し、創業メンバーとしてLステップのマーケティングとカスタマーサクセスを支え、年商30億円の達成に貢献。常務取締役員として経営全般を担い、400を超える代理店の運営や新システムの開発を主導。現在、LINE公式アカウントを用いたマーケティングとコンサルティングに注力。豊富な経験と専門知識を活かし、Lステップ事業の新たなマーケティング戦略を強化中。