LINEを使ったプロモーションとは?成功事例やメリットを解説

LINEを使ったマーケティングで売上をアップさせたいと考えているものの「何から始めればよいのかわからない」「本当に効果があるのか不安」と感じていませんか?

 

LINEは、国内9,800万人(2025年3月末時点)が利用するユーザー数の多さと、高い開封率から、効果的なプロモーションツールとして利用できます。

 

この記事では、LINEを使ったプロモーションの基本から具体的な7つのサービス、成功事例まで解説します。

 

この記事でわかること
  • LINEを使ったプロモーションの基本概念
  • LINEでプロモーションを行うメリット
  • 集客・広告・販促に使える7つのサービス

LINEを使ったプロモーションとは?

LINEを使ったプロモーションとは、LINEヤフー社が提供するさまざまなサービスを利用して、ユーザーに直接アプローチする活動です。

 

LINEは、多くのユーザーが日常的に利用しているコミュニケーションアプリで、弊社の調査では、メルマガに比べて到達率と開封率が高いことがわかります。

 

企業や店舗がLINEをプロモーションに活用する場合、LINEのビジネス用アカウントのLINE公式アカウントを利用するのが一般的です。

 

LINE公式アカウントには、プロモーションに役立つ以下の機能が備わっています。

 

  • メッセージ配信
    友だち追加したユーザーに、テキスト・画像・スタンプ・動画などを配信できる基本機能
  • ステップ配信
    追加した経路や属性(年齢・性別・地域など)に応じて、あらかじめ設定した内容を順に配信できる機能
  • LINEチャット
    ユーザーと1対1でやり取りできる機能。ファイルやクーポンの配布も可能
  • 自動応答メッセージ
    受け取ったメッセージに対して、事前に設定した内容を自動で返信する機能。配信コスト削減に有効
  • リッチメッセージ
    画像やテキストを1つのメッセージとして配信できる機能
  • リッチビデオメッセージ
    自動再生動画を配信できる機能。終了後にボタンからサイト誘導などが可能
  • リッチメニュー
    トーク画面下部に常時表示できるメニュー。リンクやクーポンを設置可能
  • ショップカード
    LINE上で使えるポイントカードを発行・管理できる機能。QRコード読み取りでポイント加算も可能
  • クーポン
    割引や特典を提供できるクーポンを作成・配信できる機能

 

LINE公式アカウントの開設は無料で行えます。料金プランは月額固定費0円の「コミュニケーションプラン」から、有料プランの「ライトプラン」「スタンダードプラン」が設定されています。

 

LINE公式アカウント 料金プラン

LINEでできるプロモーション活動

LINEヤフー社が提供するさまざまなサービスを活用して「集客」「広告」「販促」といったプロモーション活動が可能です。

 

それぞれのプロモーション活動を解説します。

集客

LINEは日常的に使われているツールで、幅広い層にリーチできる特徴があるため、集客に有効です。

 

例えば、LINE公式アカウントを使い、キャンペーンやクーポンをフックに友だち追加を促進。登録したユーザーにはセール情報などを直接届けられるため、来店や購入促進につながります。

 

また、LINEプロモーションスタンプを活用して、企業や商品のオリジナルスタンプを作成・配布して、認知度向上やファン獲得にもつなげられます。

 

LINE公式アカウントは、新規獲得と既存顧客との関係構築を同時に行える点が強みだと言えるでしょう。

広告

LINE公式アカウントでは「LINE NEWS」や「LINEマンガ」などの各種サービスに、デジタル広告を出稿できます。

 

これらのサービスは、ユーザーの属性がそれぞれ異なるため、ターゲット層に合わせた広告展開が可能です。

 

例えば、ビジネスパーソン向けにはLINE NEWS、若年層にはLINEマンガへの出稿が効果的だと言えます。

 

ユーザーの年齢、性別、地域、趣味・関心などに基づき、パーソナライズされた広告配信が可能になるため、無駄のない広告運用が行えるでしょう。

販促

LINE公式アカウントには、販売促進に活用できる機能やサービスが備わっています。

 

例えば、チラシをデジタルで配信できる「LINEチラシ」や、プレゼントキャンペーンをLINE上で完結できる「LINEで応募」などがあります。

 

これらのサービスを活用すると、紙のチラシやハガキによる販促と比べて、印刷費用や発送コストの削減が可能です。

 

