LINE公式アカウントでポイントプレゼントキャンペーンを実施する方法は?

LINE公式アカウントでポイントプレゼントキャンペーンを実施する方法は?
高橋さん
  • LINE公式アカウントの友だちを増やしたい
  • もっと商品・サービスを広めたい

そのようなお悩みの解決には、ポイントプレゼントキャンペーンが効果的です。

 

LINE公式アカウントとは、企業や店舗が友だち※に向けて情報を発信できるツールです。※LINE公式アカウントを友だち追加しているユーザー

 

ポイントプレゼントキャンペーンにより、友だち追加を促せたり、商品やブランドを知ってもらうきっかけを作ったりできます。

 

本記事では、LINE公式アカウントでポイントプレゼントキャンペーンを行う方法や、企業の実施事例を紹介します。キャンペーン後のLINE運用のヒントもお伝えするので、ぜひ参考にしてください。

ポイントプレゼントキャンペーンとは?

ポイントプレゼントキャンペーンの仕組みとLINEポイントの使い道

 

LINE公式アカウントのポイントプレゼントキャンペーンとは、友だち追加や商品購入など、決められた条件を達成したユーザーにLINEポイントを付与する施策です。

 

ユーザーはLINEアプリ内の「LINEポイントクラブ」でLINEポイントを貯め、1ポイント=1円相当で、以下のサービス利用時に使えます。

 

  • LINEスタンプ
  • LINE着せかえ
  • LINEギフト
  • LINE STORE

 

また、PayPayポイントへの交換も可能です。

キャンペーンを開催するメリット

ポイントプレゼントキャンペーンの実施は、LINE公式アカウントを運用する企業にとって以下のようなメリットがあります。

 

  • LINE公式アカウントの友だちが増やせる
  • 商品・ブランドを知ってもらうきっかけにできる
  • 商品の購入を促せる

 

LINE公式アカウントを友だち追加してもらうと、友だちになったユーザーに情報を届けられるようになります。自社の商品やサービスに関心のある方が集まっており、友だち=見込み客といってもいいでしょう。

 

ポイントを付与する条件によっては、商品の購入を直接的に促せます。

LINE公式アカウントのポイントプレゼントキャンペーン実施方法

2026年10月現在、LINE公式アカウントでLINEポイントをプレゼントするキャンペーンを実施する方法は、以下の2つです。

 

 

2つの方法について、詳しく解説します。実施には、LINEヤフー株式会社に申し込み、審査を受ける必要があります。

1. LINEで応募

LINE公式アカウントでポイントプレゼントキャンペーンを行う方法の一つが、「LINEで応募」です。

 

「LINEで応募」は、LINE上でキャンペーンへの応募を受け付けるサービスで、景品としてLINEポイントが設定できます。

 

高橋さん
「LINEで応募」には3つのプランがあります。それぞれ見ていきましょう。

LINEオープンキャンペーン(アンケート型)

LINEオープンキャンペーン(アンケート型)は、LINE上でアンケートを実施し、参加者全員にLINEポイントをプレゼントするプランです。

 

LINEオープンキャンペーン(アンケート型)の仕組み

 

アンケートに答えたユーザーは自動的に友だち追加・ブロック解除されるので、顧客の情報を集めながら友だちが獲得できます。既存の友だちにもアンケートを通じてあたらめて商品・ブランドに触れてもらえるでしょう。

 

アンケートの回答結果はLINE公式アカウントの配信に活用できます。※別途料金が必要

 

友だちの回答に応じたメッセージを送れば、その人に合った情報が届けられます。

LINEオープンキャンペーン(抽選型)

LINE上でのアンケート回答または動画視聴後、抽選でプレゼントが当たるキャンペーンを開催できるプランが、LINEオープンキャンペーン(抽選型)です。プレゼントには、LINEポイントも設定できます。

 

LINEオープンキャンペーン(抽選型)の仕組み

 

抽選に参加すると、自動で友だち追加・ブロック解除される仕組みになっています。一度ブロックされた友だちにも、再び商品・ブランドに関するメッセージを届ける機会を得られるでしょう。

 

友だちは当選するまで1日1回抽選に参加できるので、キャンペーン期間中は何度も顧客に自社商品・ブランド情報に触れてもらえる点もメリットです。

LINEパートナーパッケージ

LINEパートナーパッケージは、LINEのデジタル販促に特化したTechnology Partner※が提供するプランです。※LINEヤフー株式会社が認定した技術支援会社

 

