
- フォーム作成ツールを使いたいが選び方がわからない
- フォームを作ってもなかなか回答が集まらない
- 回答者の管理やフォローに手が回らない
フォーム作成ツールは手軽に導入できる一方で、作ったものの活用できていないと感じている方も多いのではないでしょうか。
フォーム運用では、回答率の向上だけでなく、回答後の管理やフォローも成果につなげる重要なポイントです。
本記事では、無料で使えるフォーム作成ツールを紹介するとともに、ツール選びで確認したいポイントや、回答率・成約率を高める方法について解説します。⇒フォーム作成ツールの選び方と活用事例19選をダウンロードする
目次
フォーム作成ツールとは
フォーム作成ツールとは、問い合わせ・資料請求・セミナーや説明会の申し込みなどの窓口を、専門知識なしでWeb上に作成・設置できるツールです。
無料で運用を始められるものも多く、中小企業を中心に幅広く活用されています。
フォーム作成ツールを活用することで、次のようなメリットがあります。
- 24時間いつでも受け付けられる
- 必要な情報を漏れなく収集できる
- 関心度の高い見込み客の情報を得られる
フォームを設置することで、ユーザーが都合の良いタイミングで申し込みや問い合わせを行えるようになり、受付業務の効率化にもつながります。
加えて、自社のサービスや商品に関心を持つユーザーの氏名・メールアドレスなどを自然な流れで取得できるため、その後のアプローチに活かしやすいのも特徴です。
無料版と有料版の違い
多くのフォーム作成ツールには、無料プランが用意されています。
フォームの作成・公開・回答の収集といった基本的な機能が使えるので、個人・小規模での運用や、シンプルなフォームの設置であれば無料版で十分な場合があります。
ただし無料版の場合、フォームの作成数や回答件数に上限が設定されていたり、回答後の自動返信や未回答者へのリマインドといった機能が使えなかったりすることがあります。
導入後に「想定していた運用ができない」と気づき、有料版への切り替えが必要になるケースもあるため、あらかじめ必要な機能を確認した上で選びましょう。⇒フォーム作成ツールの選び方と活用事例19選をダウンロードする
フォーム作成ツール選びで確認したいポイント
ここでは、フォーム作成ツールを選ぶ際に確認したいポイントを紹介します。
フォーム作成ツールによって利用できる機能や使い勝手は異なるため、フォームの作りやすさだけでなく、運用面も含めて選ぶことが大切です。
フォームを簡単に作成・編集できるか
フォーム作成ツールを選ぶ上で、まず確認したいのはフォームの作りやすさです。
プログラミングの専門知識がなくても、質問項目の設定やフォームの公開が、直感的な操作で簡単にできるかを確認しましょう。
特に以下の点を確認しておくと安心です。
- テンプレートが用意されているか
- 質問の追加・削除・並び替えが簡単にできるか
- 画像の挿入やカラー設定といった装飾ができるか
- 公開前にプレビューで確認できるか
- 作ったフォームをすぐに公開・共有できるか
多くのツールは無料プランや無料トライアルが設定されているため、実際に操作しながら確認するのがおすすめです。
ユーザーがスムーズに回答できるか
フォームの回答率は、ツールの使いやすさにも左右されます。
操作がわかりにくい、スマートフォンで入力しづらいといった理由から、回答途中で離脱するユーザーも少なくありません。
ツール選定の際は、以下の点を確認しましょう。
- スマートフォンで文字入力や操作がしやすいか
- 入力エラーがわかりやすく表示されるか
- 回答画面に不要な広告が表示されないか
- 回答後に完了画面やサンクスメッセージが表示されるか
フォームを公開する前に、スマートフォンから実際に回答し、操作性を確認することも大切です。
自動返信やリマインド配信ができるか
回答後のフォローや未回答者へのリマインドを自動で行えるかも、ツール選びのポイントです。
回答直後はユーザーの関心が高いため、受付完了の案内や、LINE追加・資料閲覧など次のステップにつながる情報を返すことで、次のアクションを促しやすくなります。
こうした案内を手作業で行うのは負担が大きいため、自動返信に対応したツールを選ぶと運用を効率化できるでしょう。
また、未回答者へのリマインド配信に対応したツールであれば、回答を後回しにしていたユーザーにも再度回答を促せます。
ある通信講座の事例では、リマインドの自動配信によってアンケートの回答率が15%向上しています。
回答率の改善や運用負荷の軽減を目指す場合は、こうした機能の有無もツール選びの判断基準に加えてみてください。
回答データや顧客情報を蓄積・管理できるか
問い合わせや資料請求、申し込みなどのフォームを利用するユーザーは、すでに自社のサービスや商品に興味を持つ人たちです。
こうしたユーザーからの回答を適切に管理することで、一人ひとりの関心や状況に合ったフォローができるようになり、反応率も上がりやすくなります。
ツールによって管理の仕組みはさまざまで、スプレッドシートや外部の顧客管理ツールと連携できるものもあれば、ツール内でユーザーの回答内容や対応履歴を一元管理できるものもあります。
ツールを選ぶ際は、フォームで取得した顧客情報の蓄積・管理に対応しているかを確認しましょう。⇒フォーム作成ツールの選び方と活用事例19選をダウンロードする
おすすめの無料フォーム作成ツール
ここでは、無料で使えるフォーム作成ツールを2つご紹介します。
Googleフォーム
Googleフォームは、Google社が提供するフォーム作成ツールです。
Googleアカウントがあれば無料で利用を始められ、問い合わせや資料請求、セミナー申し込みなど、さまざまなフォームを専門知識不要で作成できます。
回答内容はGoogleフォーム上で確認できるほか、Googleスプレッドシートと連携して管理することも可能です。
加えて、簡易的なグラフ表示にも対応しており、回答の傾向を視覚的に把握できます。

