Lステップ(エルステップ)を検討している人の中には、本当に導入するべきなのか迷っている人もいるでしょう。


このような疑問を抱えていませんか?
この記事では、LINE公式アカウントで十分な人とLステップ(エルステップ)が必要な人の特徴を解説します。
目次
Lステップ(エルステップ)の特徴
Lステップとは、LINE公式アカウントに紐付けて使うツールです。
LINE公式アカウントの機能を拡張し、ビジネスをさらに加速できます。
- 見込み客に合わせたシナリオ配信
- リマインダメッセージの自動配信
- 細かい条件分けで配信できるセグメント配信
- 自動で友だちを分類できるタグ機能
- 友だち登録元を測定できる流入経路分析
など商品やサービスの提供、店舗運営を行う上で欠かせない様々な機能が備わっています。
LINE公式アカウントとLステップ、両方の契約が必要となりますが、自動化や配信コストの削減など、メリットの大きいツールといってもいいでしょう。
LINE公式アカウントで十分な人
まずはLINE公式アカウントで十分な人を紹介します。
一斉配信だけで済む人
友だちを分けなくてもいい人や、情報を届けたいだけの人はLINE公式アカウントで十分です。
一斉配信で情報を送る場合は、友だちの属性や配信数を気にする必要はありません。
例えば、回転の早い飲食店なら「今月の新メニューです」「10月のクーポンはこちら」といった案内だけで済みます。このように、新規客とリピート客を分けなくてもいい人は、LINE公式アカウントで事足ります。
またLINE公式アカウントでは、友だちの年代や性別、居住地といった「みなし属性」を判別できます。「男性だけに配信」「30代女性にクーポン配布」といった応用も可能です。
ただし「URLをクリックした人に自動でタグ付けして顧客管理」「無料会員と有料会員で配信を分ける」などの細かい配信は、LINE公式アカウントにはできません。
みなし属性をさらに細分化して配信したい人は、Lステップの活用をおすすめします。
友だち・配信数が少ない
友だちや配信数が少ない場合は、LINE公式アカウントで十分です。
LINE公式アカウントのフリープランは、1,000通までメッセージが無料です。そのままコストゼロで運用したい人は、Lステップの導入は必要ありません。
今後、友だちの数や配信数が増えてきた時にLステップをご検討ください。
クーポンやポイントカードの利用のみ
クーポンやポイントカードなど、シンプルな配信ならLINE公式アカウントで対応できます。特にポイントカードは配信数を消費しないため、友だち数が多くても配信コストを圧迫しません。
ただし友だちが何ポイント貯まっているか知りたい場合は、Lステップでポイント管理することで来店回数などの把握が可能です。
ポイント数が分かれば、ポイントに応じて会員ランクをつけたり、来店を促すメッセージを送ったりできます。
そのため、友だちのポイント数を活用して販促につなげたい人は、Lステップの活用がおすすめです。
Lステップ(エルステップ)が必要な人
Lステップが必要な人を紹介します。
自動化したい人
LINE公式アカウントの配信を自動化したい人は、Lステップの活用をおすすめします。
そこで、どんな部分を自動化できるのか代表的な例をご紹介します。
ステップ配信
LINE公式アカウントには、指定したタイミングでメッセージを自動配信するステップ配信の機能があります。
ただし、分岐はシナリオ開始時のみ、配信時間は最短でも1日間隔です。また配信時間は友だち追加されてから1日後の11:00〜12:00の間に配信する、という1時間単位でしか設定ができません。
その上、配信数が多い場合は指定された時間に全てのメッセージを配信できない可能性があります。配信しきれなかったメッセージは、次の日の同じ時間帯に配信される仕組みです。
一方Lステップなら、あらかじめ作成したメッセージを、設定した日時に自動配信してくれます。
また「友だち登録翌日の18時30分に配信」「予約してくれた人だけに次のメッセージを配信」といった細かい配信も可能です。
顧客管理
Lステップを導入すると、顧客管理を自動化できます。
友だちに登録した時点でアンケートを配信し「どこに住んでいるか?」「どんなことに興味があるか?」などを調査。回答に応じて自動でタグをつけたり、属性に応じて配信を変えたりできます。
LINE公式アカウントにもタグ付け機能はありますが、全て手動で行わなければなりません。なおかつ、友だちからメッセージを送ってもらわない限り、相手の名前は分からないままです。
そのような手間を省き、友だちの情報を自動で保存してくれるのがLステップのメリットです。
一連の流れを自動化
Lステップを活用すると、多くの業務を自動化できます。
例えば商品Aを売りたい場合、シナリオ配信から申込み、申込み後のお礼メッセージ送信などを自動化できます。
LINE公式アカウントだと、その都度メッセージを配信したり、個別で対応したりしなければなりません。
購入から決済までのフローをスムーズにしたい人は、Lステップの活用がおすすめです。
Lステップの自動化についてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事を参照ください。
友だち・配信数が多い
友だちや配信数が多い人は、Lステップの活用をおすすめします。
LINE公式アカウントは重量課金制で、メッセージの配信数によって料金プランが上がっていきます。そういった場合は、興味のある人だけに絞って配信することがコスト削減への近道です。
Lステップでは、友だちの行動を細かく分析することができます。「どのURLをクリックしたか」「どのメッセージに反応したか」などの情報を元に、グループ分けやタグ付けができます。