また、LINE上でクーポンの配布やアンケートの実施、スタンプ配布なども簡単に行えるため、ユーザーとの接点を増やしながら効率的な販促活動が行えます。

LINE公式アカウントのプロモーションに使える7つのサービス

ここでは、LINE公式アカウントでのプロモーションに使える7つのサービスを紹介します。利用条件や費用はそれぞれ異なるので、詳しくは公式サイトでご確認ください。

①LINE広告

LINE広告は、LINE上のさまざまな配信面に広告を出稿できるプラットフォームです。LINE広告のアカウント開設には、LINEヤフー社が定める基準を満たす必要があります。

 

LINE広告

引用:【公式】LINE広告-9,900万人に届く

 

純広告とは異なり、広告の効果を測定しながら運用できる運用型の広告で、オーディエンス(配信対象)や入札価格、クリエイティブなどの調整が可能です。

 

国内で広く利用されているLINEを通じて、年齢・性別問わず多くのユーザーにリーチできるほか、ユーザーの行動データや属性情報を基にした配信も可能です。

 

また、Webサイトへの誘導、アプリのインストール促進、ECサイト商品の購入促進など、目的に応じて柔軟な配信設定が行えます。

 

LINE広告の課金方式は、大きく以下の2つに分けられます。

  1. クリック課金(CPC=Cost Per Click)
    ユーザーが広告をクリックして、リンク先のページに遷移すると課金される方式
    広告表示だけでは費用が発生しないため、コストを抑えた配信が可能
  2. インプレッション課金(CPM=Cost Per Mile)
    ユーザーが閲覧している画面上で、広告が完全表示されると料金が発生する仕組み

 

LINE広告の入札方法は、以下の2種類に分けられます。

  1. 自動入札
    あらかじめ設定したイベント単価や予算内で、入札額が自動で調節される仕組み
  2. 手動入札
    運用状況にあわせて担当者が手動で入札額変更できる入札方法

 

LINE広告ではターゲットや目的に応じて、大きく分けて、以下のターゲティングや配信機能が活用できます。

  • オーディエンスセグメント配信
    年齢、性別、地域、興味・関心など細かくターゲットを指定して配信。地域は市区町村単位や半径1km〜で設定可能

 

  • オーディエンス配信
    購入履歴などのユーザーデーターを基に、同じユーザーに配信

 

  • 類似配信
    既存顧客に類似したユーザーを自動で抽出し配信

 

  • 友だち追加
    友だち追加を促す広告。追加数に応じた課金方式で、少額から運用可能

②LINEプロモーションスタンプ

LINEプロモーションスタンプは、企業が広告費を支払い、LINEユーザーに無料、または友だち追加やアンケート回答などの条件付きで配布するLINEスタンプです。

 

スタンプを使ったコミュニケーションは、企業や商品の認知度や好感度を高められます。

 

また、キャンペーンへの誘導や友だち追加の促進など、さまざまなマーケティング施策に活用可能です。

 

企業の目的や予算に応じて、以下の複数のプランが用意されています。

  • スポンサードスタンプ
    スタンプショップに掲載されるスタンプ。幅広いユーザーに配布可能

 

  • ダイレクトスタンプ
    スタンプショップに掲載されないスタンプ。商品やDM、Webサイトなど自社媒体で訴求し、ターゲットを絞りやすい

 

  • CPDスタンプ
    ダウンロード数に上限を設けたスタンプ。従量課金かつ希望ダウンロード数を指定可能

 

  • スポンサードミッションミッションスタンプ
    アンケート回答やID連携など特定のアクションを条件にダウンロードできるスタンプ。友だちを獲得しつつ、継続的なコミュニケーションにおすすめ

③LINEチラシ

LINEチラシは、LINEアプリ上で店舗のセールやイベント情報などを配信できる仕組みです。

 

従来の折り込みチラシとは異なり、LINEアプリを通じてユーザーに直接チラシ情報を配信できる点が特徴です。

 

また、ユーザーの生活エリアや年齢、性別などの属性情報に基づいて、チラシを配信できるため、効率的なアプローチが行えます。

 

ユーザーは新たにアプリをダウンロードしたり、会員登録したりする必要がなく、LINEアプリ上で手軽にチラシを閲覧できます。

 

