
- SNSでレッスン案内をしているけれど、やり取りに時間がかかる
- 一度利用してもらっても、次回の申し込みにつながらない
料理教室を運営するうえで、そのように悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
現代は、インターネット上に調理手順を解説した動画やレシピがあふれ、教室に通わなくても料理を学べる時代です。数ある選択肢のなかから自分の料理教室を選び、通ってもらうには、レッスンを案内するだけでなくさまざまな工夫が必要となります。
そこで役立つツールが、LINE公式アカウントです。レッスン情報を一斉に届けられるほか、予約の受け付けや参加後のフォローなどにも活用できます。
本記事では、料理教室がLINE公式アカウントを、生徒への連絡やリピーター獲得に活用する方法を紹介します。
ご自身の料理教室にLINEを取り入れたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
目次
料理教室にはLINE公式アカウントが使える!
LINE公式アカウントとは、企業や店舗が情報発信や顧客対応にLINEを活用できる、ビジネス向けのツールです。誰でも無料でアカウントを開設できるので、個人や少人数で運営する料理教室にも取り入れやすいでしょう。
LINEには、次のような特長があります。
LINE公式アカウントを使うことで、生活インフラとして定着したLINEの利便性を、自身の料理教室に取り入れられます。
料理教室でLINE公式アカウントを活用するメリット
料理教室でLINE公式アカウントを導入するメリットは、以下のとおりです。
「何度も同じやり取りをするのが大変」「一度レッスンに来た生徒に、リピーターになってもらいたい」という方は、悩みを解決できる可能性があります。
個別に連絡する負担を減らせる
料理教室の生徒と個別にやり取りする負担を減らせることは、LINE公式アカウントを導入するメリットの一つです。LINE公式アカウントでは、友だち※にLINEでメッセージを一斉配信できます。 ※LINE公式アカウントを友だち追加しているLINEユーザー
個人LINEやSNSのダイレクトメッセージで、レッスンの持ち物や連絡事項などを個別に送るのに比べ、対応の負担を減らせます。
LINEは、多くの方がプッシュ通知※をオンにしており、メッセージに気づいてもらいやすいことが特長です。 ※スマートフォンのロック画面にメッセージの受信を自動で通知する機能
急な日程変更や休講といった連絡も、一斉配信ですばやくお知らせでき、すぐに目を通してもらえるでしょう。
自分の教室に興味がある人に情報を配信できる
LINE公式アカウントの友だちの多くは、何らかのきっかけで料理教室を知り、興味を持って自ら友だち追加してくれた人です。友だち追加してくれた時点で、以下のような方にターゲットを絞り込めているといえます。
- 料理教室の雰囲気を気に入っている
- 料理教室を利用したことがある
- 料理に興味がある
- 料理を習いたいと思っている
SNSやフリーペーパーなどで不特定多数に向けて発信するのに比べ、自分の料理教室に関心が高い人に効率よく情報を届けられます。
生徒と継続的な接点を作れる
料理教室に参加していない期間にLINEを通して生徒とつながれることも、公式LINEアカウントのメリットです。
1回完結型の料理教室では、レッスン後、時間の経過とともに教室の存在を忘れられてしまうかもしれません。季節のレシピや料理のコツ、次回の開催情報などを定期的に配信し、教室を思い出してもらいましょう。
一度参加した生徒と関係を深めることで、「料理教室といえば、〇〇(自分の教室名)」と思ってもらえれば、リピート利用が期待できます。
料理教室でのLINE公式アカウント活用例6選
料理教室にLINE公式アカウントを使うメリットがわかったら、次は「実際に活用する方法が知りたい」と思う方も多いのではないでしょうか。
ここからは、料理教室で取り入れやすいLINE公式アカウントの活用例を6つ紹介します。
どれも無料で使える機能でできるので、ぜひ参考にしてみてください。
1. レッスンスケジュールを案内する
