化粧品・コスメ業界のLINE公式アカウント活用法!店舗・ECで成果を出す仕組み

化粧品・コスメ業界のLINE公式アカウント活用法!店舗・ECで成果を出す仕組み
考えている様子
  • 思うように売上につながらない
  • リピーターが定着しない
  • 業務を効率化できていない

 

このような悩みを感じている、化粧品・コスメ業界の事業者の方も多いのではないでしょうか。

 

実際、多くの店舗やECでは、購入前の不安を解消しきれなかったり、継続的な関係づくりができていなかったりするケースが少なくありません。

 

そこで今回は、化粧品・コスメ業界に注目されている「LINE公式アカウント」の活用方法について解説します。

化粧品・コスメ業界が抱える課題とは?

株式会社 矢野経済研究所の調査によると、日本の化粧品市場の規模は2兆円を超えており、多くの企業やブランドが参入しています。競争が激しくなり、売上や集客に悩む事業者も増えているのが現状です。

 

特に、化粧品・コスメ業界では、次のような課題を抱えているケースが多く見られます。

 

  • ECだと化粧品・コスメを実際に試せない
    ECの場合、化粧品・コスメは実際に試せないため、使用感が伝わりにくくなります。その結果、購入前の不安を拭えず離脱されてしまうケースも少なくありません。
  • リピーターが増えにくい
    化粧品・コスメは、継続して使用することで効果を実感しやすく、再購入につながりやすい商品です。しかし、適切なフォローができていないと、再購入の機会を逃してしまいます。
  • 競合が多く、差別化が難しい
    価格や機能だけで差別化するのは難しいのが現状です。ブランドの想いや世界観、顧客との関係づくりまでを意識しないと、選ばれにくい状況といえます。

 

こうした課題に対応できないと、売上やリピート率の伸び悩みにつながるケースもあるでしょう。

化粧品・コスメ業界にLINE公式アカウントがおすすめの理由

LINE公式アカウントは、店舗や企業が顧客に向けて情報を発信できる、ビジネス向けのツールです。

 

メッセージ配信やチャット対応に加え、クーポンやショップカードの配信など、集客や販促に役立つ機能が備わっています。

 

化粧品・コスメ業界でLINE公式アカウントがおすすめの理由は、以下のとおりです。

 

それぞれのポイントについて解説します。

開封率が高く、情報を届けやすい

LINE公式アカウントの大きな強みは、配信した情報を届けやすい点です。

 

実際に、弊社の調査では「LINEをほぼすべて確認する」ユーザーが59.6% と、他のSNSを大きく上回っています。

 

LINEをほぼすべて確認する

 

そのため、LINE公式アカウントを活用すると、

  • 新商品の案内
  • キャンペーン情報
  • クーポン配信

 
など、重要なお知らせが、より届きやすくなります。

 

さらに、購入前の不安を解消する情報や、再購入を後押しする案内も配信すれば、機会損失の防止につながるでしょう。

画像・動画で商品の魅力を視覚的に伝えられる

化粧品・コスメは、商品の魅力や使用感が購入判断に大きく影響します。しかし、文章だけでは魅力を十分に伝えきれないケースも多く見られます。

 

LINE公式アカウントでは、画像や動画を使った配信を手軽に行えるのが特長です。

 

たとえば、新商品のキャンペーン情報、スキンケアの手順紹介などを配信すれば、商品の特長を分かりやすく伝えられます。

 

スキンケアの手順紹介などを配信

引用:DECORTÉ(コスメデコルテ)

 

視覚的に商品のイメージが伝わると、購入前の不安や疑問を解消しやすくなるでしょう。

継続的な接点づくりで関係性を深められる

化粧品・コスメの売上を安定させるためには、購入後も継続的に接点を持つことが重要です。接点が途切れると、ブランドの存在が薄れ、再購入につながりにくくなります。

 

たとえば、

  • 正しい商品の使い方の案内
  • 悩みや季節に合わせた提案
  • 新商品の先行案内

 
などを定期的に配信すれば、再購入やファン化につなげやすくなります。

化粧品・コスメ業界のLINE公式アカウント活用方法

LINE公式アカウントを導入していても、「何を配信すればいいのか分からない」「思うように反応が出ない」と感じている事業者も少なくありません。

 

