
- 加盟店ごとに集客や売上にばらつきがある…
- 店舗数が増えるほど、管理やサポートに手が回らない…
- 新規加盟店がなかなか増えない…
フランチャイズ運営では、こうした悩みを抱える企業やオーナーは少なくありません。
加盟店の成果は商材や立地だけでなく、本部が再現性のある仕組みを用意できるかで差が出ます。こうした背景から、運営の効率化に役立つツールとして注目されているのがLINE公式アカウントです。
ただし、運用設計がないと配信が店舗任せになり、アカウント管理も煩雑化して成果につながりにくい傾向があります。
そこで今回は、フランチャイズのLINE公式アカウント活用方法を徹底解説。本部・加盟店の連携を強化し、集客・販売・問い合わせ対応までを仕組み化する方法や、成功事例も紹介します。⇒オペレーター機能の活用法の無料ダウンロードはこちら
目次
フランチャイズ運営で抱えやすい課題
フランチャイズ運営では、店舗数の増加にともない、本部と加盟店の連携が複雑になりがちです。
ここでは、加盟店からの要望に関する調査結果を参考に、業界が抱える課題をまとめてみました。

出典:PRTIMES/ラスクル株式会社「フランチャイズ運営に関する意識調査」
- 売上向上のための支援体制が整っていない
本部からの販促支援や改善提案が属人的になり、加盟店ごとに対応の質が変わるケースも珍しくありません。成果が出ている施策を横展開できず、売上の底上げが進みにくい状態です。
- 販促施策が統一されていない
各店舗が独自に施策を進めると、内容やタイミングにズレが生じる場面が多いのがネックです。本部として効果検証や改善判断が難しく、再現性のある施策は作りづらいでしょう。
- 本部の管理負担が増えている
加盟店数が増えるほど、情報共有や進捗確認にかかる工数が膨らみます。対応が後手に回ると、本部の統制が弱まり、運営全体のスピードも落ちやすいのが実情です。
こうした課題を解決する手段として活用が広がっているのが、ビジネス用のサービスとして高い導入実績を誇る「LINE公式アカウント」です。
本部主導で情報共有や販促を仕組み化すれば、加盟店運営の効率化と成果の向上が期待できます。⇒オペレーター機能の活用法の無料ダウンロードはこちら
フランチャイズ運営にLINEがおすすめな理由
LINE公式アカウントは、多くの企業・店舗で情報発信や集客目的に活用が進んでいます。
ここでは、フランチャイズ運営に、LINE公式アカウントがおすすめな理由を以下の3つにわけて解説します。
- 加盟店が導入しやすい
- 集客・販促施策に役立つ機能が多い
- 本部主導で情報共有しやすい
詳しい内容を見ていきましょう。
1. 加盟店が導入しやすい
フランチャイズ運営にLINE公式アカウントが向いている理由の一つは、加盟店が無理なく使い始められる点です。
総務省の調査では、LINEの利用率は全体で9割超と非常に高く、年代を問わず日常的に使われています。

出典:総務省「令和6年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査 報告書」
そのため、「新しいツールを覚えるのが大変」といった現場の抵抗が起きにくく、管理画面の操作も直感的です。
研修やマニュアル作成に多くの時間を割かずに済み、教育コストを抑えながら運用を進められます。
2. 集客・販促施策に役立つ機能が多い
LINE公式アカウントは、集客や販促に使える各種機能が豊富で、施策を一つの流れで組み立てやすい点が強みです。

出典:LINEヤフー for Buseiness「LINE公式アカウント」
とくにフランチャイズ運営では、次のような機能が役立ちます。
3. 本部主導で情報共有しやすい
LINE公式アカウントのグループ機能を使うと、本部から加盟店へのメッセージをまとめて届けられます。
1グループにつき最大5,000アカウントまで追加可能で、同じ設定を一括で反映できるため、運用負担を抑えやすいのがメリット。