さらに、紙のチラシと比べコストを抑えやすい点もメリット。閲覧数や反応などのデータを取得できるため、広告効果の可視化につながります。

④LINEで予約

LINEで予約は、ユーザーがLINEアプリを切り替えることなく、店舗の予約を行えるサービスです。無料で利用でき、LINE公式アカウントからの予約手数料もかかりません。

※外部サービスの契約プランにより異なる可能性があります。

 

LINE公式アカウントのプロフィールページや、LINEが提供する店舗情報ページからオンラインでの即時予約が可能です。

 

代表的な活用法としては、トーク画面下部に表示されるリッチメニューに予約フォームを設置し、直接予約を受け付けるなどが挙げられます。

 

ただしLINEで予約は、飲食店専用の予約サービスです。美容院やクリニックなど、飲食店以外でLINEから予約を受け付ける場合は、「Lステップ」のような、LINE公式アカウント専用の拡張ツールが必要です。

⑤LINEで応募

LINEで応募は、LINE公式アカウントを使ってキャンペーンや懸賞に応募できるサービスです。

 

新たなアプリのダウンロードや会員登録不要で、LINEアカウントさえあれば、誰でも手軽に応募可能です。

 

ユーザーは、LINE公式アカウントを友だち追加し、アンケートへの回答や、レシート画像の送信、QRコードの読み取りなど、指定された条件を満たすことで、キャンペーンに参加できる仕組みです。

 

LINEで応募を活用することで、ブランドの認知度向上や新規顧客の獲得、リピート促進といったプロモーションが行えます。

 

また、応募時に得られたアンケート情報や購買データは、今後のマーケティング施策や絞り込み配信に活用可能です。

⑥LINEミニアプリ

LINEミニアプリは、LINEアプリ上でサービスを完結できるプラットフォームです。

 

ユーザーがLINEアプリをインストールしていれば、追加のアプリダウンロードや会員登録なしで利用できる点が特徴です。

 

飲食店の予約や順番待ち受付、会員証の発行、モバイルオーダー、ポイントカードなど、幅広い業種や用途に対応したサービスをLINE上で行えます。

 

順番待ち受付、会員証の発行、モバイルオーダー

出典:LINEミニアプリ完全ガイド|導入方法や費用、導入事例まで【店舗運営社向け】

 

⑦LINEポイントAD

LINEポイントADとは、LINEアプリ内の「LINEポイントクラブ」上で展開される広告サービスで、ユーザーが指定された条件をクリアすると、LINEポイントが付与される仕組みです。

 

LINEポイントADのプランには以下のものがあります。

  • LINEポイント Reward AD
    指定の成果地点(例:アプリインストール、アプリ内アクションなど)に到達したユーザーにLINEポイントを付与する成果報酬型の広告

 

  • LINEポイント Friends AD
    スライド読了(Friends Swipe AD)や動画視聴(Friends Video AD)などの条件を満たしたユーザーにLINEポイントを付与し、その際にLINE公式アカウントの「友だち追加」も促す広告

 

  • LINEポイント メッセージ
    「LINEポイント」公式アカウントからターゲットユーザーにプッシュメッセージを配信し、即時キャンペーンやサービスページへ誘導する広告

 

それぞれのプランは、広告出稿の目的(ユーザー獲得、友だち追加、誘導促進など)に応じて使い分けができます。

LINE公式アカウントでプロモーションを行うメリット

ここでは、LINE公式アカウントでプロモーションを行うメリットを5つ紹介します。

ユーザー数が多く開封率が高い

LINEは幅広い世代に利用されているため、特定の年齢層に偏らず多様なターゲット層へのアプローチが可能です。

 

さらに、LINEは日常生活の中でコミュニケーションツールとして利用されているため、企業からのメッセージも自然に受け取られやすい点がメリットとして挙げられます。

 

また、プッシュ通知によってメッセージが即時届く仕組みになっており、開封率が高い点も特徴です。

 

一般的なメールの開封率が10〜30%程度であるのに対して、LINEのメッセージ開封率は、60%に達しています。※当社調べ

 

メッセージが埋もれにくいため、タイムリーに情報を届けたい場合に向いています。

1対1のコミュニケーションが可能

LINE公式アカウントではユーザーと1対1のやりとりができます。個別の問い合わせ対応や個人に合わせた情報提供が可能となり、ユーザーとの信頼関係の構築やエンゲージメント向上に役立ちます。

 

また、自動応答メッセージを活用すれば、問い合わせ対応の自動化も可能です。

 