まずは費用をかけずにフォームを導入したい方や、シンプルなフォームを手軽に作りたい方に向いているツールです。
▼Googleフォームの作り方について詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
Lステップ
フォーム作成ツールの中には、LINE上でフォームを運用できるものもあります。
問い合わせや申し込みを集めるフォーム運用では、フォームを作るだけでなく、展開のしやすさも重要です。
GoogleフォームなどのWebフォームは、自社サイトやSNSにフォームを設置する、あるいはメールでURLを案内する形が一般的で、案内を見逃されたり回答を後回しにされたりすることがあります。
LINEは国内ユーザー数が1億人を超え、多くの人が日常的に利用するアプリです。
普段使っているアプリ上でフォームを案内できるため、ユーザーが見逃しにくく、回答につながりやすい強みがあります。

企業や店舗がLINEを活用する場合は「LINE公式アカウント」と呼ばれる、ビジネス用アカウントを使用します。
Lステップは、LINE公式アカウントと連携して使うツールで、LINE上でデザイン性の高いフォームを簡単に作成できます。

LINE公式アカウント・Lステップ共に、無料プランから利用できるため、初期費用や月額費用をかけず手軽に運用を始められます。
フォームを作るだけでは回答率・成約率は上がらない

フォームを公開したのに、問い合わせや申し込みが増えない
フォームを作成する目的は、フォームを設置することでなく、購入や申し込みにつなげることです。

問い合わせや申し込みが増えない場合、原因は大きく2つ考えられます。
- フォームを開いてもらえない、または回答途中で離脱している
- 回答後、関心が高いうちにアプローチできていない
たとえばGoogleフォームでは、誰がフォームを開いたか、どの段階で離脱したかを把握しにくいため、フォローが必要な相手を特定できないケースがあります。
また、回答内容のコピーを自動送信することはできますが、回答内容や検討状況に応じた個別の案内・フォローは手作業で行う必要があるため、対応が追いつかない場合もあります。
回答率や成約率を高めるには、フォームへの誘導から回答後のフォローまでを一貫して行い、離脱を防ぐ仕組みが重要です。

⇒フォーム作成ツールの選び方と活用事例19選をダウンロードする
フォーム作成ツールで回答率・成約率を上げるなら「Lステップ」
フォームを作るだけでなく、その後の運用まで仕組み化したい場合はLステップが有効です。
LINE上で、フォームへの誘導から回答後のフォローまで一連の流れを自動化できます。

ここでは資料請求を例に、Lステップを活用したフォーム運用の流れをご紹介します。
LINEへの導線は、自社のWebサイトやSNS、広告などに友だち追加用のボタンやQRコードを設置し、「資料請求はLINEから」と案内することで整えられます。
作成したフォームを友だち追加と同時に自動で案内
Lステップの回答フォーム機能では、プログラミングの知識がなくても、テキスト装飾やテーマカラーの設定などを行いながら用途に合わせたフォームを作れます。
画像やボタンなどを自由に組み合わせられるので、商品・サービスの説明と申し込みボタンを組み合わせた、LPのような構成も作成可能です。