また、複数メンバーで管理が行え、付与された権限に応じて使える機能を分けられる点も安心です。
本部主導で情報共有の軸を整えれば、配信内容や運用ルールを統一しやすいでしょう。⇒オペレーター機能の活用法の無料ダウンロードはこちら
フランチャイズのLINE公式アカウント活用方法
LINE公式アカウントは、集客から情報発信、リピート促進まで幅広く活用できます。フランチャイズ運営では、本部と加盟店の役割の整理が欠かせません。
現場に取り入れやすい代表的な活用方法は、以下の4つです。
- QRコードとクーポンで友だち追加を促す
- 各店舗と本部で情報発信を行う
- ショップカードでリピートを後押しする
- リッチメニューで必要な情報への導線を整える
具体的な運用を想定し、店舗と本部の動きをどう整えるかを解説します。
1. QRコードとクーポンで友だち追加を促す
フランチャイズ運営では、まず友だち追加の入口を増やす施策が大切です。
店頭やチラシ、WebサイトなどにQRコードを設置し、「LINE友だち追加で特典がもらえる」と伝えるだけで、行動につながりやすくなります。

たとえば、初回限定割引や期間限定特典を用意すれば、来店前の背中を押しやすいでしょう。
各店舗のQRコードは、グループ機能で一括ダウンロードできます。店舗側の作業を最小限に抑えられ、全店への導入もスムーズです。
あわせて、あいさつメッセージ※も一括で設定が可能なため、全店舗で同じトーンの案内を届けられます。※友だち追加後に自動送信されるメッセージ

QRコードの設置からクーポン配布までの流れを整えると、全店舗で友だちを増やしながら、次の情報発信にもつなげられます。
2. 本部と加盟店で情報発信を行う
フランチャイズでは、情報発信の役割を本部と加盟店で分けると、情報の出し方に一貫性がでます。
本部は全店共通の通知をグループ機能から一括で配信し、各店舗では、現場の最新情報を発信する流れが基本です。
具体的には、以下のように情報を分けて配信しましょう。
- 本部 :全店共通キャンペーン情報/新商品・新メニューのリリース案内
- 加盟店:営業時間の変更/当日の空き状況/予約枠の案内/店舗限定キャンペーン
【本部からの配信】

【加盟店からの配信】

役割を明確にしておくと、現場の更新はスピーディーに、本部の告知は統一感を保ったまま届けられます。
さらに、LINE公式アカウントの機能を拡張できるツールを使えば、複数アカウントを1つにまとめて管理する運用も可能です。
3. ショップカードでリピートを後押しする
加盟店の売上を伸ばすには、リピーターを増やす施策が重要です。LINE公式アカウントのショップカードを活用すると、来店ごとにポイントを付与でき、紙カードの印刷・配布の手間も減らせます。
店舗側はポイントを付与するためのQRコードを用意し、ユーザーが読み取るだけでポイントが加算される仕組みです。

「5回来店で500円OFF」のように達成条件をシンプルにすれば、再来店の動機づけにつながります。さらに、リッチメニューにボタンを設置することにより、導線も迷いにくく、案内もスムーズです。
なお、ショップカードはグループ機能では使えないため、各アカウントで個別に用意する必要があります。本部が作成手順のマニュアルを準備しておくと、加盟店側の設定が進みやすいでしょう。
4. リッチメニューで必要な情報への導線を整える
予約やメニュー・クーポン・ショップカードなどを1画面にまとめると、来店客が操作に迷いません。
LINE公式アカウントのリッチメニューの活用により、必要な情報への導線を整理でき、問い合わせや説明対応の負担も抑えられます。
たとえば、ネイルサロンの案内では、以下のようなボタンの設置がおすすめです。
- ネイルメニュー
- 予約する
- クーポン
- ショップカード

このように導線を整理しておくと、来店客が必要な情報へたどり着きやすく、店舗の案内対応を減らせます。
さらに、グループ機能を使えばリッチメニューを一括で作成・反映できるため、店舗数が増えても設定作業が煩雑になりにくい点も特徴です。⇒オペレーター機能の活用法の無料ダウンロードはこちら
フランチャイズでLINE運用する際の注意点
LINE公式アカウントは、フランチャイズ運用の効率化に役立つ機能が多い一方で、注意すべきポイントもあります。
- 店舗ごとのアカウント管理で運用負担が大きい
グループ機能で一括の配信や設定ができても、全店の運用状況を把握するのは困難です。どの店舗がどの施策を実施し、反応が出ているかが見えないため、改善に活かしにくい点が弱みといえます。
- 一人ひとりに合わせた訴求が難しい
ユーザーの興味や来店履歴に合わせてメッセージを変えたい場面でも、LINE公式アカウント単体では難しくなりがちです。その結果、同じ内容の配信が増え、反応率が伸び悩むケースも少なくありません。
- 問い合わせ対応が属人化しやすい
対応が特定の担当者に依存すると、不在時に返信が遅れたり、対応漏れが起きたりしやすい点も注意が必要です。引き継ぎが十分でないまま運用が続くと、回答の品質にもばらつきが出かねません。
上記の課題は、LINE公式アカウントの機能を拡張できるツール「Lステップ」を活用すれば、改善がねらえます。⇒オペレーター機能の活用法の無料ダウンロードはこちら
フランチャイズ運営の仕組み化ならLステップ
Lステップとは、LINE公式アカウント専用のMA(マーケティングオートメーション)ツールです。フランチャイズ運営では、本部・加盟店の動きをそろえながら運用を進めたい場面で役立ちます。