例えば、「定休日」「営業時間」などのユーザーの質問に即時で回答できるように設定すれば、顧客満足と運用の負担軽減につなげられるでしょう。

ユーザーごとに最適な情報を配信できる

LINE公式アカウントは、ユーザーの属性情報や過去の行動履歴などをもとに、セグメント配信が可能です。

 

セグメント配信によって、ユーザーごとに最適なコンテンツを届けられるため、無駄な配信を避けながら効率的なプロモーションが行えます。

クーポン・アンケートなどの販促施策との相性がよい

LINE公式アカウントは、販促施策との相性がよく、クーポン配信やアンケート、抽選キャンペーンなどのプロモーションを一元的に実行できます。

 

例えば、友だちの追加特典として「来店時に使える10%OFFクーポン」を配布できるほか、特定商品に対する顧客満足度アンケートを実施し、ユーザーの声をマーケティングに活用することも可能です。

 

また、抽選付きクーポンを作成できるため、「その場で当たりがわかる」仕組みを導入でき、ユーザーの参加意欲を高められます。

 

こうした、販促施策を通じて、単なる情報発信だけでなく、売上アップや顧客獲得ができる点がメリットです。

機能の拡張性が高い

LINE公式アカウントの標準機能だけでもプロモーションは可能ですが、外部ツールと連携すると、目的に合わせて効率的にプロモーション活動が行えます。

 

例えば、Lステップなどの外部サービスを活用することで、より詳細な顧客管理やプロモーションの自動化が可能です。

 

また、業種を問わず利用可能なLステップの予約管理機能を組み合わせることで、来店やイベント参加の受付をLINE上で完結でき、顧客対応の負担を軽減できます。

 

このように、柔軟にカスタマイズができる点がLINE公式アカウントの強みだと言えます。

 

LINE公式アカウントを使ったプロモーション成功事例

ここでは、実際にLINE公式アカウントを活用したプロモーションの成功事例を紹介します。

集客の事例

株式会社バンダイは、LINE広告を活用しLINE公式アカウントの友だち数を増やしました。

 

同社は一斉配信しか活用しきれておらず、一部の顧客にとって不要な情報が届いてしまう状況だったようです。

 

広告配信時には「友だち追加+アンケート回答」を条件にし、インセンティブとしてLINEポイントが当たる仕組みを構築しました。

 

バンダイのクリエイティブ戦略

 

また、友だち追加時やリッチメニュー経由で取得したアンケート情報(性別、年齢、興味のあるキャラクターなど)をもとに、ユーザーの興味に合わせてメッセージを配信。

 

ユーザーの「興味がない情報が届く」という不満を解消しました。

 

友だち追加時やリッチメニュー経由で取得したアンケート情報(性別、年齢、興味のあるキャラクターなど)

 

友だち数は約10万人増加し、友だち追加単価は好調時で約50円。ユーザー満足度も7ポイント上昇し、ネガティブな意見はほとんどなくなりました。

 

LINE公式アカウントの友だち追加を行いながら、ユーザーのエンゲージメントを高められた成功事例です。

 

出典:効率よく友だちを増やしユーザー満足度も向上 バンダイのコミュニケーション戦略

認知拡大の事例

江戸川区役所は、成人式のLINEプロモーションスタンプ配布で認知拡大に成功しました。

 

従来の成人式では、記念品として絵ハガキを配布していましたが、若年層の手紙離れを受け、より親しみやすく実用的な記念品としてスタンプを配布しました。

 

成人式専用のLINE公式アカウントを新設し、オリジナルキャラクターを使ったLINEプロモーションスタンプを記念品として配布。

 

オリジナルキャラクターを使ったLINEプロモーションスタンプ

 

会場で配布した式次第にQRコードを掲載して、友だち追加でスタンプがダウンロードできるようにしました。

 

オリジナルキャラクターを使ったLINEプロモーションスタンプ
成人式の来場者は4,400人でしたが、当日中に3,144件、1週間後には11,335件のスタンプダウンロードを記録しました。

 

成人式の参加者だけでなく家族や周囲の人にも広がり、スタンプの活用が促進され認知拡大につながった事例です。

 

出典:成人式記念に「LINEスタンプ」!江戸川区が活用した従量課金プランとは

LINE公式アカウントでプロモーションを自動化するにはLステップがおすすめ

LINE公式アカウントを使ったプロモーションを、より効率的に行うには、自動化の仕組みが欠かせません。

 

