

- ネイルサロンの予約をLINEで受け付けたい
- ホットペッパーだけに頼らず集客導線を増やしたい
このような課題を抱えるオーナーは多いのではないでしょうか。
ネイルサロン業界の市場は広がりを見せている一方で、競合との差別化に悩む店舗も少なくありません。これからは技術力に加え、予約前後の対応や来店後のフォローを通じた顧客との関係づくりも重要です。
そこで本記事では、ネイルサロンがLINE公式アカウントで予約の導線を作る方法や、無料の集客施策・例文・予約管理を仕組み化する方法を解説します。
目次
ネイルサロンがLINEで予約を受け付けるメリット
近年、サロン運営の集客課題を解決する手段として、LINEのビジネス用サービス「LINE公式アカウント」が注目されています。
ここでは、ネイルサロンがLINEで予約を受け付けるメリットを3つ紹介します。
- 利用者が多い
- 無料で始められる
- 画像でのやり取りが可能
予約対応や集客導線を整えるうえで、LINEならではの強みを確認していきましょう。
利用者が多い
ネイルサロンでLINEを導入する最大のメリットは、その「普及率の高さ」にあります。
LINEは日本国内で、月間アクティブユーザー数が1億人以上(2025年12月末時点)を誇り、開封率と到達率の面でも優れた媒体といえるでしょう。

出典: LINEヤフー株式会社「LINE公式アカウントプロダクト媒体資料」
総務省が公表した日本の総人口から計算すると、国民の約8割に相当する規模になります。
利用者が多いため、導入のハードルが低く、運用直後から活用しやすい点もメリットです。
無料で始められる
費用を抑えて集客を始められる点も、LINE公式アカウントの魅力です。
初期費用は0円で、無料プランでも月200通までメッセージを配信でき、来店後のお礼や空き枠の案内・集客施策なども少ない負担で始められます。

出典: LINEヤフー for Business「【公式】LINE公式アカウントの無料プランでできること|有料プランとの違い」
無料と有料で使える機能に差はなく、異なるのはメッセージの配信数と追加メッセージの有無です。
配信数が増えた場合は、月額5,000円のライトプランや月額15,000円のスタンダードプランも選択可能です。
ホットペッパーなどの外部予約サイトは掲載料がかかる場合もあるため、「まずは自店舗のLINEから集客導線を増やしたい」という個人サロンにも向いています。
画像でのやり取りが可能
LINE公式アカウントを導入すると、お客様と画像によるイメージ共有が簡単に行えるようになります。
例えば、「こんなイメージのネイルにしたい」「このカラーとこのデザインを組み合わせたい」といった希望を、事前にLINEで画像と共に伝えてもらうことで、施術者も仕上がりイメージを明確に把握できます。

これにより、完成後のミスマッチを防ぎ、満足度の高い施術へとつなげられるでしょう。
LINEは単なる連絡ツールに留まらず、顧客とのコミュニケーションを視覚的に行えるツールとして、ネイルサロンの運営に役立ちます。
LINE公式アカウントで予約を受け付ける3つの方法
ネイルサロンが、LINE公式アカウントで予約を受け付ける方法として、代表的なものを3つ紹介します。
- LINEのメッセージで個別に予約を受け付ける
- リッチメニューに予約サイトの導線を設置する
- 拡張ツールを導入してLINEの予約システムを作る
自店舗の予約数や運用体制を踏まえたうえで、最適な受付方法を選びましょう。
①LINEのメッセージで個別に予約を受け付ける
LINE公式アカウントで予約を受け付けるなら、チャットで1対1のやり取りをしながら日時を調整する形が最もシンプルです。
「⚪︎月⚪︎日の15時に予約したいです」といったメッセージに対して、空き状況を確認して返信するだけなので、手軽に予約を受け付けられます。