さらに、友だち追加直後に配信できるあいさつメッセージと組み合わせることで、作成したフォームを自動で案内できます。

友だち追加と同時にフォームを届けられるため、関心が高く行動しやすいタイミングを逃さず、離脱を防ぎながらスムーズに回答を促せるのが特徴です。
取得した回答を自動で整理・一元管理
回答フォームで取得した情報は、Lステップ内に自動で保存されます。
管理画面では、回答数や推定平均回答時間などのデータの確認ができるほか、グラフも自動で生成されるため、集計の手間をかけずに全体の傾向をひと目で把握できます。


さらに、あらかじめ設定しておくことで、回答者情報を顧客ごとのページへ自動で紐づけ、「資料請求済み」「検討度:高」といったタグを付与することも可能です。
手動での転記や管理の負担をなくし、常に最新のデータを一元管理できるのが大きな特徴です。
回答状況や内容に応じて自動でメッセージを配信
Lステップでは、フォームの回答状況やその内容に合わせて、あらかじめ設定したメッセージを自動で配信できます。
たとえば、以下のような出し分けが可能です。
- 未回答のユーザー ;3日後に自動でリマインドメッセージを送信
- 回答済みのユーザー;回答内容に合わせた資料やフォローメッセージを送信
さらに、回答内容に応じて配信対象を絞り込み、メッセージを送ることも可能です。

必要な人に必要な情報だけを自動で届けられるため、手作業の負担をかけることなく、1人ひとりに合わせたフォローが行えます。
Lステップで成果を上げた事例3選
ここでは、Lステップで作成したフォームを活用して、成果につなげている事例を3つご紹介します。
問い合わせ対応の最適化で面談設定率96%【学習塾】
関西で学習塾を展開する株式会社ドリーム・チームでは、問い合わせ対応を電話やWebサイトのフォーム中心で行っており、面談設定に時間がかかっていました。
そこでLステップを導入し、LINE上で問い合わせフォームを作成。

友だち追加直後のあいさつメッセージから、無料相談・資料請求・体験授業のフォームへすぐアクセスできる導線を整備しました。
また、面談日程の確認もLINE上で行えるように整え、スムーズな日程調整を実現しました。
その結果、問い合わせ件数は前年比30件以上増加し、面談設定率は従来の75〜80%から96%へ向上しています。
問い合わせ導線の改善で離脱ほぼゼロ、売上約3倍を実現【アートメイクスクール】
アートメイク専門スクールの日本アートメイクアカデミーでは、問い合わせ対応におけるメール返信の負担や途中離脱が課題となっていました。
そこでLステップを活用し、相談会やセミナーの申し込みフォームを作成。

友だち追加後に保有資格を確認し、その内容に応じて案内を出し分けることで、フォームへスムーズに進める導線を整備しました。
また、申し込みに至っていないユーザーには定期配信を行い、個別相談やセミナーへの参加を促しています。

その結果、これまで約50%発生していた問い合わせ時の離脱はほぼゼロとなり、月間の成約数は3件から10件へ増加。売上は約3倍を実現しました。
申し込みの仕組み化で延べ400人のセミナー参加者を獲得【自閉症支援企業】
自閉症に特化した障がい福祉サービスを展開する株式会社OHANAでは、セミナー事業の開始に合わせて、申し込み受付から参加者管理までをLINE上で行える仕組みを構築しました。
セミナー情報をリッチメニューに掲載し、回答フォームから申し込める導線を整備しています。

その結果、友だち数は約1,200人まで増加し、セミナー参加者は延べ400人となりました。
直近では、5,000円のセミナーに99人、10,000円の5回コースに130人が申し込むなど、安定した集客を実現しています。
まとめ
フォーム作成ツールは、問い合わせや資料請求、セミナー申し込みなどの受付を効率化できる便利なツールです。
回答率や成約率を高めるには、フォームを作れるだけでなく、回答後のフォローや顧客管理まで行えるかどうかも重要なポイントです。
フォームを設置して終わりではなく、その後のコミュニケーションまで設計することで成果につながりやすくなります。
本記事を参考に、自社の目的や運用体制に合ったフォーム作成ツールを選んでみてください。