またフリープランから試せるため、初期費用を気にせずに気軽に試しやすい点も魅力です。
Lステップには、以下のような特徴や機能があります。
- 全店舗のアカウントを1つに集約できる
全店舗の流入経路※に対して、固有のQRコードを発行し、運用アカウントを1つにまとめられます。各店舗の友だち追加人数も把握でき、分析や改善にも活かせる点が強みです。※流入経路分析:友だちがどこから追加されたか特定する機能。プロプラン以上
- 一人ひとりに合った配信を行う
アンケートや診断などから得た回答やアクションをもとに、セグメント配信※が行えます。一人ひとりの興味や関心に寄せて最適な内容を届けられるため、反応率も向上しやすいのが利点です。※友だちを絞った配信
- 問い合わせ対応を効率化できる
オペレーター機能※を活用すると、複数メンバーで対応を分担し、業務状況を見える化できます。本社には全画面・各店舗には専用画面が用意されるため、複数店舗の運用管理もスムーズです。※スタッフごとに操作や閲覧を制限する機能
Lステップを活用すると、店舗拡大に合わせて運用を仕組み化し、本部主導の支援を強化できます。⇒オペレーター機能の活用法の無料ダウンロードはこちら
フランチャイズのLステップ活用事例
最後に、フランチャイズのLステップ活用事例をご紹介します。
業種や課題の異なるフランチャイズ・企業の実運用を通じて、自社のフランチャイズ運営に活かせるポイントを確認していきましょう。
85店舗のLINE公式アカウントを1つに集約したステーキハウス
「株式会社ディーズプランニング」様は、国内外で85店舗のステーキハウス「やっぱりステーキ」をフランチャイズ展開する企業です。
店舗ごとに運用していたLINE公式アカウントを1つに集約し、販売促進のツールとして活用するためにLステップを導入されました。
まず、全店舗分の流入経路を発行し、アカウントを1つにまとめて管理できる仕組みを構築。
加えて、リピート促進に向けてスタンプラリーや診断・ガチャなどのコンテンツを作成し、リッチメニューに集約しています。

ガチャは来店時に回せるものと、配信時に回せるものの2種類を用意しました。

さらに、オンラインショップへの導線も整備。リッチメニューの「やっぱりショップ」をタップするとカルーセルが表示され、各ボタンから商品ページへ遷移する流れです。

これらの施策を行った結果、本部主催のイベントも店舗を介さず案内できるようになり、スタッフの工数削減と業務効率化につながりました。
また、リッチメニューに設置したガチャは通常時で利用率約30%、“肉の日”に配信して回せるガチャは利用率約70%と、キャンペーン時に高い反応を得ています。
3カ月で友だち7,200人超を達成した飲食店
「有限会社関谷」様は、カレーハウス「CoCo壱番屋」を4店舗運営するフランチャイズの加盟店です。リピート促進・売上アップを目的に、Lステップを導入されました。
グループ内で初の試みとして、本部の事前承認とクリエイティブ・配信内容の確認を得たうえでの運用です。
導入後は、リッチメニューに店舗情報やテイクアウト導線・Q&Aを設置しつつ、「1日1回引けるガチャ」や「ココイチの楽しみ方」などのコンテンツを用意。

期間限定・店舗限定メニューも掲載し、来店につながるきっかけを強化しています。
さらに、タブを活用してポイントカードもリッチメニューに設置しました。来店時にQRコードを読み取ると、来店日・回数が記録され、3回来店ごとに特典が得られる設計です。