化粧品・コスメ業界では、配信内容や導線の設計次第で、売上やリピート率に大きな差が生まれます。

 

ここからは、LINE公式アカウントの効果的な活用方法をご紹介します。

 

それぞれの活用ポイントを見ていきましょう。

新商品・購入導線をわかりやすくまとめる

LINE公式アカウントで新商品などの配信を行っても、購入ページまでの導線が分かりにくいと、途中で離脱されやすくなるでしょう。

 

そこで活用したいのが、トーク画面下部に常時表示できるリッチメニューです。

 

リッチメニューは、各ボタンに対して、テキストの自動送信や購入ページへの遷移など、さまざまなアクションを設定できるのが特長です。

 

【リッチメニューの例】

リッチメニューの例

 

項目の例としては、このほかに、

  • 予約
  • 商品レビュー
  • SNS

 
などもおすすめです。

 

このように、リッチメニューで分かりやすい導線を設計できれば、購入までの流れもよりスムーズになるでしょう。

アンケートでニーズを把握する

LINE公式アカウントでは、リサーチ機能を活用して、顧客のニーズや悩みを把握できます。

 

リサーチ機能は、質問を配信して回答を集められる仕組みです。※回答と友だちの紐づけはできません。

 

たとえば、次のような質問を配信すると、顧客の傾向を把握しやすくなります。

  • 肌の悩みで気になるのは?
  • 商品選びで重視しているのは?
  • 月のスキンケア予算は?

 

LINE上で簡単に回答してもらうことができ、お礼にクーポンを付与できるため、多くの声を集めやすくなります。

 

集めた情報を参考に運用すれば、配信内容の精度が高まるでしょう。

クーポン配布で購入のきっかけを作る

店頭やサイト上で商品を見て、「気になるけれど、まだ決めきれない」と感じたまま、購入を見送られるケースも少なくありません。

 

LINE公式アカウントでは、店舗で使えるクーポンを発行でき、ECサイトで利用できるクーポンコードも設置できます。

 

クーポン機能では、

  • 友だち追加特典
  • 期間限定クーポン
  • 再購入者向けクーポン

 
などの特典を活用できます。

【クーポンの例】

クーポンの例

 

購入のハードルを下げたり、再購入のきっかけになったりする可能性もあるため、ぜひ取り入れてみてください。

役立つ情報配信で信頼関係を築く

配信頻度や配信時間を考えずに商品案内ばかりを送ってしまうと、読み手に負担を与えてしまうケースもあります。

 

LINE公式アカウントを運用する際は、友だちの目線に立ち、役立つ情報も意識的に届けるのが大切です。

 

たとえば、季節に沿った商品や人気商品のランキングを配信すると、自然な流れで接点を持つことが可能です。

 

人気商品のランキングを配信

引用:Cosme Kitchen

 

このほかに、

  • 流行メイクのポイント
  • 商品レビューまとめ
  • 商品の正しい使い方
  • 年代別ケアの考え方
  • スキンケアの基本知識

などの情報を継続的に発信し、信頼関係ができてから商品案内をするのがおすすめです。

リッチビデオメッセージで購入導線を強化する

化粧品・コスメは、ECでは使用感を十分に伝えにくいのが課題のひとつです。

 

LINE公式アカウントのリッチビデオメッセージを活用すれば、トーク画面上でコスメの動画を目立たせて表示できます。

 

使い方や質感、使用後のイメージなどを分かりやすく紹介できます。

 

【リッチビデオメッセージの例】

リッチビデオメッセージの例

 

さらに、動画の最後に購入ページなどのボタンを設置できるため、動画を見て関心が高まったタイミングでスムーズに行動してもらいやすくなるでしょう。

化粧品・コスメ業界のLINE活用・運用の注意点

LINE公式アカウントは便利なツールですが、使い方によっては成果につながりにくくなる場合もあります。

 

安定した運用を行うためには、次のポイントを意識しておきましょう。

 

  • 販促やフォローの自動化における限界
    購入後のフォローや再案内などを自動で継続して行う仕組みが少なく、配信や対応が人手に頼りやすい傾向があります。
  • 顧客データ管理・情報の出し分けが難しい
    友だちの興味や悩み、購入状況などを細かく把握する仕組みは限られています。そのため、データをもとに「誰に・何を・いつ送るか」を分けて配信する運用は行いにくくなります。
  • 配信表現・法令対応への配慮不足リスク
    化粧品の情報発信では、一般的な広告ルールに加えて、薬機法(効能や効果を過度に表現しないための法律)を踏まえた表現への配慮も求められます。

 

次の章では、運用をより安定させるための仕組み化についてご紹介します。

化粧品・コスメ業界×Lステップ|販促を自動化する仕組みとは?