ただし、この方法は手動対応のため、施術中の返信が遅れたり、予約のダブルブッキングが発生したりと、管理の手間やミスが生じやすい点に注意が必要です。
予約が増えてくるとスタッフの対応負担も大きくなりやすいため、個人経営や少人数サロンの予約方法としておすすめです。
②リッチメニューに予約サイトの導線を設置する
2つ目は、Googleフォームや外部予約システムと連携して、LINE公式アカウントのリッチメニューに導線を設置する方法です。
お客様は、LINEのトーク画面下部に表示されるリッチメニューから、ワンタップで予約ページにアクセスできます。

すでにホットペッパーや自社の予約フォームを使っている場合も、LINEから各ページへの誘導が可能です。
予約ページを探す手間を減らせるため、営業時間外の予約受付にもつなげやすいでしょう。
③拡張ツールを導入してLINEの予約システムを作る
3つ目は、LINEと連携可能な拡張ツールを導入する方法です。LINE公式アカウントでも「LINEで予約」という機能はありますが、飲食店限定になります。
例えば、LINE公式アカウント専用のMAツール「Lステップ」のカレンダー予約機能を使えば、希望日時やメニューの選択、予約確定までを自動化できます。

営業日やシフト、担当者ごとのコース設定にも対応しており、スタッフの勤務状況や施術内容に合わせた予約枠の調整も可能です。
予約受付のほかにも、リマインダ配信※①やタグ付け※②などのアクション設定もできるため、業務効率化にも役立ちます。
※①予約日を設定し、友だちにリマインドを行う機能
※②友だちを分類する機能

ネイルサロンのLINE公式アカウント集客|予約の獲得方法
LINE公式アカウントは、友だち追加後の案内や再来店施策にも活用できます。ここでは、ネイルサロンの予約獲得につながる集客方法を解説します。
- QRコードとクーポンで初回予約を促進
- 自動応答で予約を案内
- ショップカードでリピート予約を後押し
- 配信で新メニューや予約の空き枠を告知
新規来店からリピート予約まで、LINE上で接点を増やす方法を確認していきましょう。
QRコードとクーポンで初回予約を促進
ネイルサロンの初回予約を増やすには、LINE公式アカウントへの友だち追加から予約までの導線設計が重要です。
店頭POPやInstagram・ホームページにQRコードを掲載し、「友だち追加で初回限定20%OFF」などの特典を用意すると、来店前の接点を作れます。

さらに、友だち追加後は、あいさつメッセージ※でクーポンを配布して来店を後押しできます。※友だち追加後に自動で送信されるメッセージ

予約ページやリッチメニューへの案内もあわせて送ると、クーポン取得後の流れが明確になり、初回予約へスムーズに進めるでしょう。
自動応答で予約を案内
予約への迷いを減らすには、自動応答メッセージで予約フォームへ案内する流れを整えておくと効果的です。
例えば、お客様が「予約方法」「予約」といったキーワードを送信した際に、予約フォームのURLを即時に自動返信できます。

ネイルサロンの営業時間外や施術中でも予約導線の案内が可能なため、「どこから予約すればいいの?」という離脱を防ぎやすいでしょう。
スタッフが個別に返信する前に必要な情報を届けられ、予約対応の効率化にもつながります。
ショップカードでリピート予約を後押し
ネイルサロンのリピート予約を増やすには、来店後も「また行きたい」と思ってもらえる仕組みづくりが欠かせません。
LINE公式アカウントのショップカードを活用すると、来店回数に応じて次のような特典を設定できます。
- 5回目来店 :「500円OFF」
- 10回目来店:「ワンポイントアート1本プレゼント」

紙のポイントカードと違い、紛失の心配が少なく、LINE上で管理できる点もメリットといえます。
配信で新メニューや予約の空き枠を告知
ネイルサロンで予約を獲得するには、お客様が「行きたい」と思うタイミングで情報を届ける工夫が必要です。
LINE公式アカウントの配信機能を使えば、新メニューや季節限定デザイン・予約の空き枠などをまとめて案内できます。
例えば、週に1回「今週の空き枠」や「月替わりデザイン」を一斉配信すれば、無理なく来店のきっかけを作れるでしょう。