顧客に促したい行動を応募条件に設定し、以下のような自由度の高いキャンペーンを展開できます。

  • 対象商品を購入した際のレシートを撮影して応募
  • 商品ラベルのQRコードを読み込んで応募

 

応募条件を工夫すれば、商品購入や来店のきっかけが作れるでしょう。

2. LINEポイントAD

LINE公式アカウントでポイントプレゼントキャンペーンを開催する方法として、LINEポイントADもあります。広告を見て、LINE公式アカウントの友だち追加や動画視聴など、設定された条件を達成したユーザーにLINEポイントをプレゼントします。

 

キャンペーンの広告は、LINEアプリ内「LINEポイントクラブ」の「貯める」タブ上に表示されます。LINEポイントADでは、ターゲットを絞って広告を配信できることが大きな特徴です。※配信先によって費用が異なります

LINE公式アカウントのポイントプレゼントキャンペーン活用事例

LINE公式アカウントでポイントプレゼントキャンペーンを行う方法やメリットについて知ったものの、「本当に効果があるのか」と疑問を抱いた方も多いのではないでしょうか。

 

ここからは、ポイントプレゼントキャンペーンを開催し、認知度アップや売上向上につなげた事例を2つ紹介します。

1. エーザイ株式会社|認知度が大幅アップ

エーザイ株式会社は2023年、LINEオープンキャンペーン(アンケート型)を実施しました。これは、チョコラBB®と同社が3月8日の国際女性デーに毎年行っている「SDGsキャンペーン」の認知拡大を目的とした施策の一環です。

 

アンケート回答でLINEポイントを2ポイントプレゼントするという企画には、新たに友だち追加した約9万6,000人を含む約20万人が参加しています。

 

チョコラBBのちょっといい未来キャンペーン

出典:LINEヤフー for Business

 

キャンペーン終了後は、LINEリサーチ※を活用した調査を通じて、施策の効果を確認。※LINEヤフー株式会社が提供する市場調査サービス

 

ポイントプレゼントキャンペーンのみ参加した友だちでも、チョコラBB®や同社の国際女性デーへの取り組みについての認知率が向上しました。

 

エーザイ株式会社の取り組みでは、「LINEで応募」のあと、クイズやアンケート回答に応じたメッセージを配信し、顧客との質の高いコミュニケーションにつなげています。

2. サンスター株式会社|キャンペーン中の売上増

サンスター株式会社は、対象商品を購入したレシートを撮影して応募すると、LINEポイントをプレゼントするキャンペーンを2022年に実施しました。

 

サンスターのLINEポイントキャンペーン

出典:LINEヤフー for Business

 

キャンペーンでは、購入金額に応じて、プレゼントするLINEポイントを以下の3段階に設定。

 

購入金額 プレゼントするLINEポイント
1 500円~800円未満 200ポイント
2 800円~1,000円未満 350ポイント
3 1,000円以上 500ポイント

 

複数商品の購入を促したところ、応募者の約7割が、購入金額が最も高い1,000円以上のコースを選択しました。キャンペーン期間中は、一度に2つ以上の商品が購入される確率(併売率)が、通常時に比べて23%上昇したといいます。

 

また、キャンペーンへの参加有無を問わず、期間中の売上に対するROAS※は平常時の133%を記録しています。※かけた広告費に対して売上が回収できた割合

 

キャンペーン期間の2か月で新たに友だち追加した人の数は、約2万8,000人に及びました。

 

購入金額に応じて付与するポイント数を変える方法は、複数商品の購入を促したい場合に有効であることがわかります。

【手軽に】自社でポイントプレゼントキャンペーンを行う方法

LINEで応募やLINEポイントADを使ったポイントプレゼントキャンペーンは、認知拡大や友だち獲得に役立つ一方、費用や審査が必要です。

 

たとえば、LINEヤフー株式会社の公式媒体資料※で公開されている「LINEで応募」のLINEオープンキャンペーン(抽選型)を実施する際の基本費用は、900万円(景品を除く)です。※2026年10月~2027年3月期版

 

小規模な企業や、発表したばかりのサービスでは、コストをかけられない場合もあるでしょう。

 

LINEを使ったキャンペーンを手軽に行いたい方に向けて、自社で独自のポイントをプレゼントする方法を解説していきます。

 

ただし、自社で開催する場合にプレゼントするのは、LINEポイントではなく、独自のポイントやクーポンなどです。

ショップカードを活用する

LINE公式アカウントのショップカード機能を使えば、来店や商品購入などの特典として、LINE上で独自のポイントを発行・管理できます。

 