ここまでにご紹介したように、LINE公式アカウントには便利な機能がある一方で、自動化やデータ活用には限界があります。

 

こうした課題を補い、成果を出しやすい運用を実現する手段として注目されているのがLステップです。

 

Lステップは、LINE公式アカウント専用のマーケティングオートメーション(MA)ツールです。配信やフォローを自動化でき、無料プランも用意されています。

 

LINE公式アカウントの機能を拡張するLステップ

 

ここでは、Lステップを活用した代表的な販促の仕組みを紹介します。

 

順番に見ていきましょう。

① アンケートで悩みや関心を自動で整理

化粧品・コスメ業界では、顧客の悩みや好みを把握し、それに基づいた提案を行うのが理想です。

 

Lステップでは、友だち追加時などにアンケートを自動送信し、簡単なカウンセリングを実施できます。回答内容は自動で保存され、個々の顧客情報として管理・活用できるのが特長です。

 

たとえば、肌タイプや使用中の商品などを質問しておくと、一人ひとりの状況を把握しやすくなります。

 

【イメージ画像:東京美容医療クリニック様】

化粧品の悩みや関心を把握するLINEアンケート

 

【イメージ画像】

イメージ画像

 

LINE上で細やかな質問ができるため、信頼関係の構築やリピート促進にもつながるでしょう。

② 悩みに合わせた商品提案

化粧品・コスメ業界では、肌悩みや年代、使用目的に合わせた提案が信頼や売上につながります。興味のない商品の提案が続くと、離脱につながるケースもあります。

 

とはいえ、すべての友だちに個別対応するのは現実的ではありません。

 

Lステップでは、アンケートで取得した悩みや関心、行動履歴などをもとに、条件に応じた商品提案を自動で行えます。

 

たとえば、乾燥が気になる方には保湿ケアを、毛穴の悩みがある方には角質ケアを紹介するといった設計ができます。

 

毛穴の悩みがある方には角質ケアを紹介

 

一人ひとりに寄り添う提案を仕組みとして再現できる点は、強みといえるでしょう。

③ 購入・再購入を後押しするリマインダ配信

化粧品は、使い切りや買い替えのタイミングを逃すと、他社の商品に切り替えられてしまうリスクが高まります。

 

Lステップでは、あらかじめ設定したタイミングや条件に合わせてリマインダ配信を行えるため、適切な時期にフォローを自動化できる点が強みです。

 

店舗販売の場合は、購入時に簡単な登録や連携を行えば、一定期間後の配信が可能です。

 

たとえば、新商品案内後のフォローや、使い切り時期の案内、定期購入の提案などを自動で配信できます。一度設定しておけば、忘れずに継続できる点も大きなメリットです。

まとめ|化粧品・コスメ業界のLINE公式アカウント活用で成果を出そう

本記事では、化粧品・コスメ業界におけるLINE公式アカウントの活用メリットや運用方法、注意点、Lステップを活用した仕組み化についてご紹介しました。

 

LINE公式アカウントは、化粧品・コスメの情報発信を効率的に行える便利なツールです。

 

さらにLステップを組み合わせると、顧客情報の管理や配信の自動化、リピートの促進までを仕組みとして運用できます。

 

LINEをうまく活用し、顧客との関係を深めながら、業務の効率化と成果向上につなげましょう。

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監修者

高橋 直也

高橋 直也

ソーシャルデータバンク株式会社
執行役員 顧客統括

元システムエンジニアであり、技術者とマーケッターの間の調整役として重要な役割を果たす。2018年に株式会社Maneqlに入社し、創業メンバーとしてLステップのマーケティングとカスタマーサクセスを支え、年商30億円の達成に貢献。常務取締役員として経営全般を担い、400を超える代理店の運営や新システムの開発を主導。現在、LINE公式アカウントを用いたマーケティングとコンサルティングに注力。豊富な経験と専門知識を活かし、Lステップ事業の新たなマーケティング戦略を強化中。