キャンペーンやクーポンも組み合わせると、休眠顧客への再来店促進にも活用できます。
ネイルサロンのLINEの例文|予約で使える文章
LINEで予約を受け付ける際は、文面のテンプレートを作っておくと、やり取りがスムーズに進みやすいです。ここでは、ネイルサロンの予約時に使える例文を3パターンにわけて紹介します。
- 初めて予約するお客様向けの例文
- 2回目以降の予約で使える例文
- サロン側から予約確定を返信するときの例文
必要な情報を過不足なく伝えられるよう、状況に合わせて文面を調整しましょう。
初めて予約するお客様向けの例文
初めてネイルサロンを予約するお客様には、安心して問い合わせてもらえるように、最初の案内文で必要な情報をわかりやすく伝えるのがポイントです。
文章には適度に改行を入れて、スマホでの読みやすさを意識しましょう。
【例文】
はじめまして。〇〇です💅🏻
当サロンでは、肌なじみのよい上品なデザインから、季節感のあるネイルまで幅広くご提案しています。
予約をご希望の方は、以下の内容をお送りください。
- お名前
- ご希望日時
- ご希望メニュー
- オフの有無
- 希望デザイン画像
- 長さ出しの有無
内容と空き状況を確認後、ご案内いたします。
初めての方もお気軽にご相談ください✨
予約の際には、希望日時やメニュー、オフの有無などをまとめて送ってもらうと、確認のやり取りを減らせます。
2回目以降の予約で使える例文
2回目以降のお客様には、前回の施術内容や来店履歴を踏まえた案内にすると、スムーズに予約を受け付けられます。
【例文】
いつも〇〇をご利用いただき、ありがとうございます💅🏻
きれいな状態を保つため、当サロンでは3〜4週間ごとのメンテナンスをおすすめしています。
次回の予約をご希望の方は、以下の内容をお送りください。
- お名前
- ご希望日時
- ご希望メニュー
- オフの有無
- 希望デザイン画像
- 長さ出しの有無
変更がない場合は「前回と同じ」とお送りいただいても大丈夫です✨
内容と空き状況を確認後、ご案内いたします。
来店周期の目安もあわせて伝えると、次回予約を検討してもらいやすいでしょう。
サロン側から予約確定を返信するときの例文
予約内容が決まったら、日時・メニュー・オフの有無などを明記して返信すると、認識違いのリスクを抑えられます。
【例文】
ありがとうございます。
以下の内容でご予約を承りました💅🏻
- 日時 :6月20日(木)15:30
- メニュー :ワンカラー
- オフの有無:あり
- 長さ出し :なし
- 担当 :〇〇
当日は、ご予約時間の5分前を目安にお越しください。
変更やキャンセルをご希望の場合は、前日までにLINEにてご連絡をお願いいたします。
ご来店を心よりお待ちしております✨
変更・キャンセルのルールも一緒に伝えておくと、当日のトラブル防止にもつながります。
ネイルサロンでLINEを導入する際の注意点
LINE公式アカウントは予約受付や集客に活用しやすい一方で、標準機能だけでは対応が難しい場面も少なくありません。
とくに注意したい点は、以下のとおりです。
- 予約変更やキャンセル情報の反映に手間がかかる
予約変更やキャンセルの連絡をチャットで受け付ける場合、予約台帳や外部予約サイトへの反映が必要です。対応を手作業で行うと、確認漏れやダブルブッキングにつながる可能性があります。
- 顧客情報の取得が難しい
LINE公式アカウントでは、希望メニューやオフの有無・デザイン画像といった顧客情報の自動取得が難しい仕様です。来店履歴や好みを整理しにくいため、顧客に合わせたメッセージ配信に活かしにくい場合もあります。
- リッチメニューのカスタマイズ性が低い
LINE公式アカウントのリッチメニューは、友だち全員に同じ内容が表示されます。タブの追加やメニューの切り替えといったデザインの自由度には限界があり、柔軟な設計は難しいのが実情です。
これらの課題は、LINE公式アカウントの機能を拡張できるツール「Lステップ」を活用すると解決します。
Lステップで作るネイルサロンの予約システムと集客導線
Lステップとは、LINE公式アカウント専用のMA(マーケティングオートメーション)ツールです。