LINE公式アカウントのショップカード

 

ショップカード機能とは、LINE公式アカウント内で作るポイントカードです。ポイント付与の条件や特典を独自に設定でき、「10ポイント貯まったら商品購入代金から500円引き」といったキャンペーンが手軽に行えます。

 

ショップカードは友だち追加後に利用してもらう機能です。店頭でポイントを貯めるとプレゼントがあることを伝えれば、友だち追加のきっかけにもなります。

独自のポイントプレゼントキャンペーンを構築する

LステップのようなLINE公式アカウントの機能拡張ツールを活用して、独自のポイントプレゼントキャンペーンを構築する方法もあります。

 

整体院 楓月様では、Lステップを活用し、リッチメニュー※の「ガチャ」ボタンがタップされると、1日1回ポイントを付与する仕組みを作りました。※トーク画面下のパネル式メニュー

 

ポイントを貯めると、次回来店時に景品と交換できる仕組みです。

 

整体院 楓月のガチャとポイント確認・景品交換の画面

 

整体院 楓月様では、友だちの約30%が日常的にガチャのボタンをタップしており、毎日自社のアカウントに訪れてもらうきっかけになっています。さらに、「ポイントが貯まったから来院した」というお客様もおり、サービス利用にもつながっていることがわかります。

 

自社での構築は、友だちに促したい行動に合わせたキャンペーンを開催できる点がメリットです。

 

Lステップの運用方法で悩んだときは、ZoomでLステップ認定サポーターに1対1で相談できる「スポットコンサル」をご利用いただけます。

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ポイントプレゼントキャンペーン実施時の注意点

ポイントプレゼントキャンペーンの実施方法や効果について理解が深まったところで、「自社でも開催してみたい」と興味を持った方もいるのではないでしょうか。

 

ただし、ポイントプレゼントキャンペーンを実施するときは、以下のような点に注意が必要です。

 

 

LINEユーザーの興味を引く施策は大事ですが、景品の条件やその後のアカウント運用につながるかまでしっかりと考えてキャンペーンを実施しましょう。

応募条件は目的に合わせて設定する

ポイントを付与する条件は、キャンペーン開催の目的に合わせて設定してください。

 

サービス・アカウントにおける目的に応じた応募条件の例は、以下のとおりです。

 

目的 キャンペーンの応募条件
友だち数を増やす 友だち追加
サービスの
認知度を上げる
広告動画の視聴
商品購入を促す 商品購入
来店
ユーザー情報を
取得する
アンケート回答
サービスを
思い出してもらう
1日1回タップ

 

条件が多かったり達成が難しかったりすると、参加してもらえないかもしれません。目的達成に必要な条件を絞り、LINEユーザーが参加しやすいキャンペーンにすることが大切です。

景品表示法に基づく景品の上限を確認する

キャンペーンを通じて友だちにポイントや景品をプレゼントする際は、景品表示法の対象となる可能性があります。

 

商品やサービスの購入者・利用者、来店者に景品を提供する場合、取引の額に応じて景品の最高額が法律で定められています。多くの方にキャンペーンに興味を持ってもらいたいからといって、高額すぎる景品やLINEポイントはプレゼントできません。

 

ただし、規制の対象となるかどうかは、応募条件や告知方法によって異なるので、実施前に自社で企画内容を確認してください。

キャンペーン後の施策を考えておく

ポイントプレゼントキャンペーンは、実施をゴールにせず、その後の施策も考えておきましょう。友だち獲得・サービスの認知拡大が達成されたら、その後にLINE公式アカウントをどのように運用するのかが大切です。

 

たとえば、友だち追加後のあいさつメッセージでクーポンを配信すると、サービスの予約や商品購入を促せます。アンケートの回答に合わせてメッセージを出し分け、友だちに役立つ情報を配信すれば、アカウントへの信頼性が高まるでしょう。

 

キャンペーンの参加者数だけでなく、その後の配信への反応や購入・来店状況も確認して、次回のポイントプレゼントキャンペーンに活かしてください。

ポイントプレゼントキャンペーンで友だちが増えたらLステップ

ポイントプレゼントキャンペーンをきっかけにLINE公式アカウントの友だちが増えたものの、以下のような悩みが生じる場合も少なくありません。

 

  • 友だちが急に増えて管理が大変になった
  • キャンペーン後にブロックされてしまった
  • 次も同じキャンペーン内容でよいかわからない

 