LINE公式アカウントを使えば、レッスンスケジュールや予約受付開始を、友だちに一斉配信できます。
レッスンで作る料理の完成写真とともに、以下のような情報をわかりやすく伝えましょう。
- 開催日時
- レッスン料
- 予約方法
メッセージを見て「予約したい」と思った友だちが、迷わずすぐに行動できるよう導線を整えることがポイントです。
一斉配信のメッセージは、急にキャンセルが出たときの追加募集にも活用できます。
直前のお知らせでもLINEなら速やかに案内できるため、空席を埋めやすいでしょう。
2. 予約を受け付ける
LINE公式アカウントでは、以下の方法で料理教室のレッスンの予約を受け付けられます。
- チャット機能で個別に受け付ける
- 外部の予約システムを活用する
チャットで予約を受け付ける場合は、以下のようなメッセージを送って返信してもらうと、顧客情報を取得可能です。
外部予約システムのURLを友だちに伝えたいときは、メッセージで配信するほか、リッチメニュー※から誘導する方法があります。 ※トーク画面下のパネル式メニュー
【あいさつメッセージで案内】
【リッチメニューから案内】
予約時は日程変更やキャンセルについてもあわせて案内して、友だちが安心して申し込める環境を整えてください。
3. よくある質問は友だちが自分で解決できる導線を作る
問い合わせの多い内容は、リッチメニューや自動応答メッセージで友だちが自分で確認できるようにし、対応の負担を減らしましょう。
リッチメニューを活用する場合は以下のような項目を設定し、各エリアを友だちがタップすると、情報が確認できるようにします。
- レッスンスケジュール
- 予約
- アクセス
- キャンセル方法
自動応答メッセージは、あらかじめ設定しておいたキーワードを友だちが入力すると、対応するメッセージを自動で返信する機能です。よくある質問は回答を設定しておき、返信を自動化させましょう。
【キーワード応答の例】
チャットに応じられない時間帯は一律応答※を活用すれば、「返事がない」と友だちを不安にさせない工夫もできます。 ※内容にかかわらず、一律で同じメッセージを返信する機能
【一律応答の例】
4. レッスン後にレシピや動画をプレゼントする
LINE公式アカウントを使うと、料理教室に参加した生徒だけに、特別なレシピや動画をLINEのメッセージでプレゼントできます。
参加者限定の特典を用意することで教室に通う意欲を高められるほか、まだ友だちではない生徒にも、「プレゼントがあるから」と、レッスン時に友だち追加を促しやすくなります。
LINEでプレゼントを送る手順は、以下のとおりです。
- キーワード応答で動画やレシピ画像が配信される設定にしておく
- レッスン中に、プレゼントを受け取るためのキーワードを生徒に伝える
友だちがキーワードをLINEで送信すると、プレゼント用のメッセージが送信されます。
【キーワード「ハンバーグ」でキーワード応答を設定した例】
プレゼントでは、レッスンした料理を使った献立の案や、自宅で再現するためのコツを添えるのがおすすめです。
レッスンの満足度を高め、「通ってよかった」「次も通いたい」と思ってもらいましょう。
5. ショップカードでリピート利用を促す
リピート利用を促したいなら、LINE公式アカウントのショップカード機能が活用できます。
ショップカードとは、LINE上で発行・管理できるポイントカードです。レッスンの参加や商品購入時にポイントを付与し、たまったら「レッスン料500円引き」「おすすめ調理器具プレゼント」などの特典を用意できます。

ポイントをためているから、次もこの料理教室にしよう

あと少しでプレゼントがもらえる
など、ショップカードを、自分の教室を選んでもらうきっかけにできます。魅力的な特典を用意して、通う楽しみをプラスしてください。
6. 定期的なメッセージ配信で生徒との関係を深める
季節のレシピや食材の選び方・料理のコツなどを定期的にLINEで配信すると、レッスンに参加している時間以外での、生徒との関係づくりに役立ちます。
すぐにレッスンへ参加する予定がない人とも接点を保つことで、料理を習いたいと思ったときに教室を思い出してもらいやすくなります。