LINE公式アカウントだけでは難しい顧客情報の取得や予約管理の仕組みづくり・リッチメニューの切り替えも、Lステップなら実現できます。
フリープランから始められるため、まずは試してみたいサロンオーナーも導入を検討しやすい点が魅力です。
ネイルサロンで活用しやすい予約システムと、おすすめの集客導線は以下のとおりです。
- カレンダーで日時を選べる予約システム
- 予約前のヒアリングで顧客情報を取得
- リッチメニューで切り替わる会員ランクシステム
詳しい内容を解説します。
カレンダーで日時を選べる予約システム
カレンダー予約機能は、ホットペッパーなどの外部サイトに依存しすぎず、自店舗のLINE公式アカウントから導線を作りたい場合に役立ちます。
Lステップのカレンダー予約機能の特徴は以下のとおりです。
- 担当者ごとのコースや予約枠を設定
- 予約時間を5分単位で調整
- 営業日やシフトの設定
- 予約・変更・キャンセルの承認設定
- 来店日時に合わせたリマインドの配信
- 予約後のタグ付けなどのアクション設定
- Googleカレンダーとの連携


予約の承認設定は、「全承認」と「リクエスト制」が選べます。外部予約サイトと併用する場合は、リクエスト制にしておくのがおすすめです。管理者の承認後に予約が成立するため、ダブルブッキングの防止につながります。

Lステップの予約管理システムは、予約受付だけでなく、変更やキャンセル・リマインド・再来店フォローまで仕組み化できます。施術前後の対応を効率化しやすくなるのが強みです。
予約システムの作り方はこちら→Lステップのカレンダー予約機能の特長と使い方を解説
予約前のヒアリングで顧客情報を取得
予約前に顧客情報を整理しておくと、施術内容の確認や当日のカウンセリングがスムーズに進みます。
Lステップの回答フォーム※を活用すれば、希望デザイン画像や爪のお悩みといったデータの自動取得が可能です。※申込フォームやアンケート・診断コンテンツなどが作成できる機能
例えば、カウンセリングフォームの回答から、希望デザインの画像や爪の悩みといった情報も、顧客カルテとして管理できます。

予約希望を受けた際にフォームへ誘導すると、必要な情報が事前にそろい、一人ひとりに合った提案や配信にもつなげやすいでしょう。
リッチメニューで切り替わる会員ランクシステム
リピーターを増やすには、来店回数や施術状況に応じて会員ランクが上がる仕組みづくりが効果的です。
Lステップなら、来店回数をスコアリング※し、会員ランクに合わせてリッチメニューを切り替えられます。
※友だちの行動データを点数化し、アプローチの重要度を可視化するための取り組み
アイラッシュサロン「FAST LASH」様の事例では、3つのランクを設けた会員ランクシステムを構築されました。
来店時にQRコードを読み込んでもらうだけで、来店回数や施術日からの経過日数などが自動で反映される設計です。
【シルバー会員:来店回数0〜9回 】

【ゴールド会員:来店回数10〜19回 】

【プラチナ会員:来店回数20回以上 】

会員ランクに応じた特典の案内や、経過日数をもとにしたメンテナンス時期のリマインドなどにも活かしています。
さらに同事例では、リッチメニューに1日1回引けてポイントが貯まる「毎日ガチャ」を設置。お得感のある仕掛けにより、顧客との接点を継続的に作りやすい点が魅力で、高いタップ率が出ています。
会員ランクに応じた特典案内やガチャによるポイント施策を用意すれば、売り込み感を抑えながら自然にリピートを促せるでしょう。
まとめ
ネイルサロンがLINE公式アカウントを活用すると、予約受付や問い合わせ対応・クーポン配信などの導線をまとめられ、顧客とのやり取りを効率化できます。
さらに「Lステップ」を組み合わせれば、予約管理やリマインドに加え、リピート施策の仕組み化や配信の最適化も可能です。
自店舗の集客導線を育てるためにも、サロンの運用に合わせてLINEをうまく活用していきましょう。








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