友だち追加は店頭の声がけのみで、特典として「友だち追加+アンケート回答で1端末200円引き」を案内しています。

こうした施策の結果、運用開始3カ月で友だち数7,200人超、アンケート回答率97.8%を達成し、広告に頼らない集客とリピート促進の仕組みを確立しました。
1カ月半で40社以上の加盟店を獲得した体験型ゲーム
「株式会社これからミステリー」様は、体験型推理ゲームを軸としたアプリ開発や店舗運営などを展開する会社です。
店舗の空きスペースを有効活用できる「間借りでマーダー」のリリースにあたり、フランチャイズ加盟店の募集を強化する目的で、Lステップを導入されました。
まず、シナリオ配信(ステップ配信)による個別面談への誘導を基本とし、反応がなかった人には、複数人で参加できる加盟説明会をご案内しています。
あわせて、体験会も導線に組み込み、検討段階からサービスの魅力を体感できる設計です。

代表である飯田祐基様のインフルエンサーとしての強みも活かし、ご本人の動画や音声を効果的に組み込み、信頼感と納得感を高めています。

さらに、Lフレックス※を活用してクリエイティブにもこだわり、飯田様のイメージを前面に打ち出す構成にしました。※画像や動画などのレイアウトを自由にカスタマイズ可能なテンプレート機能

複数の施策を組み合わせた結果、リリース直後は、LINEの友だち追加者のうち約10%が個別面談へ、約20%が加盟説明会へと移行。
最終的に約10%が加盟に至り、合計で40社以上の加盟店獲得につながった成功事例です。
電話の対応件数を40%削減したコールセンター
「Tアシスト株式会社」様は、モバイル端末「WiMAX」のアウトバウンド業務を中心とした、コールセンター事業を展開しています。
以前は、入電対応コストの削減や解約の抑止、代理店側の負担軽減などの課題があったそうです。Lステップ導入後は、チャットボット機能を活用し、端末設定方法や使い方などの対応を自動化しました。

さらに、一次対応を電話からチャットに置き換え、必要なケースのみ電話でフォローする運用へ移行しています。
加えて、端末到着日を起点に6カ月間、WiMAXを使うメリットやお役立ち情報を月1回配信するシナリオも設計し、フォローアップの仕組みを構築。

代理店対応では、オペレーター機能を活用して権限を付与し、1つのLステップアカウントで複数の店舗が顧客対応を行える体制を整えています。
チャットボットをはじめとした施策を実施した結果、電話対応件数が40%減り、オペレーターの負担が大きく緩和されました。
代理店ごとの顧客対応も効率化され、販社ごとの対応コストを抑えながら、より迅速なサポート体制を実現した好例です。
LINE経由の来店率が25%を超えた脱毛サロン
セルフ脱毛サロン「SELF MADE」様は、西日本を中心にフランチャイズ展開する企業です。
各店舗のLINE公式アカウントに加え、新規集客の窓口を整えたいという要望から、Lステップを導入されました。
施策のひとつとして、友だち追加後の動きをスムーズにするため、最初に簡単なアンケートを案内しています。

回答者には、店舗で使えるLINE限定の1,000円クーポンをプレゼント。アンケート回答後は、2日に1回のペースで約1カ月間、シナリオ配信が流れる設計としています。
内容は男女別に分け、アンケート結果に応じて自動で配信が分岐する仕組みです。テキストだけでなく4コマ漫画も活用し、読みやすさと理解促進を工夫しました。

また、クーポン利用状況を可視化するため、各店舗にLINE限定クーポン用のQRコードを設置。QRを読み取ると「クーポン使用」のタグ※が付与され、利用者数を計測できるよう設定しています。※友だちを分類するラベル
さらに、リッチメニューには店舗一覧マップを配置し、公式ホームページへ遷移する導線も整備しました。


こうした取り組みの結果、LINEの友だち追加からの来店率は25%超を達成し、集客導線としての有効性が確認できた事例です。
まとめ
フランチャイズでLINE公式アカウントを活用すれば、本部から一括で情報発信ができ、加盟店側の対応負担も抑えられます。
さらにLステップを組み合わせると、各店舗のアカウントを1つにまとめられ、問い合わせ対応の効率化も可能です。
活用事例を参考に、運用体制に合う形でLINEを取り入れ、無理なく仕組み化を進めましょう。








-1.jpeg)