ただし、配信頻度が高すぎたり、宣伝ばかりになったりすると、ブロックされるかもしれません。友だちにとって役立つメッセージになるよう意識して、週1回程度を目安に配信すると良いでしょう。
料理教室におけるLINE公式アカウント活用時の注意点
LINE公式アカウントは、料理教室の連絡や集客に役立つ一方、単独で使う場合は以下の点に注意が必要です。
「便利に使えると思っていたら、意外と手間がかかる」という事態にならないよう、ぜひ注意点までチェックしておいてください。
予約は別ツールや手動での管理が必要
LINE公式アカウントの予約機能が使えるのは飲食店や美容室に限られており※、料理教室の場合は別ツールや手動での管理が必要です。 ※オプション機能を含む
チャットで予約を受け付けている教室は、届いた内容をカレンダーやスプレッドシートなどに手動で転記しなければなりません。
場合によっては、残り予約枠の把握・キャンセル待ちなど、管理が煩雑になることもあるでしょう。
手作業ではミスが生じる可能性があることを念頭に入れ、ダブルチェックのような対策を検討してください。
生徒が増えると管理の負担が大きくなる
LINE公式アカウントでは、友だちになってもらわないとメッセージを届けられません。その一方、友だちが増えるほど、個別チャットや問い合わせ対応・顧客管理の負担が大きくなるのが実情です。
LINEのやり取りに時間をとられて疲弊してしまわないよう、効率化できる部分はないか見直すことも大切です。必要に応じて、メッセージ配信や顧客管理を効率化・自動化できる拡張ツールの活用も検討しましょう。

無理なくアカウント運用を続けられる仕組み作りが大切です。
興味のないメッセージが続くとブロックされやすい
友だち全員へ同じメッセージを配信すると、受け取る人によっては興味のない案内が続いてしまいます。
たとえば、初心者向けの料理教室を探している人に、上級者向けレッスンの案内ばかり送っても申し込みにはつながりにくいでしょう。不要なメッセージが多いと感じられれば、通知をオフにされたり、アカウントをブロックされたりする可能性があります。
弊社の調査でも、LINE公式アカウントをブロックした理由として、「不要な情報が多かった」と答えた方が最多になっています。
配信頻度を増やしすぎず、レッスンの希望や参加経験などに合わせて情報を届けることが大切です。
料理教室のLINE公式アカウント+Lステップでできること
LINE公式アカウントには料理教室の連絡や集客に使える機能がそろっていますが、さらに便利に使いたい場合におすすめなのが、Lステップです。
LステップはLINE公式アカウント専用の拡張ツールで、料理教室の場合は以下のようなことができるようになります。
料理教室のLINE公式アカウントにLステップを連携するメリットを、詳しく見ていきましょう。
LINE上で予約が受け付けられる
Lステップには、LINE上で予約してもらえる予約管理機能として、以下の2つがあります。
- イベント予約
- カレンダー予約
日時やテーマの異なる単発レッスンを多く開催し、プログラムごとに参加募集を行っている料理教室には、イベント予約が便利です。
レッスン(イベント)ごとに、定員やキャンセル期限などを細かく設定できます。
【イベント予約画面(友だち側)】
毎週決まった曜日や時間にレッスンを開催している教室なら、カレンダー予約が使えます。営業日やシフト設定が可能なうえ、Googleカレンダーとも連携できるので管理しやすいところもメリットです。
【カレンダー予約画面(友だち側)】
イベント予約・カレンダー予約ともに、友だちが予約時に入力した名前や連絡先は、顧客情報としてLステップ上に自動で保存されます。
リマインドメッセージ※の自動配信も活用し、予約忘れや無断キャンセルの予防に役立ててください。 ※予約内容や日時を事前に知らせるメッセージ
アンケートで生徒の声を聞きやすい
Lステップの回答フォームを使えば、LINE上で回答できるアンケートを簡単に作成できます。生徒の声を聞き、サービスの質を向上させましょう。
【回答フォームの例】
集まった声を次回のメニューやレッスン内容に反映することで、生徒のニーズに合った教室づくりに役立てられます。