キャンペーン後に友だちと継続的な関係を作り、商品購入につなげたいなら、Lステップを導入するという選択肢があります。Lステップは、LINE公式アカウントの機能を拡張し、単独では難しいことを可能にするツールです。

 

LINE公式アカウントとLステップの関係

 

Lステップの活用によって、キャンペーンで友だちになったユーザーを属性や行動に応じて管理し、一人ひとりに合ったメッセージを配信しやすくなります。

 

ここからは、ポイントプレゼントキャンペーン後にLステップを使ってできることをチェックしていきましょう。

友だちを管理しやすい機能がある

Lステップには、タグや友だち情報欄といった、友だちを管理しやすくする機能があります。

 

タグと友だち情報欄の違い

 

タグとは、友だちに付けるラベルのような機能です。友だちの行動に応じて「キャンペーン参加」「商品購入済み」などのタグを付けて顧客を分類し、管理できます。

 

アンケートの回答内容や商品購入時に取得した情報は、友だち情報欄に自動で保存する設定ができ、Lステップの管理画面上で確認可能です。友だち情報欄は、テキストや画像などで一人ひとり異なる顧客情報を保存する場所です。

 

タグや友だち情報欄を使えば、「キャンペーンに参加した人」「住所の登録がある人」といった絞り込みが簡単に行えます。メッセージを出し分ける際や、友だちの状況を把握したいときに活用できるでしょう。

フォローメッセージが送りやすい

ポイントプレゼントキャンペーン参加後の友だちにフォローメッセージを送りやすいことも、Lステップを使うメリットです。

 

Lステップのシナリオ配信では、あらかじめ準備しておいたメッセージをスケジュール通りに自動で配信できるだけでなく、以下のように自由度の高い設定が可能です。

 

  • 配信時刻を1分単位で設定できる
  • 配信開始のタイミングを自由に設定できる
  • 友だちに合わせてシナリオが変えられる

 

友だち追加後に商品やサービスの紹介、キャンペーンのお知らせなどを段階的に届け、徐々に関係性を深められます。

 

友だちごとの登録日に合わせたシナリオ配信

 

さらに、シナリオ途中で商品購入などの行動があった場合は、その友だちだけシナリオを自動で変更・停止できます。自動配信でありながら、友だちの行動に合わせた自然なメッセージが配信できるでしょう。

キャンペーンの効果を分析しやすい

Lステップには、ポイントプレゼントキャンペーンの効果を分析しやすい機能も備わっています。

 

クロス分析機能※を使えば、以下のような複数の項目を組み合わせて分析が可能です。※プロプラン以上

 

  • キャンペーン参加者×商品購入
  • キャンペーン非参加者×商品購入
  • キャンペーン参加者×商品購入×年代

 

キャンペーンが、商品購入につながったか・どのようなユーザー層に効果があったかなどが確認できます。

 

キャンペーンは、参加状況だけでなくその後の友だちの行動まで分析して、成果が判断できるといえるでしょう。友だち追加されたものの、購入につながっていなかったり、ブロックされたりした場合は、キャンペーンやその後の施策を見直すことも必要です。

 

分析結果をLINE公式アカウントの運用方針を決める際や、次回のキャンペーンの企画を立案するときに活用してください。

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目的と予算に合った方法でポイントプレゼントキャンペーンを実施しよう

LINE公式アカウントでポイントプレゼントキャンペーンを実施するには、LINEヤフー株式会社のサービスを利用する方法があります。

 

審査の時間や費用をかけずに、自社でキャンペーンを開催したい場合は、ショップカード機能や機能拡張ツール「Lステップ」が活用できます。

 

幅広いユーザーに対し認知拡大や友だち獲得を促したいのか、すでに顧客である人の購入や再来店を促したいのかを整理し、目的と予算に合った方法を選びましょう。

 

キャンペーン後もメッセージ配信などを通して友だちとの関係を築き、自社ビジネスの目的達成のためにLINE公式アカウントを効果的に活用してください。

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監修者

高橋 直也

高橋 直也

ソーシャルデータバンク株式会社
執行役員 顧客統括

元システムエンジニアであり、技術者とマーケッターの間の調整役として重要な役割を果たす。2018年に株式会社Maneqlに入社し、創業メンバーとしてLステップのマーケティングとカスタマーサクセスを支え、年商30億円の達成に貢献。常務取締役員として経営全般を担い、400を超える代理店の運営や新システムの開発を主導。現在、LINE公式アカウントを用いたマーケティングとコンサルティングに注力。豊富な経験と専門知識を活かし、Lステップ事業の新たなマーケティング戦略を強化中。