すると興味のある友だちだけに配信でき、コストを削減できるのです。
メルマガからLINEに移行する人
メルマガからLINEにリストを移動する際は、顧客を分析できた方が有利です。
Lステップには、メッセージで送ったURLのクリック数を測定できるクリック測定、サイトへのアクセス数、商品購入率、動画視聴時間などの細かく分析できるクロス分析が備わっています。
友だちの情報を分析してステップ配信を組めば、開封率の向上や売り上げアップを期待できます。
マーケティングには欠かせない機能ですので、メルマガから移行する人はぜひLステップをご活用ください。
サービスを提供している
店舗運営や商品・サービスを持っている人は、Lステップの活用がおすすめです。
- シナリオやリマインダを自動で配信
- 細かい条件やグループに分けてセグメント配信
- 回答フォームで友だちの趣味志向を分析
- スコアリング機能で個人単位の計測や管理
など売り上げアップにつながる機能が備わっています。
例えば美容室を運営する場合、来店する頻度は個人によって異なります。そこで、お客様の頻度に合わせてメッセージを設定しておけば、来店のきっかけにつながるというわけです。
Lステップでは、友だちに合わせてメッセージの頻度を設定できます。LINE公式アカウントでは手動になってしまうため、個人に合わせたメッセージを配信したい人はLステップの活用をおすすめします。
フロント商品とバックエンド商品がある人
フロント商品(集客商品)とバックエンド商品(本命商品)がある人は、Lステップの機能を有効活用できます。
一般的には、フロント商品を購入(体験)してもらい、価値を感じた人がバックエンド商品を購入する流れです。
お客様が段階を踏んで購入するため、シナリオ(ステップ)配信やセグメント配信ができるLステップは非常に便利です。
例えば、
- ステップ配信で興味付けをして無料体験に参加してもらう
- 無料体験で反応があった人だけにバックエンド商品のステップメールを配信
- 反応がなかった人には1週間後にクーポンを配布
といったように細かい分岐をしながら顧客を教育し、成約率を上げることができます。
友だちを分析したい人
Lステップは、LINE公式アカウントより友だちを細かく分析できます。
LINE公式アカウントにも分析機能はありますが、性別や年代、居住地(都道府県まで)の「みなし属性」までしか絞れません。
一方Lステップは、以下のように細かく分析できます。
- シナリオ購読状況
- 対応ステータス
- 年齢
- 性別
- 住所
- 電話番号
- 職業(業種)
- 個人or法人
- イベント参加状況
- 商品の購入履歴
- お問い合わせ情報
- URLクリック回数
- リッチメニューのタップ回数
- アンケート回答率
- セミナー申込率&参加率
これらはほんの一例ですが、友だちを細かく分析し売り上げアップにつなげることができます。
特におすすめなのが流入経路分析です。流入経路分析とは、友だちがどこから登録したか測定できる機能です。
※プロプラン以上で利用可能です。
流入元が分かれば「YouTubeから登録した人は成約しやすい」「Twitterからの登録は反応が悪い」といったことまで分析できます。
その分析結果を元に、流入元を強化したりシナリオを変更したりして、友だちの反応の高めることができます。
Lステップ(エルステップ)の活用事例
Lステップがどんな企業やサービスに利用されているのか、活用事例をいくつか紹介します。
オンラインサロン運営
ワンダフルライフ株式会社、代表の山本 隆玄(やまもと りゅうけん)様は、Lステップを活用し継続率や顧客満足度のアップに繋げられています。
山本様は、Facebookを利用してオンラインコミュニティを運営されています。しかし「Facebookの可読性の低さ」と「情報量が多いが故に退会する人」に問題を感じていたそうです。
そこでLステップを導入し可読性をアップ、その上で「フリーランスビジネス診断」を作成。診断によってお客様の目標が明確になり、退会率も大幅に下がりました。
また山本様はTikTokやYouTube、Twitterなど、多くのSNSを活用してLINEの友だちを増やしています。Lステップの流入経路分析を利用することにより、「どのから流入した人がどのくらい購入してくれるか」を分析し、次のビジネスに活用されています。
fa-hand-o-right詳しくはコチラ
プログラミングスクール運営
株式会社スキルハックス、代表の迫 佑樹(さこ ゆうき)様は、セグメント配信を活用してLINE公式アカウントの従量課金対策をされています。
迫様はリスト数が多く、LINE公式アカウントの従量課金が課題だったそうです。そこでLステップを導入し、反応のあった人にタグ付け。友だちを絞って配信をされています。反応率の悪い人にはメッセージが送らないようにして、配信コストを削減されているそうです。
またステップ配信でシナリオを自動で流し、売りたい商品を自動で売るフローも作成されています。
複数の事業を運営する中で、Lステップでの自動化は大きな助けとなっているそうです。
fa-hand-o-right詳しくはコチラ
まとめ
今回はLINE公式アカウントで十分な人と、Lステップの必要性について解説してきました。
Lステップはどんな業態の人にもおすすめできるツールです。
LINE公式アカウントで十分な人も、将来を見据えて導入してみてはいかがでしょうか。
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