回答内容はタグや友だち情報欄として、友だちにひも付けて保存・管理が可能です。誰がどのような回答をしたのかがわかるので、レッスンでも友だち一人ひとりに合った対応をとりやすくなります。
こちらの記事では、友だちに合ったレッスンの案内につながるアンケートの作り方を紹介しています。
レベルや興味別にレッスンの案内を出し分けしやすい
生徒のレベルや興味に合わせたメッセージの出し分けも、Lステップを使えば簡単に可能です。
料理初心者の方に難易度の高いレッスンを案内したり、お菓子作りに興味がある方に和食の教室の情報を配信したりしていると、申し込みが増えないどころか「自分には合わない」とブロックされる可能性があります。
Lステップでは、アンケートの回答や過去の予約、URL・リッチメニューのタップなどに応じて、友だちを分類・管理するラベルのようなタグを自動で付与する設定ができます。
たとえば、アンケートで「初心者」と答えた方に「初心者」のタグを自動で付ける設定にするとします。「初心者」のタグがある方にはビギナークラスの案内を送り、上級者向けのメッセージは配信しません。
ターゲットを明確にしたメッセージやレッスン案内を配信することで、申し込みにつながりやすくなります。
レッスンチケットの管理がLINEで行える
チケット制でレッスンを行っている料理教室は、Lステップの友だち情報欄を使えばLINE上でチケットが管理できます。
友だち情報欄は、テキストや数字、画像など、個別の情報を保存できる機能です。
「保存してある数字から、1ずつ引いていく」という設定が可能なので、チケットを購入したときに枚数分の数字を保存し、予約やレッスンへの参加時に1枚ずつ減らす仕組みを作れます。
さらに「チケットは残り3枚です。予約はお早めに!」などと残数を自動で配信し、予約を促すのも一つの方法です。
チケットを持っている生徒だけが予約できるように設定すれば、残数をその都度確認する負担も減らせます。
LINE上でオンラインレッスンを開催できる
近年は、オンライン料理教室という選択肢も広まっています。LステップのオプションであるLキャストなら、事前に収録した動画を配信するオートウェビナーの開催が可能です。
【オートウェビナーでオンライン講座を行っている様子】
出典: 整体師のLキャスト導入事例
Lキャストの動画を見るときはLINEのログイン認証を使用するので、不正視聴を防ぎやすく、申し込んだ人だけに見てもらえます。
一度動画を作れば繰り返し配信でき、毎回リアルタイムでレッスンをする必要がありません。対面レッスン以外にも、継続的に提供できるストック型のコンテンツを作れます。
LINEで料理教室の情報発信と集客をもっと手軽に
料理教室でLINE公式アカウントを活用すれば、レッスンスケジュールや予約に関する案内などをLINEで一斉配信できます。さらに、個別に返信していた質問への回答を自動化することで、顧客対応の負担軽減も可能です。
Lステップを導入すると、LINE上で予約を受け付けられるようになるうえ、友だちの興味やレベルに合わせた配信の出し分けが簡単にできます。
LINEをうまく活用して効果的な料理教室の情報発信やレッスン案内を行い、申し込み・リピーター獲得につなげてください。
Lステップを詳しく理解したい方
無料 オンライン説明会に参加するLステップを使ってみたい方
無料 トライアルに申し込む監修者
高橋 直也
ソーシャルデータバンク株式会社
執行役員 顧客統括
元システムエンジニアであり、技術者とマーケッターの間の調整役として重要な役割を果たす。2018年に株式会社Maneqlに入社し、創業メンバーとしてLステップのマーケティングとカスタマーサクセスを支え、年商30億円の達成に貢献。常務取締役員として経営全般を担い、400を超える代理店の運営や新システムの開発を主導。現在、LINE公式アカウントを用いたマーケティングとコンサルティングに注力。豊富な経験と専門知識を活かし、Lステップ事業の新たなマーケティング戦略を強化中。
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