特にユーザーごとに最適な情報を届けたい場合や、継続的にコミュニケーションを取りたい場合には「Lステップ」の活用がおすすめです。

 

Lステップは、LINE公式アカウントと連携して使えるMA(マーケティングオートメーション)ツールです。

 

LINE公式アカウントでプロモーションを自動化するために、Lステップでできることには以下のものがあります。

シナリオ配信

シナリオ配信は、ある時点を基点に、あらかじめ設定した複数のメッセージをスケジュールに沿って自動配信する機能です。

 

LINE公式アカウントにもステップ配信と呼ばれる機能がありますが、主な違いとしては以下が挙げられます。

 

LINE公式アカウント Lステップ
開始条件 制限あり 自由に設定可能
条件分岐 制限あり 自由に設定可能
時間指定 1時間単位 1分単位

 

ステップ配信構図

  • 1通目(友だち追加時):ごあいさつ
  • 2通目(2日後の20時):商品説明
  • 3通目(3日後の20時):利用者の声を紹介
  • 4通目(4日後の20時):商品のセールス

 

どのタイミングで友だち追加されても、同じ情報を漏れなく配信できる点がメリットです。

 

人力では時間がかかっていた業務を、Lステップを使い自動化することで、効率的なプロモーションが行えます。

セグメント配信

Lステップのセグメント配信は、友だちの属性(年齢・性別・居住地・アンケートの回答)や行動履歴などに基づき、細かなセグメントに分類し、興味のある人にだけ配信を行えます。

 

セグメント配信

 

LINE公式アカウントの場合、絞り込める項目が限定的で、絞り込む属性の対象となるターゲットリーチ※が100人以上必要です。

※属性がわかっていて、ブロックされていないユーザー数

 

一方Lステップでは、絞り込みできる項目を自由に設定でき、配信対象が1人でもセグメント配信が行えます。

 

例えば、男性向け化粧品のクーポンを配布したい場合、「20代」「男性」「化粧品の購入履歴あり」などと絞り込み、購入につながりそうな友だちにのみ配信可能です。

 

興味のある人に配信できるので、ブロック率低下や配信数削減など、効率的なプロモーションが行えます。

回答フォーム

Lステップの回答フォームは、アンケートやお申し込みフォームを作成する機能です。

 

友だちの本名や住所、性別の他、興味・関心のあること、質問したいこと、困っていることなどをヒアリングできます。

 

LINE公式アカウントでもアンケート(リサーチ)は可能ですが、回答とユーザーが紐づかないため、誰が何と回答したかまではわかりません。

 

一方、Lステップは誰が何と回答したかわかる上、回答内容は友だちごとのデータとして保存可能で、シナリオ配信やセグメント配信に活用できます。

 

Lサロンアンケート

 

例えば、「アンケート回答で10%OFFクーポンプレゼント」といった訴求で回答を促します。回答データをもとにタグ付けを行えば、興味・関心別のメッセージ配信が可能です。

 

また、セミナーやキャンペーンの申し込みフォームとしても活用できるため、集客や成約率アップにつなげられます。

自動応答

Lステップの自動応答は友だちからのメッセージに自動で返信する機能です。LINE公式アカウントの「自動応答メッセージ」と同様の機能です。

 

LINE公式アカウントの自動応答メッセージは、設定したキーワードと友だちが送信したキーワードが完全に一致した場合に反応します。

 

一方、Lステップの自動応答は、部分一致でも応答設定が可能です。

 

友だちの反応に応じて即時、適切なメッセージを返せるため、プロモーションの初期対応に効果的です。

 

特定のキーワードをトリガーにして、クーポン配布やキャンペーン案内の出し分けなどを自動で行えます。

 

さらに、タグと組み合わせて自動でセグメント分けを行えば、その後のセールスや案内も効率化可能です。

 

まとめ

LINEは、圧倒的なユーザー数と高い開封率を活かし、集客・販促・広告などのプロモーションに活用できます。

 

LINE公式アカウントを中心にスタンプ配布やLINE広告、チラシ、応募などの機能を活用して多彩なプロモーションが可能です。

 

さらに、Lステップを組み合わせれば、シナリオ配信やセグメント配信、自動応答でプロモーションを自動化できます。

 

Lステップを活用して、効率的にプロモーションを行いましょう。

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